こんばんは。
昨日のニュースで,福岡県警において,手榴弾報奨制度を発足したという記事を見ました。
これは,情報提供により福岡県内で手榴弾が押収され,かつ被疑者が検挙された場合,状況に応じて報奨金が支払われるという制度です。
福岡県警のホームページを見る限りでは,報奨金額の目安は,実名による通報の場合,通報で手榴弾1個が押収されたときは10万円程度ということです。
また,匿名通報でも可能ということですが,その場合は報奨金は10万円以下になるようです。
この記事を見たとき,まず思ったのは福岡にはそんなに手榴弾があるのかという単純な驚きです。手榴弾に関する記事を見たことは今まで記憶にないのですが,もしかしたら私が知らないだけでそんな事件が多く発生しているのかもしれません。
以前福岡県警のホームページでは,手榴弾に注意を促す記事を掲載していたのを見たことがありましたが,その際には手榴弾に近づかないようにという趣旨のことを書いていたと思います。私も,素人が手榴弾に近づくのは危険きわまりないと思うので,その記事には大いに賛同いたします。
ところが,今回この報奨制度を設けたということになると,もし一攫千金を企図する市民が手榴弾を発見した後,安易に手榴弾に近づいたらどうなるのだろうと不安に思いました。
また,上記の通り通報による報奨金は決して安い金額ではありませんから,もしかしたら手榴弾を探そうと積極的に動かれる方も出てくるかもしれません。そして,その探索活動の結果最悪の事態が起こってしまったとき,県が責任を負う可能性はないといいきれません。
そういった意味では,私はこの制度にはあまり賛同しかねます。確かに,報奨金を付した方が発見が容易になり,安全が守られるということになると思いますが,できればもう少しその方法をご検討いただきたかったかなと思いました。
今日は阪神が今年初勝利を飾ることができました。
横浜さんに先制点を取られたときには少々心配をしましたが,新井さんが決めてくれました。さすが頼れる4番,今まで色々といいましたが,ここで謝らせてください。そして,今年はもっともっと謝らせてもらえると本当に嬉しいです。
また,大和さんも非常にいい仕事をしました。彼は次世代の選手として大変期待しておりますので,次もつかんだチャンスをものにしてほしいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今年から中学で武道が必修化されますが,それに伴い愛知県では柔道学習での事故に備えて大外刈りを禁止し,投げ技を使った試合は行わないこととしたそうです。
そして,投げ技を使わないため,試合は座った状態で行うのみとなってしまうようです。
確かに,近年柔道での事故事例を色々と聞き及ぶこととなり,その中では裁判所において責任ありとされたものもありますから,その点について神経質になることは理解できます。
しかし,上記のような座った状態のみという制約された状況下で柔道を行うことにどれだけの意味があるのだろうかと率直に疑問に思いました。
日本の伝統武道であるとか,色々と理由はあるのでしょう。しかし,このために道着を買わせたりされてもとも思いますし,また教師の側も特別の対応をするためにコストがかかるのでしょうから,このような状態で柔道を行うことで誰かが得をする構造になっているのだろうかと思わず勘ぐってしまいます。
私が個人的に思う柔道教育の意義とは,受け身の取り方の学習だと思います。受け身の取り方は,柔道以外にも自分の身の安全を守るために有用でしょうから,これを学ばせたいというのは分からなくもないです。しかし,投げ技禁止の下でどのようにして受け身を学ばせるのでしょうか。
もし受け身の取り方を考えずに座ったまま寝技だけの稽古をしようというのであれば,その意義が失われる気がしますし,柔道ではない別のスポーツに見えてしまいます。
安全性をないがしろにしてよいとは決して思いませんが,柔道教育の意義を失わしめる様な教育方法をとることには賛同しかねる気がしました。
阪神は,初戦を勝利で飾ることができず,辛くも平野さんのおかげで同点で免れるという事態となりました。
今日の試合は,私は負け試合に等しいと思っております。その理由としては,全般的な外野の守備,藤川投手の抑え失敗があげられると思います。
先日,マリナーズ戦において,いくつか苦言を呈しましたが,実は個人的に一番気になっていたのは藤川投手が明らかに調子がよくないように見えたことでした。最初の打者にホームランを打たれ,その後は変化球を多用して押さえ込んだように見えましたが,あれでは藤川投手の魔球ストレートをうまく使えていないのではないかと心配に思っていました。そして,今日の試合では,その危惧が現実化してしまったのではないかと思います。
今日は切り替えて,明日以降に仕切り直してもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日は,法務大臣が死刑を執行したことが話題に挙がっております。
死刑制度の是非については,私はここで論じるつもりはありませんが,思ったことを幾つか書きたいと思います。
まず,政治的な意味合いのことからですが,今回の死刑執行は死刑賛成派に対しては支持率上昇の効果があり得ると思います。
また,現在消費税増税問題が大きく問題になっておりますが,死刑執行に国民の目が向いている間にこっそり成立方向に動くことも考えられるかもしれません。
その他,重要法案を通すに当たっても,死刑執行に目が向いていることを利用してこっそりその方向に動くことが考えられます。
そういった政治的な問題に利用することがあるのかどうかを今後見ていきたいと考えております。
ただ,死刑執行が政治的に利用できる方向にだけ行くのだろうかということですが,民主党と連立を組んでいる国民新党の亀井代表は死刑反対の立場であったと思いますので,今回の消費増税の件とあわせて連立の維持は継続できるのかという問題はあります。
むしろ,消費増税に乗り出して国民新党との連立維持が困難であると見た上で,もはや死刑を執行してもよいと考えたのかもしれませんが,その点はよく分かりません。
次に,死刑執行された方々について,なぜこの3名が選ばれたのかという話です。
死刑囚は執行前で135名おり,その中には昭和の時代から執行されないままの方々も相当数含まれております。
今回執行された方々の年齢はいずれも30〜40代で,事件はいずれも平成のものですから,どのような基準で選ばれたのだろうかと思いました。
もしかしたら,年齢の高い方はあまり死刑を執行しない方向性なのだろうかなどと思いましたが,こればかりは推測の域を出ません。
今後は死刑についてどうするのかよく分かりませんが,特に政治的な方面において見ていきたいと思います。
開幕を直前に控えておりますが,そんな中藤井さんと捕手の座を争っていた小宮山さんが体調不良になったという記事を見ました。
思わず「なにやってんだ」と言ってしまいました。
今年は城島さんや藤井さんの怪我の問題もあり,オープン戦でもそれなりに使ってもらえた小宮山さんが遂に正捕手になれるチャンスを掴めるというそういう矢先にこれでは,自分で活躍の芽を摘んでしまおうとしているというものです。
これだけのチャンスを手にできる機会は滅多にないので,是非ともしっかり治してもらって早々にチャンスを勝ち取れる位置に来てもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
またまた書き込みます。
ニュースを見ていたら,東電の企業向け電気料金値上げの話をしていたので,ここで私の個人的な考えを整理してみようと思いました。
まず,私の考えとしては,最終的に電気料金値上げには賛同せざるを得ないと思っています。
というのは,東電が原発を使えなくなったこと,賠償金を支払わねばならないことなどから,東電の大幅な資金不足が見込まれることは明らかだからです。
そして,電気料金値上げの段階として,まず大口利用者に値上げをお願いするのは,値上げの範囲を下手に広げるよりも,料金の回収や影響の大きさを考えれば合理的な発想だと思います。すなわち,値上げしようとする数を広げれば,その分問題も拡大するので,多く使用している数少ない人からターゲットにしていくのは順番としては順当でしょう。
しかし,それでも不足が見込まれる場合は,次の段階で全体にまで値上げの範囲を広げるというのはやむを得ないのではないかと思います。
よって,東電が値上げをしようとしていることやその順位として大口使用者,その次にその他の契約者としていることまでは合理的だと思います。
次に,その大口契約者としては,東電の言っている平均約17%の上昇率はともあれ,値上げに応じるという方向性自体も最終的には仕方ないのだと思います。
なぜならば,上記の順位からすれば,大口契約者が値上げに応じなければ,次にしわ寄せが来るのはその他の契約者だからです。ここでいう「その他の契約者」とは,すなわち職場から帰宅した自分の生活そのものであり,結局職場の値上げが回避された結果として個々の生活が大変になるのですから,やはりある程度の値上げはやむを得ないのでしょう。
今の値上げを反対している問題のうち,今後一切の値上げを受け付けないと考えるというのは残念ながら現実的ではないと思います。
よって,納得できた上での値上げということであれば,妥当な範囲においてはやむを得ないというのが私の考えです。
では,現状はどうでしょうか。
まず,値上げの納得は到底できません。なぜならば,値上げの納得を得るにはいくつかの過程を経なければならないと思いますが,これを経ていないからです。
そもそも,我々は,現在東電ないし国のずさんな事故に対する事前策の態勢や監理によって,常時低線量の被曝という非常に不快な中での生活を強いられています。また,我々なんかよりも大変な,そもそも原発の影響のために家や仕事を奪われた人たちがたくさんいます。そういった人たちは,東電に対して敵対感に近い考えをもたれていると思います。
もちろん,東電が今まで安定供給を続けてきたことや,我々が原発の恩恵にあずかってきたことを無視してはいけないでしょう。また,地域によっては,東電によって仕事をもらったり,原発の補助金によって潤ったり地方もあるでしょうから,一方的に敵対心ばかり持つのはフェアではないと思います。しかし,それらを踏まえても,あまりよい感情を持てないというのが事実だと思います。
このようなことは,当然東電側も理解しているでしょう。一方,値上げも必要なことは分かっていますから,値上げに向けた努力をしなければならないことになります。
そうすると,敵対心を持っている相手方と交渉するのであれば,一般的には,値上げを依頼するに当たって平身低頭の姿勢を見せつつ理解を求めるということが大事になってくると思います。そのような姿勢を見せれば,一気呵成に責めてくる方もいるでしょうが,それでも大部分の方にどうしようもない現実を納得してもらうという姿勢が大事になってくると思います。
また,値上げという痛みを求める以上は,みんなで痛みを被っているのであるからやむを得ないという雰囲気を作る必要があると思います。そうすると,社員や企業体制の大規模なリストラが必要になってきます。
しかし,実際の東電の姿勢は,上記の値上げの必要性について十分浸透しないうちに,一方的に値上げの話を始めてきました。それは,値上げの話をするに当たって,十分なリストラがなされたということもなしにです。
しかも,値上げの手法も,独占企業であることをいいことに,拒絶すれば電力供給を停止する,再契約するならばさらに値上げして傷口は深まる一方とするという,人質を取ったとも取り得る事実上強制的なものでした。
次に,値上げの範囲の妥当性ですが,結局のところこれも不明と言わざるを得ません。
値上げを要求するのであれば,現在の財政状況,前年の支出の状況及び各使途,現在の電気料金の根拠及び内訳,これらを総合してどの程度不足するのかなどを踏まえた上で妥当な金額であることが要求されると思います。
しかし,例えば関連企業や人件費,福利厚生施設等にいくら割り当てられているのかなど不透明な要素が多すぎて,その妥当性は到底はかり得ません。
よって,その平均17%がどうして出てきたものなのかも納得できないということになります。
以上の結果,現在のような「東電に問題がある」という世論が形成されてしまったのだと思います。
私の知人には東電社員が何人かおり,一人一人はみな真面目に頑張っております。また,会見に出られていた担当者の方も「値上げに拒否すれば電気を止める」と言った際には,世間の敵になることを覚悟していたでしょうし,こんな風に言えば納得が得づらくなるということも十分理解されていたのではないかと思います。その意味では,私は彼ら個人を責めるのは大変酷なことだと考えています。
しかし,東電の体質として,納得を得るための平身低頭の姿勢が取れなかったり,リストラができなかったり,妥当な金額を説明できるだけの情報を提供できなかったりするのであれば,これがこの会社の限界なのかもしれないと思いました。
値上げ拒否をしている中には自治体が含まれていると聞き及んでおりますが,もし自治体が拒否の結果として電力供給を受けられなければ公共的な機能が停止して国政にも多大な支障を来すこととなるでしょう。また,多くの企業が電力供給を受けられない事態となれば,日本経済の根幹に関わる問題になりかねません。
そうなれば,ここは国が入って処理するしかない状況に来てしまったのではないかと考えております。
私は東電の事情や国の考えに関する情報を十分に持っていないため,多分に的外れな意見があると思いますので,ここで謝っておきます。
ただ,現状を放置すれば,東電はますます国民から嫌われてしまい,もし一本立ちで再生できる能力を得たとしても,誰からも支持されない会社となってしまう気がしてなりません。
そのためにも,ここまで不支持が広がった現時点において何とか収拾を図れるように国において何とか処理をしていただきたいと思います。
こんばんは。
今日京都地裁で下された判決といえば,ドコモの解約の際の違約金のことがありますが,その点については判決確定した際に改めて書こうと思います。
今日は,同じく京都地裁で下された一つの刑事判決について取り上げたいと思います。
それは,覚せい剤を使用した妊婦に対する実刑判決です。
その発覚の経緯は,生まれてきた子供の尿から覚せい剤が検出されたというもので,この女性は「陣痛の痛みを和らげるために覚せい剤を使用した」「胎児に覚せい剤の影響があるとは知らなかった」と述べているそうです。
そして,出産後,一度病院から逃走しましたが,一時危険な状態だった子供が頑張って大きくなっていったので覚悟を決めて病院に戻ったところ逮捕されたというようです。
この女性は,この覚せい剤の使用の他に,他人に売り渡す目的で覚せい剤と大麻を所持していたということでも裁判にかかっておりました。
そして,判決は懲役2年8月,罰金30万円ということになりました。
今回特に注目したいのは,この女性が語る「胎児に覚せい剤がの影響があるとは知らなかった」というお話です。
妊婦の方は,胎児への影響を考えてアルコール摂取すら控えるというのに,本当に覚せい剤が影響がないと考えていたとすれば,本当なのだろうかと思ってしまいます。
ただ,本当に知らなかったと考えた場合,無知識が引き起こす脅威というものを改めて思いました。
私も,無知識ゆえに,知らず知らずのうちに問題を起こしているのではないかと思うと,今回の件を人ごととだけ捉えてしまうのはどうかと思います。やはり,普通に生活するにしても,一般的に常識といわれる程度の知識くらいは身につけておかないととんでもないことになると思いました。
特に,覚せい剤の使用事件では一般的に被害者は使用した自分自身だと思いますが,今回の事件では子供が被害者と言って差し支えないでしょう。子供は体が小さいために覚せい剤の影響が成人よりも大きいですから,今後の成長を考えると心配でなりません。
子供のことを考えると,覚せい剤の営利目的所持という点もあわせて,今回の判決は妥当だったと思います。
井川さんがオリックスに入団するという話を聞き,私も安堵しております。
彼は3Aではそれなりの実績を残しているだけに,実力はお持ちでしょうから,どこにも所属しないのはもったいないので,今回の復帰については賛同したいと思います。
また,阪神は,一応先発の駒は揃っていると思われるので,井川さんがオリックスに行っても別にいいやと思いました。
心配なのは実戦感覚でしょうが,そこはおいおい何とかなるのではないかと思っています。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
先日,アメリカのニューメキシコ大学に通う韓国人留学生2人が,エルモロ国定公園の遺跡に落書きしたとして,罰金約3万ドルが課されました。
これは,「岩に落書き禁止」という警告文があったにもかかわらず,書き込んでしまったというものです。
本件は留学生本人がフェイスブックに落書き写真を掲載したことによって発覚したそうです。
今回の件について,両名は「英語がよく分からず,落書き禁止の警告文を落書きしてよいものと理解してしまった」と弁解しているそうです。
罰金を岩の修復費用に充てるとし,両名が犯行を認めていることから今回は実刑にはならない見込みのようです。
この弁解を見て,率直に違和感を感じました。
まず,英語が理解できなかったという点です。韓国は日本よりも英語がよくできる国であるという認識をしております。まして留学される方ですから英語はそれなりにできたと思われます。また,多分警告文はそんなに困難な英語の文章ではないでしょうし,もしかしたら×印など描き際されていたかもしれません。よって,英語がよく分からなかったという弁解はにわかに信じがたいというほかありません。
次に,仮に本当に英語が理解できなかったとしても,落書きしてよいと理解したということも了解致しかねます。それぞれの国によって価値観は異なりますので,韓国では落書きが一般的に許容されているのかどうかは分かりかねます。しかし,他人の国の施設に対して落書き等を行えば,場合によっては国家間の深刻な対立を引き起こしかねないと思います。
いずれにしても,この弁解については合点がいきませんでしたが,これでアメリカ側の刑事処分が終了したのであれば私がこれ以上何も言うことはありません。
ただ,日本でも落書き問題はしばしば聞く話ですから,あまり他人事と考えてはいけないことだと思いました。
阪神は,一昨日のマリナーズに続いて昨日もアスレチックスを撃破しまして,まさに世界規模の実力を有する球団であることが露見してしまいました。
昨日は,最近不調と思っていた新井さんが大活躍しまして,開幕をあと僅かに控えたこの時期だけに大変嬉しく思います。
一方岩隈さんは大変心配ですが,川崎さんは努力が報われる形になってよかったと思っています。川崎さんは実力だけでなく,ムードメーカーとしても活躍が期待されるだけに,これから徐々に実績を積んで頂いて,スタメンの座を勝ち取ってほしいと思います。
城島さんは開幕スタメン落ちと言われております。
大変残念ではありますが,守備力で言えば一塁ブラゼルさんが望ましいと考えているので,これも一つのやむを得ない結論なのかなと考えております。
城島さんは,できれば本職の捕手で頑張ってほしいところですが,今のところそれは困難な見込みなので,回復と打撃面での支援の両立をまずは頑張って頂きたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日は東京ドームにて阪神対マリナーズのオープン戦が行われましたが,私御自ら観戦に赴きました。
そして,タイトルの通り,阪神は見事メジャー球団に快勝しました。
もちろん,先方は時差の関係もあるかもしれませんし,試合に使用したボールは阪神攻撃の際にはメジャーのもの,マリナーズ攻撃の際には日本の統一球ということだったので,球に慣れなかったということもあるかもしれません。
しかし,それらを考慮しても,4点差を付けて勝てたということは大いに自信を持てることなのではないかと思いました。
特に,最近の阪神は打撃不振と言われていましたが,金本先生のホームランはもちろんのこと,ブラゼルさんが猛打賞,しかもうち2本がフェンスに当てる2塁打ですから,期待が持てるというものです。また,期待のドラ1伊藤さんもきちんとヒットを放てましたし,打つ方についてはよかったのではないかと思います。
以下では,いくつか課題を挙げていきたいと思います。
まず,新井さんの守備はまずかったです。幸いにしてエラー扱いになっているものはありませんでしたが,私の中では少なくとも2つ,多く見積もって3つはエラーに値する守備であったと思います。あれでは投手のモチベーションが下がってしまいます。
次に,福原さんの投球ですが,想像以上に不安定でした。今日の出来だけで他の投手を検討するのは早すぎると思いますが,もう少し抑えられないものだろうかと思ってしまいました。
第3に,小宮山さんの走塁ミスはいただけませんでした。特に,今回のものは2塁から飛び出したところを捕手の送球で刺されたというものだったので,同じ捕手として捕手の考え方には敏感であってほしいと思いました。
第4に,ブラゼルさんの守備です。鳥谷さんの出張はもはやショフトとして前提なので致し方ありませんでしたが,いくら自分が後退守備をしていて落下点から遠いとはいえ,鳥谷さんが向かっているから自分は元の位置に戻ろうという感じで動いていましたし,本職でないとしてもきちんと対応してもらいたかったです。
などなどと色々述べてきましたが,今日のように利害関係のない同士の試合では,純粋にイチローさんや川崎さんのプレーを楽しめましたから,金本先生のホームランも含めれば今日の観戦は値段以上の価値があったと胸を張って言えると思います。
今年そのように思える試合にどれだけ巡り会えるのかと思いますが,ひとまず今年の初観戦がそのように思えたことは幸先のよいことだと思います。
マンガ大賞を受賞した銀の匙を読みました。
作者は,私が高評価する鋼の錬金術師という漫画を描いた人だったので,それなりの質のものを仕上げてくると思いましたが,結果としては期待通りのものだったと思います。
いわゆるハラハラドキドキという展開ではないので,そのようなものを少々期待していた自分としてはやや期待に沿わない部分はありました。しかし,それでもそれなりに楽しませてくれるということで,私の独断と偏見では70点といったところです。70点台を付ける作品は年に10作品程度なので,今回はなかなか高評価をさせていただいたつもりです。
お暇があれば,読んでいただいても無駄ではないと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
昨日,ETCを不正に通行した疑いがあるとして僧侶に対してなされていた刑事裁判において,無罪判決が下されるという件がありました。
これは,僧侶がオートバイにETC機械を取り付けて走行していたものの,ETCカードがきちんと挿入されていなかったため,42回にわたって料金を支払わずに通行していたというものです。
判決内容は,ETCカードの挿入に関しては過失は認められるものの,故意に通行料を免れたとまでは認められない,経済的困窮はなく通行料を免れるメリットはないとして,無罪判決を下したということでした。
あくまで新聞記事を見る限り,この事件においては,法律違反の行為をしたことは認められるとして問題はなく,その法律違反の行為に関する故意があったかどうか争点だったようです。
今回問題となった道路整備特別措置法の該当条文は,犯罪が成立するためには,その条文に規定された行為をするだけではなく,その行為を認識した上で行ったという要素が必要なので,その内心部分が証拠で認定されて初めて有罪となるということになります。
そして,刑事裁判では,有罪の立証は検察側が行わねばならず,被告人側は無罪であることを立証する必要はないので,この事件では検察が証拠をもって僧侶の内心部分を立証できなかったと裁判所に判断されたのでしょう。
今回の事案では,僧侶側は内心部分を争ったわけですが,内心部分は外部から見えるわけではないので,検察側としては犯行状況や犯行回数などの事情から推測させる形で立証するという方法をとったのではないかと思います。
事件記録を見ていないので真の問題点は分かりかねますが,内心部分を推測させるに当たって特に問題となったと想像されるのは
・42回という犯行回数。
・行為の期間が5ヶ月間にもわたって及んだものの,その料金が支払われていないことに違和感を持たなかったのか。
・ETCゲートがきちんと開いていないところを目撃したはずなのに,ETCカードがきちんと挿入されていたと信じていたのか。
・オートバイのETC機械にきちんとカードが挿入されているかを確認していなかったのか。
などといったところなのではないかと思います。
そして,裁判所としては,これらの点などから見ても,内心部分が推測できなかったと判断したのでしょう。
また,僧侶は経済的に困窮していないと判断したようですが,だとすればそこまで高額ではない高速料金をごまかして自身の僧侶としての社会的信用をおとしめることをすることはなかなかあり得ないのではないかということも考慮したのではないかと思います。
私としては,事件記録を見る機会がないため,この判断が妥当か否かは全く分かりませんが,珍しい無罪事例だったので取り上げてみました。
なお,法律論を度外視して一般的な感情からすれば,やったことはやったことなので,内心部分が充たされずとも責任は負うべきという考え方もあると思います。これについて一言だけ付言すると,今回の判断はあくまで刑事上の責任の判断であり,民事上の責任についてはまた別問題です。そして,民事上の責任については,不当利得という理屈で責任を免れられない可能性があるので,その場合は料金を支払う義務を負うことになります。
今日はスタンリッジさんが打たれてしまって,遂に阪神はオープン戦最下位になってしまったようです。
それに比べて,横浜さんは,あわやノーヒッターということで絶好調なようです。
阪神の初戦はその横浜さんなので,調子の面からいえば明らかに相当な不安を感じてしまいます。
明日のマリナーズとのオープン戦,私も喝を入れるために駆けつけることにしましたが,世界に阪神ありというところを存分に見せつけてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
現在マートンさんが不在で阪神の守備体制がどうなるのか問題がありますが,そんな中でブラゼルさんが5番ライトで起用へという記事を見ました。
これが本当であれば,大丈夫なのだろうかと不安になります。
現在,ファーストをブラゼルさんと城島さん,外野を金本先生とブラゼルさん,城島さんが取り合っているという状況ですが,以前ここで述べたとおり守備力でいえばブラゼルさんファーストという体制が最も望ましいと思っています。
城島さんのファースト守備を見たことはありませんが,ブラゼルさんの守備は評価が高いので,専門職に及ぶかといえばそうではないのではないかと思います。
また,外野の守備はエラーすると致命傷に繋がりますから,手慣れた人がやるべきと思います。昨年を見る限りでは,正直言って金本先生の守備には不安を感じていますが,ブラゼルさんはどうでしょうか?
もしこの体制を敷けば,センターの労力が大きくなることは目に見えていますし,また投手も怖くなってしまうのではないでしょうか。
攻撃力でいえば上記3名の同時起用を望むことは理解できますが,和田監督が守りの野球を掲げる以上,もう少しご検討頂けないだろうかと思いました。
ネットを見ていたら,サザエさんに登場するマスオさんの特技として,
ホットケーキを焼いている時にバック転のパフォーマンスをする
というものを見かけました。
これにより「子供達を驚かせることも」などと載っていましたが,子供達どころか我々もただただ驚嘆するしかないと思います。
他には「まんじゅうの中身を当てること」らしいですが,大概あんこと言っておけば正答率は高いと思うので,こちらは上記特技に比べれば地味と言うほかありません。
だからなんだと言われればその通りなのですが,一応取り上げてみました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんにちは。
これから仕事で出るため,今の時間に書いてみました。
ニュースの中で,北朝鮮の公開処刑の方法に関するものがありました。
その方法とは,迫撃砲の着弾点に人を立たせて,これに迫撃砲を撃ち込むというものでした。
金正恩氏が「髪の毛1本残すな」と指示したことによって,この方法をとったとされています。
この公開処刑は年明けになされたそうですが,金正恩氏が最高司令官に就任して以後粛正された幹部の数は2桁に及ぶそうです。
私としては,単純に死刑ということであれば,北朝鮮の経済状況を考えた場合,ここまでお金をかけて執行すべきなのかと単純に思いました。
しかし,それを計算してもなお行ったとすれば,多分お金をかけてでも与えられるであろう精神的打撃や体制の引き締めが優先されるというように考えたのかもしれません。
ただ,そのような計算なしに,感情的になってこのような行為に及んだのであれば,どんどんエスカレートしてくることが懸念されます。
かの国の事情を本当に理解しているわけではないですし,今回のこともニュースに出ていただけなので,自分自身で検証もできていませんから,どこまで信じ,これがどのような位置づけにあるかということは私には理解できておりません。
しかし,エスカレートしていけば歪みが生じることは明らかなので,そのようなことがないよう願うばかりです。
下柳さんが,6回1安打1失点ということで,先発ローテ入り確定のようです。
私は下柳さんが活躍することを願ってやまない一人なので,このまま活躍し続けて,阪神に後悔させてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
大阪の泉佐野市が,財政難への策の一つとして自治体の命名権(ネーミングライツ)を売りに出すことにしたそうです。
以前からネーミングライツについては,施設名や公園名などで見受けられた話ですが,自治体名は前例がないようです。
市の名称変更は,市議会の過半数の賛成により可能なようです。
しかし,施設名等と異なり,市の名前まで売りに出すとなればパッと思いつくだけで幾つかの問題が思い浮かびます。
まず,市の名前がころころ変わるとすれば,住民が困惑するのではないかということです。ネーミングライツの期間は1〜5年ということなので,その期間が終了した後にはまた別の名称になるかもしれないですから,住民にとってはなかなか大変かもしれません。そして,このために住民が流出してしまうことがあったとすれば,失う税収とネーミングライツの報酬とどちらが高いかという問題が生じるやもしれません。
次に,事務手続の問題が考えられます。施設名くらいのレベルであれば多少変更があってもまだ対応できるでしょうが,市の名前ともなると地図やカーナビなどの変更が必要なほか,道路標識なども含めて変更しなければならない量が多い気がして,これらにかける費用を考えた場合に果たしてネーミングライツの報酬とどちらが高いのだろうかと思ってしまいます。
第3に,市が特定の企業や商品の名前を入れることによって,特定のものに肩入れしたような印象を与えてしまうため,行政の公平性に欠ける見た目ができてしまうのではないかという問題もあると思います。
と,思いついたことを色々と挙げてみましたが,財政難を打開しようとしている姿勢は大変評価できると思います。
また,ここまで色々言った私に,財政難を打開する案があるわけではないので,この話を一概に批判ばかりするわけにもいかないというようにも思っています。
正直言ってあまり好ましい方針とは思いませんが,これを一つのたたき台のための提案として,財政再建のための方策が捻出できればいいと願ってやみません。
先日帰阪したマートンさんが開幕絶望というニュースを聞き,私も絶望しました。
しかし,これで阪神の外野はセンターとライトが空席となりました。
これまで阪神はこれと言った外野手が出てきていないという現状がありますが,これをチャンスにマートンさんが復帰してもポジションがないのではと思わせるくらいの活躍をする人が出てきてほしいものです。
特に,ドラ1の伊藤さんには大変期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今年から横浜で活躍することになった,元読売のラミレスさんですが,左太ももの肉離れということで,全治3週間程度という診断を受け,開幕が絶望的となってしまいました。
横浜さんといえば,昨年チームの主砲であった村田さんが読売に行ってしまい,その代わりのようにラミレスさんがやってきて,主砲として活躍することを期待されておりました。にもかかわらず,このような事態に陥り,横浜さんの攻撃力は大変心配です。
特に,去年の横浜さんの中の本塁打ランキングのトップ4が移籍,解雇,怪我で欠けている現状で,さらにラミレスさんがいなくなるとすれば,出場可能選手中での去年の本塁打トップは小池さんの5本になってしまいますから,事実上長距離砲のない状態で挑まざるを得ないということになるのではないかと思います。
また,ラミレスさんは,それまでもパフォーマンスでファンを湧かせてきた存在でしたから,新生横浜においてこの面でも期待されていたと思います。
それだけに,今回怪我で開幕に間に合わないというのは大変残念なことだと思います。
ラミレスさんの長所の一つとして怪我をしにくいところがあったと思いますが,一度怪我をしてしまうとその長所もなくなってしまうのではないかと心配です。
今後復帰が待たれるところでしょうが,今回は足の怪我だけに,その場合にも計画されていた外野としての復帰はあまり考えてはいけないのではないかと思います。
いずれにしても,阪神のよきライバルとして存在してもらうためにも,ラミレスさんには早期に復帰して頂きたいと思います。
私が愛読していたハンターハンターですが,今週の掲載をもって再度の休載に入ってしまいました。
今回掲載分から新展開になっただけに,ここでの休載は大変痛いと思います。
しかし,今まで30週にもわたって連載をし続けてきたわけで,ハンターハンターがジャンプに載るという幸せを当たり前のことのように考えるようになってしまったことが感覚が麻痺していただけなのではないかと思い直しました。
ハンターハンターはコミックスのストックがなくなるのにあわせて連載を再開することが多いのですが,コミックスの次回発売は4月となります。そして,現在のストックはコミックス3巻分ですから,もしかしたら6月に再開するのではないかという夢を抱いております。
夢を抱いた分だけ期待を裏切られたときの絶望は大きいのですが,それでもこの期待を胸に過ごしていきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんにちは。
先日行われた長野県の公立高校入試問題に対して,数学が難問であったとして,長野県教職員組合が県教育委員会に対して抗議声明を送ったというニュースを見ました。
どうやら,学習指導要領を逸脱した問題が出るなど難解だったようで,試験会場や廊下で泣き出す生徒が複数見られたという話でした。
話題になっていたので,問題を全て解いてみたものの,正直中学レベルの数学の難易度がどうだったか忘れてしまったため,高いか低いかはよく分かりませんでした。
ただ,この点に関する問題点について,私が思いついた限りで書いていきたいと思います。
まず,学習指導要領を逸脱する問題が出ていたとすれば大いに問題であると思います。というのは,独自の学習方針をもっている私立学校であればともかく,公立高校はあくまで学習指導要領の到達度を検査することが目的でしょうから,これを逸脱する問題を出題することはその目的からそれていってしまうからです。
次に,長野県の高校入試に関する独自の問題として,私が聞き及んだところでは,私立高校への複数の併願入試がなされる地域と異なり,長野県では公立高校一本勝負の方が多いようです。そうだとすると,保険の利かない勝負で例年通りの準備で対応できないというのは,人生を左右しかねない結果になってしまうということがあげられると思います。
また,長野県のシステムは分かりませんが,合否の判断について合格基準点に基づいてなされる制度であるとすれば,特別難しい問題が出題されたことによって基準点に達せず,定員に達せずとも不合格の判断を下されることがあるとすれば酷な話となるでしょう。ただし,数学の難易度が例年に比べて高いと判断されれば,おそらく合格基準点が操作されるでしょう。
その他,個別の受験生の問題でしょうが,数学が得意科目で,他の教科の失点をこれで補おうと考えていた方においては,その計画がもろくも崩れ去ることになりかねないということもあげられると思います。
一方,難度の高い問題は特定の受験生のみに出題されたのではなく全体になされたわけですから,条件は他の受験生と変わらなかったとも考えられます。
すなわち,私は今まで高校・大学・司法試験など多くの試験なるものを経験してきましたが,その中でも飛び抜けて難度の高い問題を本番で目にしたことは何度もあります。
しかし,あらゆる試験というのは,合格レベルに達する人が正解できるべき問題を間違うと不合格になりますが,逆にそのレベルの人が間違う問題を間違えたところで不合格にはならないものです。つまり,「皆ができる問題を間違わない」ということが合格においてもっとも大事なことであり,皆が間違う問題は間違ってもかまわないという考え方が必要であると思っています。
むしろ,皆が間違う問題をできるように頑張りすぎると,その分皆が間違わない問題を勉強する時間が少なくなってしまうので,合格への効率ということを純粋に考えた際にはそのような問題は切り捨てるという考えはあってよいと思います。
よって,不意打ち的な難度の高い問題が出たとしても,それは全員において言えるわけで,その中でも合格レベルに達する人ができる問題が正解できれば合格はするわけですから,差が付かないのではないかと思います。
どんなに勉強しても不意打ちのような問題は避けがたいわけで,このようなものを目にした場合に動揺せずに対処できるかという面も事前準備の中では必要なことと思いますから,今回動揺してできなかったという話があったとしても残念ながらあまり共感はできないと思います。
ただ,それが学習指導要領をこえていたとすれば,私の言う乗り越えるべき動揺とは少々話が違ってくる気がするので,その点に関して教職員組合が抗議をしたことは正しいと思います。
最近の阪神は,気づいたらオープン戦最下位でした。
その原因は,明らかに打てないことだと思います。
もちろん,オープン戦で打てなくても,本番で打てさえすれば何も問題はないのですが,それでもそろそろ本番が近づいて来ているので不安がないと言えば嘘になります。
ただ,特に新井さんは,現在打率は0.83ですが,去年は0.91でしたし,一応例年通りというように解釈したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんにちは。
今日は,オーストラリアのある無銭飲食をご紹介します。
その店は56階建高層ビルの55階に入っているのですが,カクテルを飲んでいたスーツ姿の客4人がバルコニーへ移動すると,ジャケット内に装備していたパラシュートを準備し始め,高さ2メートルのガラスフェンスを越えて243メートルのところからダイブしたそうです。
4人はバルコニーでほとんど会話を交わさずに黙々と10分ほど準備を進め,バルコニーの両端に2人ずつ分かれてダイビングを決行したんだとか。
そして,地面の到着すると,用意していた車で逃走したそうです。
メルボルン市長は怒っているそうですが,レストラン側は告訴していないそうです。
これを見た際,率直に,パラシュートを買えるお金があるならば飲食代くらい払えばいいのにと思いました。
また,こんな目立つ行為をしていれば,今後高層ビルに構える店は多少警戒するでしょうし,さらに降りるのにも時間をかけて準備をしなければならないようですから,再犯の極めて困難な性質の事件であると思います。
そう思うと,この行為の真の目的が無銭飲食だったのかは疑問だと思います。
しかし,どこまで考えても想像の域を出ないので,ここでこれ以上書くのはやめておこうと思います。
店側は刑事事件化することは希望していないようですが,このような対応はある意味評価できる考え方なのではないかと思いました。
というのは,この事件は海外にいる私も知るくらい耳目を引くものですから,一つの大きな宣伝になるところ,このような事件の犯人に対して目くじらを立てないという余裕を見せることでこの店の高級感というか箔を付けるのに一役買いそうな気がしたからです。
無論,高級店であれば無銭飲食も被害はその分大きいわけで,捨て置くことはできないでしょうし,何らかの対策は講じるのでしょう。また,私自身無銭飲食を許容するという立場ではありません。しかし,その対策をすぐに刑事事件に結びつけようとするのは,あまりにも余裕のない対応に見えてしまうというのも事実なわけで,そういった政策的な観点から「金持ち喧嘩せず」という姿勢のように見えたこの店の対応は私は一定の評価をしています。
先般,読売が,野球の契約金問題に関して,球団資料の流出の可能性を考えて警察に相談しているという話を耳にしました。もちろん,会社の社会的信用のためには徹底した調査をする必要があるでしょうし,その一手段として警察への相談ということも選択肢に挙げられます。しかし,刑事手続関係の方向に飛びつくのが少々早すぎる気がして,何とも余裕のないように見えてしまいました。読売は紳士たれという言葉があるようですし,そこはもう少し余裕を見せつけてほしかったなと個人的には思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんにちは。
今日は日中ながら若干時間が余ったので,今の時間に書いてみたいと思います。
昨日東京地裁で,真上の階の男児が飛び跳ねてうるさいとして,階下の夫婦が騒音の差し止め,慰謝料等を求めて訴訟を提起した案件で,慰謝料等を認めたという判決がありました。
判決理由として,騒音の測定結果に基づいて,騒音を出さないようにするように配慮すべき義務違反があったというものでした。
判決の内容としては,慰謝料として60万円,そのほかに頭痛の治療費と騒音測定の費用が認められました。
この判決を見て,皆様は賃貸物件の高い階に子連れで住むことはできないと思われたりしたでしょうか?
私もこのような相談を受けることがままありますが,裁判所が常に慰謝料を認めてくれるかというと,そういうことではありません。
具体的にいうと,裁判所は騒音問題等について法的責任を認めるか否かを考えるに当たっては「受忍限度」という考え方を持ち出すことが多いと思います。
受忍限度は,法律の条文にはないのですが,いわゆる判例の蓄積によって認められてきた理屈で,日本語の意味合いからすれば
一定レベルの我慢の限界を超えるか超えないか
といった表現が当たらずとも遠からずというものだと思います。
では,受忍限度の線引きはどのようなものなのかということですが,実は具体的に「何デシベル以上がダメ」という基準はなく,ある判例では
その加害行為の性質・程度,被害の内容・程度,地域状況,加害者側の被害回避努力の内容・程度,その他諸般の事情に照らして,被害者において,一般的に社会生活上,受任すべき限度を超えていると評価しうるかどうか
という分かるような分からないような曖昧な表現をしているものがあります。
つまり,個別の状況に応じてケースバイケースということなので,相談を受けた段階で受忍限度を超える,超えないという判断はできないのが実情です。
ただ,本件のような判例がたくさん出てくると,おおよそこのくらいでは受忍限度を超えるのかというようなことが徐々に見えてくるという,そんな状況です。
よって,子連れで賃貸物件に住んだ場合,騒音で賠償金を払わねばならないかといえば必ずしもそうではありませんが,受忍限度を超える場合は払わねばならないということは頭に入れる必要があると思います。
そして,この手の案件で裁判になるときは,お金よりも感情の問題が大きい場合が多いので,やはり入居した際には挨拶に行く,ある程度の騒音を出してしまった際にはきちんと対応するといった,いわゆる一般常識レベルの話が紛争を避ける一番の対策なのではないかと思いました。
阪神の上本さんが,左肘内側側副じん帯損傷ということで,開幕に間に合わない見込みとなりました。
去年の上本さんは,久々に生え抜きで打撃がそれなりにできると期待していたので,スタメンの高齢化が問題となる阪神においてはかなり重要な人材だと考えていただけに,怪我での脱落は失望が大きいです。
ただ,こうなった以上,じっくり治してもらって,去年を上回る活躍をしてもらえるように期待したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースの中に,中国のあるポータルサイトが作成した良心的企業リストに関するものがありました。
これは,3月15日が世界消費者権利デーであることにあわせて,ポータルサイトの網易が実施した企画で,網易が特集ページとして良心的な企業のリストを作成したというものです。
そうしたところ,特集ページにアップされた企業リストには何の記載もなく,真っ白だったというのです。
そして,ページ全体を選択して文字を反転させてみると,「見つからなかった。仕方ないから,このままアップする。」という文字が出てくるのだそうです。
私としては,率直に面白い企画だと思いましたが,それと同時にこれが特定企業を対象としていないから大目に見られるところがあるのかなと思いました。
というのは,この行動は風刺的な要素を含んでいますが,これが不特定多数を相手にしているから全企業が当事者であり,かつその意識も薄いのだと思います。そして,その意識の薄さ故に冗談として解釈されるのでしょう。
しかし,これが「悪徳企業リスト」として作られ,そこに名前が列挙されたとすれば,そこで覚える意識は紛れもなく濃いものでしょうから,冗談では済まされない話になるでしょう。
風刺として成立するのは,あくまでちくりと刺さるくらいの痛みを何となく全員に与えるという要素がいるのだろうなと思いました。
昨晩から突如読売の契約金問題が浮上しましたが,これに対して読売が早速反論をしました。
この法的問題については議論が色々あるでしょうから,私はここで触れるつもりはありません。
しかし,読売の反論について2点気にかかることがあります。
1点目は,実際に合意した契約金を前提に税務申告を適切に行っていると主張している点についてです。しかし,税務申告は当然の話で,これが契約金問題を正当化する理由には見えませんでした。
2点目は,球界を挙げて震災復興を支援しようとしている中で十数年前の問題を蒸し返すのは問題だと主張している点です。しかし,震災復興と契約金問題は別問題なので,争点を攪乱するために持ち出したように見えてしまいました。
この問題については,阪神球団社長が読売を擁護する発言を行っており,もしかしたら阪神もかと疑念を持ってしまいますが,色々判断するには材料が少なすぎるので,もう少し推移を見守りたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
記事を見ていたら,木村拓哉さん(39)がスピード違反で,去年9月と今年1月に検挙されていたというものがありました。
この記事については,書込の中には
・1回やれば2度目は気をつければいいのに。
・隠し通すつもりだったのか。
などがありましたが,私の率直な感想は
よく見つかったな
というものでした。
某週刊誌が掲載したようですが,このくらいのことまで押さえられるとすると,大した労力だなとある意味感心します。
無論スピード違反は大きな事故に繋がるものであるためそれを許容することはできませんが,残念ながらそこら中でなされている違反について,それを二度も押さえているとなると,やはり芸能人というのは一挙手一投足に気を配らねばならない存在なのだと思わされました。
ちなみに,もう一点思ったこととしては,木村拓哉さんが39歳なんだなあということです。もう40歳と思うと,何とも言えない気分になりました。
阪神のオープン戦ですが,やはり藤井さんの怪我の影響が大きいのか,ヤクルトに対して6回以降に4盗塁を許したようです。
もちろん盗塁を捕手だけの問題にしてしまうのは間違いだとは思います。しかし,3盗塁を許した岡崎さんは,3つめの盗塁は牽制のサインを入れていなかったようで,やはり詰めの甘さは否定しきれないのではないかと思います。
藤井さんが復帰すれば,他の捕手の出番が少なくなり,経験をさせられなくなるので,これを切望してばかりなのはよくないことなのかもしれません。ですが,やはり藤井さんという選択肢は安心材料のために必要なのだと思わされました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
台湾の吉野家で牛丼の販売を中止したという記事を見ました。
どうやら,アメリカ産牛肉に含まれる飼料添加物ラクトパミンという物質による不信感が問題のようです。
このラクトパミンは牛肉の赤身を増やすための飼料添加物ということですが,健康被害が問題となり,EU,中国,台湾では使用禁止になっているようです。
確かに,自国が使用禁止にしている飼料添加物を含む牛肉を使用して牛丼を提供するわけにはいかないでしょうから,アメリカ産牛肉の使用を取り止めるという措置はやむを得ないのかもしれません。
こうなると,二つ疑問が出てきます。
まず,日本での規制状況はどうなっているのかという点ですが,現状では残量基準値は設けられているものの,禁止されてはいないようです。
ただ,あまり風評をかき立てることを書きたくないのですが,あの中国が規制しているとなると気にならないといえば嘘になります。
次に,吉野家が牛丼を取り扱わないとすると,何を売っているのかという点です。
今後は豚肉,鶏肉,サラダなどに力を入れるなどと書いてありましたが,最主力商品が抜けるため大きな痛手になるのでしょう。
吉野家は,外食産業の中でもとりわけ薄利多売で頑張っている印象が強いところですから,今回の件は大打撃だと思います。
無論健康被害を許容することなどありませんが,注意を払いつつも頑張ってもらいたいと思います。
横浜さんは,ラミレスさん外野の方針のため,阪神と同じく「ショフト」制度を導入するようです。
横浜さんの現在の「ショート」は渡辺さんで,その守備力は評価されるところでありますが,今後かの名手の負担が増大する見込みがあるということになると,他のチームのことながら暗い気持ちになってしまいます。
ただ,渡辺さんには,ショフトの先輩鳥谷さんがいますので,よく見て頑張ってもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
ニュースを見ていたら,ある男性が不正な電子機器を使ってパチンコ屋にてパチンコ玉約4800個を盗んだとして,窃盗の現行犯で逮捕されるという事件がありました。
逮捕された男性は,電子機器を使ったことを認めましたが,電子機器のお陰で玉が多く出たとは限らないと主張しているようです。
このニュースの注目点は,逮捕の経緯になります。
この男性が不正を働いているのではないかと発覚した原因は,店長が「パチンコ台の様子に不審感を抱いた」ことでした。
ここでいう「不審感」ですが,ネット上では「玉が出にくい設定になっていた台で出たことに対する不審感なのではないか」と物議を醸しております。
私自身,この不審感の原因についてはよく分かりかねるところです。しかし,確かに4800個といえば大当たり数回分ですから,あり得ないことではなく,もしかしたらここで想像されているとおりのことが起こっているのかもしれないとも思いました。
ただし,もし想像されているとおりだとしても,そこは業界の暗黙のルールとして化かし合いのなされているところなのかなと思いますから,目くじらを立てる気になりません。
とりあえず,不審感を抱けるプロの目というものが存在することはどの業界についても覚えておくべきことと思いました。
今年のオープン戦ですが,横浜さんが首位に立ち,監督よろしく絶好調を維持されているようです。
また,海外ではマリナーズが絶好調なようで,しかもとりわけ川崎さんがものすごいことになっております。
開幕してみて初めて真価が問われるところではありますが,今年は何か一波乱ありそうな気がして楽しみです。その波乱の調子で,絶対的強度を誇る読売を阪神が負かしてくれるとさらに楽しいのですが。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
ドイツ帰りの時差ぼけで,今日は1日家から出ること叶わず,久々の日本を堪能する1日となりました。
今日は3.11ということで,あれから1年経過し,私も思うところはあります。
あれだけの大惨事は二度と起こってほしくはありませんが,こればかりは願っても仕方のないこと,せめて備えだけはと思うことにします。
今日のニュースを見ていたら,アメリカはフロリダでのある強盗事件について目に入りました。
17歳の少年が,アダルトショップに拳銃を持ち,「病気の家族のために必要だ」と金銭を要求したそうです。
これに対して,店員は,その少年に対して代わりにその店で働くように説得しました。
少年は,店員の説得に応じてその店で働こうと考え,少年が稼働の申込書を記入し始めました。ところが,その裏で店員は警察に通報しました。
そして,警察は,その申込書に記載された住所に従って少年を捜索し,路上にいたところを見つかって強盗容疑で逮捕されました。
このニュースを見て,どのように思ったでしょうか?
少年としては裏切られたと思うでしょうし,今後の更正に障害となる事実になるのかも知れません。
しかし,私としては,この店員の通報したという判断は正しかったと思います。なぜならば,犯罪は犯罪ですし,それに万一採用された場合,同僚となった元強盗犯人である少年と一緒に気持ちよく仕事ができるかといえばそんなことはないと思われるからです。
また,店員を責められるかと言えば,店員はうまく機転を利かせてよく説得できたものだと賞賛すべきことであると思います。
あとは,この事件をどう本人に納得してもらうかという点が大事になると思います。
その理由は,もちろん少年の更生のためもありますが,納得がないと逆恨みして社会復帰後に新たな犯罪に手を染める懸念があるからです。
ちなみに,今回の件は未成年者の労働契約のお話ですが,日本で未成年者が労働するために法律上親権者の同意が必要とはされていません。
しかし,親権者の同意のない労働契約は,親権者によって取り消す,つまり突然やめさせられることが法律上可能なので,そのような事態を防ぐために親権者の同意は取っておいた方がよいと思います。
能見さんがオープン戦登板で3回0封ということで,開幕にも十分期待が持てる状況になっております。
逆に,ドラ1の伊藤さんは,最近打撃不振に牽制死と,あまりいいところがありません。
たかがオープン戦ですし,好不調もあるでしょうから,今の時期にルーキーに多くを求めるのは酷かも知れません。しかし,阪神期待の外野新人ですから,求めるものも多くなってしまうのも事実です。
とりあえず,あまり無理をせずにじっくり育ってもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
実は私は明日からドイツに旅行に行くのですが,なぜか一昨日から風邪をひき始め,今も微熱の状態です。
昔遠足の時にも同じような状況に陥った記憶がありますが,こうなったら仕方ないので,とりあえず明日の飛行機に間に合うように早めに寝ようと思います。
さて,今日取り上げるお話は,阪神育成枠のザラテさんが好調な件です。
以前から素材の良さは知っていましたが,150キロの速球を武器にそれなりの成績を収めております。
問題は,外国人枠4人が,今のところメッセンジャーさん,スタンリッジさん,ブラゼルさん,マートンさんで埋まってしまっていることです。
ただ,ブラゼルさんは去年怪我で欠場していた時期があったので,たとえばそのような時期にザラテさんが活躍することができたならば,誰を使ってよいのかという大変嬉しい悩みに突き当たることになります。
去年は途中から中継ぎ陣が疲れのために失速してしまったことも踏まえoiて,今年はザラテさんがそのようなところを埋めてくれると安心できます。
ドイツからもいいネタがあれば書いてみたいと思います。ではでは。
こんばんは。
現在大阪市では職員の政治活動等に関する調査が行われていますが,その中でバス営業所等にフィットネスクラブさながらのトレーニングルームや卓球台が見つかったそうです。
そして,見つかった当時,運転手らが汗を流している真っ最中だったとか。
ご存じの通り,現在大阪市では,橋下市長を中心にした維新の会が躍進し,その公約に掲げられた改革が行われつつあります。
私としては,維新の会の方向性は支持しつつも,首相公選制・二院制廃止など実現可能性に疑問のあるものや,その手法がやや強引なのではと思うところもあり,全てをよいと思うかは別問題と思っています。
しかし,民主党と自民党への信頼の失墜から,国民の期待を背負い,かつて民主党に吹いていたような風が吹いている気がします。
このような風が吹いている時は,本来の程度よりも大きな評価がされ易い傾向にあり,ある種の警戒が必要な時期であると考えています。
特に,大阪市役所に勤務している人たちは,本来の程度よりも過剰な批判にさらされつつあるという,ある種の危機状態にあると思っています。
よって,風が吹いている時には,危機にさらされる側は打って出るという姿勢ではなく,民意に理のあるところを見て襟を正すところは正して批判を軽減させるという姿勢が必要と考えます。
そのような最中に,今回のトレーニングルーム問題です。
トレーニングルームの存在は,財政難に真っ向から反する問題だと思いますが,過去に作ってしまったものは変えられないわけですから,少なくとも風が吹いている時期は自粛して,「過去にこのようなものを作ったが,現状とはあわないので,しかるべき対処を検討している」などと言っていれば,その批判は過剰に上乗せはされづらいと思います。
しかし,調査に来た時にまでトレーニングの真っ最中だったとなれば
「これだけ問題なのにまだ分からないのか」
「まだ叩く必要があるのではないか」
と思わせ,さらに風を強めてしまうことになるでしょう。
個人的には,冷静な評価を乱す風の存在は問題だと思いますが,当の本人達にその自覚がないならば,そのような風がもう少し吹き続けるのは仕方ないのかなと思いました。
セリーグの予告先発導入ですが,阪神以外の球団は賛成しているものの,阪神が反対の立場を表明しているため,導入の結論は先送りになったそうです。
私は,個人的には予告先発でない方がよいと思っています。
というのは,弱いチームは先発投手を誰にするかからが戦略であるところ,予告先発を導入すれば強いチームと弱いチームの差がますます開いてしまうと思うからです。
近年上位チームと下位チームが分かれつつある傾向の中で,予告先発を導入するとその傾向がより強まってしまうのではないかと懸念しています。
また,試合を見に行く時には,誰が先発で出てくるかなどを予想するのも一つの楽しみだと思っていますが,それが減ってしまうからです。
阪神球団社長は,ファンが喜ぶなら賛成と意見を述べたそうで,この流れではセリーグ6球団全部が予告先発に賛同するのではないかと思います。予告先発になっても野球は見に行くでしょうが,今一度メリットデメリットを見直してほしいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,ある民主党県議が借金総額約5200万円について支払を怠り,これを支払う旨の判決が下されたものの支払をしなかったため,議員報酬(月額89万円)の58ヶ月分が差し押さえられたというものがありました。
今日は給料や報酬の差押えについて少々お話ししたいと思います。
まず,支払に関する判決が下されたとしても,判決というのは強制執行できる状態になることであって,支払が保証されているものではありません。
よって,判決に従わなかった場合,判決に基づいて財産を差し押さえて現金化することでお金を回収することになります。
私が事件をやる上でよく問題にするのがこの点で,いかに権利を持っていて,これで判決をとることができたとしても,結局差押えができなければ判決などただの紙切れに過ぎないとよく説明します。
そして,このケースでは判決に基づいて議員報酬の差押えを行いましたが,通常の場合でも給料の差押えは検討されます。
しかし,給料差押えの場合は幾つかの問題点があります。
まず,職場が変わった場合は,差押えの効果は次の職場まで追いかけていかないことに注意せねばなりません。
次に,差押えの効果が及ぶのは
・給料が44万円以下の場合…4分の1まで(ただし,養育費等は2分の1まで)
・給料が44万円以上の場合…33万円を超えた部分
となります。
ここで,議員報酬については上記の金額制限があるかという問題ですが,過去の最高裁判決で給料と違って金額制限は適用しないというものがあり,全額が差押えの対象となってしまうのです。
そこで,今回の件に戻ると,この方は月額89万円の議員報酬があるということですが,その全額が差し押さえられて債権者に支払われることになります。
個人的には,これで生活はできるのか,また政治家となれば議員活動も問題でしょうから,十分な活動ができるのだろうかと心配になります。しかし,公益のために活動する一方で,お金を貸した個人の方の利益をないがしろにするのは問題でしょうし,この結論もやむを得ないのではないかと思いました。
もう一点余計な心配としては,このニュースは全国的にも報道されているので,今後この方の支援者は次の選挙も果たして代わらず支援してくれるのだろうかということです。ただ,私ごときがそのような心配をするのは出過ぎたことですから,あまり考えないようにしようと思います。
金本先生が,昨シーズンを振り返って
・毎日心が折れていた。
・打撃コーチに「もう使わんでくれ」と何回も言った。
というコメントをされていました。
私としては,金本先生ほど今まで第一線で貢献しており,かつそれだけに自分の状況を自覚している方はいらっしゃらないと思っているので,彼がそんな心境で使われ続けたという辛さを理解できる気がします。
しかし,それでもプロとして現場に立つ以上,監督が「行け」と言えば行って仕事をしようとするのは当然ですから,その葛藤に耐えた1年だったのだろうと思いました。
今年は,去年より走れるし,腕も振れているということですから,昨年分も取り返す勢いを期待したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。