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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、野球場の清掃員が、プロ野球選手の野球道具を盗んで売却したということで裁判にかかっているというものがあったので、取り上げてみました。

 この清掃員は、ソフトバンクさんに所属する和田さんのグラブを盗んだとして逮捕、起訴されているということでした。
 この清掃員は、そのほかにも千賀さんやヤクルトさんに所属する山田さんらの道具も盗んだという窃盗罪で追起訴されているということで、盗品などは売却したということでした。
 この清掃員は、その売却額は1100万円にも上ると証言したということでした。

 このニュースを見ていて、このような犯行自体は清掃員の方々であれば可能ではあるのだろうと思いました。
 ただ、それを行う清掃員の方々がこれまで出てこなかったのは、当然そのようなことをすれば犯罪になりますし、所属する会社は信用を失って契約を失い、倒産危機、果ては所属する従業員達の生活を脅かす可能性があるからです。
 また、そのような行いは、プロ野球選手たちへの敬意もない行為であると考えられるということも挙げられると思います。
 それだけに、このような行いは、全国の野球場で働く清掃員の方々に対する信頼を低くしてしまうものであり、このようなことがあれば清掃員の方々が働くに当たって誰かのチェックを受けなければならなくなるなど、一つ面倒ごとが増えることにもつながるのだろうと思います。
 そのようなことを考えていると、この清掃員の行為は非常に罪深いもののように思います。

 今回の窃盗については、被害品の売却額の合計が1100万円に上ったということですが、起訴された被害品の評価額はどのくらいのものだったのでしょうか。
 おそらくこの清掃員は被害弁償をすることができるレベルの額だとは思えず、そうなれば場合によっては前科のない人でも実刑になってしまう可能性もあるのではないかと想像します。

 また、この清掃員が勤務していた清掃会社は、おそらく今回のことで野球場との契約について見直しがされる可能性があると思います。
 仮に契約が続行されるとしても、これまでと同じというわけにもいかないでしょうし、善良な社員が肩身の狭い思いをさせられるのかもしれないとも思います。

 二度とこのような事件が発生しないようにするためには、こういったことをすると大変なことになるということは広く伝わるべきだと思います。
 この事件はまだ裁判中のようですから、続報に関心を持って見てみたいと思います。


 阪神で今年守護神を務めてくれたスアレスさんが退団する方向という記事を見ました。
 メジャーでの契約を念頭に置いているということで、個人的には大変残念なことと思いつつも、それがスアレスさんの希望であれば叶えてもらいたいという気持ちもあります。
 スアレスさんは、本来であれば去年のオフにいなくなっていたはずにもかかわらず、今季は奇跡的に阪神にいてくれた存在ですから、これだけ貢献してくれた方である以上は自分の気持ちの通りに進んでいくべきであろうとも思います。
 もちろん、今でも阪神との契約の可能性はありますから、そうなってくれればいうことはありませんが、その点に過剰な期待をすることはなく、ただスアレスさんの選択を注視したいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:15
 こんばんは。


 TBSのサンデーモーニングという番組で長い間スポーツコーナーを担当していた張本さんですが、年内いっぱいで降板すると明かしたということでしたので、取り上げてみました。

 張本さんは、このスポーツコーナーを23年間担当しておりました。
 初めは大沢さんとともに担当していたものの、途中で大沢さんが亡くなり、その後は張本さんにゲストを1名招いて番組を運営する形が多かったと思われます。
 張本さんは、シニア人生をゆっくりと過ごすために降板すると発表しましたが、節目で出てくるという話もしていました。

 私が野球を見始めた時期には張本さんは引退していましたが、見始めた時期に安打数などの歴史を見ていくと昭和30年代頃から活躍した選手たちのほとんど人間業とは思えないような数字に驚かされたのを覚えています。
 金田さんの勝利数もそうですが、張本さんの安打数はイチローさんが出てこなければ塗り替えられる可能性が極めて低かった記録の一つではないかと思われます。
 それだけ昔の野球は選手の寿命の意識が今よりも希薄で、酷使していたということなのだろうとも思いますが、それにしてもあれだけの数字を残せたのは無理に出続けたからだけではなく、努力と才能があったからであることはいうまでもありません。

 大沢さんとともに担当していた際には、張本さんが厳しい発言をして大沢さんが情のある発言をするというアメとムチのような体制ができていてバランスがよかったのですが、張本さんお一人の体制になってからは、張本さんが大御所過ぎて、ムチに対するアメとなれる存在がなかなか現れづらかったような印象を持っています。
 そのようなこともあったからか、張本さんの発言がたびたび物議を醸す話題を耳にする機会があり、先日は謝罪までしたというようにも聞きました。
 それでも張本さんの持ち味を期待して番組を楽しみにしてきた視聴者がかなり多かったと聞いており、ある意味こういった大御所の頑固親父のような存在を世間が期待していたという面も大いにあったのだろうと思っています。
 かくいう私もその一人であり、プロ野球で珍プレーがあったら次のサンデーモーニングで張本さんがこんなことをいうのではないかと予想して期待していたりもしたものでした。
 そして、期待したとおりのコメントと喝を聞いて楽しめた思い出を振り返ると、時代劇のようなお決まりの展開を期待していた感情と似ているのではないかとも思いました。

 そのように、個人的には結構楽しみにしていたものですから、これが毎週見られなくなってしまうのは残念です。
 もう80歳を超えているということですから、そのような方にどれだけの期待を寄せているのかという問題はありますが、それでも一つのエンターテインメントとして楽しんでいただけに、一つの時代が終わったようには思います。
 とはいえ、23年も苦労されてきたものですから、まずはお疲れ様でしたというべきでしょう。
 来年もまたお姿を拝見することを楽しみにしています。


 日本シリーズは昨日ヤクルトさんの勝利で終わりましたが、今回の日本シリーズは本当に接戦ばかりで、最後の最後まで楽しませてもらいました。
 最終戦となった昨日もオリックスの山本さんが素晴らしい投球を見せてくれたものの、延長戦で川端さんが打って終わりになるなど、見所も大変多かったと思います。
 これだけ実力伯仲の接戦となると、やっている方はかなり大変だったと思いますが、それでも興行としてのプロ野球という側面から見れば成功だったと思います。
 ただ、昔に比べて野球を視聴する人口が減ってしまい、これを楽しめる人が少なくなっていることは大変残念です。野球に興味がない人には余計なお世話でしかありませんが、これだけ面白い試合を楽しめないというのはもったいないと心から思います。
 オリックスさんは敗戦してしまったものの、これだけ強いチームだとはシーズン前には思っておらず、その点について頭を下げたいとともに、これだけ楽しませてくれたことに心からお礼を言いたいと思います。

 阪神は、来季に向けて、マルテさんの残留が濃厚ということで、大変安堵しています。
 一方、サンズさんは退団見込みということで、残念ではあるものの、韓国時代から後半まで継続して活躍できないスタミナの問題はやはり軽視できなかったのだろうとも思いました。

 FA権行使予定の中日又吉さんについては、どうやらソフトバンクさんも獲得に乗り出してきたということで、阪神としては頼れる中継ぎがほしいところではあるものの、条件闘争になってしまうとなかなか難しいのだろうなと思っています。

 これから来季に向けた補強が本格的に始まるのでしょうから、楽しみに見ていきたいと思います。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:46
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 今日のニュースを見ていたら、AirPodsを誤って飲み込んでしまったという記事があったので、取り上げてみました。

 飲み込んだ人は、飲み込む前、ベッドに潜り込み、右手に鎮痛剤を、左手にAirPodsを持っていたということでした。
 そして、暗がりの中で片方を水で飲み込んだそうですが、飲み込んだ後にそれが鎮痛剤ではないことに気づいたということでした。
 吐いても出てこなかったものの、その後通常の流れで排出されたということですが、飲み込んだことを確認するためにX線検査も受けたそうです。
 飲み込んだAirPodsは、おなかの中にある間もiPhoneに接続されていたということで、ボイスメモには胃の中で録音された音が入っていたということでした。

 この記事を見た初めの時は、間違えるものかと思ったものの、確かあれだけ小型で、コードが付いていないとなればそのような事故が発生することもありうるのだろうと思います。
 今回は薬と間違えたということですが、小さい子供であればお菓子などと混同することもありうるでしょう。
 そう考えると、この手の事故についてこれまで耳にしなかったことがむしろ幸いだったというべきなのかもしれません。

 AirPodsのようなイヤホンについては、バッテリーが人体に悪影響を及ぼす可能性が十分にあると思われ、今回の件は何事もなかったということでよかったですが、実際にこのような事故は油断できないものだと思います。
 とはいえ、気をつけるにしても、大型化させることは時代の流れに逆行することにほかなりませんし、結局今の状態を前提に管理方法を見直す以外にないのだろうと思います。
 小型で便利なガジェットだからこそ起きる問題ですし、他人事と思わずに自分の周りのそういったものも見直しておこうと思いました。

 ちなみに、体内に入った後もiPhoneと接続していたという件を聞くに、やはり優秀なガジェットなのだと改めて思います。
 このニュースは、危険性とともに優秀さを改めて認識させられるものだとも思いました。


 今日の日本シリーズでは、やはり接戦が繰り広げられ、最終的にヤクルトさんが勝利しました。
 今回の日本シリーズは本当に実力が拮抗していて、流れ一つで勝敗が揺らぐという非常に面白い展開となっています。
 個人的には、これだけ面白い試合である以上はもう少し見ていたいと思うので、明日はオリックスさんに勝ってほしいと思うのですが、このように考えるのは努力している選手たちに対するわがままだと思うので、ひたすら楽しむこととしたいと思います。

 中日さんに所属する又吉さんがFA権を行使する予定ということですが、そうなると今季中継ぎに苦しんだ阪神としては真っ先に手を挙げるのだろうと思います。
 一方、又吉さんはBランクであるという話もあるので、もしかしたら人的補償が必要になるかもしれず、その点はやや悩ましくもあります。
 個人的には、人的補償が生じるとしても是非又吉さんを獲得して欲しいと強く思っています。その理由は、端的に今季の中継ぎが頼りなさ過ぎたからです。
 今の阪神は、たとえある程度の血を流してでも来季に向けて戦力を立て直す責務がありますから、人的補償の問題があっても私は又吉さんの獲得に向けて尽力して欲しいと強く思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:40
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 今日のニュースを見ていたら、道頓堀川に飛び込んだ男性が死亡したというものがあったので、取り上げてみました。

 男性は、道頓堀川に飛び込んだということで通報されました。
 男性は戎橋から飛び込んだものの、溺れてしまったため、もう1人の男性が救助のために飛び込みました。
 しかし、その男性は救助できずに、自力で岸に上がったということでした。
 駆けつけた救助隊が溺れた男性を救助して病院に搬送したものの、まもなく死亡が確認されたということでした。
 男性が飛び込む前、通行人らから飛び込めとあおられていたという情報もあるようです。

 道頓堀川に飛び込む話は以前からよくあり、特に阪神に関連してそのようなことがあったと思います。
 85年の阪神優勝の際には、ケンタッキーのカーネルサンダース像も投げ込まれて呪いといわれるなどということもありましたし、昔から阪神と道頓堀川は縁があるようには思っていました。
 しかし、今回の件は、特に阪神と関係がないようで、道頓堀川に飛び込むというきっかけは阪神以外にも多様なものがあるのか、結構頻繁にあることなのか、その辺りはどうなのだろうかと思いました。

 道頓堀川への飛び込みは、衛生面の問題も多く、飛び込んだ人が後日体調不良を起こしたという話も以前話題になったことがありました。
 また、飛び込みは大抵夜間、しかも飲酒後になされることが多いと思われ、そういう場面での飛び込みで、かつ着衣の状態でまともに泳ぐことはなかなか大変なことではというように思います。
 理性が機能していれば飛び込みを敢行しようと思わないのでしょうが、そこは飲酒と雰囲気からやってしまうということなのかもしれません。

 こういう事件が発生すると、救助したり治療したりする側も大変ですし、何とかして抑制すべきなのでしょうが、アクシデントではなく故意的に飛び込む以上、高いフェンスを設けても上られてしまって抑制できないのだろうと思います。
 また、阪神優勝時のような飛び込みが予測できるイベントがある場合には監視対策を講じておくこともできるでしょうが、そのようなイベントもなく飛び込まれる場合には対策というのも難しそうです。
 こういった悲しい事件が起きる可能性があることを世の中に周知して自らの意思で飛び込みをしようと思わないようにしていくことが必要であるとは思うものの、それ以外にどのようにしたらよいものか、何ともわかりません。
 飛び込みを抑制できるような強い規制を設けることも考えられるかもしれませんが、そうなると関係ない人たちの自由も奪われることになるのでしょうし、そういった事態を避けられるような行動が求められるという考えが広まるべきなのだろうとも思います。


 今日は日本シリーズ3戦目があり、ヤクルトさんが辛勝しました。
 しかし、オリックスさんも強いですし、今回の日本シリーズは実力伯仲しており、調子も同じような感じですから、非常に見ていて面白いです。
 この数年の日本シリーズはソフトバンクさんが強すぎましたから、近年の日本シリーズで最も楽しめていると思います。

 これだけ互いの力関係が近いとなると、勝敗を分けるのは流れをいかに持ってこられるか、ミスのないプレーと采配によって分かれるように思えます。
 勝敗差も拮抗していますし、まだまだどちらが勝利するか見えませんから明日以降も楽しみにしています。
 そして、これだけ拮抗した試合を見ていると、残念ながら、阪神が進出していたら場違いだった可能性がそれなりにあるようにも思いました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
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 今日のニュースを見ていたら、三浦知良さんが、来季も現役を続行するということで、出場機会を求めて移籍の可能性も視野に入れているというものがあったので、取り上げてみました。

 三浦さんは、現在横浜FCに所属していますが、今季のリーグ戦では1試合出場、わずか1分に終わってしまいました。
 三浦さんは出場機会に飢えているということで、クラブでのプレーを第一に、30代から17年間も加入していた横浜FCからの移籍の可能性も探っているということでした。

 個人的には、こういった年齢を経てまで現役にこだわる姿勢については尊敬できる部分が大いにあると思っています。
 年齢を経ることで体力的、技術的に若い選手に比べて衰えが出てしまうことは本人も理解しているところでしょうし、それを日々目の当たりにしながら、それでも戦っていこうと考えているのは見習うべき点が多くあると思います。

 一方で、プロの現役選手であるためには興行として観客を楽しませられるレベルのプレーを見せることが必要であると思います。
 もちろんその選手が出てくるだけで楽しませられるという存在もいますが、そういった存在であることを重視してしまうと質が停滞してしまい、最終的に業界の停滞につながってしまうことも懸念されるところです。
 私は主に野球を見ていますが、往年の名選手と言われる人たちが、現役にこだわって苦しみながら続けるものの、最終的に自分で引退の道を選択する姿を見るのは、忍びなく悲しいと思うとともに、これがプロとしてあるべき姿の一つというようにも思います。
 その観点から三浦さんを見てみると、あの年齢でこれだけ動けることは驚嘆すべきであるとは思いつつも、残念ながら他の所属選手たちと比較するとレベルの差を感じてしまうのは事実だと思います。
 相手チームの選手についても、三浦さんに怪我をさせるわけにも行かないようなコンタクトを避けるような仕草が多少見受けられるように思われ、ご自身だけでなく相手チームについてもプロとして十分なプレーが見られるのかという懸念もあります。

 阪神を例に出すのが正しいかは何ともいえませんが、このところの阪神は能見さんや福留さん、鳥谷さんなどの往年の名選手に対して戦力外通告を出しました。
 それらの選手は、ご自身の能力等を検討しながら他球団で現役を続行し、ある選手は期待されたプレーを示したり、ある選手はそれなりに活躍しつつも最終的に引退するに至りました。
 こうした選手たちは、自身の実力とプロで求められるレベルを理解した上で、球団の判断が誤っていると思えば現役を続行し、一方で自ら引退の判断もしました。
 私としては、そういった判断はあるべき姿の一つと思っており、これが常に正しいものというべきとは思わないものの、間違っているとも思いません。

 個人的には三浦さんをいつまでも見ていたいと思うものの、見たい三浦さんはプロのレベルでやり合える実力のある三浦さんなので、今の姿は正直言って少し苦しくも感じます。
 三浦さんを今でも見られる安心感のようなものは強く感じるため、辞めると言われてしまったら喪失感を感じると思いますが、それでももしも相手に気を遣われながら続行するのだとすれば私としては何ともいえないものを感じるのです。
 今後も三浦さんについては追っていきたいと思っていますが、現役選手である以上はプレーをする姿がもっと見てみたいところです。


 昨日から始まった日本シリーズですが、今のところ両チームとも1勝1敗ずつということで、互角の展開を繰り広げております。
 昨日など劇的なサヨナラ勝利ということで、プレー一つで流れが変わって、それによって勝敗に影響するというなかなかしびれる勝負というように思います。
 オリックスさんも、宮城さんという素晴らしい投手がいながらなかなか流れをつかめず、もどかしい展開が続いていますが、それでもまだまだ勝負は始まったばかりというところでしょうか。

 阪神が後半失速しなければヤクルトさんに代わって阪神が戦っていたのだと思いますが、それでもCSの阪神を見ると今のオリックスさんに勝てるのかといえば何とも言いがたいものを感じます。
 それゆえに、ヤクルトさんの進出は順当ですし、ヤクルトさんだからこそいい試合展開ができているのではとすら思っています。
 非常に悔しい気持ちはありますが、実力差は感じざるを得ませんので、今は純粋にどちらが勝つかとかではなく野球を楽しみたいと思います。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21
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 最近原油価格が高騰していますが、これに関し本日松野官房長官がガソリン税減税の関連について言及したので、取り上げてみました。

 松野官房長官は、記者会見で、揮発油などを減税するトリガー条項の凍結解除について否定的な考えを示しました。
 その理由としては、ガソリンの買い控えや、その反動による流通の混乱、国・地方の財政への多大な影響を考慮したということでした。
 一方で、原油高騰を受けて農業、漁業、運輸業など影響が大きい業界への支援策を検討し、近くとりまとめる経済対策にも盛り込む方針を示しているということでした。

 松野官房長官がトリガー条項の凍結解除について否定的な理由として挙げたものは、先日消費税減税について否定的見解を示したときのものとおおよそ同じものと思われます。
 消費税減税の場合、例えば来年3月から減税とするならば、大きな買い物を減税まで買い控えるということは考えられますので、買い控えという現象が生じる可能性は否定できないとは思います。
 しかし、ガソリン代のみを取り上げるのであれば、ガソリン代は日常的に必要に応じて支出するものですから、買い控えるという現象は起きづらいように思います。
 普段車を運転しない人が、ガソリン代が下がることを念頭に置いて運転を控える可能性は否定できませんが、運送業の方々等が買い控えることはあり得ない話だと思われ、上記の理由を一般論として挙げるにはやや乱暴なものではないかと思わずにはいられません。
 特に、現在はガソリン価格が上昇している真っ最中ですが、こんな中で買い控えは起こっているでしょうか。人によっては買い控えている人はいるかもしれませんが、特定業界において買い控えはほとんど発生していないと思われます。

 先ほど消費税減税においても買い控えの可能性を理由に挙げることは一応そのような現象が発生する可能性があるといいました。
 ですが、消費税減税の場面も含めて考えるに、その理由を挙げるのであれば今後減税する意思がないようにしか見えないと思います。
 というのも、買い控え現象が発生しない状況が想定しがたいからです。
 政府の考えに則れば、買い控え現象の可能性が低い場合にのみ減税をするというようにも見えるのですが、その判断は非常に難しいと思われるため、であればこそ減税はしないというように見えてしまいます。

 穿った見方ですが、もしも減税をしてある程度効果が出てしまえば、改めて元の税率に戻すことが困難になるということが背景にあるように思えます。
 特に、消費税については、増税をすれば支持を失いかねないというせめぎ合いをしながら現在の増税にこぎ着けたところ、それを一端減税して経済効果が出てしまえば、元の税率に戻すことが難しくなり、それまでの苦労は水泡に帰するということになってしまうとも思えます。
 ですが、コロナで弱った危機的状況のところでの減税策は一面では理にかなうとも思われ、減税策がすべてではないとしても一切その選択肢を捨ててしまうのはどうかというようにも思います。

 政府が支援策を検討しているといいますが、もしかしたら他の場面でよく使われている給付金関連かもしれません。
 給付金関連は一つの選択肢として有用だとは思えるものの、一方で継続的給付でなければ焼け石に水になってしまう可能性があり、そうであればこそ減税等のように消費行動を継続的に促す策の方がよいこともあるように思います。
 私も知ったようなことばかりはいえませんので、どのような策が正しいのかということまではいえませんが、それでも減税という選択肢を初めから切り捨てる考え方は見直してもらえないかと思うところもあります。


 阪神の大山さんについて、レフトへのコンバート案があるという記事を見ました。

 矢野監督は、大山さんのについて、シートノックでレフトを守らせたということで、サードのほかに選択肢を持っておくためのようでした。

 確かに、大山さんのサードの守備を見ている限りでは、佐藤さんの方が守れるように思われ、もしかしたら大山さんはレフトの守備の方が向いているかもしれないと思うところもありました。
 ただ、阪神の守備力を考えると、一人の選手に多くの守備位置を守れる選択肢を作るよりは、一つのポジションに専念させて上達させるべきではというようにも思います。
 また、大山さんばかりが色々とたらい回しされているようにも思われ、扱いやすいのかもしれないとはいえ気の毒にも思います。

 まだ秋キャンプの段階ですから、色々と試そうという一環でそのようにしたのかもしれません。
 しかし、それでも大山さんにとってはいい気分でもないでしょうし、チーム力底上げのためには守備の基本を徹底的に押さえてもらう方がより重要ではと思わずにはいられません。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
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 今日のニュースを見ていたら、京都大学において、マウスの記憶を光で消去することに成功したというものがあったので、取り上げてみました。

 この研究は、光とイソギンチャク由来の遺伝子を用いて、マウスの短期的な記憶に関わった神経接続のみを消去したというものです。
 研究者達は、イソギンチャクの遺伝子を無害なウイルスに組み込み、マウスの脳に感染させたということでした。ウイルスが感染すると、ウイルスの遺伝子とともにイソギンチャク由来の遺伝子もニューロンに入り込み、光によって活性酸素がニューロン内部で生産されるようになるそうです。
 この活性酸素について、量を適度に調整すると、新たに作られつつある神経接続を穏便に解消させる方法になるということです。

 記事を見ていながら、高校時代にやった生物の内容を思い出していましたが、正直その内容の理解度はなんとなくという領域を出ません。
 ただ、結果としては、短期記憶にかかわった神経接続のみを消去できたということですから、そういうことかと理解しました。

 このような技術を見るとメンインブラックという映画を思い出しますが、それとは別にウイルス感染の問題や神経接続の解消の程度と光の調節について問題があるように思われ、これを実用するのは当面先になるように思いました。
 この技術のもたらす結果の重大さを思えば、人間への実験は十分な仮説の裏付けが確認でき、安全性が相当程度確保できてからということになるのだろうと思います。
 また、消去すべき記憶を狙い撃ちすることは困難のように思いますが、それを確認する手段は人体実験以外にないというのも特徴だと思われ,その意味でもこのような技術が実際に使われるようになるのは相当先になるのだろうと思いました。

 ただ、こういう技術発展は、使うかどうかは別としても歓迎すべきことだろうと思っています。
 技術自体に善悪はなく、一つの選択肢として存在するのであれば、選択肢はあるに越したことはないというようには思いますから、実際に使用されるかどうかは別としても発展はしてもらいたいと思います。

 ちなみに、自分の中で衝動的に消したくなる記憶もありますが、なんとなくそういった記憶でも消去したら困ることもあるように思えます。
 どんな記憶でも、別の事象と何らかのつながりがあるように思われ、一カ所の記憶がなくなってしまったら何らかの支障を来すようにも思えるのです。
 また、消去したい記憶の一部は失敗談でしょうが、その失敗談を消去すると同じ失敗を今後繰り返す可能性もありますから、その意味でも失敗談ですら記憶はとっておくべきなのかもしれないとも思いました。


 FA権を取得した阪神の梅野さんに対して、今のところ球団はまだ何も話をしていないそうです。

 球団としては、坂本さんの存在を念頭に置いているのかもしれませんが、梅野さんは悪球でも後逸しづらいという重要な素養を持っている存在ですから、手放す選択は基本的に悪手だと思います。
 また、打撃面で梅野さんと坂本さんを比較しても、現時点では梅野さんの方が頼れるような気がして、その意味でも梅野さんには来季以降も阪神にいてほしい選手であると思っています。
 特に、捕手は怪我しやすいポジションですから、複数人いていただけることはチーム運営においても重要ですし、ただでさえ来季のメンバー構成がどうなるのか問題の阪神において捕手は安定させておくべきではないかと思うわけです。
 加えて、セリーグ他球団に梅野さんが流出するとなれば、阪神が弱体化してその球団が強くなるわけですから、その意味でも問題だと思います。

 私としては、梅野さんには来季以降も残って欲しいと思っているだけに、球団が引き留めに消極的だとするならばその点には不満があります。
 今後の動向を見守るばかりです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:57
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 阪神は、先日CSで敗退して今シーズンは終了しましたが、今日10月11月の月間MVP獲得として阪神の伊藤さんが選出されたので、取り上げてみました。

 伊藤さんは、10月は5試合で負けなしの3勝、防御率は0.98と文句なくMVPの成績を上げてくれました。
 シーズン終わってみれば二桁勝利も決め、正直言って想定していた以上の活躍をしてくれたと思います。
 前半戦は苦しむ試合もあったものの、制球力がよくなり、後半戦は変化球を低めに集めることがよくできていたように思いました。
 ルーキーがローテーションを担うとは嬉しい誤算というべきであり、来季に向けて計算を立てやすくなったことは大変ありがたいと思います。

 本来であれば、このくらいの成績を上げていれば新人王を獲得しても不思議ではないものの、今季は牧さんと栗林さんがいますし、残念ながら新人王は難しいでしょう。
 それはそれで残念ではありますが、今季のルーキーは佐藤さんや中野さんといい、高いレベルの新人がたくさん見られて、その点では贅沢な年だったと思います。

 ちなみに、5月に佐藤さんがMVPに選ばれましたが、同一シーズンで同一球団から複数の新人が選出されたのはセリーグ史上初めてだそうです。
 また、10月の野手部門のMVPは牧さんでしたが、投打ともに新人が選ばれたのもセリーグ初だということでした。
 それだけ今季の新人は素晴らしかったのだろうと思いますし、伊藤さんが素晴らしい存在であったと実感できるものです。


 阪神の抑えとして今季活躍したスアレスさんですが、本日帰国したということでした。
 スアレスさんは、1位になるために来年はやるしかないという趣旨の話をしたそうです。
 スアレスさんは、現在メジャー流出の危機にあると思いますが、この発言を見ると来季も阪神で活躍してくれるのではと思ってしまいます。
 ただ、スアレスさんにとってもメジャーでやることは目標でしょうし、この発言を殊更取り上げて来季も残留してくれるとか過剰に期待するのは気の毒であろうと思います。
 可能であれば阪神に残留してもらいたいですが、どのような結論になるとしてもスアレスさんのいいようなものとなってもらいたいものです。


 阪神の来季の補強において最も重視しなければならないのは中継ぎ投手だと思います。
 ある記事によれば、同点時の救援投手の防御率が5.02だったということで、残念ながら今季の低迷は中継ぎ投手陣がよくなかったことが相当程度のウエートを占めると考えるべきでしょう。
 在籍投手を鍛えることは当然ですが、同時に補強も検討しなければならないでしょうし、そうなると外国人投手についても検討すべきでしょう。
 ここで、以前阪神に在籍していた投手ですが、ジョンソンさんは今季は63試合で3勝4敗12ホールドと大活躍でしたから、阪神に来ることは考えがたいと思います。
 一方、ドリスさんですが、今季は怪我の影響もあって39試合で防御率5.63と振るわず、マイナーに落ちてそのままFAとなったということでした。
 ドリスさんは、阪神を離れた際には、肝心な場面で制球が定まらないことが多く、安定感に不安を感じていましたが、去年は24試合に登板して2勝2敗5セーブ、防御率1.50と素晴らしい成績を残していましたから、起用方法によってはまだ十分活躍できるのではというように思います。
 そのため、怪我の影響が今でもあるのかはわかりませんが、もしも大丈夫そうであれば、ドリスさん獲得を是非とも前向きに検討してもらえないかと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:39
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 今日のニュースを見ていたら、経団連が、テレワークによる出勤者数の7割削減を、科学的な知見を踏まえてなくしていく方向で見直すべきという提言をしたというものがあったので、取り上げてみました。

 提言の理由としては、一律でテレワークによる出勤者数削減が行われているといろいろなところで経済活動を妨げるということで、経済的な悪影響が大きいということでした。
 一方で、テレワーク自体はやってみて非常によかったという意見もかなりあると述べ、多様な働き方を認める観点から続けるべきとしました。

 この提言については、あくまで科学的な知見を前提とするということですから、今後コロナ感染のリスクが低減してきた際に徐々にテレワークの数を少なくするということなのだろうと思います。
 そして、提言の理由として挙げられている経済活動の妨げというのは、個人的にもこれまで感じているところはありました。
 例えば、交渉ごとにおいて、担当者宛に電話をしても、当該担当者はテレワークで不在のために連絡は翌日以降ということはしばしば体験しています。
 それが急ぎの件でなければよいものの、急ぎの件の場合には困ることも出てくるわけです。
 こういった例はコロナの時勢においてしばしば出くわすわけですが、そういった例が数多く集積されるのであれば経団連のいう経済活動の妨げというのは理解できるところではあります。

 一方で、今回のテレワーク導入において、出勤してまで働かねばならない職種とそうでもない職種というのが割とはっきり分かれて認識されてきたようにも思います。
 そうでない職種といっても、完全に自宅勤務で済むものもあれば、週に数回は出勤する必要のあるものもあり、そういったことも会社側だけでなく労働者側にも浸透してきたように思います。

 特に、出勤のための労力を考えれば、テレワークによる身体的精神的負担の軽減は大きなものだったのではないかと思います。
 また、かねてから満員電車対策について言われていたものの、特段有効な一手が出てきていませんでしたが、今回のテレワーク導入はその問題の解消につながる画期的な一手であったというようにも思います。
 通退勤の時間がなくなることで、日常生活の時間を有効活用できるようにもなったでしょうし、この辺りはコロナというゲームチェンジャーによってもたらされたメリットの一つではないかと思うわけです。

 そのように、必ずしも毎日出勤せずとも成立する職種の存在、通退勤をしなくてよくなる負担軽減等のメリットが大きく浸透してきたことを考えると、これを一気になくすというのはもったいないですし、問題だとも思います。
 これまではコロナ対策を理由に一律で出勤者数7割削減を目標に掲げてきたものの、それを職種や状況等に応じて徐々にテレワーク適用の是非について検討することは理解できるところでもあります。
 ただ、気になることとしては、こういう話が出てくると、いきなり昔の出勤した時代に戻そうという考えに一足飛びで行ってしまう可能性があることです。
 テレワークから出勤形式に戻すにしても、上記のように職種等に応じて検討しないで一律とするのは乱暴な考えだと思いますし、一度テレワークである程度対応できると知ってしまった労働者側の抵抗感も極めて強くなるように思います。
 そのため、出勤形式を導入するとしても、それは職種等をよく考慮した上で状況を見ながら進めてもらいたいものです。

 ちなみに、出勤形式に戻らないと、鉄道事業や飲食店、不動産業等が大変なことになるということも想像できるところです。
 それらの方々をある程度救済することを念頭に、職種等を考慮した上で出勤形式を徐々に導入すること自体は個人的に理解できるところもあります。
 ただ、重要なのはあくまで優先順位とバランスだと思いますので、出勤形式を導入するのであればその点を十分に配慮してもらいたいものです。


 CSファイナルステージ進出を逃した阪神ですが、矢野監督は来季も続投の方向のようです。
 考えれば、色々と疑問の采配や選手起用は見受けられたものの、ペナントレース2位は決して悪い結果ではないですし、続投という結論自体は妥当のようには思います。

 ただ、今回の結果に鑑みて首脳陣の刷新については着手してもらわないといけないだろうとは思います。
 例えば、矢野監督は、エラーが優勝を逃した一因であると述べておりましたが、そうであればこの数年コーチを担当してきたものの一向にエラーを改善できなかった久慈コーチの処遇についてはよく検討してもらいたいものです。
 久慈コーチ自身は、現役時代は非常に守備の素晴らしい選手であることは疑う余地もないのですが、この数年のチーム全体の守備のひどさを考えれば、もはや違うコーチでないと改善の見込みを感じられません。
 甲子園はイレギュラーバウンドが出やすいからエラーが増えるという見解もありますが、それとは違う次元でのエラーの多さですから、私は抜本的な対策を講じないと来季も同じことを繰り返すと思っています。
 守備だけでいえば、読売と阪神を比較するに、読売の守備は大変固いですから、ここで生じる差は相当あるように思います。
 攻撃も問題は多かったですが、プロのレベルに達しているとは思えない守備を見せられるのはファンとしてもつらいですし、改善を強く希望したいです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:35
2021.11.07 Sunday
 こんばんは。


 昨日今日とプロ野球はCSファーストステージを迎えました。
 ペナントレース2位の阪神ですが、3位の読売に2連敗して、今季終戦を迎えました。

 私は、昨日今日と用事があったので、試合を直接見られず結果だけ見たのですが、昨日の結果を見た段階でこれは終わったかと思っていたら、今日の結果も案の定終わりでした。

 今日の負け方を見ていたところ、エラーをきっかけに失点し、打線も14残塁と、まさに今季を象徴するような敗戦だったと思います。
 守れない、打てないということで、非常に弱く、CSになど進出するに値しない強さであったといわざるを得ません。
 また、昨日今日の敗戦を見ているところでは、采配についても非常によろしくなかったというように思いました。負けるにしても、あの起用はないという場面も多かったように思います。

 私自身、ある程度は関心を持っていたものの、シーズン中ほど関心が強くなかったのは、おそらく今季最終戦で敗戦して優勝を逃した段階で気持ちが切れてしまったところがあったからかもしれません。
 もう少し勝ち進んでくれればまた関心をつなぎ止められていたかもしれないものの、あの敗戦で自ら優勝の可能性を潰したこと、その負け方も到底CSを迎えるに値するチームのものではなかったことが私の気持ちを切れさせてしまったように思います。
 ただ、今回の負け方を見ていると、阪神の選手自身も気持ちが切れていたのではと思わせられる部分もありました。

 記事によると、試合前にはサンズさんが糸原さんと抱き合っていたようですし、試合後にはマルテさんとスアレスさんが1塁辺りで家族と写真を撮っていたそうですから、そうなるとこの3人はチームを去る可能性が高いのだろうと思います。

 スアレスさんについては予想していたものではあるものの、あれだけできる抑え投手がいなくなるのは来季の見通しを立てられませんし、それだけに今季優勝できなかったのは痛恨の極みというべきでしょう。

 マルテさんについては、チームの起用方法について強い疑問を持っていることがきっかけのように思います。
 私自身も後半開始時点でなぜマルテさんを起用しなかったのかと疑問に感じる部分を多く抱いており、当のマルテさんがその気持ちを抱くのも当然だと思います。
 マルテさんはチーム打線の中軸を担ってきておりましたが、マルテさんが抜けた来季の打線を想像するだけでも恐ろしく、その点も振り返れば矢野采配の失敗ではないかと思います。

 野球は選手が行うものですから、あれだけのエラーをしでかした選手たちについては猛省してもらうしかありません。
 阪神の選手のエラーを見ていると、到底プロのレベルに達していたとは思えないレベルのものを見せられるときがあり、なぜ選手たちはここまで守備ができないのかと疑問を常に感じています。
 コーチの責任というには難しいかもしれないものの、少なくとも久慈コーチは来季に向けて方針を改めるか、コーチ人事を検討するかが必要な局面だと思います。

 というか、コーチ人事以前に、矢野監督の采配を振り返ると、来季も矢野監督のままでいいのかということは思うところです。
 不振の佐藤さんにこだわって、佐藤さんに苦手意識を植え付けてしまったことや、復活できていなかった藤浪さんの起用と2軍落ちを繰り返させたことなど、擁護できない起用ミスが目立ち、最終的に圧倒的首位から今の状態まで落ちてしまいました。
 すべてが矢野監督の責任だとはいいませんが、それでも今日も見受けられた戦略上の采配ミスなどを考えると、私としては首脳陣の刷新から見直されるべきではないかと思うところもあります。

 私は、今季後半の問題点を色々と思い返すと、今のチームがこのままというのはよいとは思えません。
 まずは打線の中軸を担える存在の確保、次に中継ぎ投手陣を支えられる存在を2枚、可能であれば3枚確保することが必須だと思います。特に、スアレスさんが抜ける可能性を前提に、抑え投手については真剣に考える必要があるでしょう。
 そして、脆弱な守備をどうするのかということを見直してもらいたいと思います。

 とはいえ、今季1年楽しませてもらったことについては、率直にお礼を言わせてもらいたいと思います。
 最後はアレでしたが、前半は夢を見させてもらいましたし、今季もまあまあ楽しませてもらいましたから、満足ではないもののありがたいとは思います。
 来季も楽しませてもらえるよう、今から楽しみにすることにします。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:45
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、今年ロッテさんから契約を解除された清田さんが、かかる処分が権限濫用で無効だとして地位の確認や慰謝料1100万円等を求める訴訟を提起したというものがあったので、取り上げてみました。

 清田さんといえば、去年球団内のルールに違反して不倫相手と密会してそれを隠蔽しようとして無期限謹慎処分を受けただけでなく、その謹慎処分が解けた当日にまたも不倫密会報道があったことでルール違反が判明したということで契約解除されました。
 清田さんとしては、かかる契約解除がロッテさんの権限濫用で無効だと主張し、訴訟を提起したということでした。
 今日が第1回期日だったということですが、ロッテさんは争う姿勢を示したそうです。

 まず、前提として確認すべきことは、清田さんが不倫したことが問題で契約解除に至ったのではなく、度重なる球団内のルールの違反があったから解除に至ったという点です。
 昨年の違反は、清田さんがルールに違反して女性と密会し、かつその後清田さんは球団に対してこれを隠蔽するべく虚偽の報告を行ったというものでした。
 特に、当時のロッテさんは優勝争いをしていた最中であったにもかかわらず、コロナクラスターが発生してしまって優勝争いから脱落してしまったものの、このルール違反がその原因の可能性もあると言われており、その点も考えれば極めて悪質なルール違反であったと思います。
 次に、今季のルール違反は、謹慎期間中に複数回にわたって別の女性と面会していたというものでした。これは、謹慎という罰を蔑ろにするものだけではなく、過去の自分の行いを反省していたとも思えない、より悪質な違反であると思います。
 その結果、球団としては、清田さんの誠実な姿勢が見られない、球団の社会的評価が下がったということで、契約を解除したということでした。

 ロッテさんにしてみれば、無期限謹慎という処分を下し、しかもその処分は清田さんの反省の態度に鑑みて比較的短めに終了したにもかかわらず、結局反省の態度がなかったというのは、温情処分をかけて顔に泥を塗られたと思っても仕方ないことと思います。
 私は、球団内のルールの詳細はわかりませんが、外から見ている限りでも清田さんの行動の悪質性はかなり高いものと思うので、球団が今回の処分に至った理由はよく理解できます。
 特に、ロッテさんは、その会社の性質上、子供や女性の顧客を大事にしなければならないところ、その広告塔として抱える球団所属の選手がそれに明らかに反する行為をしていたのですから、他球団よりもより厳しい処分にしようと考えることも無理からぬことというように思います。

 一方で、今回は労働契約ではないものの、もしも労働契約であればその解雇の要件は厳格であり、そこと相対すれば今回の清田さんの地位についても厳格に守られるべきという考え方はありうるように思います。
 私はすべての事情を知らないので、知ったようなことはいえませんが、その意味では清田さんの主張が認められる余地はあり得るようには思えます。

 とはいえ、あくまで私の考えではありますが、清田さんは今回の裁判を起こすべきではなかったように思いました。

 まず、時期の問題として、これからロッテさんはCSを迎えて気合いが入っているところで、それに水を差す今回の出来事は球団だけでなくファンも敵に回す行為のように思いました。
 清田さんは、昨年もコロナクラスターの関係で優勝争いに水を差す行為をしたわけですが、今年は球団に対して訴訟提起をするということでまた優勝争いの盛り上がりに水を差したわけです。
 野球は詰まるところ興行ですから、他者を楽しませるためのものであるものの、今回の優勝争いのお祭り騒ぎに水を差す訴訟提起は長年プロ野球選手として興行の一端を担ってきた方としてなぜこの時期に行ったのかと思うところです。

 次に、この手の地位確認事件では一般的にいえることですが、仮に勝訴して地位を勝ち取ったとしても、清田さんを迎えてくれるチームメイトがいるのかという問題です。
 野球はチームプレーのスポーツですから、他のメンバーとの協力や信頼関係が不可欠であるところ、清田さんのルール違反によって迷惑をかけられたチームメイトは清田さんに対してどのように思うのかは推して知るべしというところでしょう。
 何らかの禊ぎを果たして改めて球団に戻るのであれば別としても、訴訟手続において地位を勝ち取って戻ってきた清田さんをチームメイトが再び迎え入れてくれるのか、何とも言いがたいものがあります。

 第3に、この訴訟を行っているうちに他球団が獲得してくれるチャンスが乏しくなったということです。
 清田さんはロッテさんにおける地位の確認の訴訟ですから、勝訴すればロッテさんのチームの一員となるわけですが、そうなると他球団としてはそのような可能性のある選手の獲得に動く可能性があるのだろうかと思います。
 もちろん、他球団から清田さんに対してそのような話があれば、清田さんは訴訟上の請求のうち地位確認部分を取り下げることはありうると思いますが、そこまでして獲得を希望する球団があるのかと思います。
 他球団にしてみれば、こういった同業界に係争事件を抱える方を採用するのはロッテさんとの関係でもなかなか勇気が要るわけで、清田さんの年齢も考えれば若手の採用の方を優先しようと考えることは考えられます。

 他にも色々と思うところがありますが、清田さんが今後も球界に何らかの形で携わって生きていこうと考えているのであれば、今回の訴訟で得られるものと失われるものを比較した場合に失われるものの方が大きくなるのではないかと思うわけです。
 人によって価値判断が違いますので、清田さんはそれらを比較して得られる価値をとったわけですから、それが間違っているというには私も情報が不足しています。ただ、私としては、失うものの方が大きいのではないかと思った次第です。

 最後に一点だけいうとすると、私としては今回の訴訟提起のニュースを見て、今後清田さんが野球に復帰するとしてもみたくはないなと思いました。
 プロ野球は興行ですから、もしも私のように考える人が多くなると、それは大変な問題ではないだろうかと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:42
 こんばんは。


 本日、ヤクルトさんのシーズン最終戦が催されましたが、広島さんに惜敗しました。
 先日のヤクルトさんと広島さんとの対決でもヤクルトさんが敗戦しましたので、残り試合が阪神1試合、ヤクルトさん3試合の段階で、阪神1勝ヤクルトさん1勝2敗だったら阪神優勝という場面で阪神が負けて早々と優勝を逃したものの、もしも阪神が最終戦で勝てていたら阪神が優勝していたということが判明しました。

 こうなると、最終戦の意気地なく負けた阪神のふがいなさが非常に思い出されて悔しく思います。
 あの試合、打線がこんな感じでよく今まで勝てていたなと振り返るわけですが、ここ一番の試合で意地でもあそこで勝てていたらと思うと、何ともいえない気持ちになるところです。
 また、阪神があと1勝上積みできていたら優勝していたと思うと、これまでのシーズンでどうしようもないエラーで負けた試合や明らかな采配ミスで負けた試合、不調な藤浪さんや佐藤さんを強行して起用して負けた試合、マルテさんを起用せずに負けた試合などできちんとしかるべく対応していたらと思い出すわけです。
 振り返れば、シーズンの1勝、1敗がどれだけ重いのか、それをかみしめる、1勝足りなくて優勝を逃した阪神ということになります。

 ただ、こういう優勝の逃し方をするのがある意味阪神らしいというようにも思います。
 こういう球団であるとわかっていながら、これまで阪神ファンを続けていたのですから、悔しくあってもファンをやめるということはありません。
 それよりも、CSで同じ轍を踏まずに済むかどうかが今は関心事であり、フェニックスリーグで連続エラーを記録している佐藤さんを起用するのかどうかが気がかりということになります。

 とにかく、このような情けない経験をしたのですから、CSでも同じ経験をしないことが至上命題となります。
 これからは必ず勝ってもらわなければ話にならないので、先を見据える起用をしたとかそんなことを考えることなく、単に調子のいい選手たちをそろえてどのような試合でも勝てるように進めてもらいたいものです。
 CSのような短期決戦の1勝はこれまでよりも重い1勝ではありますが、シーズンの1勝に泣いた阪神としてはその価値を理解して必ず勝ってもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:17
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