こんばんは。
今日阪神は読売と東京ドームで対戦しましたが、そこで見事に勝利しました。
今日の勝利は投手陣の踏ん張りが大きいと思います。
先発青柳さんは、ピンチを招きつつも7回6安打1失点で切り抜けてくれました。
5回まで無失点だったものの、6回に丸さんにタイムリーツーベースで1点取られた後、ツーアウト満塁まで追い込まれたにもかかわらず三振で切り抜けました。
また、7回もツーアウト1,2塁とピンチだったものの、ゴロで切り抜けてくれ、本当にピンチを背負いつつも何とか逃げ切ってくれたのは大きい活躍だったと思います。
その後、8回から岩崎さんが継ぎましたが、ツーアウト満塁に追い込まれてしまいました。
岩崎さんはいい投手なのですが、このところはかなり疲労が蓄積しているようで、なかなか活躍が難しそうですから、何とか休ませたいところではありますが、こういう僅差での中継ぎ投手起用となるとどうしても岩崎さんを起用しがちになり、悩ましいところです。
できればもう一枚か二枚中継ぎ投手として頼れる方がいればいいのですが、今季の阪神はここが泣き所でしょう。
そして、このツーアウト満塁の場面でスアレスさんが登場して火消しをしてくれた上、回を跨いで9回も無失点で終えてくれました。
今季を振り返ればどれだけスアレスさんに助けられていることか、もはや思い出すことも難しいくらいです。
メジャーに流出してしまう可能性が高いとは思いつつも、阪神としては余力のあるお金をすべてつぎ込んででもスアレスさんを残留させるべきであると強く思います。
160球前後の速球をほぼコースにぴしゃりと決めてくれる投手は世の中を探しても見当たるわけもなく、まさに無二の存在と言っても過言ではありません。阪神は、来季も安定して優勝争いをするためには、何とかスアレスさんをつなぎ止められないものかと思うばかりです。
本当に、今日はスアレスさんに勝たせてもらった試合だったと思いました。
打つ方は、佐藤さんの久々のヒットもつながって近本さんの2点タイムリーが決勝打となりました。
欲を言えばもう少し点を取ってくれれば投手陣が多少は楽をできたのにと思うものの、こればかりは打線は水物なのでどう言っても仕方ないところです。
ただ、打線のところでも先発青柳さんに頼ることとなり、野手陣はもう少しその点を理解して奮起してもらいたいものです。
今日の読売に対する勝利で、阪神は今季の読売に対する勝ち越しが決まりました。
読売に対する勝ち越しは2007年以来の14年ぶりということで、思えばそれだけ時間が経っていたのかと懐かしく、そして残念にも思います。
あの当時は、金本さんがクリンナップを任されていた重量打線の頃であり、もうあの頃が歴史になってしまったのだと思うと少し寂しさも感じます。
読売は、今日の敗戦で優勝が完全に消滅してしまったということですが、個人的には読売のこのところ負けが込んでいた原因の一つは投手起用について中5日くらいでこだわっていたところにあったのではというようにも思います。
読売はスペックの高い選手がたくさん在籍しており、彼らを有効に運用できれば基本的に強いチームができあがるはずですが、にもかかわらず今季の状態に至っているのは、やはりその運用に問題があるように思えるのです。
もちろんそればかりではなく、期待された選手が活躍できていないという場面は多くありました。とはいえ、そのことは阪神を含めて他球団でも大なり小なりあるわけで、その点を優勝を逃す理由として挙げるにはどうかというようにも思います。
いずれにせよ、この数年来負け越しが多かった読売に勝ち越せたというのは非常に気分のいいことではあります。
また、今日は珍しくヤクルトさんが負けたため、ゲーム差が詰まりました。
とはいえ、まだゲーム差は相応にあるため、明日以降もヤクルトさんが負けてくれないと阪神としてはどうにもできません。
他球団頼みというのがやや情けないものの、それでも最後の最後まで楽しませてもらいたいという気持ちも正直言ってありますので、その試合は注目しています。
明日のヤクルトさんの試合は、中日山井さんの引退試合だということです。ヤクルトさんには、そういう試合で花を持たせてほしいと思いつつも、今の状況で手加減するわけもないのでしょうし、何とか中日さんには実力でヤクルトさんを破ってもらえないものかと強く期待しています。
そして、阪神は、明日も当然読売に勝利してもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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