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 こんばんは。

 先日一軍に上がったばかりのドラフト1位ルーキー高山さんですが,今日の紅白戦でランニングホームランを放ちました。

 ランニングホームランというと,どちらかというと投手と外野手の責任が大きい印象を抱くものですが,今回のものを見る限り高山さんの足が相当速かったということもランニングホームラン実現の理由であると思います。
 また,スイングがよく,そのため当たりもいいところにとびましたし,敵失で得たというよりは自身でもぎ取ったという印象の方が強いものでした。
 これだけでスタメンがどうこういうのは早すぎですが,それでもこういう活躍をされてしまうとやはり素材が別物であると思いますし,鳥谷さんのようにルーキーイヤーからスタメンで使ってもらいたいと思うものです。

 センター守備についていたのは横田さんですが,どうやら地面がぬれていたことも球の処理に手間取った理由だったようで,その点は致し方ないと思います。
 ただ,これが大和さんだったら二塁打くらいで済んだのではというように考えると,そのレベルを求めるのは酷とはいえやはりスタメンをとるにはまだまだかという思いもあります。

 また,投げた二神さんは2回7失点ということで,正直言っていいところはなかったと思います。
 彼は毎年活躍を期待されながらなかなか芽が出ずにこれまで結構な年数が経っていますが,そろそろ結果を出さないと危ないというところで今日の出来では,非常に心配になってきます。


 実は,今日は,高山さんとポジションを競う板山さんがスリーベースヒットを放ち,強いアピールをしていました。
 本来,今日取り上げるべきは,期待のルーキーの一人板山さんだったはずですが,見事なランニングホームランで注目をさらわれ,本人としても悔しいのではないかと思います。
 板山さんのスイングを見ていると現役時代の金本監督を彷彿させるようで,このまま順調に育っていったら相当な逸材ができあがるのではないかと期待してやみません。

 それだけに,ポジションが外野というのが非常に困ったものです。
 外野は激戦区で,今のところ江越さんと高山さんがリードしているという状況ですから,そこに食い込むにはなかなかハードルも高いでしょう。
 できれば,好調といわれる外野手の中からサードもできるという人が出てくれば相当チームとしては柔軟な構想を立てられるのですが,そこは急造ではできませんし難しいのでしょう。
 若手を育てたいところで,なかなか贅沢な問題です。


 昨日投げた藤川さんですが,マックス144キロでカーブを織り交ぜた投球ということでした。
 球の回転はよかったように見え,そのためにストレートの球速が140キロ前半にとどまるものが多かったもののフライにばかりなってそれなりに抑えられていたという印象でした。

 ここから球速が数キロ伸びる予定と聞きますが,それでも1年通して先発で戦えるのかはやや不安です。
 その原因は色々とありますが,球速がどこまで伸びるのか,決め球はどうなるのか,怪我が再発しないか等が挙げられます。

 特に,往年の藤川さんはストレートで空振りがとれたため,それにプラスしてフォークボールを放って二択にすることで相当バッターを悩ますことができていましたが,今回は決め球をどうするのかということです。
 カーブは地味にデビューしたての頃から投げていましたが,決め球というわけにはいかないものでしょうし,やはり空振りをとれるのはフォークでしょうか。
 ですが,それもストレートが威力があるからこそできる組み立てで,全盛期から劣ってしまったといわざるを得ないストレートを軸にどのように組み立てていくのか,その絵がまだ見えないように思います。
 手の内を出し過ぎるのは問題ですが,できれば次はフォークやスライダー,カットボールも見せてもらいたいものです。

 それでも,先発としてのスタミナが持てば,ローテーションの5番手として試合を作ってくれる実力はありそうな気がしました。
 ですから,まだ未知数な要素は多いですが,今のところ戦力としてカウントしてよいのではないかと考えています。


 ヘイグさんが開幕に間に合わないとすれば,マテオさんだけでなくドリスさんも一軍で運用する予定ということになるのでしょうか。
 マテオさんは昨日割とよい投球してくれたので,個人的には計算に入れているのですが,ドリスさんはどうでしょうか。
 とりあえず,中継ぎとしては,高橋さん,福原さん,マテオさんという構成が勝利の方程式になっていくように思われ,そこにドリスさん,安藤さん,高宮さんなどが加わるという感じでしょうか。
 上記の通り,二神さんはもう少し調整を入れないと不安ですから,あとは金田さんなどが中継ぎ候補として上がると思います。
 できれば,青柳さんが出てきてくれるととてもおもしろいように思うのですが,ルーキーに過剰な期待をかけるのは酷だとも思います。
 あと,松田さんの怪我の回復状況の話を聞いていないので,そこも気になっています。


 始まったばかりと思っていたキャンプがもう終わり,これからオープン戦が増えていき,野球シーズン到来の雰囲気が一気に高まります。
 今年は若手に期待ができるため,このオープン戦ではたくさん出番をもらえるでしょうから,そんな中で切磋琢磨してもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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2016.02.27 Saturday
 こんばんは。

 今年の阪神のキャンプは色々と見所がありますが,特に注目しているのは横田さんです。

 横田さんは,これまで体格がすばらしいことから糸井二世という呼び声も高く,潜在力から見れば活躍が強く期待された選手でした。
 しかし,去年も一軍での活躍は聞かず,私もキャンプで期待するばかりの存在で終わってしまうのはもったいないとずっと思っていました。

 ですが,今年のキャンプでは非常によく打って活躍しております。
 今日のヒットはコースがよかったというもので,彼の能力を見せることができたヒットとはいえないとは思いましたが,それでもこのキャンプの試合の中では打率が5割を超えていて,非常に好調だといえます。

 先日も書きましたが,練習だとあまり活躍しなさそうだということですが,本番で活躍するというタイプのようで,チャンスに強い性質を持っているのかもしれません。
 それは,今の阪神に決定的に欠如していた決定力を持つ選手の片鱗なのではないかと思っています。

 スイングを見ている限り,安定してヒットを量産するのかどうかは少々問題はあるかもしれませんが,それでもすごく期待を感じさせる選手であることは間違いありません。
 ただ,バッティングフォームを見ていると,調子のよい時はすごく打ちまくると思うのですが,調子を崩した時にどのように悪いなりに対処できるのかというのが大きな問題なのではないかと思います。
 今は絶好調だと思うのですが,誰でも調子に波はあるもので,不調の時期に至ってしまった時に悪いなりにきちんとまとめられるのか,悪い調子からどのようにして抜け出せるのか,そのようなことが気になります。

 そう考えると,とりあえず是非とも一軍に置いておきたい選手であるとは思うものの,かといってすぐにスタメン抜擢というのはもう少し様子を見てからというところなのでしょうか。
 阪神外野手争いは,現在福留さんは確定として,江越さん,高山さん,板山さん,緒方さんなどが争っていますが,そこに横田さんが食い込むことは十分ありうるでしょう。
 特に,マートンさんが抜けてレフトがあいていますから,外野手スタメンの座をとる大きなチャンスだと思います。
 ですから,とりあえずもらったチャンスを生かしてもらって,開幕一軍を勝ち取り,徐々に信用を勝ち取っていってもらいたいと思います。


 期待の高山さんですが,残念ながら今日はヒットは出ませんでした。
 ただ,私は,高山さんは,ルーキー時の鳥谷さんとタイプが似ているような気がしています。
 鳥谷さんを思い返せば,一年目はいまいちでしたが,それでも我慢強く使っていって今日のような選手に成長しましたから,高山さんも我慢強くどんどん使っていくべきでしょう。
 素材は間違いないでしょうし,ここで成長を見限ってしまうのはもったいないと思います。
 サードを練習したという話もありますが,急造守備で調子を崩す可能性を考えれば今のところは外野専念でお願いしたいと思います。


 江越さんは,金本監督に尻を叩かれてから,今日はヒットを打ちましたし,フリー打撃でも柵越えを多く放ちました。
 別にキャンプの中で調子を落としたとしても,実戦で成果を上げてくれればいいわけですし,個人的にはやはりスタメン最右翼のままだと思っています。
 彼としても,去年と違って一気に強力なライバル候補が増えて大変だと思いますが,それでも去年スタメンを経験したことは他の選手よりも大きいのではないかと思います。
 彼の素材は間違いないですし,是非ともここから頭角を現してもらいたいと思います。


 ヘイグさんが怪我でお休みしているところで,サードは今成さんが最右翼なのかもしれませんが,個人的には陽川さんが出てきてくれるととてもうれしいです。
 今成さんは守備がうまいですし,打撃もくせ者のように働くこともありますから,今成さんで悪いと思うどころか期待したいと思うくらいです。
 ただ,今成さんは怪我があったこと,そして速球に弱そうなこと,不調の時期が長そうなことを考えると,1年通じてサード固定というのはやや不安を感じます。
 そうなると,陽川さんのような素材のすばらしい選手が出てくるとロマンを感じます。
 今日の陽川さんはホームランを打ちましたし,このようなパンチ力のある選手が出てきてくれると打線に活気が出ると思います。


 また,今日はマテオさんが対外戦デビューしました。
 マテオさんは,1回無安打2奪三振と仕事をしてくれまして,今日の結果を見る限りではなかなか期待できるように思いました。
 持ち味のストレートよりもスライダーが多かったようですが,危なげない投球でしたし,ストレートとスライダーの二択で勝負できそうな気配です。
 スライダーは空振りのとれる変化球ですし,直球持ちのマテオさんには相性のよい球だと思います。

 問題は制球力だと思いますが,今日のところはそこまで問題にならなかったようです。
 調子を崩した時にどこまで制球し続けられるかが問題だと思いますので,今後その辺りを中心に様子を見たいと思います。

 今日のところでは,そこまでの不安要素もなく,やはり期待を持ち続けられるようです。
 とりあえず,今は期待の若手が一人でも出てきてくれればというように願っているとともに,その成長ぶりを眺めることをもう少し楽しませてもらおうと思います。


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 こんばんは。

 先日左脇腹を痛めたという阪神の新外国人ヘイグさんですが,開幕に間に合わない可能性が出てきたという記事を見ました。

 ヘイグさんは,29日のキャンプ終了を待たずして帰阪が決定したということでした。
 回復具合がよくないようで,未だマシン打撃再開のめども立っておらず,開幕までに間に合うのか不安視する声が出ているそうです。

 原因は,メジャーの遅めのキャンプインや練習時間に比べて,日本の場合の早いキャンプイン,ハイペース調整に馴染めなかったのではと言うようにいわれていますが,その辺りはよく分かりません。
 ただ,前情報では結構打撃に期待ができるという話を聞いていただけに,回復具合が遅いというのは不安を感じます。

 もしもヘイグさんが間に合わないとすれば,外国人枠があくわけですが,その場合の最右翼は投手陣ではなくペレスさんでしょうか。
 ペレスさんは,打撃への期待が大きく,個人的には非常に活躍しそうな気がするのですが,最大の問題は外野というポジションだと思います。
 現在,外野は,江越さんを筆頭に,緒方さんや横田さん,高山さん,板山さんなどが争う激戦区ですが,ここにペレスさんが加わっていくとすればペレスさんが果たしてスタメンで使ってもらえるのかという問題があります。
 阪神としては,勝つために打てる選手を使いたいところですが,一方外野手を争う選手達は阪神の未来を担う若手ばかりです。
 そうすると,短期的な視点で行けば,打てる選手を使おうと思うものの,長期的なチーム作りを考えると期待の若手を使って育てたいという考え方もあります。
 その意味では,限られたポジションを若手に使いたいということになれば,ペレスさんスタメンは困難が伴うと思います。
 せめてペレスさんが別ポジション,特にサードができればとは思うのですが,そんな簡単な話ではないことはわかっています。

 そんな激戦区の外野手を争う横田さんですが,非常に調子がよく,対外5試合連続マルチ安打,今日は猛打賞でした。
 噂では,練習等ではそこまでよいようには見えないものの,実戦でこそ光るというタイプのようで,個人的にはチャンスに弱い阪神打線にもっとも求められる資質を持っていると思っています。
 もちろん,打った相手は基本的にレギュラーメンバーではないですから,それだけで彼の実力を過大評価してはいけないのですが,それでもこれだけ打っているというのは純粋にうれしいことだと思います。
 彼は左利きゆえの左打席ですから,右利きの左打席の選手よりも力を加えることが期待できると思われ,打線の右左の関係でも是非とも育ってもらいたい存在といえると思います。

 また,期待のドラフト1位の高山さんも初ヒットを記録しました。
 彼については,金本監督も,打撃フォームは完成系に近く,予想以上,スイングスピードが速いと絶賛しました。
 掛布二軍監督も絶賛していましたが,一軍に登場してとりあえず活躍する姿を見ると,これまで持っていた期待をより強めざるを得ません。

 その他,板山さんも非常に魅力を感じさせてくれました。
 個人的には,彼が伸びてきてスタメンをとってくれるようになると外野手争いが特におもしろくなってくれるのではないかと思っています。

 一方,江越さんはいまいちよろしくないようです。
 素材はすばらしいものがあるので,調整次第で他の好調の選手と同様活躍を見せてくれると思うのですが,今は別の選手が結構活躍できていることから,その対比としてより問題を感じてしまいます。

 また,大和さんはやはり守備が一級品ですから,セカンド争いで負けてしまったときにベンチに収まってしまうのはもったいなさ過ぎるので,できればセンターにいてくれると非常に安定感があると思います。

 とりあえず,今日も非常に楽しませてもらえました。
 やはり若手が育つ兆しがあるのはとてもうれしいものです。
 このところ,阪神は主力を外からとってくるという傾向が大きく,若手の成長に強い期待をかけるということがそこまで大きくなかったと思いますが,最近はその傾向が一変したことは大変わくわくさせるものを感じます。
 この時期は勝敗関係なくロマンを感じ続ける時ですから,もっと楽しませてもらうことにします。

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 こんばんは。

 最近福島第一原発の話が少なくなってきましたが,今日原発作業員のために原発敷地内にコンビニが出店したというニュースを見ました。
 コンビニ出店で作業員にとって利便性が高まったということだと思いますが,店員は大丈夫なのか,店員はどこから採用するのか,店員の時給当労働条件はどうなのか,色々と気になります。
 また,以前,福島県のコンビニのゴミ捨て場に原発作業の防護服が捨てられている事案が多かったという記事を見たことがありますが,その辺りの対策はどうするのかなど,出店するとしても問題が色々とあると思います。


 その件とは別に,福島第一原発事故によって被ばくした家畜に関する調査結果についての記事もあったので,今日はそちらを主に取り上げてみたいと思います。

 原発事故から2ヶ月後,政府は原発から半径20キロ以内に残された家畜の殺処分を決定しましたが,ある畜産家はそれを拒否し,牛を牧場に放ったそうです。
 そして,この方の牧場を含む,殺処分を拒否した畜産家の元の被ばく牛約160頭について調査がなされたということでした。
 大型動物の被ばくを長期的に調べるのは世界初ということで,被ばくした牛の採血,採尿,遺伝子変化の解析などを通して放射線の影響調査を行ったということでした。
 累積の被ばく線量は2000ミリシーベルト(人の年間目安量が1ミリシーベルト)という牛もいるそうです。

 これまでの調査結果として,白血球の減少など被ばくによる影響は確認されていないそうです。
 また,放射性物質に汚染されていないえさを与え続けた牛については,3ヶ月ほどで体内の放射性物質が排出されたということも分かったということでした。

 私は,放射性物質の影響力というものがいまいち分かっておらず,漠然とした知識のみを持っていたのですが,そのようなにわか知識が色々と誤っていたという可能性が大いにあるのかもしれないと思いました。
 今回の調査結果があくまで牛という種類にのみ意味があるのか,それとも人を含む生物全般に意味があるものなのか,それはまだ分からないことなのだと思いますが,それでも特に汚染されていない食物を食べ続けることによって体外に放射性物質が排出されたという研究結果は非常に興味深く感じます。

 家畜というのは,家族であるという認識の他,商売のためという考え方もあり,商品にならない家畜について生命倫理のみを問うて生かし続けよというのは,そのコストを支払わない人間のエゴだと思います。
 ですから,かつての殺処分の方針が誤っていたかどうか,それは無責任にいえるものではないと思います。
 ですが,殺処分にしなければ,牛は牧場で生き続けることはできたのかもしれないと思うと,そのことを知っていれば殺処分しなかったという畜産家もいたのではないかと思いますし,その点は非常に無念さを感じます。
 あくまで結果論でしかないのですが,それでも断腸の思いで殺処分にしたという畜産家の思いを酌めば,今回の調査結果は今後の多くの畜産家にとって未来のあるものにしなければならないと思います。
 また,人と原子力との関わりという今後の大きな課題にとっても,非常に重要な調査になると思いますし,より多くのことが解明されることを願ってやみません。


 阪神の福留さんが,23日にも自身の沖縄キャンプを打ち上げて自主調整を行う方針とのことでした。
 その理由としては,福留さんほどのベテラン選手について,自分がすべきことに専念することができるので,調整がよりいっそう進むのではないかということが上げられます。
 また,福留さんが1軍キャンプから去ることで,2軍から若手を上げられる枠ができるからということもあるそうです。

 特に後者の意味においては,非常に大きなことだと思います。
 先日金本監督は,1軍選手を見ていて,誰を2軍と入れ替えていいか分からないと悩んでいました。
 一方,高山さんは先日の練習試合で3打数3安打と非常に好調で,潜在能力の高さを見せつけており,1軍での適応力を見てみたい程でした。
 また,板山さんについても,仕上がりは順調で,彼の打撃も1軍でどこまで通用するのか,非常に興味深いものがあると思います。
 そういった若手を1軍に上げられれば,2軍の選手達も活躍すれば1軍にあがれるかもしれないという気持ちになってチームが引き締まると思います。

 そのためには1軍に枠があかないといけませんが,その枠を作るために定位置が決まっている選手を自主練習に動かすという案は非常によいと思います。
 今のところ,ヘイグさんについてもキャンプ早期打ち上げ案があるそうですが,噂ではこれに伴って高山さん,板山さん,原口さんが1軍に帯同するということもあるそうです。
 あくまで噂レベルではありますが,特に板山さんが外野手争いに食い込んでくれるとすごく楽しみが出てきます。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,クレームを入れた顧客宅に放火したということで現住建造物等放火未遂で逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この男の所属する会社が販売した食器洗い乾燥機の調子が悪く,修理してもなかなか直らなかったということでした。
 そこで,購入した男性がたびたび苦情を会社に入れていたということでした。
 男は,上司とともに,18日午前中に代替品を持って謝罪に訪れる予定だったとのことですが,代替品が用意できなかったということでした。
 そこで,家が燃えればクレームどころではないと考えて火をつけたということでした。
 午前2時頃に男性宅の竹垣やエアコン室外機などに火をつけたということで,自宅に燃え移る前に男性が消し止めたということでした。
 男は容疑を認めているということです。

 記事からだけでは実情が分からないので,このクレームの内容や程度がどうだったのか,会社と顧客側のどちらに非があったのかは分かりません。
 しかし,どのような理由があったとしても,火をつけるという突飛な発想に行き着いたことについて擁護することはできないでしょうし,なぜここまでの行為に及んだのかは理解に苦しみます。

 たぶん男にとってはクレームが非常に心労になったのだと思いますが,そうであれば別の社員に相談するなどの対応はなかったのかと思ったりします。
 もしも問題のあるクレームを入れる顧客であれば,私も仕事上そのような対処をしたことは何度もありますが,結局対処の方法はある程度あるものです。
 この男の所属している会社は大きいところであり,当然そのような対応のマニュアルや経験も豊富だったでしょうから,そのような知恵を引き出せば対処はできなくはなかったでしょう。
 ですが,この男は,それを自ら抱え込んで暴発してしまったということだったのでしょう。
 そう考えると,放火された顧客はもちろん最大の被害者だと思いますが,相談を受けていれば防げていたであろうに放火の謝罪や被害弁償等をせざるを得なくなった会社側も被害者という考え方もできると思います。

 午前2時であったにも関わらず消し止められたことは非常に幸運だと思っていますが,普通はなかなか気づかないと思います。
 また,午前2時に家に火をつけたとすれば,通常は中に人がいるとわかって火をつけたと思うでしょうし,捜査機関としては今回の放火未遂は殺人未遂という方向でも解釈しうるものだったのではないかと思います。
 現時点では殺人未遂で逮捕されていないようですが,その辺りは今後の捜査状況を見て捜査機関がどう考えるかでしょう。

 現住建造物等放火は重罪なので,相当重い刑が科せられるのではないかと思います。
 このような短絡的な行動によってどれだけ重い結果となったのか,社会的により認識されるべきであろうと思いました。


 昨日の阪神高山さんは,3打数無安打ということでしたが,今日は四国独立リーグ高知との練習試合で3打数3安打という好成績だったということでした。

 第1打席は1ボール2ストライクから流し打ち,第2打席は1ボール2ストライクで右前安打,第3打席はフルカウントから中前と左右中と打ち分けての3安打ということでした。
 同じような打ち方ではなく,打ち分けができていて,かつしぶとい打席であったと思いますから,潜在力を感じる打席だったと思います。

 まだ練習試合ですし,相手もプロ野球ではないことを考えれば,この結果を見て高山さんがすごいというのはまだ早いと思います。
 特に,昨日が3打数無安打,今日は3打数3安打ということで,両極端な成績を見ていると,少なくとも安定感はまだなのかもしれないというようにも思います。
 ですが,この結果を見ていると,やはりこの人は育てば阪神の中核的な存在になりうる人材だと思います。

 今の外野手候補は,江越さん,横田さん,緒方さん,ペレスさんなどが挙がっていますが,そこに2軍の板山さんだけでなく高山さんも十分その競争に参加できるだけの器だともいます。
 なるべく一軍経験をした方がよいとは思いますが,一方できちんと育成してもらいたいと思うので,二軍でそれなりに試合経験を積ませて,その後に満を持して一軍に合流させた方がよいように思います。
 とりあえず,怪我の完治を優先して,じっくり育ててもらいたいとおもいます。


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 こんばんは。

 今日は阪神のオープン戦の初戦を迎えました。
 こうなってくると,今年も始まってきたなと徐々に気分が高まっていきます。
 暗黒期は,オープン戦は結構強く,シーズンが始まった途端に負け続け,来季のオープン戦に向けての準備を始めたなどと思っていたものでしたが,このところ純粋な準備期間として見られるようになり,これはある意味幸せに,ある意味寂しくなったとも思えます。

 今日はヤクルトさんとの試合でしたが,結果は阪神が勝ちました。
 ただ,別にオープン戦ではチームの勝ち負けなどどうでもよく,もっとも大事なのは各選手の途中経過での出来だと思います。

 そんな視点で見ていくと,大和さんは3打数3安打ということで非常にすばらしい出来でした。
 まだオープン戦,かつ相手投手も調整中ということも考えれば,これをもって今年の大和さんは違うなどというつもりは毛頭ありません。
 ですが,もともと大和さんは守備の人であり,打つ方はある程度打てればそれでおおむねスタメンを確定させるべき選手ですから,その大和さんが打撃好調というのは単純にうれしい話なのです。

 大和さんの打撃は非常に好不調の波があるように思われ,悪い時は早い球数でポップフライを上げてしまってどうしようもないということが何度もありました。
 ただ,もともと大和さんは内角の球には強いイメージで,それを強く叩いて転がしてヒットにするというのがあっていると思っています。
 ですから,これまでの流すという考え方よりも,金本監督が進めてきた強く叩くという意識が浸透すれば,大和さんはもう少し打率が伸びるのではと期待していました。

 とりあえず,鳥谷さんの守備に衰えが見え始め,ゴメスさんの守備もいまいちという中,セカンドに大和さんが入ってくれれば一気に安定感が増すと思いますので,今日までとはいわないまでもある程度打ててくれるならば大和さんをセカンドに据えるという方針でいってもらいたいと思います。

 ただ,もしも大和さんをスタメンにするならば,打順は考える必要があると思います。
 それは,好不調の並があるということから安定的に出塁を望みづらいこと,バント等の小技が思ったよりも苦手であることから思うことで,できれば下位打線の中に組み込むという方向でやってもらえたらと思っています。


 また,今日は,梅野さんと横田さんのタイムリーヒットも出ました。
 特に,横田さんは2安打と好調で,この実戦向きなところは今の阪神に足りない要素だと思うので,もっと珍重してもよいと思います。
 金本監督も非常に魅力があるといっていますが,やはりあの身体能力を持っていてさらにバットに球が当たるようになれば,もはやここからの急成長を望むのは高望みとはいわせたくないものです。
 ポジションが外野手と激戦区なので,江越さんなどを押しのけてスタメンをとることはなかなか大変かもしれませんが,それでも経験を積めば彼ほど期待できる選手もなかなかいないように思います。


 一方,外野手のスタメンとして期待されているドラフト1位の高山さんですが,今日二軍の練習試合,韓国ハンファさんとの試合で,3打数無安打と結果を出せませんでした。
 今の段階ですぐに結果を出すことまでは期待していないものの,上半身とか半身がばらばらの動きをしているという話や,守備についてもあまりよい動きではなかったという話も有野で,どうも調整が不足しているのではというような気もします。
 彼の身体能力の高さから,よく当てて遠くに飛ばす話はこれまで何度も出ていたのですが,それだけでは実戦は足りませんし,より実践的な調整をする必要があると思います。

 今のところは,ライバルと目されている読売の重信さんの方が一歩リードというところなのかもしれませんが,シーズン開始時が調整の基準点なので,そこに調整が追いつけば別によいのではと思っています。
 とりあえず,高山さんについては将来のスタメン候補の最右翼として,順調な調整を期待したいと思います。


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2016.02.20 Saturday
 こんばんは。

 今日は,阪神は楽天さんとの試合に登板しましたが,結果は3回6失点と大炎上してしまいました。
 投球内容を見ると,直球は155キロを計測したものの,失策からの失点という不運はありながら,重盗で本塁を奪われたり,死球や暴投もあって,これが失点につながったということで,内容はよくなかったといわざるを得ませんでした。

 例年の藤浪さんを考えれば,この時期にこの程度の炎上をしたとしてもそんなに心配しておりません。
 なにせまだ試行錯誤しながら体を作っている途中ですから,今回の失点も試行錯誤の上での結果であって収穫があったのであれば,全く問題を感じません。

 藤浪さん自身が,一体何が原因だったのかを確認できたのであればそれでよいと思っています。
 藤浪さんは,
「前回の紅白戦で気になるところがあって,その辺を課題と思って投げた。結果は悪いですけど,この時期にしてはまっすぐの感触は悪くなかった。」
と述べており,本人が考えている課題を持って今回に臨み,今日の自分の出来を分析しているように思われます。
 そういう姿勢を見ている限り,今日の炎上ではやはりそこまで周りが騒ぐべきものでもないのだろうと改めて思いました。
 打たれた球はシュート回転していたものが多いと思われ,そういったところを改善していくのでしょう。

 問題は,藤浪さんが痛めたという肩の状態だと思います。
 これがシーズンに入ってから悪化したというのであれば,それこそ野球界全体の問題といえるレベルの話だと思いますし,そこが今日の時点でどうだったのか,それがもっとも気になる話といえるでしょう。
 この辺りは外から見ていてもよく分からないので,回復具合はいろいろな情報に頼らざるを得ないです。
 とりあえず今は順調に回復して行っていると信じるしかないです。


 今日の試合では,今成さん,横田さんと坂本さんがよかったです。
 特に,横田さんは,その身体能力の高さから,これまでいつか活躍するとずっと期待していましたが,ぼちぼち花開きそうで,その辺りうれしい限りです。
 この調子で結果を出し続けて一軍に残ってもらえたら,彼は何らかの結果を残せるのではないかと思います。

 一方,上本さんと小宮山さん,陽川さんはあまりよくなかったように思います。
 上本さんは,今年はセカンドを西岡さん,大和さんと争う立場であり,この時期にもある程度結果を出さないといけない立場ですから,今日の結果はやや問題だったのではないでしょうか。
 今のところ,セカンド争いは,打撃は西岡さん,守備は圧倒的に大和さんというところで,上本さんは彼らを上回るものを見せられていないように思います。
 個人的には,他のポジションの打力如何によっては大和さんを起用するのがチーム作りとして安定しそうに思いますが,いずれにせよ上本さんはいっそう奮起しないと危うくなってしまうのではと心配しています。

 金本監督は,1軍と2軍の入れ替えについて,非常に悩ましいとうれしい悲鳴を上げているということですが,個人的にもそれは同感です。
 ただ,高山さんが1軍でどれだけ通用するかも見てみたいという気持ちもあり,この辺りも考えると非常に困ったものです。
 個人的には守備を中心に考えて選手起用をと思いますが,一方去年は貧打にあえいだ記憶もありますから,打力にロマンを感じる選手も積極的に起用してもらいたいという気持ちもあります。
 この辺りは金本監督の裁量にゆだね,私は期待するばかりにしたいと思います。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:11
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,ガスボンベ交換の際に爆発したというものがあったので取り上げてみました。

 この事件が起こったのはガスボンベ交換をしていた時でした。
 男がガスボンベ交換をした際,ホースや接合部等からガスが漏れているのではないかと心配になったそうです。
 そこで,男は,何を思ったのか,ガス漏れを確かめるためにライターで火をつけてガスボンベに近づけたところ,案の定爆発したということでした。
 男は顔に熱波を感じたそうで,髪の毛の前の部分が焼け焦げてちりちりになってしまったものの,この事故で死傷者は出なかったということでした。
 男は,「まさかあんな風に『ドン』とくるとは思わなかった」と述べたそうです。
 事故後,連鎖爆発を避けるため,ガスボンベへの放水がなされたりして,無事鎮火したということでした。

 これを見ていて,まず中国の記事かなと思ってみてみたら,案の定中国で何となく納得しました。
 笑い話で終わるのは,死傷者がいなかったからでしょうが,この行為が危険な行為であり決して避けねばならないものであることはいうまでもありません。

 しかし,行動から結果までドリフのようで,まるであつらえたようなコントですばらしさすら感じました。
 これがもしもコントでやられたら見慣れた光景ということで特に何も感じなかったかもしれませんが,これが実際にやられた上で,このような結果に終わったとすれば様式美すら感じるように思います。

 とりあえず,このような人がガスボンベ交換をしてほしくはないですし,こういうことはこの事件だけで収まってもらいたいと思います。
 記事によれば,中国ではガス漏れによる爆発や火災がしばしば発生しているということで,この事件は笑い話で終わりましたが,こうなると笑えませんので,ガス漏れについてはもっと意識を高めてもらいたいものです。


 阪神ですが,矢野バッテリーコーチが開幕戦捕手に岡崎さんを指名したという記事を見ました。

 正直言って,岡崎さんは,これまで実績はあまりない方ですし,30歳を超えているので,実績や安定感をとれば鶴岡さん,将来性を見れば梅野さんか坂本さんなどを起用すると思っていただけに,結構驚きました。
 岡崎さんはについては,肩が強いという話を聞いたことがありますが,おそらく捕手としての守備力などが買われたのでしょうか。
 また,別の記事によれば,打力も上昇したという話もありますし,それが今の阪神の捕手の中では優れているということなのでしょう。

 自分の目で見ていないので,どのような評価をできるのかは何ともいいがたいですが,それでもここまで金本監督や矢野バッテリーコーチが述べている以上,ついに花開いた戦力として期待しています。


 また,金本監督は,藤川さんの処遇について,先発5番手として考えていると述べていました。
 その理由としては,13年に受けたトミージョン手術の影響で連投の負担よりも週に1回投げた方がチームに貢献できるというように判断したからのようです。

 確かに藤川さんの球は想像以上に切れていたと思います。
 一方,手術の影響は今のところ感じてはいないものの,それでも長いシーズンのどこかで発症してしまったら復帰は相当難しいでしょう。
 それを考えれば,先発という選択肢は悪くないと思います。

 ただ,藤川さんは,昔こそ先発をつとめていたものの,10年以上中継ぎ・抑えをつとめていましたし,短いイニングを投げるのとでは調整方法や体の作り方も違うと思いますから,先発に耐えうるスタミナはあるのか等の不安はあります。
 独立リーグでは先発をつとめていましたが,それでもプロ野球はまた別の緊張感があるでしょうから,そのような中でスタミナが持つのかというのは様子を見るべきでしょう。

 また,短いイニングと長いイニングとでは投球での勝負の仕方も違ってくるでしょうが,そのようなやり方はどうするのか,研究はすんでいるのでしょうか。
 主に捕手の仕事が大きいのでしょうが,それでも藤川さんも色々と勝手が違う中で工夫をしなければならず,課題の多いシーズンになるのではと懸念しています。

 とはいえ,藤川さんの復活の舞台を見たい気持ちは非常に強く持っています。
 また,もしも藤川さんが先発5番手にはまってくれれば,相当チーム運営が楽になることでしょうし,成功を心から願っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:44
 こんばんは。

 先日より世間を騒がせている清原さんの件ですが,今日のニュースを見ていたら清原さんが逮捕時に住んでいたマンションの家賃に関するものがあったので取り上げてみました。

 場所の特定情報等については記載しませんが,そのサイトを見ている限り,そのマンションの家賃は半額になっていました。
 この理由の詳細は分かりませんが,あの事件があってからの出来事ですから,あの事件が多少なりとも影響したのではと勘ぐってしまいます。
 そして,もしもこれが影響していたのだとすれば,清原さんの行った行為は本当にいろいろなところに甚大な影響を及ぼしているといわざるを得ません。

 私も弁護士という仕事をしていると時々事故物件,もしくはある物件で事故といわれるものが発生する現場に出くわすることはありますが,そのような場合はやはり扱いが非常に難しい物件になってしまうことは否めないと思います。
 今回の件を事故といってよいのかは分かりませんが,それでもあまり世間的にいいイメージではないことは明らかでしょう。
 最近は,そのような物件を検索することもできますし,一度そのような印象がつけられてしまえばその物件の価値は低く抑えられざるを得なくなると思います。

 これで困るのはオーナーさんサイドですが,オーナーさんとしては高額の投資物件として不動産を購入しながら,その価値が自分のあずかり知らぬところで大きく下落してしまうのですから,たまったものではありません。
 そうなると,オーナーさんサイドとしては,賃借人等については選別した上で貸したりしないと相当な損害を被ることが想像されます。
 この辺りは,不動産業者に依頼されている方については,その業者の腕の問題が大きく左右するところなのでしょう。

 ちなみに,清原さんの事件については,色々と情報は出ているものの,本人は未だ覚せい剤の入手ルートについては話をしていないようです。
 私の経験上,入手ルートを自供していない場合,罪証隠滅のおそれ等があるとして保釈が認められる可能性が大きく下がってしまうと思いますので,今後起訴された後に保釈が認められるかどうかは注目したいと思います。


 今日の阪神は,楽天さんと練習試合を行いましたが,快勝しました。
 今の時期の勝ちにそれほどの意味はないのですが,それでもこんなに打てるのかというくらい力強く打つことへの意識が見られたのは非常によかったです。

 ホームランは西岡さん,陽川さん,横田さん,ペレスさんにそれぞれ飛び出し,江越さんは2塁打と3塁打を打つなど,期待の選手が非常によく打ってくれました。
 金本監督は,強く振ることへの意識についてよく語っていましたが,今日の試合はそれがよく出たのではないかと思います。

 特に,長打が期待された陽川さんと横田さんにそれが出たのが大きいと思います。
 彼らは,将来の中軸を担うことを期待された選手達ですが,身体能力等については以前から色々といわれていたものの,実績に乏しい選手達でした。
 ですが,金本監督の強い期待により一軍に帯同してキャンプを行うこととなり,強く振るという意識がこれまでよりもより強くなって成果として出たのではないかと思うのです。
 特に,陽川さんについては,10球粘った上でのホームランですから,非常に成長しているように窺われます。
 課題は色々と多いものの,それでも身体能力の高さが間違いないことを示しましたし,このような実績を積み重ねていけばネクストサークルに立つだけで脅威を与えられる存在になってくれるのではないかと期待しています。

 また,江越さんも,去年期待されてよく使ってもらっていながらまだ結果はそこまで出てはいませんでしたが,今日の二塁打は特によかったと思います。
 こうしてみてみると,やはり彼は優れた能力の選手だと思いますし,辛抱強く使っていけば結果を出せる逸材なのではないかと思わせてくれます。

 投げる方では,秋山さんが3回1安打4奪三振無失点とよい働きを見せてくれました。
 これまで期待されたほどの働きをできていませんでしたが,彼が頭角を現してくれれば先発投手陣にも厚みが出てくるのではと強く期待しています。

 とりあえず,課題も色々と見えましたが,それでも今年の阪神はよくバットを振るという意識が見えて,非常にうれしい日でした。
 今後の成果をまた楽しみにしたいと思います。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:22
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,石破地方創世担当相が,プロ野球の16球団拡大構想について前向きな姿勢を示したというものがあったので,取り上げてみました。

 石破大臣は,15日の衆院予算委員会で,16球団拡大構想について,「なぜ球団を増やせば地域創世,若い人達の夢,地域貢献につながるのか,政府として検討する」と述べたそうです。
 また,この際「官主導ではなく,民主導だ。政府がいったからそうなるものではない。」とも語ったということでした。

 16球団構想ですが,まずチームを増やすとしたら,試合の組み合わせ等の都合を考えれば,16球団となるのでしょう。
 また,16球団となれば,現在の2リーグ制から4リーグ制への移行も検討されると思います。
 そうなれば,今まで見てきたプロ野球よりも,いろいろな角度からものを見られるようになるかもしれませんし,ある意味楽しみも膨らむかもしれません。

 一方,個人的には実現できるのかという疑問があります。

 そもそも,プロ野球は,かつてよりも人気が低下しているといわれて久しいですが,数を増やしてその分運営ができるのでしょうか。
 昨今はテレビ放映もほとんどなくなってしまいましたが,各球団ともに収益をどうやって上げるか四苦八苦しているところでテレビ放映のライバルを増やしてうまくいくのだろうかと思ってしまいます。
 企業が運営する以上,利益が出ないといけませんが,それは今は時期が悪いのではという気がしてなりません。

 プロ野球球団の運営には,選手の年俸だけを見ても多額の費用がかかります。
 球団を誘致したにもかかわらずやはり球団経営をできなくなったと手放すことは社会が許さないと思いますから,安定経営の会社が母体となって球団を経営していくことが望まれますが,どれだけそのような会社が手を挙げるでしょうか。
 最近は,ソフトバンクさんや楽天さん,DeNAさんのようなネット系の会社が球団経営をすることが多くなっており,これらの会社は自助努力の成果もあって今のところ安定的な経営をできていると思いますが,そのような会社がたくさん手を挙げたりするのでしょうか。
 実業団のスポーツ関連を取りやめているところが出ているという昨今,野球ばかりを取り立てて持ち上げてくれるのだろうかと心配もあります。

 また,有力選手は限りある資産ですが,球団数が増えれば当然分散されてしまい,本来プロ野球に残れなかった,プロに見合わなかった選手もプロ契約をして選手となることになるでしょう。
 裾野の拡大はチャンスの拡大でもあり,若者の夢を広げるという結果につながることは否定しません。
 しかし,これによって発生するであろう質の低下が見受けられるか心配です。
 弁護士業界もそうですが,司法試験の合格者数を増やしたがために,過去の試験時代には受からなかった人達が資格を手にしているということもありますが,そのためにこの業界の質が低下したということは否めないように思います。
 プロ野球を見る楽しみの一つとしては,常人ではできないプレーを成し遂げる選手達を見ることですが,質が低下すればその分プレーの質も落ちることとなるでしょう。
 それがお金を払ってでも見る価値があると考えられるかどうか,それも大いに問題であろうと思います。

 新球団ができるとなれば,その強さも問題でしょう。
 思い出すのは,できた当時の楽天さんで,あの頃は相当厳しいチーム運営を迫られていたと思います。
 今はそれなりに強いチームになり,人気もありますが,それを長い目で皆が見てくれるのかというのは不安もあります。

 プロ野球球団増加の効果である地域創世については賛成です。
 確かに,ロッテさんやソフトバンクさん,日ハムさんのように,本拠地を移転して地域に根ざして成功したといえる球団もあるかと思います。
 ですが,サッカーを見ていると,必ずしも地域創世に繋げられるかといえばどうでしょうか。
 地方に行ったというだけでは足りず,そこからどうやって地元に根ざしていくのか,その方法はなかなか努力を要するのではないでしょうか。

 日本には社会人野球や独立リーグがあり,結構盛り上がっているとは思うものの,それはまだ全国規模ではないと思います。
 これを強引にプロ化してしまって盛り上げようとしても,他人が強引につけようとした価値を一般人が受け入れるのかといえば少々疑問です。
 人気は誰かに強制されるのではなく,個人的に楽しいと思うという輪が広がっていって成し遂げられるものだと思いますので,人気が成熟した後であればともかく,闇雲に数あわせのために4球団増やそうというのはちょっと違う気がします。
 特に,今回の件は,石破大臣の発言によって,既に官主導になってしまっており,新球団人気に水を差す結果になるのではという思いもあります。

 個人的には,関東にチームが集中しすぎていると思うので,これをもう少し分散させてもとは思いますが,安易にチーム数を増やすというのは失敗の元であると思います。
 ですから,やるならばプロ野球の球団を増やすよりも,先に少年野球や社会人野球,独立リーグなどの活性化を行ったりする方が先な気がします。
 また,どうしても地方に球団をと考えるならば,まずはプロ野球の二軍を各地に誘致させる戦略をとることもありなのではないかとも思います。
 いずれにせよ,この手のことは段階を踏んで,期が熟してから実行に移すべきと思いますので,現段階では球団を増やすのはどうかなと思いました。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:16
2016.02.14 Sunday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,太陽がこの100年のうちでもっとも活動が低下しているというものがあったので取り上げてみました。

 2月12日にNASAが撮影した太陽の映像では,目に見える大きさの黒点がなく,フレアの発生もなく,X線の放射も平坦瑕疵,太陽の活動がほぼ静止状態になったということでした。
 太陽はおよそ11年周期でその活動が極大化と極小化を繰り返しているそうですが,現在は2008年に始まった第24太陽周期の極小期なのだそうです。
 1906年2月に極大化した第14太陽周期以降,太陽の黒点の数が今ほど減少した記録はないそうで,現在の状況は1798年5月から1810年12月までの第5太陽周期の時に似ているそうです。
 太陽活動が低下すること自体は異常ではないということですが,現在の傾向が続いた場合,地球はミニ氷河期に突入する可能性があるそうです。

 太陽の活動や周期について気にしたことはほぼこの生活の中でなく,この記事にある情報はほとんどが知らないことばかりだったのでした。
 夜の月や星についてはそこそこ見たり調べたりするものですが,太陽の方が縁があるはずなのに,そこにあって当然と考えている存在だからこそ関心もなかったのかもしれません。

 ただ,何事にも周期があるというのは頷ける話で,人が観測を始めてから11年周期で今が24周期目ということですから,近代天文学というのは割と近い時点からなのだなと思ったりもしたものです。
 その歴史は私には分かりませんが,星と違って太陽は観測が難しいと思いますし,その意味では星の観測よりも太陽の観測の方が後だったというのは何となくそうなのかなと思ったりもします。
 ただ,知らない話ばかりなので,今後暇な時に時間をかけて調べてみようと思いました。

 これによってミニ氷河期がくるかもしれないということですが,今温暖化などといわれているものの,気温の上下などというのは何も地球内部の問題だけでなく外部の問題も複合的に考えねばならないのだと当たり前のことに気づかされました。
 地球温暖化と二酸化炭素の関係もあるのかないのか諸説あるようで,本当に地球が温暖化しているのか,その原因は何なのか,それすら分かっていませんから,まして地球外の影響などどのように計算に入れてよいのか,もはやよく分かりません。
 そして,こういうことを知るにつれて,人間にできることなど所詮たいしたことではないと改めて思わされますし,宇宙の中では本当にちっぽけもいいところだなと思ったりもするものです。

 上でも書きましたが,こういうことを見ていると,久しぶりに宇宙に関する本などを読んでみたくなりました。
 最近小説などで一日がつぶれることはありますが,たまにはこの手のものを一日じっくりやってみたいと思いました。


 今日の阪神キャンプでは,藤川さんが登板し,2回無失点の好投ということでした。
 二塁打を受け,四球を与えることはあったものの,最速147キロのストレートをもってして後続を断ち切ったそうです。
 この記事を見ていると,往年の藤川さんが戻ってきたのかもしれないと期待してきます。
 この時期ですから,147キロはまだまだ伸びてくると思いますし,これにもともと武器として使えていたフォークなどが入ってくるとかなり期待できるのではと思ってしまいます。
 また,情報によれば,コントロールも悪くなかったそうで,今日のような投球ができれば大きく崩れないように思います。

 一方,新外国人ドリスさんですが,1回3失点とあまりよくない投球でした。
 情報によれば,あまりコントロールがよくなかったようで,ストレートが打ち込まれてしまっていたようです。
 これについては,ドリスさん獲得の話が出た時から不安視されていたことですから,正直言ってそこまで動揺していません。
 また,マテオさんの保険という色合いもありますから,その意味でもマテオさんとどちらかがいいならば問題なしという考えもあります。
 マテオさんの方は,そこそこコーナーに入れられるコントロールがあるようですから,今日のところはマテオさんの方が一歩リードというところだと思います。
 個人的には,両者が競り合って高めあってほしいと思っており,今の段階でどちらを抑えに起用すると決めてしまうのは非常にもったいないと思っていますが,それでも今日の出来を見る限りコントロールの差があったかと思いました。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:19
 こんにちは。

 今日のニュースを見ていたら,水族館に入ってきたばかりのマンボウがすぐに亡くなったというものがあったので,取り上げてみました。

 このマンボウは,サンシャイン水族館に2月5日に搬入されたもので,翌週である今週から全面展示の予定でした。
 しかし,2月11日朝にこのマンボウの死亡が確認されたということでした。
 マンボウの展示再開については,今後も取り組んでいくそうです。

 マンボウといえば,2ちゃんねるに有名なコピペがありますが,これはどうやらデマだということのようです。
 ですが,今回の様なマンボウが水族館に搬入されてから僅かな期間のうちに亡くなってしまう様子を見ると,あのコピペが本当なのではないかと世間でまたデマがまことしやかに出回ってしまうように思います。
 ですから,悲しく,かつ不名誉なことではあると思いますが,水族館側としては,正しいマンボウの知識を皆に持ってもらうため,マンボウの死因について世間に公表してもらいたいと思います。

 しかし,あのコピペが嘘かどうかは別として,やはりマンボウは飼育の難しい魚なのだろうと思います。
 実際どのくらい大変なのかは分かりませんが,専門スタッフが面倒をみていてもこのようになってしまうのですから,マンボウは難しい魚なのでしょう。
 ずいぶん昔に何度かみたことがありますが,このニュースを見ていたらマンボウをみてみたくなりました。


 阪神のメッセンジャーさんが,投内連係やバントシフトの練習などでマテオさんとドリスさんに熱心に教えたという記事がありました。
 メッセンジャーさんは,「僕も1年目の時に苦労した。できるだけ助けたい。」と述べたそうです。

 この記事を見て,そういえばマテオさんとドリスさんについては,等級に関する情報は持っていたものの,投手としての守備力については全く知らなかったと気づきました。
 フィールディングといえば,桑田さんやマエケンさんなどがうまいとよく言われますが,マテオさんとドリスさんはどうなのでしょうか。
 その点をメッセンジャーさんが色々と指導してくれるのであれば,非常に心強いと思います。

 メッセンジャーさんは日本での活躍が今年で7年目ですが,自分の調整はもちろんのこと,慣れてきたお陰で周りにも色々と目が配れるということなのでしょう。
 彼の投球は基本的に安定していますから,そういう安定しているという実績が他者への気配りという形にも出てきているのだろうと思います。

 ただ,これまで見ていて,メッセンジャーさんについては,体重の管理とバントについてはもう少し頑張ってほしいかなと思っています。
 今年は体重管理はよくできているそうなので,あとはバントをもう少し熱心にやってもらえるとさらに勝ち星がついてくると思いました。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 16:34
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,スマホケースのうちきらきらケースといわれるものに関する火傷被害に関するものを見たので,取り上げてみました。

 この火傷というのは化学火傷で,海外では多数の被害報告がなされているそうです。
 ケースには液体が入っていて,その液体の中に光る粒などが入っているのですが,この液体の中には酸が入っているものがあったそうです。
 そのため,ケースから液体が漏れて皮膚に触れると火傷をしてしまったということで,そのための被害が多数報告されたということでした。
 中には第2度から第3度の火傷を負い,一生痕が残るほどになった人もいるそうです。
 このようなケースは日本にも輸入されているそうで,キラキラケースといった名称がつけられて流通しているものもあるそうです。

 昔から光を放つ雑貨が祭りの屋台などに並んでいるのをよく見かけましたが,あのすべてについて今振り返ってもどういう成分で光っていたのかいまいち分かっていません。
 もしかしたら,その中のいくつかは健康に問題のあり得るものもあったのかもしれませんが,その辺りは今から考えても知りようもありません。
 ただ,危ういと思うものには,調査をしないうちには近づかないということが基本的に大事なのかもしれません。

 とはいえ,店に並んでいるものがまさか危険なものと思うことは少ないでしょうし,たくさん並んでいるスマホケースの中から個性的なものを選びたいという気持ちも分かるので,これを事前情報なくことさら避けるというのは可能性としては低いと思います。
 そうなると,そもそも取り扱っている店としては,自身の取り扱う商品がどのようなものなのかを厳重に確認しないといけないということになろうかと思います。
 そして,それを怠った結果として損害が発生した場合に責任を負うこともやむを得ないということをより自覚してもらうしかないでしょう。

 このような危険製品で被害にあった場合,PL法に基づいても賠償請求をできる可能性があると思います。
 PL法の適用対象は輸入業者も含まれるので,輸入商品によって被害にあった場合は輸入業者に対する請求を考えることもありうると思います。
 ですから,取扱店ばかりでなく輸入業者も責任を負う可能性があることから,輸入業者も品物を売却したから責任を免れるということではないと自覚してもらわねばならないこととなります。

 そもそもどうしてスマホケースという日頃から身体に携帯することの多いものに酸を使おうという発想に至ったのか,その点は責められるべきと思いますが,何となく違和感を感じたものはとりあえず調査してから取り扱うというのはどの立場でも大事だということだと思いました。


 阪神ドラフト6位の板山さんですが,最近よく名前を耳にするようになりました。
 特に,そのバッティングは高山さんをしのぐという評価もあるようで,個人的にも相当期待しております。

 その板山さんですが,金本監督の指示により三塁の守備に挑戦しているという記事を見ました。
 記事によれば,ヘイグさんの評価が芳しくないということで,正三塁手が不在なことから,板山さんを試そうということのようです。

 板山さんの三塁守備経験がどのようなものなのか分かりませんから,個人的にこれがよいことなのかはわかりません。
 ただ,大和さんは外野だけでなく内野の守備にも才覚を見せていますから,もしかしたら板山さんの三塁挑戦も意味があるのかもしれません。
 特に,板山さんの出場機会が増えることは私としても非常に楽しみですし,試しにやらせてみることはいいことだと思います。

 ただ,打撃に期待のかかる選手ですから,三塁守備練習をさせることで打撃が崩れてしまうのであれば,現状を伸ばす方向に変えていくべきであろうと思います。
 その辺りの見切りは掛布二軍監督に大いに期待したいと思います。

 ちなみに,他のニュースとしては,ゴメスさんがユニフォームの上を忘れて,中井打撃投手のシャツを借りて練習したという記事もありました。
 ナインからナカイさんとひやかされたというほのぼの記事があったくらいですから,今日の阪神は平和だったのでしょう。
 この話がどうかは別として,とりあえず怪我がなく練習ができた日であればよかったと思いました。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:22
 こんばんは。

 昨年プロ野球では,主に三塁ランナーのマートンさんが捕手に体当たりをして怪我を負わせるなどが問題になったことで,捕手と走者のルールが作られました。
 それは,本塁での危険な衝突を防ぐため,走者と捕手の双方に禁止事項が設けられるというものでした。

 しかし,今日の記事を見ていたら,西武さんのキャンプで行われた走者と捕手の衝突ルールの適用に関する練習の中で,圧倒的に走者が有利になるということが分かったという記事がありました。
 このルールの中では,捕手がブロックなどで走者の走路をふさぐことが禁止されるので,得点圏の走者は微妙なタイミングでも迷わず本塁に突入し,結果としてほとんどがセーフになったということでした。

 この練習では,1アウト1,3塁の場面,三塁走者が左犠飛で生還し,さらにタッチにいった捕手が体勢を崩している間に一塁走者もタッチアップで二塁に到達してしまったということでした。
 この練習に参加した岡田捕手は「昨季までなら”待て”の場面だが,新ルールだからこそ二塁に進めた。捕手はタッチの姿勢から1回転して投げないといけない。走者の立場で考えた場合は行くべき。そういう野球になる。」と話したということでした。

 また,1アウト三塁の遊ゴロで,三塁走者がホームに突入してセーフになり,さらにタッチアウトにできなかった捕手が一塁に送球したものの打者走者もセーフになったということもあったそうです。

 さらに,1アウト二塁の場面では,浅い右前打で二塁走者が生還しただけでなく,送球感に打者走者も二塁に到達してしまったということでした。

 これらを見ていると,捕手側の負担が非常に大きく,かつ3塁走者がいる場合は走った者勝ちになる傾向があると思います。
 そして,捕手が三塁走者をアウトにできたとしても,そこで体制を崩すなどに成功していれば打者走者や別の走者がいればそちらを生かす野球ができるということになります。
 そうなると,基本的に三塁走者は積極的に,二塁走者が三塁に到達する場合は本塁へ向かうパターンが多くなる,という傾向が生じることとなるでしょう。

 このことは,おそらく野球をする側にとっても見る側にとっても色々と戦略が変わってくると思います。
 すなわち,基本的に走者を三塁に進めた場合,もはや一失点を覚悟するのが前提となる可能性が高く,内野前進守備でも失点を防げる可能性が高くなる以上,確実にアウトを取りに行く戦略になってくるのでしょう。
 そうなれば,攻撃側はいかに走者を三塁まで進められるかが戦略のポイントになるでしょうし,守る側はただの得点圏に走者を背負うというよりも三塁に進められたら高い確率で失点するということをこれまで以上に意識する必要が出てくることとなります。

 一方,三塁コーチャーの仕事は,これまでよりも見極めるポイントが楽になるでしょうが,一方でこれまでのタイミングよりも遅めに走ってきた走者に対しても腕を回せることになるわけで,その辺りの見極めはやはり難しいのでしょうか。

 このルールがよいものかどうかは実際に始まってみないと分かりませんし,守りづらく攻めやすいということであれば単純に考えると守備力が高くて攻撃力の低いチームにとっては有利になるということなのでしょう。
 今の阪神は,攻撃力は低いといわざるを得ず,おそらくこのルールの恩恵を被る場面が結構あると思います。
 ですが,一方で守備力が高いともいえず,その意味ではこのルールで失点する場面も多いと思います。
 ですから,阪神はその恩恵ばかりを受けるというわけではなさそうですが,とりあえずまずは様子を見てからでしょうか。


 今日の阪神キャンプニュースを見ていたら,二軍キャンプ場にスズメバチが登場し,一悶着あったというものがあったくらいでした。
 とりあえず誰かが刺されて戦線離脱とはならずによかったのですが,よくこれが記事になったなと。
 こんな出来事でも記事になってしまうのは,阪神という人気球団故なのでしょう。

 この記事では,ルーキー高山さんがバットを持って追い払おうとしたものの,周囲に止められたという描写がありました。
 どのくらい蜂がいたのか分かりませんが,あんなに小さい虫に対してバットを振り回して当てられるのか,さすがに無理だろうという気がします。
 まあ,バットコントロールとスイングスピードに長所があるらしいので,狩野かもしれませんが,それでもしくじって反撃を食らう,もしくは仲間が反撃に来るというリスクを思い浮かべるとその話はとてもよいとは思えません。
 高山さんはある意味蛮勇ともいえる勇気の持ち主だと思うので,とりあえずその勝ち気さを野球でも存分に見せてもらえたらと思います。

 ちなみに,最後はスカウトが二本の棒で挟んでグラウンド外に運んでいって終わったそうです。
 本当にこれでよく記事になったと思いました。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:22
 こんばんは。

 プロ野球のキャンプが始まり,毎日のように野球のニュースに接することができる幸せを味わっております。
 阪神ネタとしては,主に金本監督のことが話題に取り上げられることが多いですが,今のところ特に問題なのは昨日取り上げた松田さんの離脱でしょうか。
 中継ぎについては不安なこともありますが,二軍で励んでいる高山さんについてはいい話がよく聞こえてきます。

 昨日のフリー打撃ですが,高山さんはバックスクリーン超えを放ったというものを見ました。
 高山さんのキャンプ開始以降の打撃は非常に目を見張るものがあり,特に長打力についてはとんでもない素質を秘めていると感じざるを得ません。
 高山さんの前評判は,長打力よりもアベレージヒッターとしてのものをよく聞いていましたが,これだけ飛ばしまくっているところを見るとその評価を改めざるを得ないと思います。

 問題は,プロの投手相手にどこまで自分の打撃を崩されずに対応できるかということでしょう。
 六大学の安打記録を見ると,すぐに対応できるかは不明ではありますが,対応力は十分あると思われます。
 そして,これで対応できるようになれば,あとはこの長打力を見せてくれるだけですし,これは久々に自前のクリンアップになりうる候補が登場したのではないでしょうか。

 これで足と守備があるのですから,否が応でも期待してしまいます。
 とりあえず,早い段階で一軍で実戦を経験させてもらいたいと強く思います。
 これだけの素材となれば,じっくり育ててほしいので,すぐに結果を求めることはやめてもらいたいですが,私自身自分にそのように言い聞かせたいと思います。


 投げる方では,藤浪さんのクイックの記事を見ました。
 クイックモーションの計測において,1.01秒という驚異的な速さを見せたということで,塁に出たランナーも脅威を感じるレベルのものではないでしょうか。
 これで少しでもリードが小さくなってくれれば,より失点が減ることになりますし,投手としてより協力になっていってくれることでしょう。

 以前から,藤浪さんは,調子を崩さなければ勝てる投手であると思っていましたが,問題は調子を崩した時にどの程度まで抑えられるかだと思っています。
 クイックの調子も投球の調子と同じく上下があったりするのだろうとは思いますが,それでもクイックの速さで警戒させられれば調子の悪い時でもそれなりの対処ができるようになっていけると思います。
 そういう武器を積み重ねて持っていられれば,調子の悪い時という課題を徐々に対処できるようになっていってくれると思っています。


 ドラフト5位の青柳さんですが,今日は打者5人を無安打に抑えたそうです。
 青柳さんは下投げという特殊投法で,それだけでもどんな活躍ができるのか見てみたいと思っていたのですが,今日は内角へのスライダーがよかったようで,ますます楽しみになっております。
 なるべく早く生で見てみたいので,とりあえずまずは一軍の中継ぎで活躍してもらいたいと思います。
 特に,阪神中継ぎ投手陣は今非常に厳しい状況にあるので,そういった中でどんな活躍を見せてくれるのか,非常に楽しみにしたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(1) | 23:31
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 今日のニュースを見ていたら,ある振り込め詐欺に関するものがあったので,取り上げてみました。

 警視庁が1月に摘発した振り込め詐欺のアジトから,松岡修造さんの日めくりカレンダーが押収されたという話がありました。

 逮捕された振り込め詐欺一団のリーダーは,警察の調べに対して,他の構成員が逃げないようにするために身分証を預かっていたと供述しているそうで,身分証を確保して人質状態に置いていたということでした。
 その味とに並んだ机の上には「世の中金次第」と書かれた紙が貼られていたり,松岡修造さんの日めくりカレンダーも掲示されていたということでした。
 また,アジトに売り上げ目標が掲げられ,個別に詐欺達成額をホワイトボードに書き込んでいたグループや,構成員にタイムカードを押させるなど,企業のように管理体制をしいていたグループもあったということでした。

 この記事を見ていて,松岡修造さんにはいい風評被害だろうと思い,敢えてタイトル部分には名前を載せないことにしました。
 松岡修造さんのカレンダー,私も店で何度かみたことがありますが,あのキャラクターから発せられるであろうという言葉がたくさん連ねられており,ある意味勇気づけられるものだと思います。
 一方で,ご自身も気分が落ち込むこともあるだろうに,このようなキャラクター付けを勝手にされてしまっていて,ご本人は生きて行きづらくはなっていないだろうかとも心配になります。
 ご本人さんの言動によるところも大きいのだとは思いますが,世間の中ではこれが少々過剰に伸びすぎてしまっている嫌いがあるように思われ,そのような印象は本来のご本人さんのキャラを逸脱しているところもあるでしょうし,周囲が過剰な期待をかけるというのは気の毒であろうとも思ったものです。
 ただ,芸能人やスポーツ選手などというのは,周囲から自身の能力以上の過剰な期待をかけられ,その上でそれを飛び越えていくべき存在であろうという考え方もあるでしょうし,だからこそ我々も彼らを期待してお金を支払ってでもみたいと思うのでしょうから,それは職業柄の宿命でもあるのでしょう。

 話を戻すと,振り込め詐欺も,一般の営業職と同じようにノルマが課せられていたのだろうと思いますし,それを達成させるために色々な方法をとっていたのだろうと窺われます。
 ただ,身分証を預かるというネガティブな形で強要するのはこのような反社会的勢力の中でありがちですから理解できるのですが,松岡さんの言葉のようにある意味ポジティブな形で気持ちを起こさせてやらせようというのは何だろうなと思います。
 我々にとっては,詐欺というのはその犯罪のあるかなしかというのが第一の問題であり,額が大きければ重大な犯罪だと認識するという二段階の構造をもってして考えます。
 ですが,犯行を行う側にとっては,それを実行するのが前提なのですから,あるかなしかではなく単純に額の問題なのでしょう。
 額が問題になる以上,これが僅少であればいけないとして,いかに尻を叩くかというのが問題になるというのは構造として理解できますが,それでもそのためにはあの手この手を講じようと努力している様が見えるのは何とも滑稽なものです。

 この手の犯罪に関する国選弁護などはこれまで十件以上ありますが,被害額が高額になりがちな犯罪であるため,末端構成員で利益を享受できなかったとしても前科なしで実刑判決が下されることも少なくないという印象です。
 末端に与えられる利益などその後の人生へのリスクからみれば割に合わないとしかいいようのないものだと思いますし,そのようなことへの理解がもっと社会に浸透すればとは思います。


 阪神キャンプですが,投手の松田さんが右肩関節炎としてキャンプを離脱したという記事を見ました。
 松田さんは,去年も怪我に泣いて,ほとんど活躍できずにシーズンを終えてしまっただけに,大変残念に思います。

 松田さんは,素材だけ見れば,阪神若手投手陣で最も期待されるべき存在であり,将来はJFKばりの活躍を見込めるのではないかと思っていました。
 しかし,何度も怪我をくり返しており,そのようにして野球人生を終えてしまった投手をこれまで何度もみてきただけに,非常に心配しております。

 今年の阪神キャンプは,松田さんだけでなく,伊藤隼太さん,島本さんも離脱し,早くも3人目の離脱となりました。
 このようなところで離脱しないためには,日頃からの体のケアが大事なのだろうと思いますが,その辺りこの3名がどうしていたのか,私には分かりません。
 ですが,この春先でこれから体を作ろうという時期に怪我をしてしまっては,1年を棒に振る可能性も十分出てきてしまいます。

 それぞれが活躍を期待されていた選手ですし,特に松田さんは苦境にある阪神中継ぎ陣で頭角をあらわすべき人材であろうと思っていただけに,私も大変失望しています。
 他の選手は,このような形で離脱することのないよう,しっかりとケアして臨んでもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 19:38
2016.02.04 Thursday
 こんばんは。

 今日の記事を見ていたら,恵方巻が大量に廃棄されたというものを見たので,取り上げてみました。

 恵方巻といえば,近年突然節分に食べるという話の出てきた海苔巻きです。
 私の子供の頃は全く聞いたことがなく,個人的にはほぼ馴染みがない,ハロウィンと同じようなものだという認識です。
 関西地方ではこのような習慣があったということですが,いまいち何か乗っかろうという気持ちが起こりません。
 まるで誰かがこのようなものを流行らせて商売に繋げようという,そんな作為を感じてしまうというのがその気持ちが起こらない理由だと思います。
 先日,テレビスペシャルでラピュタが放映された際,「バルス」とツイッターなどに書き込むことを公式や各企業が推奨しましたが,故意的に流行させようとされた途端にやる気が失われて書き込み数が減ってしまったということと同じようなものだと思います。

 とはいえ,文化というのは,その時々の人間が面白がったりして流行させたりして生じるもので,故意的に流行らせようとしたものであったとしてもそれだけで否定するようなものではないと思います。
 問題は,どれだけの人がその流れを受け入れる気持ちがあるかどうかだと思います。

 その意味で,今回の記事の中にあった恵方巻大量廃棄は,どのように考えるべきなのでしょうか。

 一つ目の考え方としては,恵方巻が世間に定着していないため,あまり売れなかったという考え方があるかと思います。
 私のように,作為的に流行らせようとしたということに思うところがあるという人などが多い場合,なかなか世間に定着するというのは難しいのかもしれません。

 二つ目の考え方としては,売る側の見込みが間違っていたという考え方があると思います。
 幼い頃から恵方巻文化を教えられた世代にとっては,私と違って恵方巻は根付いているのかもしれませんが,一方販売側において文化が根付いたという見込み数が多すぎたために大量に売れ残ってしまったということかもしれません。

 個人的には,この2つの考え方の複合がこの原因であろうと考えています。
 つまり,ある程度恵方巻文化は根付いていたものの,そこまでの数ではないということだったのでしょう。
 そのため,今後は恵方巻の売れる数は徐々に増えていくのかも知れませんが,現時点で売れると考えている数より大幅に修正をする必要が出てくるということだと思います。

 こういう様を見ていると,ある程度この習慣は根付いているのかもしれませんが,文化というにはまだまだ足りないと思います。
 文化といわれるには,やはりクリスマスケーキくらいまで捌けるものでないと何となく違和感を感じますが,これも私の感覚の問題ですし,所詮程度問題でもありますから,人によっては文化たり得るのかもしれません。


 阪神のルーキー高山さんですが,昨日フリー打撃でとんでもない結果を出したばかりだったにもかかわらず,今日はロングティーで60スイング中48本柵越え,最長140メートル弾という成績を残しました。
 掛布2軍監督も驚いていたようです。

 これだけでレギュラー当確などというつもりはありませんし,実際にプロの投手と対峙してどこまでできるのかが問題ですからそれを見ないと結論は出せませんが,それでもとんでもない器が登場したと思いました。
 昨日今日見る限り,間違いなくいえることは身体能力,素材としては非常に優れているということです。

 阪神は,長らく自前のスラッガーを育てることができずにおり,その点は非常に悩みでもありました。
 個人的には,濱中さんがそのようになってくれると強く信じていたのですが,守備と走塁から崩れて怪我に泣くこととなり,最終的には阪神を離れて引退してしまいました。
 それ以降,桜井さんや野原さんなどの素材としては期待できる存在はいたものの,残念ながら主砲として活躍できず,長らく阪神の4番は金本監督がつとめることとなりました。
 そのような歴史を見ていると,高山さんはもしかしたら4番ではなくともクリンアップに座れる存在になるのではと強く期待しております。

 高山さんは守備もよいようなので,あとはプロの中で打撃と走塁をこなすことができるのかが問題です。
 素材がいいことは何度も言う必要はないことですから,あとは打撃と走塁の出来を見せてもらうことを楽しみにしております。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31
2016.02.03 Wednesday
 こんばんは。

 昨日の夜,清原さんが覚せい剤取締法違反で逮捕されたという一報が飛び込んできました。
 それから,今日一日のニュースはこれで持ちきりでしたが,いかに清原さんがこの手の件で関心を持たれていたのかということがわかった日でした。

 清原さんの薬物使用疑惑についてはずいぶん前から噂になっており,2年前には週刊誌でこれが取り上げられたこともありました。
 その後も,マスコミがずっと撮影を続けてきたということもあったようで,そのような中で隠れて覚せい剤を入手して使っていたということですから,非常に悪質だったと思います。
 今回の逮捕に関連する情報では,いつから,どのくらいの頻度で覚せい剤を使っていたのかは分からないので,過去に彼が述べていた覚せい剤を使ったことがないというコメントがその時点では嘘だったのかは分かりません。
 ですが,家からは未使用の覚せい剤や複数の注射器等が発見されたようで,これを見る限り使用が今回現行犯で逮捕される直前のみということではないように思います。

 世間では,彼が覚せい剤を使うかどうかについて関心を持っていたのですから,そのような最中で所持していたということになれば,世間を裏切ったというようにとらえられても仕方ないでしょう。
 清原さんは,一時期は仕事がないようにも見受けられましたが,最近はマスメディアにも露出するようになってきたようで,そのような時にこの事件を起こしてしまったのであれば,いろいろな人を裏切ったといわれてしまうでしょう。

 警察は2年くらい清原さんを捜査し続けてきたという報道を見ましたが,別に警察は清原さんを逮捕して貶めたいと考えていたのではなく,清原さんのような著名人に違法薬物を流せるルートを解明して,その背後にある反社会的な存在を検挙したいと考えていると思います。
 ですから,今回もっとも大事なことは,清原さんがどのようにして覚せい剤を入手したのかということでしょう。
 清原さんがそれを捜査機関に対して話をするかどうかが今回の捜査の最重要課題ですが,もしもこれを話さないということであれば,裁判所において清原さんが反省をしていないと解釈されることもあり得るでしょう。
 一方,後述するとおり,清原さんは執行猶予判決を受ける可能性が高いと思いますが,そうなると比較的早期に社会に出てくることになります。もしも入手ルートを捜査機関に対して話してしまえば,社会復帰後に入手先の関係者から恨まれる可能性もあるでしょうから,どこまでの話をできるのかというのは清原さんにとっては難しい問題かもしれません。

 今回は覚せい剤所持の現行犯逮捕ということですが,一般的にはこれから勾留という10日間捜査のために身柄拘束をされる手続がなされることとなります。
 この勾留という手続は原則10日,捜査の必要があるときは10日まで延長可能というようになっていますが,一般的には覚せい剤所持事犯の場合は延長されることが多いと思います。
 その理由は,覚せい剤所持で逮捕された際,覚せい剤の使用を確認するために尿検査がされることが多いですが,この尿検査の鑑定結果が出るのに10日以上かかることが多いからです。
 そして,20日の勾留を経た後,覚せい剤使用で再逮捕再勾留されることが多いと思います。
 ただし,覚せい剤所持の勾留の際に大半の捜査を行っていることから,覚せい剤使用での再勾留は延長されない10日で終わることが多いと思います。

 勾留期間が終わった段階で,覚せい剤取締法違反の場合,検察により裁判所に起訴されることとなりますが,起訴されて以降は保釈の手続が問題になります。
 保釈が認められるかどうかについては,証拠隠滅,証人威迫のおそれがないことが問題になりますが,その際にも上記の入手ルートを捜査機関に話をしたのかが大いに問題になるでしょう。
 また,保釈が認められるとすれば保釈保証金を裁判所に納める必要がありますが,清原さんの財力によっては相当高額の保釈保証金を納付しなければならないことになるかもしれません。

 覚せい剤所持と使用の初犯であれば,一般的には執行猶予判決が下される可能性が高いと思います。
 保釈されなければ判決が下されるまで身柄拘束が継続することとなりますが,執行猶予判決が下されればその段階が身柄が釈放されることとなります。

 このように見てみると,おそらく清原さんは近い将来身柄拘束を解かれ,社会復帰できる可能性が高いと思います。
 ですが,それからが本当の問題でしょう。

 まず,社会的な信用は大きく損なわれてしまったでしょうし,今後どのように生活をしていくのか,非常に大きな困難と直面することになると思います。
 これまではプロ野球選手として活躍し,野球関連の仕事をしてきましたが,今後はそれも難しいでしょう。
 かといって,これだけ名の知れた方となると,容易に就職もできないでしょうし,どのように生活のために稼いでいけるのか,非常に大変な事態となることが想像されます。

 次に,離婚して離ればなれになった家族は,今回の一件で非常に大きなダメージを被ってしまったと思います。
 特に,子供達との関係修復については非常に大きな困難が伴うことは想像に難くなく,再度子供達と関係を築いていくためには相当長い時間を必要とすることになると思います。

 第3に,覚せい剤は再犯率が極めて高い犯罪です。
 私も覚せい剤取締法違反事件は数十件担当したことがありますが,その経験からいっても覚せい剤の依存性というのは極めて深刻なものだと思っています。
 これまでの人間関係は切れてしまっても,反社会的勢力との関係は断ちがたいもので,誰からも手をさしのべてもらえないという行き詰まった状況は再び彼らとの関係を再構築し,結果再度覚せい剤に手を出してしまうという結果に至ることも大いに懸念されます。

 こうなってしまった以上,これまでの自分を見直し,今後どのように生きていくかということを今一度考える機会にしてもらいたいと思います。
 特に,今後は大変多くの時間が余ることになるでしょうから,これまでよりも考える時間は多くなると思います。
 考える時間が多すぎることは自分を追い詰めることにもつながりますから,それはそれで問題かもしれませんが,それでも長い目で見た時にどのように今後達振る舞うべきなのかをよく考えてもらいたいと思います。

 多くの方が,この事件を見て「残念だ」と述べていますが,私の野球ファンとして同じ言葉を発せざるを得ません。
 彼がどれだけの名選手だったのか,私もよく分かっているつもりですし,それがこのような状況に身を窶したというのは見るに堪えません。
 上記の通り,復活は非常に困難であろうと思いますが,ここが本当に落ちていくか上がっていけるかの分岐点だと思うので,何とか立ち直ってもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:24
 こんばんは。

 今日から2月ですが,待望のプロ野球キャンプインの日でした。

 阪神は,金本監督がユニフォームに袖を通し,往年の背番号6を再び見ることができました。
 つい最近まで見ていた背番号ではあるのですが,それでも晩年は代打起用ばかりで活躍場面をあまりお見かけできなかったものですから,これを久方ぶりに元気な姿で見られるというのはそれだけでありがたいと思ってしまいます。

 金本監督は,以前手術をした膝が痛いということで,セグウェイがほしいなどと話をしていましたが,体に無理をせずにいろいろな選手を見てもらいたいので,その意気込み自体は非常にうれしい限りです。

 今日は取り立てて何か目立つ動きがあったわけではないのですが,居残り練習をしていたのが藤浪さんのみ,しかも打撃練習という記事を見てちょっとがっかりしました。
 もちろん,長いキャンプ初日でみなが居残り練習をせよとはいいません。
 しかし,特に外野手争いについては,マートンさんが抜け,大和さんも内野専念を宣言している以上,2枠もあいているのですから,もっと若手外野手は必死になってもいいのではと思います。
 怪我をするまで練習してもらいたいとは思いませんが,それでも必死さが足りないのではと思ったりもします。
 特に,藤浪さんが練習していたのは打撃で,これはある意味野手が点を取ってくれないからというメッセージにすら見えてしまいます。

 キャンプを充実させるために,後半に向けて疲れを残さない戦略かもしれませんが,一方でキャンプ後半に居残りをさせられるという状況になる場合,そちらの方が疲れがたまるのではというようにも思われ,もう少しやっていってもなあと思ってしまいました。
 まあ,記事にならないウエート等の練習に励んでいるのであれば,私のこのような話など筋違いもいいところなのですが。

 ちなみに,藤浪さんはブルペンに入らないマイペース調整のようです。
 基礎が大事だというように理解しているからこそのものだと思いますが,このように自分というものを理解してトレーニングを重ねる姿は頼もしいと思わせてくれます。

 一方,岩田さんはブルペンで40球投げ込みということでした。
 岩田さんは,不安定ささえなくなればエース格の勝てる投手だと思いますので,このキャンプではそのようなところも修正してもらえると大変ありがたいと思います。

 昨日発表された,阪神の新ビジターユニフォームですが,中日さんのユニフォームのようで,阪神ぽくないなと思いました。
 阪神といえば縦縞が入っているというイメージが強いので,このようにツートンカラーで白が基調というものを見ると,何というか私の中のイメージとは違うものを感じました。

 昨日怪我が報じられた伊藤隼太さんですが,右肩関節唇損傷ということで,長期離脱の可能性があるそうです。
 投手がこの怪我を負うと深刻で引退危機もあると聞きますが,果たして伊藤さんのものはどの程度なのでしょうか。
 これで実際外野手争いから当面伊藤さんが離脱することとなり,江越さん,狩野さん,緒方さん,高山さん,横田さん,中谷さんなどが争うということになりそうです。
 伊藤隼太さんは打撃がよいだけに,スタメンではないとしても代打としての活躍の余地は十分にあったことから,長期離脱はチームとして非常に痛いと思います。
 こうなってしまったら,まずは回復に専念してもらい,その間外野手争いを活発化してもらうしかないでしょう。

 何にせよ,これからどんどん野球シーズンの始まりに向けて盛り上がりを見せてくれるでしょう。
 私も毎日関心を持って楽しませてもらおうと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:20
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