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 こんばんは。


 今日は注目の最高裁判決が下されました。
 その判決は,相続税の節税目的で養子縁組をしたという場合に,その養子縁組が無効となるかどうかという事件についてのものでした。
 結論としては,最高裁は,養子縁組の主な目的が節税であったとしても,直ちに養子縁組は無効とならないと判断しました。
 この事件は,一審は有効,二審は無効と判断されていましたが,最高裁判決は一審と同じ内容の判断を下したということになります。

 前提の話として,節税と養子縁組の関係ですが,相続税の基礎控除を考えるに当たっては法定相続人の数が問題になります。
 そして,法定相続人の数の中に,複数の養子が存在する場合,1人までは基礎控除の対象とできるとされているため,相続税が課税されそうな方については養子縁組をすることで1人分の基礎控除(現状は600万円)を受けられるということになります。

 ところで,民法802条1号では,「当事者間に縁組をする意思がないとき」には養子縁組は無効であると定めております。
 これは,養子縁組の届け出をしたとしても,真に親子関係を形成する意思がないという場合は養子縁組は実体のないものなので無効であるとしたものです。

 そこで,養子縁組の主な目的が基礎控除を受けるためという節税対策であるという場合は,真に親子関係を形成する意思がないのではないか,すなわちそのような場合に養子縁組は無効ではないかと争われたのが本件です。

 そして,最高裁は,養子縁組の意思について,節税の意思と親子関係を形成する意思というのは併存可能であると考え,節税目的であったとしても必ずしも親子関係を形成する意思がないわけではないだろうと考えて,今回の判決に至ったというのです。
 最高裁の判決を読む限り,節税の意思と親子関係を形成する意思は併存可能である以上,節税目的で養子縁組をしたとしても,真に親子関係を形成する意思がないと訴えた側が証明できない場合,親子関係を形成する意思がなかったとは認められないとして,養子縁組関係を有効と考えたということでした。

 個人的には,意思の併存は可能であろうとは思いますが,一方で原理原則を考えてみれば節税目的であるとあからさまにいわれているところで親子関係をといわれてもそうなのかなと疑わしく思うところは多分にあります。
 ただ,もしもこれで節税目的の養子縁組を直ちに無効と判断したとすれば,おそらく世の中で養子縁組無効事件が多発すると思われます。
 具体的には,節税目的で養子縁組をしたとしても,養子になった人は法定相続人にもなるのですから,実子としては相続分が減ってしまうことになるため,自分の相続分を増やすために養子縁組を無効にしたいと考えることが想定されるからです。

 私が仕事上見ている限り,節税目的か否かは不明であるものの,養子縁組というもはよく目にします。
 節税目的で養子縁組をしているとすれば,相続税が課税される対象者でしょうから,相続でもめる可能性があるくらい財産をお持ちの方が多いということになると思います。
 そして,そのような方の実子としては,相続分を増やせるならば養子縁組を無効とすることも当然視野に入れて検討したいと思うでしょうし,もしも今回の最高裁で直ちに無効としてしまえば世間における養子縁組無効事件が激増してしまうと思いますから,そうなれば現在ある親子関係も大きく乱れることが懸念されます。
 そういった争いが起きる火種を抑え,法的な安定性を重視すれば,今回のように直ちに無効とはせず,真に親子関係を形成する意思がないと証明できる場合に限って養子縁組を無効とするというようにした方がよいと考えたのかもしれません。

 この判決を見ている限り,いくつかいえることとしては,まずタイトルにあるように節税目的で養子縁組をしたとしても直ちに無効ではないということです。
 次に,真に親子関係を形成する意思がないと見受けられるような証拠が存在する場合は,今回の判決に限らず養子縁組が無効となることです。
 ただし,今回の裁判の発端を見ても分かるとおり,養子縁組をすることによって実子の相続分の問題が生じて,ここから諍いが生じることも懸念されることから,節税目的とはいえ養子縁組は慎重に行うべきということと思います。


 プロ野球は明日からキャンプ入りですが,この時期になるとそろそろ野球が始まるのかなと楽しみになってきます。
 この時期は,まだ勝ち負けがつかないため,単純に夢だけを見られるという貴重な時期でもあります。
 そう思うと,明日からは純粋に選手達がどのくらい成長をしたのか,伸びしろがあるのか,そういったところに注目して見られるというわけです。
 キャンプ中もっとも問題なのか怪我であり,これがあると一気に夢から覚めた気持ちになってしまうので,それだけは何とか極力避けてもらいたいものです。

 今年のキャンプでは,月並みですが,ドラフト1位大山さんがどの程度1軍までの距離があるのかというのを見るのが楽しみです。
 投手豊作の年のドラフトで,敢えて野手を獲得したのですから,大山さんの活躍には否が応でも期待してしまうのです。
 去年の高山さんができすぎだということは分かっているので,そこまでの期待は持たないようにとは思っていますが,それでもシーズン後半にはサードスタメン出場をかなえてくれると大変ロマンがあります。
 また,多少打率が低くてもいいので,ホームランを打ててくれること,チャンスで打てることを非常に期待したいです。
 新人に大きな期待を込めすぎるのはよくないだろうとは思うものの,この時期ですから敢えてそこまで期待することにします。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:37
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 連日世界中に影響を与えているトランプ大統領ですが,今日もまた大きな件に関する報道がなされました。
 今日の報道では,アメリカ政府の中で入国審査にネット閲覧履歴と携帯電話の連絡先の開示を義務化するなどの案が浮上しているというものでした。
 CNNによれば,現時点では予備協議を行っている段階に過ぎないとのことですが,報道によればこれが実施された場合に義務を拒否した場合は入国を認めないようで,多くの旅行者に影響を与えるのではないかと思われます。

 テロ対策と国民のプライバシーのどちらを優先するかという価値判断を行っているところだろうと思うのですが,これもなかなか世界中に大きな問題を引きおこしそうで,これまでの大統領令と同じく大きく反発されることが予想されます。

 気になるのは,閲覧履歴をどのように確認するかで,自己申告であればいくらでも嘘がつけますし,その場でパソコン等を立ち上げて見せろというのであれば時間と手間が尋常でなくかかって入国審査に時間がかかりそうです。
 手っ取り早いのはGoogle等の企業から情報提供を受けることでしょうが,Googleのような多くの個人情報を扱う企業がその情報を漏らせば企業の存亡に関わることになるでしょうから,基本的には消極的であろうと思われます。
 果たしてどのように実行するのかなど細かい点は分かりませんが,やはり注目して様子を見るしかないでしょう。


 そのようにトランプ大統領は世界中から批判を浴びる可能性があるところですが,そのトランプ大統領について今日の記事を見ていたら2020年大統領選に出馬の届け出を行ったというものを見ました。
 これだけ早い届け出は大変異例なようです。

 この理由として考えられるものは,候補者扱いになることから,非営利団体がトランプ大統領を批判できなくなるということだそうです。
 具体的には,非営利団体がトランプ大統領を名指しで批判した場合,非営利団体について選挙活動を禁じる条項に抵触してその資格を失う可能性があるとのことでした。

 トランプ大統領を名指しして批判することはできないそうですが,ホワイトハウスとして言及することはよいそうです。
 もしも,記事が想定しているように,批判回避の便法として次期大統領選に既に出馬届け出をしたのだとすれば,トランプ大統領の側近には大変よくできる人がいるということでしょう。
 昨日は,トランプ大統領にはよくできる側近が必要であろうと述べましたが,ある意味それはいそうな気がします。
 ただ,この方法をとったことによる批判は非営利団体以外から受けそうな気がして,技術的に一定の批判を減少させたとしてもトータルでどこまで減るのかは想像しづらいところがあります。

 トランプ大統領の騒動は当分続くのだろうと思いますが,まだまだ油断ができないと思います。

 阪神の新外国人のキャンベルさんですが,甲子園室内でフリー打撃を行いました。
 全65スイングで,球に逆らわないシュアな打撃を披露したということでした。

 この記事を見る限り,今の段階では取り立てて悪くもなくよくもないという感じに思えました。
 このような記事の表現は,大概は長距離砲ではなく,標準程度の打撃ができている場合になされると思われ,本人が来日時に言っていたとおり一発はあまり期待できない選手なのかもしれないと思いました。
 もちろんマートンさんのような高打率の選手が打線にいてくれるのは大変ありがたいのですが,長距離砲のほしい阪神の需要とはやや違うのではという気がしてなりません。
 ただ,フリー打撃だけですから,実はもっと打てる選手かもしれず,個人的にはまだ期待しております。
 外国人選手は,これまでの実績よりも日本野球に馴染めるかどうかの方が重要でしょうから,私はサード定位置を勝ち取ってもらいたいと強く思っています。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:30
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 先日トランプさんが大統領に就任してから,大変精力的な活動に関するニュースが毎日のように入ってきます。
 その中でも,特に,メキシコ等への関税の件,特定の国の出身者に対する入国制限など,非常にドラスティックなものも含まれており,世界中に大きな影響を与えそうなものも多数登場しております。

 そんな中,今日のニュースを見ていたら,ニューヨーク連邦裁判所が,空港に拘束されていたイラク人男性の一時的な入国を認める判断を下したというものがありました。
 司法の判断が,イラクなどの出身者の入国を停止・制限したトランプ大統領の大統領令を阻止した形で,他の拘束者にも同様の動きが広がる可能性があるそうです。

 アメリカも三権分立の国ということで,トランプ大統領という行政の判断を司法権の側で覆す判断を行ったということなのだと思います。
 モンテスキューが法の精神で説いた危惧感について,まさに三権分立という理念がこれを守れたということかと思いました。

 これまでのトランプ大統領の大統領令を見ていると,どうもWTOから問題提起されそうだったり,国内法等に反していそうだったりと危ういものがいくつもあるように思っていますが,今回はそれが司法権からの判断による阻止という形で見えたものと思います。
 先日も,トランプ大統領がテロリストへの拷問を認める旨の話をしていたものの,側近からの助言によって撤回するという一幕がありましたが,トランプ大統領の発言等はどうも法律や条約等に反するかどうかという根本的なところをあまり意識せずに,いわば「公平感」などに基づいてなされているように見受けられます。
 選挙戦の時の発言は極端な物言いをすることで有権者の賛同を得ようという戦略だったと思っていましたが,どうもそれが本気だったと思うと,今後はいかに側近が法律や条約等の根本的に違反してはいけないものに反しないようにと助言するかが非常に大きな問題になると思います。

 トランプ大統領の姿勢を見ていると,今後も同じ規模の影響を及ぼす発言を繰り返すことが予想されますが,一方で国際機関や国内司法機関から今回と同じような歯止めがかかることもありうると思います。
 ですが,もしも今回のように大統領令に反する司法判断が繰り返される場合,トランプ大統領の方から司法の人事に影響を及ぼすということがあり得るのかどうか,アメリカの制度の作りによっては懸念されるところです。
 世界規模に大きな影響を及ぼす大統領判断ですから,今後も注目してみていきたいと思います。


 キャンプに合わせてマテオさんとメンデスさんが来日しましたが,両者ともTシャツ1枚でした。
 向こうとは気候が違うだけに仕方ないことなのですが,それでも体調管理についてはやや心配しているところです。
 特に,マテオさんについては,やや体重オーバー気味のようにも見えたので,その辺りも含めて体調面については心配です。

 また,メッセンジャーさんも来日しましたが,今回の来日に当たってはマテオさんとは打って変わって体重がいつもよりも落ちているというように見受けられました。
 例年はやや太った状態でやってきて,これから合わせていくと発言しているように記憶しているのですが,今回はオフでランニング中心のメニューでトレーニングを行ったとのことです。
 本人曰く体が軽いということで,これをいいことととっていいかは様子を見てみたいと思っています。
 メッセンジャーさんといえば,ラーメンが好きで,その影響もあってか理想体重よりややオーバー気味とよくいわれていました。
 ですが,一方で,メッセンジャーさんといえばスタミナのあって,かつ球威もある選手ですが,それらが体重からくるものであるともいえると思います。
 そう思うと,痩せているから怪我しにくいというところはあるかもしれないものの,その分スタミナと球威が落ちてはいないかと心配もしているのです。
 まあ,痩せている分にはラーメンがあれば理想体重にすることもそこまで難しくないのかもしれないのですが。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:28
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 今日のニュースを見ていたら,路線バスの車内で運転手に暴行を加えた男が逮捕されたというものがあったので,取り上げてみました。

 逮捕容疑は,午前10時頃,終点に停車したバス車内で,男が男性運転手の右肩を殴るなどしたという傷害容疑です。
 男がバスから降りなかったため,運転手が下りるように促したところ,男が激高して暴行を加えたということでした。
 男は,調べてに対して,ヘッドロックはしたものの殴っていないと一部容疑を否認しているそうです。
 男は,当時酒に酔っていたと見られ,警察に置いて詳しい経緯を調べているそうです。

 実際の被害者の状況や診断書を見ていないので,本当に殴ったかどうかは分かりませんが,それでもヘッドロックをしたら十分傷害に当たると思いました。
 むしろ,殴るよりもヘッドロックの方が悪質な行為であり,理性のある人であればそう思う人の方が多いでしょうから,悪質な行為の方を認めたという男の供述を見るとある意味男は記憶の通りに話をしているのではないかと思ったりもしました。
 ただ,それは酒の影響で本当に分からなかったかもしれませんが。

 もしも本当は殴っていたとした場合ですが,私はこのような「○○はやったが○○はやっていない」という言い分のうち不合理なものを何度も見てきたことがあるので,何ともいえない気持ちになります。
 職業上の問題で具体例は言い難いのですが,おそらく本人にとってはある行為をしていないと否認することが非常に大事なのだろうと解釈することにしています。

 しかし,午前10時頃から酒に酔っているというのは,前日から飲んでいたのでしょうか。
 前日は平日であり,もしも徹夜で飲んでいたのだとすれば,最近非常に寒いのに朝のバスが来るまで待って乗ったのかもしれないと思うと,ちょっといたたまれない気持ちになります。

 また,キレる若者の話題が時々出てきますが,この事件の容疑者は50代後半であり,こういう事件を目の当たりにすると事件を起こすのは別に年齢は関係ないのだなと改めて思いました。


 元阪神のゴメスさんですが,韓国リーグに行く予定という話だったものの,決裂したという記事を見ました。
 決裂の理由は,ゴメスさんが韓国に入ってメディカルテストを受けるのを拒否したからだそうです。
 拒否の理由ですが,グアムでのパーソナルトレーニングの過程で負傷があったため,メディカルテストを受ける体の状態ではないからということでした。

 ゴメスさんの体の状態はよく分からないのですが,もしもそこまで重要な負傷等でないならば,阪神としては獲得すべきであろうと思います。
 むしろ,もしかしたら,阪神が獲得に向けて水面下で交渉を行い,結果としてゴメスさんがメディカルテストを断るという形で阪神に来ようとしているのではという希望的観測をもったりしています。

 ですが,その希望的観測の根拠としては,ゴメスさんが阪神に入団してから怪我に泣いたことがなかったので,オフのトレーニングで怪我をするのだろうかという疑問が挙げられます。
 トレーニングで怪我をしないということはないのですが,それでもシーズンに無茶をしても怪我がなかったという丈夫さを考えた時,所属球団が未定の状態で怪我のリスクのあるトレーニングを行うのだろうかと思うと,やや疑問に思うのです。

 いずれにせよ,もしもゴメスさんが獲得できるチャンスがあるならば,イデホさんと契約ができなかった以上,阪神としてはファーストを埋めるための絶好の機会であろうと思います。
 去年の成績を思えばファースト固定というわけにはいかないかもしれませんが,それでも誰も適任者がいないならばもう1年様子を見てもいいのではという気もしますので,ここは何とかその方向で検討してもらいたいものです。


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 今日の記事を見ていたら,徳島県警鑑識課が,スマホに保存されていた被害者の写真の瞳に写る容疑者の顔を解析できたというものがあったので,取り上げてみました。

 記事によれば,容疑者から押収したスマホに保存された被害者の写真の瞳に人の影のようなものが写っていたそうです。
 それに気づいた捜査員が鑑識課に依頼し,鑑識課において画像編集ソフト等を用いて補正を繰り返すなどして解析したところ,次第に顔の輪郭や髪型などが分かるようになり,最終的にスマホを構えている姿が浮かび上がったということでした。
 そして,これが事件の重要な証拠となったということでした。

 近年はカメラの解像度が飛躍的によくなったというように思いますが,それがスマホレベルでも相当高解像度の写真が撮れるようになりました。
 私も,時々出先で文書の写真を撮影し,それを拡大して見たりしても,こんな小さな字でも読めるのかというくらい読めるという体験をしたことも一度ではありません。
 今回は被害者の瞳に写った容疑者の姿が証拠になったということですが,どんなに引き延ばしたとしても,それだけ小さなものを,スマホという機器で撮影したに過ぎないという程度のもので解析しようとすればできるのですから,技術力の進歩は大したものだと思わざるを得ません。

 ただ,先日話題になった,ピース写真に写る指から指紋を検出することが将来的に可能になるのではないかという話ですが,今回の記事を見ていてそのようなことが可能になる日はもう来ているのではないかという気にもなりました。
 瞳に写るものを解析できるのですから,写真写りによってはもはや十分写真から指紋を採取することも可能なのではないかと疑った方がよいと思います。

 最近は技術の発展により,以前は気にしなくてよかったことも色々と気にしなければならなくなってきました。
 例えば,写真をブログやツイッター等に上げるに当たって,その写真にGPS情報が付されていた場合,そこから住所が割れてしまうなど,少し前には考えもつかなかったようなことがあったりします。
 技術の善悪はないので,新しい技術自体は歓迎したいのですが,新しいものに向かい合う時にはそこから発生する問題点というものにも想像力を使わねばならないということなのだろうと思いました。


 先日から阪神が獲得に乗り出していると話題だったイデホさんですが,韓国リーグに復帰するという記事が出てしまいました。
 この結論自体は予想していたとおりでしたが,阪神にやってきたら相当分厚い打線になっていただろうにと思うと大変残念です。
 とはいえ,彼ほどの人材について,途中から獲得に乗り出すということ自体,獲得可能性が低くなる要素もありましたし,残念であるという感想とは裏腹に想定の範囲内という言葉が思い浮かびます。

 これでファーストは未だ埋まっていませんが,金本監督は,原口さんについて,ファーストへのコンバートを希望するものの,とりあえず2月までは捕手をやらせるという旨の話をしたそうです。
 個人的には,原口さんが捕手として活躍できるようになるのであれば,矢野さん以来の打てる正捕手になってもらいたいと強く思っています。
 ただ,ヘルニア等の問題で捕手であり続けることが大変そうであれば,その打力を生かすために早いうちにファーストにコンバートした方がよいとも思っています。
 実際その辺りは分からないので,まずはキャンプでの他の捕手との比較を楽しんでみたいと思います。

 今季新戦力として期待されている糸井さんですが,右膝関節炎と診断されたという記事がありました。
 どうやらウエートトレーニング中に右膝に違和感を覚えたそうで,その結果として上記診断を受けたとのことでした。
 1月程度休養をとれば大丈夫だとは思いますし,糸井さんのこの手の怪我については張り切りすぎたのだろうと思えば織り込み済みとも思えるのですが,問題は調整が間に合うかでしょうか。
 とりあえずは,比較的軽傷であること,そしてシーズン中ではなかったことを喜ぶこととしたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:33
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 今日のニュースを見ていたら,体調不良になった運転手が高速道路のサービスエリアで仮眠をとって,そのまま客をバス内に8時間も閉じこめるということがあったので,取り上げてみました。

 このバスは午後8時に呉駅を出発し,翌朝午前7時にUSJに付く予定だったとのことです。
 運転手は一人で,出発前の点呼では健康状態に異常はなかったとのことでした。
 ところが,山陽自動車道を走行中,体調が悪くなり,午後11時頃,予定していなかった福山サービスエリアに停車しました。
 そして,運転手は,会社に連絡せずに,車両株にある仮眠スペースで横になり,そのまま寝込んだということでした。
 バスはエンジンがかかった状態だったので,車内の暖房は付いていたとのことでした。
 翌日午前5時半,異変に気づいた乗客が警察とバス会社に連絡をし,代わりの運転手が午前7時前に到着して運転を再開しました。
 一部の客は,福山駅から新幹線で大阪に向かったのことでした。

 この事件を見て,まず思った感想は,運転手が体調不良のまま運転を継続しなくてよかったということでした。
 職務を放棄して眠り込んでしまうくらい体調が悪かったのですから,そのまま運転していたらどんな惨事になっていたかと思うと,ある意味営団だったかもしれません。

 そして,同時に思うことは,会社に一本連絡をすることもできなかったのかということです。
 ある方の書き込みを見ていたところ,このバスは運転手一人体制だったということなので,自分の代わりになる人がいなかったという緊急事態だったと思います。
 ですが,近年のバス事故を考えた時,バス会社側も,運転手が体調不良ということであれば代替措置は準備していただろうと思います。
 もちろん,電話をできるくらいの気力すらなかったのかもしれず,体調がどのくらい悪いか分からない以上無責任なことはいえないのですが,それでも簡単な連絡を一本入れるくらいはできただろうと思うのです。
 乗客にしてみれば,ずっとバスに閉じこめられてしまい,自分で出ようにも勝手に運転席を操作するわけにもいかず相当困ったでしょうから,そう思うと運転手はさすがに簡単な一報だけでも入れておくべきだったと思いました。

 そして,最終的に運転が再開されたということですが,運転手は6時間半にわたって寝ていたということですから,少なくともそのくらいの時間はずれ込んでしまったわけで,もはやそのバスに乗って目的地に行きたいという人がどれだけいるのかとは思います。
 一部の人は新幹線で大阪に向かったということですが,もしもバス会社が代替手段として新幹線を準備してくれるのであれば私だったら新幹線を選択したいと思うところです。
 午前7時に着く予定というのは,代わりの運転手の到着時刻が7時だったことを考えると既に破綻してしまっていますが,それでも少しでも早く着くと思えば新幹線以外に手段はないでしょう。

 高速バスは電車に比べて安く,かつては何度が利用したことがありますが,バスによって当たり外れがあったりします。
 それは,バスの質にもよりますが,他には近くの乗客の性質によるところも大いにあり,中でくつろげるかどうかは運次第だと思っています。
 それでいつからか高速バスをあまり使わなくなりましたが,それでも高速バスは一定のニーズのある交通手段だと思っています。
 かねてから安全問題はよくいわれてきましたが,それでもワンマンバスとなれば結局は運転手の能力や個性に頼るところも多くあり,なかなか難しい問題だろうと思います。
 かといって2人体制となれば,人件費がかかりますから,これまでのような安価が実現できるとも限らず,どのようにバランスをとっていくのか,今後まだまだ考えなければならないというきっかけになりそうな事件だったと思いました。


 今日は阪神のキャンプメンバーが発表されました。

 注目すべき点としては,まずルーキーの大山さん,小野さん,糸原さんが呼ばれたことでしょうか。
 小野さんはすばらしい投手であると前評判高く,1軍と帯同させてより伸ばしたいという意向があるのは非常に分かります。
 それだけでなく,主砲として期待される大山さんが案の定キャンプに呼ばれ,私としては非常に楽しみです。

 掛布さんが推している横田さんと植田さんが呼ばれているところを見ると,素材として非常に期待されているので,ここで一軍メンバーと比較してどれだけ競争に耐えうる選手なのかを計ろうという考えがあるのかもしれません。
 横田さんは,去年のキャンプで結果を出して,そのまま開幕1軍スタメンを勝ち取りましたから,今年も活躍してくれるのではと楽しみにしております。
 植田さんは,守備は申し分ない選手なので,攻撃面でアピールできたら一軍入りは十分考えられるのではないかと思っています。

 福留さんや能見さん,藤川さんらのベテラン勢はキャンプに呼ばれるのかとも思いきや,金本監督が,若手ばかりだと締める人がいないから呼んだということのようです。
 
 大和さんが呼ばれていなかったのは意外でしたが,個別にスイッチヒッターの練習に励むということなのかもしれません。
 大和さんは打撃さえできるようになればと毎度思う選手ですから,ここでスイッチヒッターがうまく水があって一気に打撃開眼となればなと思ってはいます。

 あと,松田さんですが,毎度怪我に苦しんでいるので,松田さんについては怪我をしないように十分に気をつけてもらいたいと願うばかりです。

 今は期待を膨らませるだけ膨らませるべき時期なので,優勝のことだけを考えて楽しんでいこうと思います。


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 今日の記事を見ていたら,太平洋に誰の干渉も受けない都市を建設するというプロジェクトが現実味を帯びてきたというものを見たので,取り上げてみました。

 このプロジェクトは,2008年に開始され,シリコンバレーの億万長者が海の上に永久かつ革命的,そして政府の干渉も受けずに浮かぶ人工島を建設するというものです。
 シーズテッディング研究所がフランス領ポリネシアと人工島の建設のための了解覚書を締結したとの報道がなされたことで,プロジェクトが現実味を帯びてきたということでした。
 法と税金から完全に独立した海上のユートピア建設プロジェクトは,ペイパル創業者であるピーター・シールさんが後援に乗り出したものの,実現化の可能性については疑問が絶えなかったということでした。
 しかし,この覚書が締結されたことで本格的に進行し,特にシステディン研究所は人工島のイメージまで作成して追加で後悔するに至ったとのことでした。
 シーステッディング研究所のランドルフヘンケン理事は「人工島は,居住地,養殖漁業,医療施設,発言所などすべてのものを備えた新たな環境自給自足都市」としながら,「これまで私たちの夢を実現させてくれるパートナーを探していた」と明らかにし,「2019年に建設を開始し,翌年250人〜300人の住人を,2050年には数百万人もの人が生活できる都市になるだろう」と話したそうです。

 これを見ていて,プロジェクト自体は面白いと思うものの,果たして法と税金がない社会というものを実現できるのだろうかと思いました。
 法と税金に縛られないというのが魅力のようですが,なぜ法と税金ができたのかという背景を考えると,多くの人達が暮らすということを想定しているのに果たして実現可能なのだろうかと思います。
 というのは,誰も法や税金に好きこのんで縛られている訳ではないでしょうが,それでも世界中で何らかの形で法と税金があるというのはそれが必要だからだと思います。

 例えば,多くの人が暮らすとなれば,犯罪的行為が行われることもあるでしょうが,それを犯罪と定義付けられるのは法律があるからだと思います。
 法律なく住人の多数決で有罪とするとなれば,人の好き好きによって悪いことをしていなくても罰せられてしまうことになりかねず,むしろ安心して暮らせないと思います。

 また,強盗や殺人等の犯罪的行為を行う者が島に上陸してしまった時,警察的な組織が必要になると思いますが,警察組織に対して報酬を支払う財源は一般的に税金です。
 それを住人が私費で雇うのであれば,税金としての支出はなくても別の形での同じような支出があるだけで,税金がある時代とさほど状況が変わらないのではないかというようにも思います。

 挙げたのはいくつかの例に過ぎないのですが,法と税金がないというのは一見魅力のように思えても結局どこか別の形でそれが返ってくるだけなのではないかと思うのです。
 そして,新しい島を作るというのは,その島を作った人が法や税金などの新しい秩序を作れる権利を得られるという意味で人工島設立に有益な意味があるのかもしれないと思いました。
 ですから,こういったプロジェクトが実現するのであれば,法や税金がないということに魅力を感じるというよりも,設立メンバーとしてプロジェクトに参加することで秩序を作る側に回れるかどうかが大きな魅力なのではないかと思います。
 ただ,早期にプロジェクトに参加するには莫大な投資が必要ですから,それができるのはほんの一握りの人達に過ぎず,私たちにはそういうことがあるのだなと眺めるしかできないのだろうと思いました。


 阪神の金本監督が自主トレを視察し,板山さんのスイングを高評価しました。
 高山さんや北條さんらと比較しても,一番伸び幅があったのではないかと評し,ショート起用も視野に入れていると話しました。

 板山さんのショート挑戦については久慈さんも進言したということなので,個人的にはそれなりに信頼できることだとは思っています。
 ただ,本当にショートがよいかといえば,そんな簡単に就けるようなところではないと思うので,あくまで競争という形を作るためにショート挑戦をにおわしたというように考えるのが妥当なのだろうと思います。

 とはいえ,身体能力と野球センスはかなり高いというもっぱらの評判で,打撃については相当伸びたというようにもいわれているので,どこかで使って伸ばしたいという選手であることは間違いなくいえると思います。
 去年は本職の外野に加えて,セカンドとサードの守備練習をしていて,それもなかなかよいというようにも聞いておりますから,ショートもそれなりにできるということであればより出場機会が増えるのではないかと思います。
 外野は高山さんと糸井さん,福留さんで定員いっぱい,それに江越さんなども絡んでくるとなかなか出場機会の難しいポジションといわざるを得ません。
 一方,阪神の内野は,ファースト,セカンド,サードが未だ決まっていないというやや危機的な状況で,むしろこれらのポジションであれば十分板山さんが食い込める可能性があると思っています。

 去年は,高山さん,北條さん,原口さんと,若手野手が3人も台頭してきた非常に珍しい年でした。
 順位こそ思わしくないものでしたが,それでもやはり生え抜きの新戦力が出てくるのは非常に面白く感じるものです。
 阪神には,これから伸びることが期待される若手がたくさんいますので,板山さん含めて今年はまた数人出てきてくれると非常に見応えがあっていいと,楽しみにしております。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:01
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 今日の記事を見ていたら,ある民進党議員が,田園都市線の遅延に際して,遅延度に応じて料金を割り引く制度を提案したいと述べたというものがあったので,取り上げてみました。

 この話は議員のツイッターで出た話題ですが,それによれば,田園都市線の遅延に際して,遅延度に応じて料金を割り引く制度を提案したいと述べていました。
 また,30分以上遅れた場合は無料にすべきと思うとも述べていました。
 あわせて,独占企業の地位に甘んじているとしか思えないということも書いてありました。

 これを聞いてまずふと思ったのは,この制度ができたら以前問題となった列車事故の日勤教育制度よりも大きな問題になるのではないかと思いました。
 福知山線脱線事故では,当時のJR西日本における遅延に関する日勤教育という懲罰的取り扱いに端を発し,それで焦ったと考えられる運転手の速度超過が問題になっていたと思います。
 もしも今回この議員のいう制度ができれば,遅れが生じることによって鉄道事業者に大きな損失が生じてしまうことから,鉄道事業者側が社員に対して過剰な懲罰的取り扱いを科すことが懸念されます。
 そして,そのようなことになれば,日勤教育を超える懲罰的取り扱いを受けることをおそれて,より速度超過を犯す可能性が高まり,最終的にあのような事故を引きおこすことが懸念されるのではないかと思いました。

 また,このツイッターに対する反論にもありましたが,もしも電車が遅れるということが予め分かった場合は,もはや電車を動かさなくなるのではないかと思いました。
 例えば,そのツイッターにあるように,翌日雪が降ることが見込まれる場合,電車はほぼ遅れるでしょうが,そのようなときはおそらく鉄道事業者は無料での走行を強いられることとなろうかと思います。
 また,同時に,乗客は大きな遅れという被害に遭うことから,鉄道事業者に対する大きなフラストレーションをためることが予想されますが,鉄道事業者としてはそのようなフラストレーションをぶつけられたり処理したりするリスクを負いながら無料で電車を走らせなければならなくなるというわけです。
 これは極端な例ですが,いずれにせよ突発的なアクシデントではなく予想できる理由で遅延が間違いないという場合は鉄道事業者は電車を走らせないようにすると思います。
 そうなると,最終的にその制度のせいでもっとも害を被るのは乗客ということになろうかと思います。

 そもそも,特急列車の料金払い戻しも2時間以上の遅延というルールがありますが,30分の遅延で料金を払い戻すというのはそれとのバランスを考えてもいかがかなと思います。
 色々と考えても,やはりこの制度は合理的なようには思えません。

 私も時々電車に乗っていて遅延に巻き込まれると,日本の電車は時刻通りに着くのが当たり前という感覚がありますから,それが思うようにいかないということで非常にフラストレーションがたまることがあります。
 もしかしたら,この議員の発言は,そういった感情からなされたものなのかもしれず,そうであるならば理解できなくはありません。
 ですが,現実的な問題を考えたとき,この提案が熟慮の上でなされたのか,衝動的に言及してしまったのか,その点は関心があります。
 もしかしたら,私が挙げた問題点などはとうに昇華された段階での問題提起かもしれず,そうであれば私の意見など的外れもいいところだろうと思います。
 ですから,この問題点に関する続報を待ってみたいと思います。


 WBCに招集を検討されていた選手の中に,阪神の大和さんがいたという記事を見ました。

 個人的には,大和さんを招集しようと思うのは極めて妥当だと思います。

 大和さんは,打撃についていえば,時々異常なまでに調子がよい時期がありますが,その時期以外はおしなべて今一歩というところだろうと思います。
 国を背負っての負けられない戦いの中で,チャンスで大和さんの打席が回ってきたら,残念ながらあまり期待をせずに見てしまうのかもしれません。

 ですが,大和さんの守備は一級品であることは多くの論を待たないと思います。
 しかも,その一級品の守備は,外野だけでなく,セカンドやショートでも見られるということがもっとも大きな長所だと思います。
 WBCでベンチ入りできる選手は限られている以上,場合によっては守備について一人数役を求められる局面も多くあろうかと思います。
 そして,代打を使おうにも,守備位置がぽっかりと空いてしまうことが懸念され,うまく代打を使うということがはばかられる場面もあるかもしれません。
 そのようなとき,複数ポジションを守れる選手というのは大きな役割を負うことは間違いないと思います。
 特に,大和さんは,外野とセカンド・ショート,場合によってはサードまで都合6ポジションをいずれも高いレベルで守れますから,このような選手はきっと相当に重宝することが予想されると思いました。

 ですから,個人的にも,阪神から招集されるのであれば,昨季思ったとおりの活躍ができなかった藤浪さんよりも大和さんの方が現実味があるのではないかと思っていましたが,私の予想は外れてしまったようです。
 ただ,大和さんは本当に阪神にいなくてはならない選手ですから,その貴重さがこの記事で再認識できたというのはよいことだと思いました。

 上記の通り,大和さんは打撃さえしっかりすればこれ以上の選手はいないと思いますから,スイッチヒッターにも挑戦しているという今年は何とか打撃開眼してスタメンを勝ち取ってもらいたいものです。


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2017.01.19 Thursday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,誤認逮捕があったとして賠償命令の判決が下されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この事件では,女性がパチンコ店で財布を盗んだとして逮捕されたというものでした。
 その後,8日間にわたって拘留されましたが,別の女が犯行に及ぶ様子が防犯カメラで確認されたということで誤認逮捕が発覚しました。
 その結果,警察は誤認逮捕を認めて女性を釈放したということでした。
 女性は,既に逮捕による高速に対する補償金を受け取っているものの,違法に拘束された精神的苦痛について損害賠償請求訴訟を提起したということでした。
 そして,地裁は,件におよそ87万円の支払を命じる判決を下しました。
 裁判長は,通常要求される捜査を尽くしたとはいえないことを判決理由としたそうです。
 県警監察官室は,判決内容を精査して今後の対応を検討するとコメントしているそうです。

 私も仕事柄刑事弁護を行うことはままありますが,その中でもっとも大きな問題はえん罪です。
 そして,えん罪であった場合,逮捕勾留によって身柄拘束が続くことがもっとも問題であると思っています。
 逮捕勾留されてしまえば,まず身柄が拘束されてしまうので,社会生活が送れなくなってしまうため,家族と一緒にいられないことはもちろん,学校や仕事にも行けず,関係各所に甚大な影響を及ぼすことになります。
 次に,逮捕勾留されたという噂が広まることで,えん罪であったとしても偏見から犯罪者扱いされてしまいます。
 第3に,身柄拘束されている本人は,何もすることができず,孤独と絶望感に追い込まれることになります。
 これらのことが1日生じるだけでも通常はものすごく大きな影響が生じると思うのですが,まして数日となれば,これがえん罪であった場合,もはや謝ったり金銭賠償があったりというだけで回復できる限度を大きく超えていると思います。

 それだけに,逮捕勾留については極めて慎重にされるべきと思いますし,本件のようにまず当たり前のようになされるべき防犯カメラの確認もしていない状況で逮捕勾留をしたというのであればそれは警察の落ち度であると思います。

 個人的には,勾留決定を裁判官が下すに当たって防犯カメラのことまで言及しないものかとも思いましたが,思い返すと裁判官の立場からすればその点まで言及することは難しいのかもしれないとも思いました。
 ただ,本件のような基本的な捜査がなされなかったということを誰かが歯止めをかけなければならなかったところ,警察・検察・裁判所と3つの機関が関連しながら皆が見過ごしたというのは何とも残念な気持ちになりました。


 阪神ドラフト1位の大山さんですが,高代ヘッドコーチが,自主トレを視察した際,守備について絶賛したという記事がありました。
 高代さんによれば,大山さんの守備は癖もなくスムーズで,スローイングが安定しているとのことでした。
 大山さんの守備については,かねてから聞いていた噂では,スローイングはよいとのことでしたが,補給の方も良さそうな感じです。
 高代さんの守備評はなかなか信頼がおけるものと思いますので,私はなかなか期待しています。

 また,金本監督も翌日大山さんの自主トレを視察しましたが,マシン打撃を見ていて絶賛していました。
 大山さんについては,柔らかく,実戦向きで,対応力が高そうで,伸び代があるということでした。
 正直言って,マシン打撃で実戦向きとはこれいかにという感想もあるのですが,掛布さんも非常に体が柔らかく対応力があるとおっしゃっていたので,その見解が共通しているというのは本当に対応力がありそうです。
 金本監督によれば,下半身がどっしり付いたら確実性も上がるし,飛距離もまだとばせると思うとのことですが,私も期待しているところです。
 ただ,去年の金本監督の高山さんに対する評価は完成度が高いというものだったと記憶しており,それに比べると大山さんは伸び代があるという評価に止まるものですから,まだ即スタメンというには不足しているということなのでしょう。

 いずれにせよ,打撃守備ともに伸び代がありそうです。
 まあ,新人の自主トレを見ていて伸び代がないと首脳陣に言われてしまったとすれば,それはもはや問題外だと思いますし,このくらいのコメントは想定の範囲内で,真に受けすぎる方がよくないのだろうとは思います。
 ですが,阪神にしてみれば,これまでほしくて仕方がなかったサードを守れる右の長距離砲ですから,素材としては大山さんには大いに期待しています。
 さすがに即スタメンというわけにはいかないのだろうと思いますが,素材を見極めて,将来チームを背負える器である場合には早い段階から経験を積ませるなど考えてもらってもよいのではと期待したりしています。


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 今日のニュースを見ていたら,中国で,政府が地方の気象当局にスモッグ警報を出すことを中止するよう通達したというものがあったので,取り上げてみました。

 中国では,以前から大気汚染問題がずっと話題に挙がっておりますが,そんな中国で,政府が地方の気象当局に対して,スモッグ警報を出すことを中止するよう通達したということです。
 中国のウェイボーに投稿された画像によると,中国気象庁は,17日,地方の支局に対して,スモッグ警報を出すことを即刻中止するよう通知しているとのことです。
 ただし,視界範囲が10キロ以下になる「濃霧」についての警報を出すことはできるそうです。
 中国気象局の担当者によると,今回の通達は,スモッグに関する情報について,地方の気象当局と環境保護当局でしばしば意見が異なるためだそうです。
 また,スモッグに関する情報を,どこが,どのように発表するかを協議するため,「共同による警報手順」について案が練られているそうです。
 そして,今後は一当局によってスモッグ警報が発表されるとのことです。
 大気汚染に対する国民の不満が高まっており,このスモッグ警報中止は政府による情報隠蔽だと疑念を呼んでいるようです。

 中国政府は,大気汚染問題に対する取り組みについて尽力しているとは思うのですが,なかなかその成果は見えておりません。
 そのような状況下でこのような通達があったというところを見てしまうと,何となく政府が大気汚染の抜本的な対策を諦めて,問題化されなければよいというスタンスに移行したのではないかというように思えてしまいました。

 確かに,多くの国民を抱えて,かつ経済発展めざましい国の事情を考えれば,環境問題は優先順位の中で最上位に置くことは国であったり多くの国民にとって難しいのかもしれません。
 ですが,長い目で見ると,どうも先細りしてしまうのではないかという懸念もあります。

 中国は世界各国に強い影響力を持つ国ですから,その先細りは多くの人達に影響を与えますし,その意味では対岸の火事とは言いづらい問題でもあると思います。
 ですから,こういう対応ではなく,もっと抜本的な対策に取り組んでもらいたいと強く思っています。

 ちなみに,「濃霧」警報が許容されているとなると,今後中国で注意して見るべき警報が濃霧警報だということになろうかと思いますので,そのことをよく覚えておこうと思いました。


 昨日今日と阪神系のニュースといえば,藤浪さんが寮を出て一人暮らしを始める特例を受けられたということが多かったです。
 そして,中には,一人暮らしでスキャンダルが出るとか,寮に出戻りの可能性もあるとか,そういう記事をよく目にします。

 正直言って,これらの記事を見るに付け,余計なお世話という気持ちばかりが頭をよぎります。
 藤浪さんはスター選手ですから,常に注目される存在ですし,生活環境が変わった場合に取り上げられるのは仕方がないかもしれないのですが,出たばかりなのでもう出戻りの話とか,別にしなくてもいいのではないかと思わず思ってしまいます。

 私は,それよりも,WBCに招集されるのか,今年こそ活躍してくれるのかという方が気になります。
 ある記事によれば,昨季から比べてずいぶんフォームが安定したというものも見ましたが,果たしてどこまで今年は活躍できるのかが心配です。
 将来のエースであり球界の宝ですから,何とか育て上げてもらいたいですし,阪神にはその責務があると思っています。


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 去年,東京オリンピックを念頭に受動喫煙対策を盛り込んだ健康増進法改正案についてたたき台が示されましたが,今日は健康増進法改正案の概要が明らかになったので,取り上げてみました。

 これによれば,小中学校や医療機関などは敷地内を全面禁煙とするそうです。
 大学や官公庁は屋内を全面禁煙とし,屋外での喫煙は容認するというものでした。
 飲食店や駅構内なども,屋内は原則禁煙としたものの,喫煙室の設置を認めました。

 不特定多数の人が利用する官公庁や公共交通機関などの施設管理者には,喫煙禁止場所であることを掲示し,喫煙が禁止されている場所に灰皿などをおかず,禁止場所で喫煙した人に中止を求めるよう努めるなどの責務を課すようです。
 また,違反した喫煙者や施設管理者には,都道府県知事などが勧告や命令などを出し,改善しない場合は過料を科すというものだそうです。

 現在も健康増進法では受動喫煙防止について意識はしているものの,いずれも努力義務に止まるものであり,それを守るかどうかは結局モラルの問題となっていました。
 しかし,今回の改正案は,詳細に規制を定め,さらに罰則も科すという,これまでよりも数段上回る規制を課すというものです。
 これまで受動喫煙について意識しているとアピールはしていたものの,実効性のないものであったことから,その不名誉な謗りを挽回するという趣旨のものに当たるという事でしょう。
 また,国際社会の多くは,喫煙スペースについて大幅に減少する傾向にあり,日本がそれに遅れているというようにもかねてからよくいわれていたものですから,オリンピックを契機にそれにあわせるようにするという意図があるように思われます。

 とはいえ,いくつか思う点はあります。

 まず,今回の改正案ですが,去年の10月頃に出てからもう今国会で可決を目指すというものであり,オリンピックやその前年のラグビーワールドカップを意識しているとはいえ,やや性急なのではないかというように思いました。
 もしも今国会で成立した場合,仮に施行されるのが公布から6ヶ月後とするならば,今年中には施行されることになると思われます。
 そうすると,上記の通り喫煙室を設けるなどの対策を色々と要する法律である以上,それらの準備がどのくらい間に合うのかというのは問題かもしれません。

 次に,よく話題に出てくるのは,飲食店のうち,喫煙できるからこそ来客があるという店舗において,法律施行後はどのように手を打つべきなのかという点でしょうか。
 今でも喫煙者と禁煙者が同時に店内にいられるような店舗はありますが,それでも多少は煙が漏れてしまうことでしょう。
 今回の改正法案が要求するレベルは,喫煙室からの煙の漏れも最小限に防ぐということを要求しているように思われ,そのように政令等も定められるのではと思われます。
 そうすると,喫煙室を設けるためにはそれなりに費用を投じる必要があろうかと思いますが,果たしてそれは実現できるのでしょうか。
 特に,大規模店舗と違って,個人経営の店ではそのようなことを実現することは困難であり,おそらく多くの店が全面禁煙とせざるを得なくなるだろうと思われます。

 第3に,今回の法律の射程範囲がどのくらいなのかという点です。
 今のところ,医療機関,小中学校,大学,官公庁,飲食店,空港,駅などが挙がっておりますが,それ以外のところは規制の対象とならないのかという点が問題だと思われます。
 特に,私が仕事でも携わっているもので多いのが近隣関係です。
 例えば,隣の家やマンションの下の部屋の住人が喫煙者で,禁煙者の家まで煙が流れてくるといった問題があったりします。
 過去の裁判例の中には,マンションの下の住人のたばこの煙が上の住人のところまで流れてきて,それに対して慰謝料が認められたというものがありますが,今回の改正案は近隣関係までは射程範囲に入っていないように思われます。
 実際に提出される予定の法案を見てみないと分かりませんが,受動喫煙の問題は今回の健康増進法改正案にあるものがすべてではなく,これだけ大改正を入れるのであればトラブルの元となる点についてはある程度規定してもよかったのではないかというようにも思います。
 ただ,オリンピックなどを意識して作った改正案であるだけに,外国人旅行者等があまり関係なかったり,他国と比較して見劣りするということがなかったりするのであれば敢えて改正案に入れなかったのかもしれません。

 去年のたたき台のレベルでは,事務所やビルの共用部分についても言及しており,それらについては今日見た限りでは言及がなかったものですから,どうなるのか関心があります。
 射程範囲が広くなれば,影響を受ける人も多くなるでしょうから,多くの人達が関心を持つべき法律改正だと思いました。


 阪神が獲得について検討しているイデホさんですが,今日の記事を見ていたら,阪神,楽天さん,ロッテさんなどの日本の球団にはいずれもあまり興味がなく,韓国のロッテさんに復帰する可能性が高まっているようです。

 先日,阪神がイデホさん獲得を検討していると取り上げた際,難しいだろうと述べましたが,どうやらやはり難しそうです。

 そうなると,ゴメスさんを残留させなかったというのが大きな失策のように思われますが,来季のファーストはどのように考えているのでしょうか。
 できれば,福留さんに守ってもらいたいところですが,福留さんには来季ものびのびとプレーをしてもらいたいので,意向に沿わないという点はなるべく少なくしたいところです。
 いっそ鳥谷さんが入ってくれてもよいのですが,鳥谷さんについてはまず本人の希望であるショート争いの結果を出すことが先決でしょう。


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 今日のニュースを見ていたら,滋賀県のほこらから地蔵菩薩が盗まれたというものがあったので,取り上げてみました。

 地蔵は地区の自治会が管理する集会場の広場にあるそうですが,住民が掃除に訪れた際に地蔵がないことに気づいたそうです。
 ほこらにあった賽銭はあらされた形跡がなかったものので,隣接する集会場の壁に取り付けられているコンセントが壊されていたそうです。
 地蔵は高さ50センチ,重さ10キロほどだそうです。
 地蔵が設置されてから少なくとも30年以上経っているそうで,設置以前は地区に地蔵はなかったそうです。
 警察署員が調べたところ,ほこらの側面や正面の柱に,釘のようなものを使って「日本死ね」と書かれているものが見つかったそうです。
 市内の寺社仏閣では,昨年11月にも鳥居や門に「日本死ね」などと落書きされる被害が相次いだそうです。

 まず,犯人は地蔵を盗んだようですが,賽銭に手を付けていなかったので,金目当ての犯行ではないのかもしれません。
 もちろん,賽銭程度のお金に敢えて手を付けなかったということはあり得ますが,それでも地蔵という換金しづらそうなものを盗んでいったとなると,お金目当てであったと思いづらいです。
 これと落書きの存在の2つを考えると,お金よりも神道や仏教,日本に対する攻撃というように思われます。

 しかし,落書きの内容を見ると,去年の流行語大賞を思い出します。
 流行語大賞発表当時も,「日本死ね」という言葉は本当に流行ったのか,この言葉を大賞として許容すること自体がよろしくないのではないかという話が大いに出ていましたが,このように悪意をもってこの言葉が使われるところを見ると本当に大賞として取り上げてよかったのだろうかと改めて思います。
 大賞選考後,不適切という話に対しては,実際に流行したのだからよい,政治的なメッセージの一つと解釈すべきなどと反論があって,大賞選考自体に問題はないと説明されていたと思いますが,「死ね」という極めて不穏当な単語が世間で許容されてしまうきっかけになるのではないかという懸念もありました。
 そして,今回の落書きを見ると,私はその懸念があたってしまったのかもしれないというようにも思いました。
 この落書きは政治的メッセージでも何でもないただの犯罪者の犯罪行為ですから当然許容できないものですが,それでもこんな風に使われてしまうと市民権を得た言葉のようにも見えてしまうもので,結果論ではありますがあの大賞はよくなかったと思いました。
 もちろんどんなものでも犯罪などに使われてしまうことはあるでしょうが,より使われやすい言葉を使うのはやはりよろしくないでしょう。


 阪神ドラフト1位の大山さんですが,掛布さんから打撃技術とセンスが絶賛されました。
 掛布さんがいうには,癖がなく,綺麗な形で,かつ打撃ポイントを前にもっていてしっかりと前さばきができているということでした。
 掛布さんがいうには,西武さんの中村さんのようなセンスを感じるという事でした。

 現段階では数割引いて話を聞かないと,期待を持ちすぎて後でがっかりさせられてしまいます。
 特に,大山さんについては情報がなさ過ぎて,聞こえてくる絶賛を信じる以外にないのが実情です。
 ただ,掛布さんの評価といえば,去年高山さんについて,バッティングを一目見ただけで,ボールのとらえ方,対応力がすばらしいと太鼓判を押し,結果としてその評価のまま新人王を獲得したので,その見る目は信用がおけるものだと思っています。
 今は夢を見させてもらう時期ですが,阪神期待の右の長距離砲がついにやってきたのではと大いに楽しみにさせてもらうことにします。


 江越さんですが,平田チーフコーチから,練習だけ見たら3億円プレーヤーだが,現時点では3歩出遅れていると評価されました。
 確かに,江越さんは,長打力,足,守備は申し分ない選手ですが,問題はなかなかバットに球が当たらないことです。
 打率さえ上がれば彼はクリンアップを打てるはずなのに,本当に惜しいと見るたびに思います。
 個人的には,糸井さんか福留さんからポジションを奪えるのは江越さんだろうと思っているのですが,そうなるためには少なくとも打率を2割6分から7分に乗せてもらわないといけないだろうと思います。
 確実性が江越さんの課題だと思いますので,今年はその力を発揮してもらいたいと思います。


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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,犬の散歩トラブルから相手を殴った傷害事件の刑事裁判において,正当防衛の主張を認めて無罪判決が下されたというものがあったので,取り上げてみました。

 男性が犬の散歩をしていたところ,日頃からトラブルになっていた被害者が前に立ちふさがったそうです。
 男性は,被害者の自転車を数回蹴ったところ,被害者が何度も殴ってきたため,男性が右手を突き出したということでした。
 結果として,その手が被害者の顔に当たり,被害者は転倒して全治約6ヶ月の重症を負ったということでした。
 この事件について,男性は正当防衛の主張を行い,さいたま地裁はその主張を認めて無罪判決を下したということでした。
 地検は控訴をするか否か含めて今後検討するようです。

 正当防衛は,「急迫不正の侵害」に対して「自分または他人の生命・権利」を「防衛するため」「やむを得ずした行為」について違法性がないと評価するというものです。
 判決内容が分からず,詳細な事情も分からないため,この正当防衛の要件のうちどれが争点になったのかは正確には分かりませんが,おそらく「防衛するため」「やむを得ずした行為」という点について問題になったのではないかと思われます。

 「防衛するため」という要件は,自分の行為について防衛をする意思があったことまで必要かどうかが問題となっておりましたが,近似の判例では防衛の意思を必要とし,「急迫不正の侵害を認識しつつ,これを避けようとする単純な心理状態」があればよいとされております。
 本件の男性の行為ですが,被害者に殴りかかられたことに対して右手を突き出したということですから,殴りかかられたという「急迫不正の侵害」を認識し,それを避けるために単純に行ったと認定されたのではないかと思います。

 「やむを得ずにした行為」ですが,防衛のために行った行為が侵害の強さに応じて相当な行為であったということを求める要件です。
 本件では,殴りかかられたとはいえ,右手を突き出した行為の結果が全治約6ヶ月と重いものであったことから,相当な行為であったといえないのではないかと問題になったのではないかと思われます。
 その判断過程がどのようなものであったのかは分かりかねますが,もしかしたら被害者から殴られた回数やその程度が著しかったり,もしくは右手を突き出す行為自体の危険性が乏しいものであったりしたのかもしれません。
 その辺りは想像の域の問題であり,実際にどうだったのかは分かりません。

 ちなみに,防衛行為が過剰な場合は過剰防衛として,違法性は認められるものの刑が減軽されたり免除されたりすることがあります。
 ですから,もしも争点が行為の相当性のみであって,それを欠くという判断になるとすれば,過剰防衛が成立するという事案だったのかもしれません。

 詳細が分からないので現時点では何とも言い難いのですが,それでも今後の私の活動の参考になろうかと思いますので,関心を持って情報収集したいと思います。


 阪神と再契約されるかどうか問題になっているドリスさんですが,再契約の見込みが高いという記事を見ました。
 記事によれば,母国ドミニカでシート打撃に登板し,打者6人に45球を投げて無安打無失点だったということでした。
 スピードガンが作動しなかったため,球速は不明とのことですが,2三振,3ゴロアウトということで,球威はそれなりにあるようです。
 また,現地関係者はボールを受けた時にミットの衝撃を見れば分かると述べており,今のところ右肘の状態も問題なさそうです。
 阪神が現地に担当者を派遣し,今後本格的交渉に入るかどうかを判断していくそうです。

 ドリスさんの昨季の見事な投球を思い出すと,右肘の状態さえ問題なければ再契約すべき選手だと思います。
 むしろ,金本監督の昨季序盤の無理な投手運営のあおりを受けて怪我をしたように思われるので,そうだとするならば右肘にそれなりの回復の兆しを見いだしたのであれば1年くらいは様子を見るべきなのではないかというように思います。
 今季はマテオさんとメンデスさんの2枚看板で行く予定だったと思いますが,メンデスさんもよい投手だとは思うものの,やはり実績のあるドリスさんを優先してもらいたいと思います。

 ちなみに,もしもドリスさんと再契約するとなれば,一体外国人枠をどうするのかが問題になるでしょう。
 ファースト候補としてイデホさんを検討しているそうですが,もしもイデホさんがやってくるならば,おそらくイデホさん,メッセンジャーさん,マテオさんは確定で,残り1枠をドリスさん,キャンベルさん,メンデスさんで争うこととなるでしょう。
 そして,この3人であれば,おそらくシーズン序盤は試しにキャンベルさんをサード起用し,4月いっぱいから5月前半までに日本野球に馴染めなそうであればドリスさんかメンデスさんを据えることになるのでしょう。
 ただし,早い段階で中継ぎ崩壊の憂き目にあった場合は,キャンベルさんがよほどよい出来でない限りは中継ぎ2人のどちらかが上がってきそうに思います。
 そして,メンデスさんとドリスさんであれば,状態にもよりますが,おそらく優先順位は実績あるドリスさんでしょうから,もしもドリスさんと再契約となれば活躍までそんなに長い道のりではないと思っています。

 ゴメスさんとの契約を早々にしないと判断してやや後悔気味の阪神ですが,せめてドリスさんは確保してもらいたいものです。


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 今日のニュースを見ていたら,郵便物を海に捨てた郵便配達アルバイトが逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 このアルバイトの男は,昨年6月9日から10日の間,海に手紙やはがきなど222通を投げ捨てたとして,郵便法違反で逮捕されました。
 男は容疑を認め,勤務時間内に配達できなかったと供述しているそうです。
 本件は,日本郵便が警察に対して,郵便物が海に投げ捨てられ,この男が出勤してこないと相談したことで捜査が開始されました。
 222通の郵便物は,1つの袋に入れられたまま捨てられ,日本郵便においてすべて回収したそうです。
 その後,日本郵便は,宛先に届けたり,差出人に戻したりしたという事でした。

 私は仕事上毎日のように郵便を使っているので,このようなことをされると大変困ります。
 一方で,様々な配送手段を毎日使っているだけに,それに携わる仕事の人達が毎度毎度大変な苦労をしているのをよく見ます。

 配送業については,私も宅配をそれなりに利用するのですが,日中ほとんど家にいないため,宅配ボックスをよく利用させてもらいます。
 ですが,もしも宅配ボックスがなければ何度も再配達を試みなければならないこととなり,相当大変なことになると思うと,日本の配送業はこのままではもたないのではないかと毎度思うものです。
 郵便については,基本的にポストに入れることで済むものが大半ではありますが,それでも手渡しで渡さねばならない種類の郵便物もそれなりにありますし,そうするとやはり再配達の問題があることには変わらないでしょう。

 多くの郵便配達員の方々は,心に色々なものを抱えながらも郵便物を捨てるなどという行為を行うことはないですから,やはり私はこの男の行為は許されるものではないと思います。
 一方で,各配達員に無理を強いてはいないかということは改めて検証してもよいのではとも思っています。


 今日の記事の中には,広島新井兄さんが毎年恒例の護摩行を行ったというものがあり,その写真もありました。
 これを見ると,今年も正月は終わったんだなとしみじみ思います。
 そして,毎年,これを見るたび,護摩行とは意味のあるものなのだろうかと思うものです。
 ですが,新井兄さんは去年は実績を上げましたし,特に勝負強い打撃は精神力の強さを示すものでもあったと思いますから,もはや毎年見ている護摩行とは見方を変える必要があるのかもしれません。
 護摩行そのものというよりも,毎年これを続けようと思う心自体が大事なものなのかなと思ったりもしました。
 本当にこんな気持ちで護摩行を見るというのは初めてかもしれません。


 阪神金本監督ですが,昨秋に若手選手に対して貸したウエートトレーニングノルマについて著しい未達成の場合については重いペナルティを科す方針であると述べました。
 あくまで全員がペナルティ対象というわけではないようで,金本監督自身もその基準が厳しいことは認めているようです。
 ただ,明らかに足りない選手に対しては罰があると述べたという事でした。

 どんな罰を科すかはさておき,金本監督が若手選手に期待する体の強さというのはそれなりに意味のあるものであろうと思います。
 金本監督自身,体を徹底的に強化することによって長くプロ生活を続けることができましたから,長く活躍するためには基礎的な力が必要だということから求めているという事なのでしょう。
 一方で,ウエートトレーニングはむしろ害になるという意見もあるようで,そういうものを考えるとこだわりすぎるのも良くないかもしれません。
 そういう意味では,達成に向けて努力をすることは大事であるものの,達成した結果を重視しないという姿勢が正しいと思われ,金本監督の考えについては私は賛同です。
 また,罰を受ける選手というのは,むしろ意識に問題があるとも思われ,そういう選手を浮き彫りにすることにも意味のあることと思いました。

 最終的にどれだけの若手が達成できるのか,そして誰が罰を受けるようになるのか,注目したいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら,文部科学省が,学校現場の過重労働が問題になっていることへの対策の一つとして,業務改善アドバイザーを希望する養育委員会に派遣するという発表したというものを見たので,取り上げてみました。

 昨今学校教員の負担が非常に大きくなっていておりますが,文部科学省としては派遣を希望する教育委員会の下にアドバイザーを派遣するという事です。
 教育委員会は,アドバイザーの助言を受けながら,様々な負担軽減策に取り組むということで,例えば事務処理を効率化するシステムの導入や,学校ごとに行われている事務の共同化などの対策が実施される見込みとのことです。
 業務改善アドバイザーは,大学教授や民間企業のコンサルタントなどから約20人が選ばれる予定とのことです。

 この業務改善アドバイザーですが,大変批判が噴出しております。
 というのは,現場としては,学校教員の負担を減らす最善の方法は人員を増やすことであると考えているところが大半であろうに,アドバイザーがやってきてどうなるのだということがもっとも強い批判のようです。
 特に,教育実務の現場を知らないアドバイザーがやってくることで,その不要な助言によってより負担が増加することが懸念されているようです。

 個人的には,確かに小さなことでも共有できる記録を作っておいたり,長くかかる業務を短縮したりすることによって業務効率化を図って負担を減らすという試み自体は大変大事なことのように思います。
 以前日本年金機構の事務所のいくつかのところは未だにイロハ順を用いているということを取り上げたことがありますが,それに不慣れな人からしてみれば毎度毎度業務への取り組みに難渋するわけで,それを効率化することによって業務時間や労力が大幅に軽減される古くからの慣習というものは古い組織であれば多くあったりするのではと思っています。
 ですが,もしもそういったものを導入しようというのであれば,文科省や県の教育委員会等の中央の方からシステム面を構築して地方に伝播させればよいのではないだろうかと思います。
 また,アドバイザーにそれを実行させようとしても,20名足らずではどのくらいの規模で改革を進められるのかいささか疑問であり,教員の負担軽減策としては焼け石に水という表現が当たるように思います。

 もちろん個別の視点から業務改善について検討して直していくという試みは大事であろうと思います。
 ですが,最大の問題点は,教員の業務が,各教科の教育業務はもちろんのこと,生活指導,部活,進路指導まで多岐に及び,かつ過去の裁判例にも照らして以前よりもきめ細やかな注意義務を課せられることとなったことだろうと思っています。
 多岐にわたる業務ときめ細やかな注意義務を達成することが多くの教員にとって重大な負担があるというのが最大の問題点であることは分かっているのですから,それを改善する方法は処理する作業量を減らして集中させることに尽きるのだろうと思います。
 そして,処理する作業量を減らすためには,部活等の作業対象を減少させるか人員を増員させるかいずれかになってしまうのですから,その辺りを改めて検討すべきであろうと思います。

 先日,財務省が,教員定数を削減するという案を出し,文科省が反発したという記事を見ましたが,国家財政の問題からいえば安易に教員増大を図るわけにもいかず,アドバイザーは苦肉の策なのだろうと思います。
 ですが,もう少し何かないものかなと思ってしまいました。


 阪神の高山さんですが,パワフルプロ野球というゲームでの守備評価について悪いものを付けられてしまいました。
 S〜Gまでという評価の中,肩はD,守備力はFということでした。
 去年はリーグ外野手ワーストの6失策を記録してしまい,守備査定がずいぶん下がってしまったのだろうと推測されます。

 昔はパワプロはずいぶんやりまして,1日に1度は阪神で読売狩りをしてから寝るのが日課だった頃もありました。
 あれからずいぶん時が経ってしまったので,今更最新版をやろうとしてもシステム等が変わっているでしょうし,それに順応するのに時間がかかってしまいそうです。
 ただ,時々昔のパワプロを見てみると,こんな選手が活躍していたと懐かしくなります。
 2003年の赤星さん,今岡さん,金本さん,濱中さん,アリアスさんらが引っ張って行っているチームは,ずいぶん前に久しぶりにやった時には本当にじんわり来るもので,年をとったなと思ったりします。

 このパワプロ査定,どこまでリアルなのかは何とも言い難いですが,それでも割と的を射ていたりするという認識です。
 高山さんの打力については,打率2割7分5厘,ホームラン8本を踏まえて,ミートD,パワーDとなっており,この辺りは順当であろうと思います。
 また,得点圏打率3割7分7厘が評価されて,チャンスA,固め打ちが付いているというのは非常によく見ていると思います。
 反面,対左投手F,三振が付いているところも悔しいながらそうなのかと思ってしまいました。

 そんなパワプロ査定で付けられた守備力ですが,個人的には仕方ないと思っています。
 高山さんは,打力はバットコントロールやパワーなど既に一流の域に達していると思いますが,守備力についてはプロの選手の水準には達していないように見受けられるので,この評価は受け入れざるを得ないように思います。
 せめてD評価が付くようになってくれれば安心して見ていられるようになると思うので,とにかく守備をもっと頑張って磨いてもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
 こんばんは。


 今日は成人式でしたが,この時期になると毎年荒れる成人式がよく話題になります。
 ああいうやんちゃをする人達は,おそらく中学時代の人達がもっとも自分たちのことを恐れていると思っているのではないかと思います。
 中学までは学区で分けますが,高校からは学力で分けるため,高校では彼らを中学時代ほど恐れる人達がいなかったのではと思うと,もう一度自分を誇示できる機会は中学時代のメンバーの多数が再び集まる成人式となるのではないかと思います。
 彼らの気合いの入り方や,中学単位で集まっているところを見ると,何となく当たらずとも遠からずという気がするのですが,いずれにせよ迷惑だなと思います。
 私は,大学から故郷を離れてしまったこともあってか,故郷の成人式には行きませんでしたが,行った人達はここまでではないにしても昔のヤンキーといわれていた人達は目立とうとしていたと聞きましたし,日本中でそういう雰囲気があるのかもしれません。
 成人式が荒れることは全くよいこととは思いませんが,一方で成人式にそこまで入れ込めるというのはある意味故郷愛などが強いのかなとも思うと,ちょっとうらやましい気もします。
 まあ,その方向性に問題があるのですが。


 さて,今日のニュースを見ていたら,阪神の西岡さんがハワイの自主トレでダッシュしたというものがあったので,取り上げてみました。

 西岡さんといえば,去年一塁ベースに向かう途中にアキレス腱を断裂し,選手生命を危ぶまれておりました。
 そんな西岡さんが,一からリハビリに励み,ダッシュできるまでに回復している様を見て,個人的には非常にうれしくなりました。
 その他,鋭いスイングを披露したり,フリー打撃で鋭い当たりを連発していたそうです。

 普通はアキレス腱断裂となれば引退も考える怪我ですし,そもそも選手として復帰しようと考えることも難しいと思います。
 年齢も32歳と,プロ野球選手の同期の中には既に引退している選手もそれなりにいるでしょうし,その年齢を考えても改めてプロ野球選手として再スタートを切ろうと思ったのは並々ならぬ決意があったと思います。
 その精神力をまずは賞賛すべきであり,私は西岡さんの復帰は来年以降になるだろうと思っていました。
 それが,体に負担の少ない芝の上とはいえ,これだけ走れるようになるとは,往年のスピードスターを知っている者としては感激です。

 西岡さんはアキレス腱だけでなく右肘にも問題を抱えていることから,走る方だけでなく投げる方も大変です。
 西岡さんの肘の状態を考えれば,復帰できたとすればセカンドになるのだろうと思います。
 セカンドは,上本さんや鳥谷さん,大和さんが争う激戦区であり,スタメンを勝ち取ることも非常に大変だろうと思います。
 特に,もしも鳥谷さんがショートを北條さんから取り返せず,キャンベルさんが思った以上にサードに馴染んでしまったとすれば,鳥谷さんを起用するにはセカンドしかないこととなりますが,そんな鳥谷さんや上本さんなどと争う西岡さんはおそらく相当大変な思いをすることになるでしょう。
 ただ,西岡さんの最大の長所は打撃で,昨季見ていた限り打撃についていえば右に出る打者は少ないと思います。
 体中に問題があることから,安定的に出続けることは難しいかもしれませんが,貧打にあえぐ阪神において打撃を買われて出場することは当然あり得るでしょう。

 西岡さんの体の状態を考えれば,あまり性急に復帰するのはむしろ危険だと思うのですが,それでも映像上の様子を見ている限りでは今季の前半には復帰してくれるのではと期待してしまいます。
 あまり急ぎすぎず,期待を込めて待ちたいと思います。


 阪神の新人合同自主トレで,ドラフト1位の大山さんの強肩がすばらしいという記事を見ました。
 キャッチボールですっぽ抜けた1球が室内の天井に届いたという事で,相当な強肩のようです。
 遠投は110メートルということで,高校時代は投手として最速143キロをマークしていただけに,相当スローイングには自信があるように思われます。

 元々強打の選手であるという噂でしたが,守備についてもそれなりの評判は聞いておりました。
 バッティングやグラブ捌きを見てみないといけないものの,強肩とあらば,やはりサード定位置ということにロマンを感じざるを得ません。
 また,基本は内野だと思うのですが,これだけ肩が強いという事になると,外野として練習をさせておいてもよいのではないかと思います。
 今の段階で多くのことをさせすぎるのは良くないかもしれませんが,強肩という長所は色々な場面で応用が利きそうな気がします。

 今はまだ夢を見続けられる時期ですから,もっとロマンを感じる情報をたくさん放出してもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,16歳の日本人少女の腫瘍摘出手術に関するものがあったので,取り上げてみました。

 この少女は卵巣にできた腫瘍を取り除く手術を受けたということですが,その腫瘍の中から小さな人間の脳と頭蓋骨が出てきたということでした。
 腫瘍は幅10センチ程度だったそうで,中からは毛髪や薄い頭蓋骨に覆われた約3センチほどの脳に似た構造を持つ塊が見つかったということで,その後の分析でこの塊が小脳と判明したという事でした。
 摘出された小脳は,神経へ電気的茂樹を送れるほどに発達していたという事でした。
 側面からは,脳と脊髄を繋ぐ脳幹のようなものもでていたそうです。

 卵巣にこのような奇形腫ができる原因については詳しくは分かっていないものの,卵巣内の卵子が細胞分裂を初めて別の体の一部を作ってしまうことに起因しているのではないかと考えられているそうです。
 これは成熟奇形腫として知られているもので,体には害がないそうです。
 奇形腫は人格変化やパラノイア,記憶障害などの心理的な影響を及ぼすと知られているそうですが,この少女の場合にはその自覚症状はなく順調に回復しているそうです。

 これは昔ブラックジャックという漫画で見た症状ですが,この腫瘍が原因でピノコが誕生したという非常に印象深いものでした。
 これが体に害がないというのは初めて知りましたが,心理的影響があるというのはどういう理由なのか,いまいちよくわかりません。
 ただ,ちょっと調べてみても,それなりにケースはあるようで,人体というのは本当に不思議なものだと思いました。

 卵子のみである程度の人体の作りまでできるとすれば,精子がなくても生命はできてしまうのだろうかといささか疑問に思いました。
 今回の件は特異な事例なのだろうと思うのですが,この特異の可能性を高め,さらに完成度を高めることができれば女性のみで人を生むことができるようになってしまうのだろうかと思ったりもしました。
 そのようなこととなれば,生命に対する根本的な考え方から変わってきてしまうように思うのですが,個人的には技術の進歩自体は歓迎したいと思います。
 それをどのように使うかによって善悪は生まれると思うものの,技術そのものに善悪はないと思いますし,端的に選択肢の拡大というのは歓迎すべきことのように思いました。


 ファーストを守る外国人助っ人の獲得の再検討を始めた阪神ですが,去年まで阪神でファーストを守っていたゴメスさんが韓国リーグに決まることが濃厚であるという記事が出ました。
 先日述べたとおり,チーム作りを行うのであれば安定感を求めるべきですし,そうなればある程度実績のある選手の方がよいのは間違いありません。
 その意味では,阪神をよく知っていてある程度実績のあるゴメスさんは適役だと思っていました。
 しかし,ゴメスさんが獲得できないとなれば,ファーストについて改めて探し直さなければならないですし,誰をとっても不安定になるのではないかと思います。
 阪神球団自体がゴメスさんについてどのように考えていたのかはわかりませんが,個人的には時機を逸してしまったという感が否めません。

 ここで,一部記事では,李大浩さん獲得を検討しているという記事も見ました。
 李さんは,マリナーズに所属したものの,昨季はシーズン中にマイナー落ちし,打率も2割5分3厘,14本塁打,49打点と苦しんでいるところで,レギュラー出場のためには日本球界復帰も辞さないという噂もあります。
 李さんくらいの打者であれば,阪神以外の球団も獲得を希望したいと思いますし,特にロッテさんは強打者獲得を企図しているとも聞いているため,ライバル球団がいることも間違いないでしょう。
 ですが,もしも李さんが阪神にやってきたら,ファーストの穴は完全に埋まるだけでなく,4番も埋まりますから,まさにピンポイントで当てはまる補強であるといえると思います。
 日本では通算打率2割9分3厘,98本塁打,348打点という強打者ですから,この数年貧打にあえいでいた阪神にとってはまさに理想的な人材だといえると思います。
 李さんの加わった打線を想起するとロマンを感じずにはいられませんが,あまり期待せずにその成果を待ちたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
 こんばんは。


 今年の初書き込みとなりますが,今年もどうぞよろしくお願いします。


 さて,今日のニュースを見ていたら,中国の大気汚染に関するものがあったので,取り上げてみました。

 中国の大気汚染はずいぶん前から問題視されていたものの,なかなか改善の兆しが見えません。
 北京を中心に発生している重度の大気汚染は周辺地域に広がり,今月5日までに32都市がもっとも深刻な赤色警報を発令したそうです。
 北京市では,雪がちらつき,市の気象局は,汚染物質が付着しているとして,雪は汚いので傘を差すようにと呼びかけたそうです。
 北京のアメリカ大使館サイトによると,PM2.5を含む汚染指数は最悪レベルの危険を示す380を記録したとのことです。

 中国の大気汚染についてはこの数年ずっと問題提起がされていても,特にこの冬の時期になると通常時の汚染とあわせて石炭燃料で暖をとる際に発生する汚染が加わり,より増大するようです。
 この対処は小手先の手段でどうにかなるレベルを超えていて,国民の意識改革であったり抜本的な規制を入れたりするしかないのだろうと思うのですが,それもなされそうな気配を感じません。
 国民は大いに怒っているようですが,一方で怒っている国民の1人1人が対処しなければならない問題でもあると思われ,そういう考えの浸透と規制とを同時並行にしないといけないと思います。
 かといって,汚染物質排出規制をかければ経済は一定程度成長割合が減ることになるでしょうし,それを受け入れられるかどうかも問題でしょう。

 雪に汚染物質が付着しているから危険だという呼びかけについては,被害を軽減することはできても全く被害を受けないということは不可能でしょうし,もはや何ともいえないものを感じます。
 結局外に出ないのがよいのだろうと思いますが,古来より籠城戦というのはいつまで籠城すればよいかが問題になるものであり,大気汚染問題の解決の日が見えない以上外に出ないということをし続けるわけにもいかないでしょう。

 大気汚染は中国だけでなく,フランスやインドでも大いに問題になっております。
 中国だけを悪者として取り上げるのはよくないとは思うのですが,それでも何年もこの状態が続いているのを見るとやはり中国ほどの大国がまずは先導してやってもらいたいと思うものです。


 今年こそ優勝を狙う阪神ですが,昨日の記事を見ていたら1塁を守る助っ人を獲得するプランがあるというものを見ました。

 先日より1塁手として考えていた福留さんと原口さんは現状双方ともに当てが外れ,彼らを当てにして契約をしなかったゴメスさんの穴をどう埋めるつもりなのかというのは大きな問題でした。
 にもかかわらず,先月,球団側がこのオフの補強はすべて終了という話を出していたことから,果たして1塁をどう埋めるのか,私自身心配していたところでした。
 最有力は,3塁予定で獲得したキャンベルさんは,アメリカでは1塁を守ることが多かったそうですから,彼を1塁に据えるという案でしたが,そうすると3塁は誰を据えるのかが問題になるだろうと思っていました。

 そんな中でこの記事を見て,普通に考えれば1塁を守る助っ人を獲得するだろうと納得しました。
 個人的には,ゴメスさんに頭を下げて再契約してもらうのがもっともよいと思っています。
 ゴメスさんは,昨季勝負弱い点はあったものの,数字だけ見ればそこまで悪いということはなく,それなりにホームランも打てる選手でした。
 そう考えると,ある程度は計算のできる選手ですし,博打的に外国人選手を見極めて来るというよりも,今季もう1年様子を見るために獲得するのは決して消極的な選択であるとまではいえないのではないかと思います。
 ロースター漏れを狙うという説はあるようですが,個人的にはやはり計算のできる選手の方が安定したチーム作りができるのではという思いがあります。

 というか,私もそうなのですが,キャンベルさんがどういう選手か分からないというのもあってキャンベルさんを計算に考慮していないからこそ1塁手獲得プランが出てくるのだろうと思うと,キャンベルさんの信頼のなさについてやや悲しくなります。
 私自身,キャンベルさんの前評判を聞く限り,アベレージヒッタータイプで守備はやや苦手という印象を持っていますから,クリーンアップを任せるべき打者かどうかというのはやや不安があります。
 もしもキャンベルさんに信頼感があればこの問題は起こらなかったと思うと,やはり日本での実績がないというのはマイナスポイントなのだろうと思います。
 そして,キャンベルさんでは不安だという視点が生じるというのであれば,なおさら日本で実績のあるゴメスさんを獲得した方がよいのではと思うのです。

 ただし,1塁に助っ人外国人を採用すると,果たして外国人枠をどうするのかは問題になるでしょう。
 今のところ,メッセンジャーさん,マテオさんは当確として,メンデスさんを獲得し,かつドリスさんの契約続行について検討中ということですから,原則として投手3人,野手1人を想定しているのだろうと思います。
 そうすると,野手を1人枠とする以上,キャンベルさんが出場するのであれば1塁手助っ人外国人は使われないことになります。
 野手2人枠とする考えもあるでしょうが,一昨年を思い出すと阪神は中継ぎ崩壊に泣いた過去があり,中継ぎを薄くすることが戦略的によいかはまた考えなければならない問題でしょう。
 よって,1塁手助っ人外国人の獲得は賛成なのですが,誰を起用するかというのは今後大きな問題になろうかと思います。

 とはいえ,上記の通り私は1塁手の助っ人外国人獲得は賛成ですから,有望な選手の獲得に尽力してもらいたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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