こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,検察審査会において,東京電力の旧経営陣のうち3人について起訴すべきという議決をしたというものがあったので取り上げてみました。
旧経営陣については告訴がなされておりましたが,昨年9月に不起訴となっており,検察審査会に旧経営陣中6人について審査の申し立てがなされておりました。
そして,勝俣元会長ら3人について起訴すべきとの議決がなされました。他3人については,1人は不起訴不当,2人は不起訴は妥当という議決となりました。
これを受けて,検察においては再捜査をしなければならないこととなります。
なお,菅元総理大臣ら当時の政府の責任者も告発され不起訴となりましたが,既に検察審査会において不起訴は妥当であるとの議決がなされております。
本件については,妥当と言えるか不明な処理が未だ繰り返され,今日も意味があるのか分からない1日15トンもの氷の投入がなされるという記事を見ましたが,この事件に関する責任は誰も取っていません。
これだけの未曾有の大災害を引き起こし,かつ未だ解決に至っていないにもかかわらず,誰も責任を取っていないという事態は異常だと思いますし,感情的にも納得しづらいものがあります。
ただ,事故から随分期間が経過し,人の気持ちも,この事故をどう捉えるかではなく自分が如何に先に進むかが大事であって,事故の責任追及どころではないというような雰囲気に世間がなっているような気がしなくもありません。
私としては,この事故の責任については誰かに取ってもらわねばならないだろうとは思っています。
それは,感情面もそうなのですが,それよりも次に同様の大災害があった時のためです。
今回のように責任の所在がうやむやにできてしまうのであれば,次に同様のことがあったとしても逃げ切れるというように考え,無責任な対応を取られてしまうのではないかという懸念があるからです。
特に,今原発の再稼働をしようという方向で進んでいるのに,誰が責任を取るのかを明確にせず,現実の必要性であったり再稼働をすることにより受けられる利益の享受についてであったりばかりが述べられているのは違和感を感じずはいられません。
その意味では,国民の原発再稼働に対する信頼を醸成させるためにも,いざ再稼働後に事故になればこのように責任を問われることになるということを明確にすべきであろうと思いますし,そのためには今回誰がどのような責任を取るのかという先例を作るべきであると考えます。
そして,今回の検察審査会の件ですが,問題はこの後だろうと思います。
すなわち,告訴を受理した検察が捜査をした上で不起訴とした案件である以上,責任を追及できるだけの事情や公判を維持するための証拠が不足している可能性があるように思います。
検察審査会は市民の目から判断したものであり,もちろん事情や証拠についても十分に検討されたのだと思いますが,プロである検察が起訴できなかった案件を再捜査したとして果たして有罪とできるかどうかは何ともいいがたいものがあると思います。
過去に検察審査会の起訴相当の議決の下強制起訴された案件はありましたが,多くの案件が無罪となっております。
それは,やはり刑事裁判のプロである検察が有罪とすることを困難と見立てたものが正しかったということでしょうし,強制起訴案件はなかなか有罪まで行き着くのが難しいということだと思います。
私は証拠関係等を詳細に知らないので,検察と検察審査会の判断のどちらが妥当なのかはよく分かりません。
ただ,2006年当時の安倍首相の参議院の質疑応答において,安倍首相は,「原発の冷却系が完全に沈黙した場合の復旧シナリオをどうするのか」,「冷却に失敗して燃料棒が焼損した場合を想定しているのか」,「原子炉が破壊されて放射性物質が拡散した場合の被害予測」などの質問について,いずれも「そうならないように万全の体制を整えている」とのみ発言しており,仮に未曾有の津波であったとしてもシミュレーションが甘かったことは否めなかったと思います。
そして,あれだけの人数がいるのに甘いシミュレーションへの対策を講じなかったのですから,今回の旧経営陣かどうかは別として誰かが責任を取ってもらわないと感情面では納得いきづらくもあります。
とはいえ,その責任の形が刑事責任という形が妥当なのかは分かりません。ですが,明確にわかりやすい責任の一つが刑事責任だと思うので,その所在に関する今後の検察の捜査については注目したいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,中国の競技場で,直角に曲がる陸上トラックができたというものがあったので取り上げてみました。
写真上では,フィールドは楕円形であるものの,各レーンの白線は直角に引かれております。
これは,中国の役人が,上層部の視察への準備に慌てるあまり直角に曲がる陸上トラックを描いてしまったということです。
地元テレビ局は,このトラックを走ると曲がりにくく,点灯しやすいという地元住民の声を伝えております。
スタジアムの職員は,この状態についてみっともないと思うものの,指導部が気にしなれば誰も帰ることはできないと話しているということです。
私も過去に陸上をかじっていただけに,そのフィールドの作りはよく覚えておりますが,直角のトラックは見たことはありません。
直角のトラックを走ったことはないですが,おそらく相当は知りづらいことでしょう。
原因は,役人が慌てて描いてしまったということということですが,これは役人が業者に依頼して描かせたのではないのでしょうか。
業者に依頼してやらせたのであれば,以来の段階で業者がこれはおかしいと指摘してもよいと思います。
また,自身で描いたとしても,描いている途中でこれはおかしいと気づくと思われ,それでも描ききってしまったというのはどうしてしまったのだろうと思いました。
この状況を見る限り,おそらくこのトラックは使えないでしょうし,このままではせっかくの施設が持ち腐れになりますから,やり直すしかないでしょう。
やり直しのためには指導部が関心を持つ必要があるそうですが,一応日本にまでこのような話が流れてきている以上多少は関心を持ってくれるくらい話が広がっているのではないかと思います。
このままではもったいないので,これを契機にやり直してもらいたいものだと思います。
今日の阪神は,4回の集中打で逆転して,リードを守りきって勝ちました。
欲を言えば,この集中打のきっかけが相手のエラーだったということで,自身の力で流れを呼び込んでもらいたかったですが,それでも最近負けが込んでいただけにいいきっかけになったのではないかと思います。
また,歳内さんのプロ初勝利も嬉しいところです。
期待されながらなかなか成果がでていなかったところですが,阪神の現在の中継ぎ不足の状況を考えれば,ここでの活躍を自信として這い上がってきてもらいたいと思います。
とりあえず,ヤクルトさんとはこれでこのカードは1勝1敗ですから,明日も勝って勝ち越しを狙ってもらいたいと思います。
特に,明日は能見さんの先発です。能見さんはこのところずっと勝てておらず,そろそろ勝ち星をあげられないと自信を失ってしまいかねないと思うので,期待しております。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,酒気帯び運転の発覚を恐れてコンビニに駆け込み飲酒をしてごまかそうとしたという事件があったので取り上げてみました。
午後10時半頃,運転代行業の男性から警察に対して,「客が飲酒運転をしている。引き留めたが乗っていった。」という通報がありました。
そこで,警察が車を発見して追跡したところ,運転手の男がコンビニに駆け込みました。
そして,運転手の男は勝ったばかりのビールをレジ付近で飲みました。
その上で,運転手の男は「今飲んだ」と飲酒運転を否定しましたが,基準値を超えるアルコールが検出されて酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
運転代行業の男性の話によれば,運転手の男は,代行の料金が高いなどといって自分で運転していったということでした。
飲酒検知では呼気に含まれるアルコール量が出てきますが,この量によってどのくらい飲んだのかはある程度は分かります。
そうすると,今回の事案では飲酒検知直前に飲酒したので,同じ飲酒同士ということでごまかそうとしたということなのでしょうが,そもそも飲酒量缶ビールのそれとは違うということで容易に発覚したということでしょう。
この事件があったのは福岡ですが,福岡といえば危険運転致死傷罪の発端となった事件が発生した土地柄ですから,にもかかわらず飲酒運転が起こったというのは大変残念な話だと思います。
まして,飲酒運転を隠すために飲酒をするなどというのは言語道断で,非常に悪質であると思います。
本人は代行を呼んだ以上,飲酒運転をすることの問題はよく理解しているはずで,その上で敢えて引き留めを拒絶して飲酒運転をしたのですから,自業自得であるとも言えます。
ですから,私としては,今回の件の反省を促すためにはある程度重い刑を科すべき案件なのだろうと思います。
ちなみに,本人が飲酒運転をしていないと逃げようとしても,運転代行の方に電話をしたということが非常に有力な証拠になるでしょうし,そこから調べを辿っていけば最終的に逃げられなかったのではないかと思いました。
というのは,通常運転代行業の方を呼ぶのは飲酒をした時ですから,運転代行業の方に連絡をしたということはすなわち飲酒をしたことを自分で認めるようなものだと思います。
また,店で飲酒したのだとすれば,運転代行業の方が呼び出された店に対して警察は事情を聞いたり,店が提供したものの領収書や明細書を確認するでしょうから,その意味でも逃れることは非常に難しかったと思います。
ですから,このような小細工で発覚しないだろうと考えたとしても,それは無駄であったと思いました。
今日の阪神はいいところなく負けてしまいました。
それまではいい調子で勝っていたところでしたが,ここでまさかの三連敗,一体どうしてしまったのかと思います。
一部情報では,ゴメスさんは発熱,藤井さんが右肘異常と選手の調子が落ちてきているようなものも見受けられましたが,どうなのでしょうか。
何度も夏場は毎年苦手にしているといいましたが,こんなに早く苦手ぶりを発揮しなくてもいいでしょう。
下位のヤクルトさん相手に敗戦を続けていては,上位の読売を追い詰めることなど叶いませんし,もう少しチーム状態を整えてもらいたいと思います。
昨日からやや過ごしやすい気候にはなったと思うので,もう一度立て直してもらえないものだろうかと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,グルメ税なるものの導入が検討されているというものを見たので取り上げてみました。
これは,1人1万円以上の飲食をした際,数百円の税金を課税するというものということです。
これについては,麻生財務相自らが提唱したもので,導入した企業交際費減税の穴埋めのために考案されたものということです。
この税を考えてみた場合,1人1万円以上の飲食という制限がある以上,あまり課税対象は広くはなく,お金のある人から税金を集めようという発想からなるものである点においては,ある意味平等な税であるとも思えます。
また,その額も数百円ということであれば,1万円以上の飲食をしようという人であればそこまで負担を気にするものということでもないということで,導入もしやすいのではという考え方もあるのかも知れません。
しかし,高額なものを食べようとすれば余分な税金がかかるという意味では,一般市民は高級品を食べようという意欲が薄れるかも知れません。
その意味では,消費を促して景気を回復させるのが税収を増やす最良の方法だと思いますが,その方向性から見れば逆の方向に行く政策であるとも思えます。
消費税が増税されて以降,スーパーなどの売り上げは落ちているということで,市民レベルの消費が落ち込んでいると思います。
そんな中,消費税にプラスして高額商品に対象を絞った増税をするとなれば,ますます消費が落ち込んでしまうのではというようにも思います。
もちろん,一般市民はあまり1万円以上の飲食はしないというのが前提にあるのでしょうし,そうであればこそむしろ税収が見込めるという考えなのでしょう。
しかし,税収を上げるためには広く薄く課税することが大事だといいますから,その点この税の導入はどうなのだろうと思います。
かといって,私に税収を上げる対案があるわけではなく,これを批判するばかりではいけないのだろうとも思います。
そこで気になるのが,記事にもあった,「企業交際費減税の穴埋めのため」に導入が検討されているという点です。
企業の交際費支出を増加させることは景気刺激策としてよいのだろうと思いますが,その反面グルメ税を導入して市民の消費を落ち込ませることは果たして総合的に見てよいことなのか悪いことなのか,私には判断つきかねます。
この税の導入を検討する上では,是非とも企業交際費減税とグルメ税創設のいずれがトータルで見て景気や税収によい影響があるのか,きちんと統計等の数字を示した上で説明してもらわねばならないだろうと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,酔った乗客が,飛行機のドアを開けようとして逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。
ドアを開けようとした男性は26歳で,初めての飛行機の旅ということでした。
そして,その緊張を紛らわすべく,ウォッカとビールを飲んでいました。
その後,男性はトイレに立ったものの,トイレのドアと間違えて飛行機のドアを開けようとしたということでした。
男性は,ドアのハンドルを上げたものの,気圧差があったためにドアを開けることができませんでした。
目的地に着いた後,男性は逮捕され,容疑を認めたということでした。
そして,罰金160ポンドの支払いをしたそうです。
もしもドアが開いていたら他の乗客の生命に関わる一大事だったわけですが,それが容易に開かないドアのお陰で救われたということでしょう。
しかし,気圧差で開かなかったとはいえ,私としては,容易にドアまでたどり着けた点,ドアのロック状態の件について,航空会社側に問題があるように思います。
開かなければいいという問題ではなく,そもそもそういう場所に近づかせたこと,そして気圧差がなければドアが開いていたこと自体が危ういことだと思うのです。
しかし,気圧差で容易に開かないとなると,よく映画で見る飛行機からの脱出のシーンはありえない状況なのだろうと思います。
もちろんよくよく考えればあり得ないというのは一目瞭然なのですが,それでも昔見た時は何の疑問もなくそういうものかと思っていたので,改めてこれが現実味があまりないものなのだと思わされました。
私もそうそう飛行機に多く乗るというわけではないのですが,思えば初めて乗ったのは14歳くらいだったような気がします。
いつに乗ったところで飛行機に乗った際の対応が変わるということはないのかもしれませんが,早いうちに乗っておくに越したことはないものなのかなと思いました。
今日の阪神は,いいところが出せずに負けてしまいました。
もちろん広島さんが理想的な勝ち方をしたことの反面とすれば致し方なしとも見ようもあります。
広島さんは,2回に大量点をとった後,中押し,だめ押しという形でうまく試合を運んだと思います。
メッセンジャーさんは,毎度毎度よく頑張ってくれているので,今回このような結果になったとしても責めるつもりはありません。
一方,打線は10残塁ということで,じりじりと広げられていく点差に対して手を打つことができず,極めて残念であったと思います。
先日,阪神打線において欠けているのは点のほしい時にとってくれる人ということを挙げましたが,今日はまさにそれが欠けていたと思います。
その日は今成さんがよくやってくれたものの,今日はいいところまで塁に進めてもそれ以上がないという去年よく見た光景です。
例年夏場に弱い阪神ですが,もしかしたら昨日の負けの件もこの猛暑故なのでしょうか。
しかし,もしもそうだとすれば,ここからまったく勝てなくなってしまいます。
日本でシーズンを過ごす以上,この時期は避けて通れないのですから,今年はそのようなことがないよう努めてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,長野県で,交通課長ら4人が,飲酒運転の取り締まりの際,アルコールの量を測定する器具が壊れていたため,別の器具を証拠として用意して男性を検挙したというものがあったので取り上げてみました。
去年8月,飲酒運転の取り締まりで男性を検挙した際,息に含まれるアルコール濃度を測定する飲酒検知管が壊れていたということです。
そこで,課長らは,アルコールを含む洗浄液で口をすすいだ後,新たに用意した飲酒検知管で自分たちの息を測定して別の証拠を作ったということでした。
これについては虚偽有印公文書作成,証拠隠滅などの疑いがあり,調べに対して,警察官らはいずれも容疑を認めているそうです。
警察は,4人に対して停職や減給等の処分を下し,いずれも依願退職したそうです。
検挙された男性は,飲酒運転を認めた上で既に罰金刑を受けたということですが,検察はこの男性について裁判所に無罪を求める再審請求をする方針ということです。
私は職業柄警察の方と色々と縁がありますが,警察の方々の大半は非常に真面目に職務を行っており,今回の人たちは一部の人たちなのだろうと思います。
しかし,この案件が,殊更特別というわけではなく,たまたま一件が見つかったというよりも発覚しない類似案件は多数あるのだろうと思います。
そういう意味では,この案件は氷山の一角であると思っています。
この件で特に見るべきは,検挙された男性が罪を認めているということです。
これが本当に飲酒運転をしていたのかどうかは分かりませんが,もしも警察が虚偽の自白を迫って行わせたのだとすれば,それは冤罪にほかならず決して許されるものではないと思います。
そして,上記の通りこれが氷山の一角であるとすれば,虚偽自白に基づく冤罪事件が世の中にはまだ多数あるということになるのだと思われます。
私も虚偽自白を迫られた案件を担当したことがありますが,このような事案では大概「自白すれば罰金で済んで家に帰れるが,自白しないと裁判まで身柄が拘束され続ける」「身柄拘束が続けば仕事も失うし,場合によっては判決で罰金よりも重い刑になる」などといわれることが多いようです。
もしもこのようなことをいわれれば,普通の人であれば認めて罰金を支払った方が楽だし早いと思うでしょうし,弁護士を入れてまで裁判で無罪を争うと手間もかかることを考え,比較的軽い部類の罪の場合はこのような形でむしろ冤罪ができやすいような気がします。
ですから,重罪の事件の冤罪がピックアップされることが非常に多いですが,むしろこのような軽い部類の罪の事案こそ冤罪が多いのではというように思えてなりません。
この警察官らがこのような行為に出た経緯と理由については究明して公表しなければならないと思います,
そうすることによって,まず警察内部に対してこのような行為に出ないようにという牽制になるでしょうし,外部に対しては警察がこのようば行為に出る可能性を理解させて冤罪的な自白をしづらくさせるという効果があると思います。
経緯と理由の公表まで至る可能性は低いと思いますが,この件が明るみに出たことはおそらく内部者の発見とそれに伴う問題化でしょうし,その自浄作用については期待したいところです。
刑事事件に巻き込まれれば,その人の人生自体を狂わしてしまうことになりかねませんし,このようなことについては今後行ってもらいたくないですし,私も職業柄より注意していきたいと思います。
阪神は,今日は普段だと負け試合というところで勝ちを拾うことができて,私は非常に満足しております。
まず上本さんの同点打,そして今成さんの勝ち越し打というように続くわけですが,これまでの阪神になかった点がほしい時にとってくれるという非常に理想的な得点であったと思います。
阪神には一発の大砲が不足している感は否めず,そういうところで上本さんの一発が見られたというのは今後の阪神打線の構成において非常に期待させられるものだと思いますし,相手チームには一発があると警戒させるに十分なものであったと思います。
また,今成さんのヒットは,阪神によく見られた負け,同点の展開でのタイムリー欠乏症を打開するような一打だったと思います。
阪神は,これまで点をとる時は大量点の流れがある時ばかりというように思ってましたが,このように流れを作れる打撃というのを私は待っていたように思います。
特に,往年の阪神を知る人達は,諦めはしないものの,この展開はいつものあれかと思って見ていたことでしょうし,それが違う展開になったというだけで嬉しいものを感じると思います。
これで阪神は読売まで1.5差,チーム状態はかなり上向いているので,勝てる時にもっと勝っておいてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
先日岡山県で小学校5年生の女児が誘拐され,その後無事発見された事件がありました。
最近特に誘拐関連の事件についてよく耳にするので,そんな中無事に発見されて本当によかったと思うとともに,犯人においては罪を償ってもらいたいと思っています。
そんな中,犯人については,逮捕後から色々な報道が飛び交っております。
その一例としては
・逮捕時,警察に対して女児を「自分の妻です」と紹介した。
・部屋にはアニメのポスターがたくさん貼ってあった。
・自分好みに育てて結婚するつもりであった。
というものがあると思います。
このうち,一番下のものに関連して,一つの記事を見ました。
その記事は,
犯人は動機についてはっきりとした供述はしていないが,自宅に美少女アニメのポスターが壁一面に貼られており,警察は犯人が自分好みのイメージ通りの女の子に育てるつもりだったと見ている
というものでした。
この記事は,これまでのニュースとは決定的に違います。
すなわち,これまでのニュースでは,あたかも犯人が,女児を自分の理想の結婚相手に育てるつもりで誘拐したというものですが,この記事では前述の動機とされている点は警察の推測であるということなのです。
私はこのどちらが正しいのかは分かりませんが,もしも上記の記事が正しいとすれば,それは犯人について正しく報道がされていないこととなります。
今年は奇っ怪な事件が立て続けに起き,報道では今回の犯人は非常に特異性な人間であるというように表現をしているところですが,その一環としてもしも警察の報道発表と異なる報道をしているとすれば,それはいたずらに犯人の名誉を傷つけるだけなのではないかと思います。
もちろん,このような犯罪を犯した人の名誉などという考え方はあると思います。
しかし,私としては,行ったことに対する罪は償ってほしいと思うものの,行った行為以上の責任を負わされることは避けるべきと思い,その点もしも誤った報道をしているのであれば早々に正して頂く必要があると思いました。
とかく,このような報道の一人歩きというものの怖さを感じました。
ちなみに,警察が結婚目的での誘拐としたい一つの理由としては,刑法上の犯罪類型に問題があると思います。
すなわち,今回の誘拐が単純に攫っただけということであれば未成年者略取という犯罪になりますが,もしもわいせつ目的や結婚目的での誘拐であればわいせつ目的略取,結婚目的略取という未成年者略取よりも一段刑の重い犯罪となります。
今回は幸いにしてわいせつ関係は問題にならなさそうですし,身代金も請求していませんから,そうなると結婚目的略取という犯罪類型で持っていきたいと考えていると思われ,そのような捜査機関の意図は理解できないも内容に思います。
そして,上記の記事が正しければ,捜査機関はそういう方向で持っていこうと捜査をしているという意思表示をしたということでしょうし,それ以上のことはないのだろうと思いました。
今日の阪神は,呉さんが崩れて,このまま同点で終わるのだろうと思っていたところで,まさかの福留さんのサヨナラホームランという非常に爽快な形で試合を締めてくれました。
これまで私は色々とここで福留さんに対してよくないことを書いたと思いますが,それをひたすら謝罪致します。本当に申し訳ありませんでした。
読売が9回2アウトランナーなしから試合を振り出しに戻しましたが,福留さんは12回裏2アウトランナーなしから試合を決めてくれるという,何とも劇的すぎる試合展開にしびれさせてもらいました。本当にありがとう,福留さん。
そして,メッセンジャーさんの出来の良さはいうまでもなく(それだけに勝ちを付けてあげたかった。),梅野さんの捕手としての活躍がこのサヨナラの展開を作ってくれたといっても過言ではないでしょう。
梅野さんは,本当にロマンがあります。最近の阪神にはなかった,若手野手が活躍する,しかもそれが長年外様のベテラン勢が占めてきた捕手というポジションで登場するという奇跡的な状況で,かつ打つ時は長距離ということで,非常に明るい未来があると思います。
一方,何度もここで述べていますが,呉さんは非常に問題があると思います。
今日の投球のうち,ホームランを打たれるまでの展開は悪くなかったと思うものの,やはり高橋由伸さんにインコース高めのストレートは危険でしょう。
呉さんのストレートは,球速こそあるものの,なぜかカットされることが多いところを見ると,おそらく日本の一軍クラスの打者には見きられてしまうものなのでしょう。
それだけに,変化球を交えて戦略的に投球を組み立てる必要があり,そういう投球をしないと今日のような展開は今後も出てくると思います。
今日は福留さんに救われたからいいものの,このまま同点であれば実質的な敗戦ですし,それだけに呉さんの投球の組み立て方はもう一度考え直す必要があると思いました。
とはいえ,読売との差は遂に1.5まで迫りました。
読売の調子が落ちてきているからということもあるでしょうが,夏場に弱い例年の阪神の状況を考えれば,できれば明日もう一つ迫っておきたいと思います。
その辺は贅沢なのでしょうが,そんな贅沢を敢えて希望したいと思います。
とりあえず,最後に,福留さんありがとうございました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,大阪で,車内で冷却スプレーを使用した後に喫煙しようとして引火したというものがあったので取り上げてみました。
車内には男性が2人おり,冷却スプレーを使った後にタバコを吸おうとしてライターに火を付けたということです。
そうしたところ,火が急激に燃え広がったということで,消防は車内に残っていたガスに引火した可能性が高いと考えているそうです。
タバコの火を付けた男性は全身火傷で病院に搬送されたものの意識はあるそうです。
また,もう一人の男性も顔と左手に火傷を負ったそうです。
実は去年の8月14日にもこの件とまったく同じ事象の事件を取り上げました。
その際もスプレーを密閉空間で使用する危険性について色々と述べたような記憶があり,それを改めてここで言及するつもりはないのですが,それでもこのような件がぶり返すというのはおそらくその危険性が伝えられていないのだからだろうと思います。
スプレーのガスの引火については,通常スプレー缶の注意事項にも,他よりも大きく記載がされているはずなのですが,読まない人は読まないですし,ここでそれを述べたところであまり意味があるわけではないでしょう。
私としては,このような日常生活に潜む危険性を伝えるようなニュースや,先日述べたベネッセの件を騙って個人情報を聞き出そうとする事件など,一般の人たちが巻き込まれそうな事件についてもっと報道してもらえたらというように思います。
確かに佐村河内さんや小保方さん,野々村さんなど,取り上げると耳目を引きつけられるものを一定程度触れたいというのはよくわかるのですが,本当に市民のための報道というのであればもっと注目すべきものはあったのではないかと思ってしまうところです。
とりあえず,スプレーの使い方にはいっそう気をつけようと思いました。
今日からプロ野球は後半戦が始まりましたが,阪神は読売から勝利を収め幸先のよいスタートを切ることができました。
梅野さんの打撃について,待望の若手の登場でロマンを感じていることを隠しきれないわけですが,それよりも何よりも今日は岩田さんの投球が全てではないでしょうか。
確かに読売打線は調子がいいとは言えませんが,それでも0点に抑え込んだ岩田さんの投球は圧巻でした。
できれば完封もさせてもらいたいところでしたが,8回で100球を超えていましたし,去年もイニングが変わった途端に人が変わったように打たれてしまうということもありましたから,9回に呉さんに変えたのは無難な采配であったと思います。
呉さんは相変わらず多少打たれてしまいますが,最終的に0点で抑えたのですから,やはり仕事をしたというべきでしょう。
これで読売とは2.5差まで迫りましたが,ここで3連勝まで願ってしまうのは贅沢だと思うので,とりあえずまずは勝ち越しを狙ってもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アメリカフロリダ州の裁判所で,陪審団が,長年の喫煙によって夫が肺がんで死亡したということで,タバコ大手会社に対して236億ドル(約2兆4000億円)の懲罰的賠償支払いを認める評決を下したという記事を見たので取り上げてみました。
記事によると,この夫は13歳で喫煙を始め,20年以上にわたり1日最大3箱のタバコを吸い,36歳に肺がんで亡くなりました。
そして,妻は,タバコ大手会社が,製品の与える健康への危険性を隠していたとして賠償請求をしておりました。
その結果,懲罰的賠償236億ドル,損害賠償1700万ドルの賠償が認められたということでした。
大手会社は評決を不服として上訴する方針ということです。
日本では,そもそもこれだけ周知されたタバコの危険性を知った上で法禁物ではないものを吸っていたということで,おそらく賠償自体が認められづらいのではないかと思われます。
まして20年以上吸っていたのですから,仮に企業側に責任を認めるにしても大きく過失相殺がなされるだろうと思います。
一方,今回の陪審団の評決は相当多額の賠償を認めていますが,どのような理由で責任,金額を認めたのかが非常に問題だと思います。
なぜならば,この事件と類似事案でどうようの判断が下る可能性がどの程度あるかということを検討することによって,他者の身の守り方というものが問題になると思われるからです。
私は評決の内容は知りませんが,おそらく評決の内容自体はあまり類似事案に対して参考になるものではないのだろうと思います。
もしもこれが参考になるものであれば,アメリカで商売をして問題が出る度に倒産をさせられるような金額の賠償責任を負わせられかねないからです。
日本には懲罰的損害賠償という考え方がない以上,その基準というものも捉えがたいように思いますが,それでもさすがに236億ドルはないでしょう。
日本において裁判員制度導入時,民事に裁判員制度を導入しなかったことの理由として,これを導入してしまえば大企業に対して実質的に懲罰的賠償支払いを認めることになりかねないというものがあったように記憶しておりますが,この事例はまさにそれを思い出させます。
もしもこの評決が認められてしまうと,同じような人たちがみな賠償請求に殺到するでしょうし,喫煙者の家族は肺がんを危惧して保険に加入することもなくなってしまうことでしょう。
それだけに,内容は合理的とも思えませんし,他への影響も甚大だと思いますから,その判断理由,判断過程が非常に問題であると思います。
これだけの重大な評決にもかかわらずわずか2日で結論が出たというものどうなのかなというようにも思います。
世の中が禁煙の方向に向かっていることが評決の背景にあるのかも知れませんが,世論が禁じる方向に走るものを取り扱う会社にとっては明日は我が身となりかねない非常に恐ろしい評決だと思います。
それだけに,私はきちんと裁判所に審理しなおしてもらうべきと思いますし,そうでないと司法に対する信頼が失われかねなくなってしまうと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
先般ベネッセの情報流出の件が問題となりました。
私も小学校の頃など進研ゼミのダイレクトメールが山のように来ており,おそらくベネッセに私の情報もあったのだろうと思いますし,私も他人事ではないのだろうと思います。
これについてベネッセ側がどのような対応を取るのかは今後見守りたいところだと思いますが,今のところ減額してサービスを受けられる等の対応を考えているような記事を見ました。
しかし,ベネッセと契約していない方々に対してそのような措置はとり得ないでしょうし,そういう人たちに対してどのように対応をしなければならないのか考えるべきだと思います。
今回の対応でそれなりの費用を支払うこととなるのだろうと思いますが,一方できちんとした対応と取らないと顧客が減少してしまって収入がなくなってしまいますから,対応にかかる損失に比較して長期的に大きな穴が生じると思います。
ですから,経営の長期的な視点から考えれば,今回の件については十分な対応をなすべきであろうと思います。
そんな中,ベネッセを名乗る者から,電話でのお詫びと称して色々と個人情報を聞いて回る事件が発生しているというものを見ました。
電話の内容は,1件1件電話でお詫びをしているといっていながら,色々と質問をして個人情報を聞き出す手口ということです。
そもそも,何百万件もある流出騒動について,1件1件電話をすることは物理的に不可能でしょうし,そんなことをする労力をかけるのであれば補償等の別のものに費用をかけるべきで,よく考えれば非常に不合理なものなのです。
しかし,何の構えもないところで突然そのような電話を受けた場合,騙されて個人情報を話してしまう方も中にはいたのかも知れません。
私に言わせれば,最近は著名なものに何でも乗っかるのが詐欺の手口ですから,今回のこともある意味予見できたのではないかと思います。
それについてベネッセの方で予見してアナウンスすべきというのは少々酷なのかも知れません。
しかし,この電話で情報を流出させてしまった被害者にしてみれば,顔の見えない加害者を恨むよりも,そもそもこの騒動の根幹に位置するベネッセを恨むようになるのではないでしょうか。
そうすると,このような二次被害三次被害を食い止めることもベネッセの営業のためには必要だったと思いますし,予見してアナウンスすべきだったのかというようにも思わなくはありません。
今回のような詐欺電話は氷山の一角に過ぎないと思います。
おそらく過去の著名事件に省みれば,二次被害三次被害を狙ってなそうとした詐欺事件のケースはたくさんあると思いますし,そういうものはある程度は類似していると思います。
ですから,ベネッセとしては,今回の電話事件をきっかけに,過去の事件の類似ケースを挙げて,詐欺に対する注意喚起をなすべきだと思います。
ベネッセが今回の電話事件については発生を想定しなかったとしても,電話事件があったことから別の詐欺事件の発生を想定することはできると思うので,これで別事件が発生して被害者が生じたとすればそれについてはベネッセは責められるべきものになると思いますし,その意味でも早急に対応すべきと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日の判決といえば最高裁の嫡出推定とDNA鑑定のものが最も注目を浴びるものだと思いますが,こちらの件は機会があればここで述べることとして,今日はある無罪判決について取り上げてみたいと思います。
札幌地裁は,ある速度超過事案について無罪判決を下しました。
この事件は,運転者が自動車を運転して国道を走行中,オービスで制限速度を34キロ上回る測定がされたというものです。
しかし,この速度超過の際,運転者は後続車に煽られており,危険を避けるために前方車両を追い越そうとやむを得ず速度超過をしたのだと主張しました。
そして,裁判所は,後続車は被告人の車に密着して迫っており,生命の危険が存在していたとして,緊急避難を認めて速度超過に違法性がないとして無罪としました。
札幌地検は,予想外の判決であり,上級庁と協議して対応を決めると述べているそうです。
この判決を見て,まずは緊急避難の主張をした弁護人が大したものだと思います。
緊急避難は,簡単に言うと,急な危険などを避けるtめにやむを得ず他者の権利を侵害したりした行為について違法性がないとする考え方のことです。
弁護人は,被告人の話を聞き,それを法的に構成して,証拠に沿って主張を展開するのが仕事ですが,この法的に構成するという作業がなかなか問題だと思います。
それは経験の問題であったりセンスの問題だったりするのだろうと思いますが,今回弁護人は運転手の話を聞いて緊急避難の主張をしようと思い立ち,それに沿う証拠関係を揃えて主張したのでしょうから,その点は腕のいい方なのだと思います。
本件では,緊急避難の判断に最も重要な証拠と思われるものはオービスの写真だったと思います。
このオービスの写真において,密着して煽る後続車が写っていれば,運転手の主張が裏付けられるものとなるでしょうし,逆にこれが写っていなければ運転手の供述の信用性のみで勝負をしなければならなかったでしょうから,非常に厳しい戦いとなったことでしょう。
その点どうだったのか私には分かりかねますが,おそらく状況に合わせてうまく振る舞ったのでしょう。
一方,検察においては,被告人の言い分を拾い上げて,法的にどのように構成される余地があるのか検討して裁判に臨まねばならないと思います。
その点,緊急避難という構成から準備をすることは難しかったのかもしれませんが,それでもそれをするのが検察の仕事でしょうし,その意味では検察の仕事に問題があったのかも知れません。
ただ,検察としても,この事案が特殊なケースということでなければ,今後の同様の速度超過事案において同じような主張をされかねないと思いますし,証拠関係を見て勝負できるという余地がある場合はなかなか引き下がることは難しいというように考えるのかも知れません。
裁判所も事情をくみ取ってよくこの判決を下してくれたと思います。
裁判官としても自身が妥当な判決と思うものを下すのは勇気のあることだと思いますし,その点この札幌地裁の裁判官はいい仕事をしたというように思いました。
ちなみに,煽っていた車の方はどうなったのだろうかと気になります。
煽り行為がそもそもの原因なのですから,少なくとも厳重に罰せられるべきでしょう。
オービスに同時に写っていればおそらく罰せられたのだとは思いますが,この事件の大元の人間の逃げ得は許さないようにしてもらいたいと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,子どもの参観日のために小学校に行った際に女子トイレの個室にカメラを差し入れて盗撮をしたという事件があったので取り上げてみました。
この男性は,子どもの授業参観で学校に行った際に行為を行ったということで,書類送検されたということでした。
この事件においては,被害者の方が最も気の毒ではありますが,この男性の子どもが非常に気の毒だと思います。
おそらく,この子どもは,もはや学校に行くことは困難であり,転校するという選択を取る可能性があるのではないかと思います。
子どもは自分が悪いわけではないのに学校に行きづらくなるということを考えれば,相当傷を負うことになるでしょうし,その点について父親は考えなかったのでしょうか。
また,子どもの負った心の傷を考えれば,お母さんも離婚を考えてもおかしくないでしょうし,この一件が家族にもたらす影響は極めて甚大であると思います。
そういうことを考えずに軽挙妄動に走ったことは擁護する余地は乏しいでしょうし,法的にも社会的にも強い制裁を受けることと思われます。
私もそうですが,ある行動を起こす時にはそれがどのような影響を及ぼすのかを慎重に考えるべきと改めて思いました。
阪神は,今日も中日さんに勝ちました。
新井兄さん,梅野さん,上本さんの三連打は見事でしたが,今日の勝因はメッセンジャーさんでしょう。
メッセンジャーさんの非常に締まった投球は何度もチームを救ってくれておりまして,これで8勝目ですから,その安定感といい,もはや阪神のエースといって差し支えないでしょう。
阪神はもともと投手力で勝つチームだと思うので,その意味では理想的な勝ち方ができたと思います。
一方,打線は上記の通り三連打は見事ですが,私は日替わりで打線で仕事をしてくれる人が違うというのはいい傾向だと思います。
一人の選手に頼る打線は,その選手の好不調にチームの勝利が左右されやすくなりますし,今の阪神打線は全体的に悪くない調子なのだと思います。
今日の勝利が大きいと思う理由としては,前半戦最後の戦いを綺麗にしめられたこと,そして苦手であったナゴヤドームでの勝ち越し勝利であったことだと思います。
ナゴヤドームは,数年来かなり苦手にしていた場所だっただけに,この場所を聞くだけで嫌な思いを抱くこともありましたが,こういう勝ち方をできることでその苦手意識を払拭できれば阪神はより上位にあがれるのではないかと思います。
阪神は,7月は10勝2敗と驚異的な勝ち星をあげておりますが,その分交流戦で負けすぎたので,それと五分五分程度に考えるのが妥当な計算だと思います。
しかも,苦手の8・9月を迎えなければならない以上,もう少し勝ち星をあげたいところで,オールスターに入ってしまうことで今の好調な流れが切れてしまうのではないかと少々心配もしております。
しかし,毎度毎度夏を苦手としている阪神ではありますが,そろそろこの苦手な時期を克服してくれるのではないでしょうか。
スタミナ切れが原因だとすれば,松田さんなどが帰ってきてその穴を埋めてくれれば問題ないと思うのですが,そこら辺は期待しすぎなのでしょうか。
建山さんの今日の二軍での投球は,まだまだ調整が必要なのではと思わせるものだっただけに,まだ戦力として換算するのにはやや躊躇いがありますが,もともと実績のある方ですからどこかで上げてきて阪神を救ってくれると信じています。
とにかく,阪神の皆様においては前半戦お疲れ様でしたと申し上げるとともに,後半戦も是非とも楽しませてください。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日,いわゆる三鷹バス痴漢事件の東京高裁で無罪判決が下されたので,この件を取り上げてみたいと思います。
この事件は,一審判決が下された時,その判決内容が非常に問題であるとして物議が醸されたものです。
私は全ての証拠関係を知っているわけではなく,報道で見ている限りなので情報が限定されておりますが,それを前提に以下書いていきます。
犯人とされる男性は,バスの中で痴漢をしたとされておりますが,報道中本件で主に問題といわれていた証拠は,バスの車載カメラと繊維痕に関する証拠だと思われます。
バスの車載カメラですが,男性の右手はつり革を持っていて手が腕が伸びきっているという状況でした。
男性と被害者とされる女性との距離が相当程度離れていて,その状態で左手で痴漢行為を犯すことは無理であるという主張がなされていました。
その後,男性は,左手につり革を持ち替え,右手で携帯電話を操作しておりました。この際,両手を使っている以上,痴漢行為はできないという主張がなされました。
しかし,一審判決では,ビデオ鑑定中20秒間左手の状況が不明な時間があり,その間に右手で携帯電話を操作しながら左手で痴漢行為をすることは容易ではないが不可能とまでは言えないと判断しました。
もう一つの証拠として,繊維痕に関する証拠である微物鑑定が上げられます。
痴漢行為を行った場合,手に被害者の衣類の繊維の一部が微細にも付着することが考えられますが,本件ではこれが存在しませんでした。
そして,これらの証拠を含め,全ての証拠関係を前提として,一審判決は有罪と認定しました。
この判決について,東京高裁では,車載カメラより痴漢を認定しがたいと判断しました。
その上で,一審判決については,証言を全面的に信用したのは誤りで,論理の飛躍があり,慎重さを欠いていたとしました。
刑事判決においては,一般的にいわれているとおり,「疑わしきは被告人の利益に」という原則があります。
また,刑事事件において有罪の立証責任は検察側が負っており,被告人側は無罪を立証しなければならないのではなく,検察側がきちんとした証拠をもって立証に失敗すればそれで無罪になるという構造なはずです。
ところが,実際の刑事弁護を経験すると,検察の立証が多少失敗し,証拠関係に危ういところがあったとしても無罪とするケースはほとんどないように思えます。
今回の高裁判決は,その原則に戻って判断を下したのではないかと思われます。
私もこれまで痴漢の無罪主張の弁護を何度か経験したことがありますが,極めて厳しい戦いを強いられております。
裁判所の大半は,客観的な証拠に乏しい事案だったとしても,被害者の証言の信用性を軸に有罪判決を下しているように思われます。以下に述べますが,今回の事件の一審判決もそのようにしたのだと思います。
私のこれまでの経験からすると,結局痴漢弁護においては被害者の証言の信用性を崩すことが最重要課題であり,その信用性が認められれば客観的な証拠関係に多少の矛盾や齟齬があったとしても有罪判決を下してしまうように思います。
この事件の一審判決にいう「右手で携帯電話を操作しながら左手で痴漢行為をすることは容易とは言えないが不可能とも言えない」についてですが,おそらくこれはカメラの映像から有罪を認めたというものではないと思います。
すなわち,あくまで一審判決の有罪認定の軸は被害者の証言であり,車載カメラは被害者証言がカメラと矛盾するから信用性がないという主張をするための材料だったのではないかと思います。
そして,一審判決では,左手で痴漢行為をすることも不可能ではないから,被害者証言の信用性を認めないという材料とまでは言えないという判断となったのだろうと思います。
一方,高裁判決は,有罪認定の軸とされた被害者証言について,そもそも車載カメラと比較すると信用性を全面的に認めることは難しいとして,無罪判決を下しました。
この態度は刑事裁判の原則からみて,有罪認定の軸となる重要証拠の認定においては慎重になすべきという発想から判断したということなのでしょう。
痴漢事件の多くはカメラなどに収まっておらず,今回の事件はカメラがあったからこそ救われたというように思えます。
よって,この判決が世の痴漢事件に風穴をあけるという位置づけになるかといえば,私はそこまでのものではないだろうと推測します。
ですが,痴漢事件の多くで採用されている,安易な被害者証言の信用性の判断の傾向に対しては一定の注意喚起をなせたものではないかと思っています。
痴漢事件自体は許し難い犯罪行為ではありますが,一方でそれを罰するために冤罪を広く認めるという傾向には納得はできず,今回の判決が流れを変える契機になればなと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,アメリカ防総省が自動追尾する銃弾の開発に成功したという記事を見たので取り上げてみました。
アメリカ防総省国防高等研究計画局は,一度狙ったターゲットを追いかけていく自動追尾の機能を搭載したEXACTO弾の開発に成功したと発表しました。
この発射試験の映像を見てみると,確かに弾丸が発射された後に進路を修正している様子が映っていました。
この弾は50口径弾であり,ライフルに搭載した特殊な光学システムで進路誘導が行われるそうです。
動き回る目標に有効だそうで,また外部誘導式なので銃を持つ人と弾を誘導する人が別々であることも可能だそうです。
追尾する銃弾というとジョジョの奇妙な冒険に出てくるホルホースを思い出しますが,これはスタンドではなく本物の技術であり,当時漫画で思い描いたことがどんどん現実化していくものだと思わされます。
このニュースを見た限り,確かに兵士の役割を大きく変えそうに思います。
塀などに隠れる戦いにおいても,通常直線にしか飛ばないと思われていた弾が曲がって飛んでくるということになると,陰に隠れて撃ち合うというシーンはあまり意味のないものとなるでしょうし,その意味では戦い方というものが根本から変わりそうな気がしました。
ただ,私が映像を見ていて不思議に思ったのは射程距離と威力です。
まず,弾丸は発射された時に加わった力で推進していくわけですが,曲がって追いかけ続ける弾はいつまでも発射時の力が残って飛び続けるわけではないでしょうし,どのくらいの距離を追いかけるのかというのを頭に入れて計算する必要があると思われます。
次に,直線で飛ぶ弾よりも曲がって飛んでいく弾の方が,弾にかかった力が減殺されてしまうように思えます。
弾の力は,弾の推進するスピードと弾の回転だと思いますが,弾がカーブする際にその両方が減殺されてしまうのではないかと思えるのです。
そうなると,銃に要求される威力が十分な水準に達しないように思われ,それを実現するためにはホローポイント弾等のように弾それ自体に威力を上げる措置などを講じる必要があるということになるのでしょうか。
私は銃火器に詳しくはないので,その実用性のほどは分からないのですが,それでもこのような技術ができあがればその弱点を補強する技術が出てくるのもすぐでしょうし,非常に恐ろしいことだと思います。
この技術によって戦争で亡くなる方が飛躍的に増加するとすれば恐ろしい問題であり,アメリカ防総省においてはその技術の流出がないように厳しく管理をして頂く必要があるでしょう。
阪神は,苦手のナゴヤドームで圧倒的敗戦を喫しました。
上本さんが初回に先頭打者ホームランをせっかく打ったにもかかわらず,2回の大量失点ではどうしようもありませんでした。
それでも最近の好調打線であればと思いたかったですが,結局どうにもなりませんでした。
普通の試合であれば4点取れば勝てるはずなのに,やはり大量失点というのは試合の流れもそうですが選手の心も折ってしまうものなのでしょう。
岩崎さんは直球,スライダー,スクリューのキレがいいと思うのですが,最近は見切られてしまっているような気がします。
素材はすばらしく,球種も多彩なのですから,もう少し投球幅を付けて勝負できるようになればまだまだ勝てそうな気もするのですが,それを急に身につけることは難しいでしょう。
新人王は少々難しくなってきてしまいましたが,もっとやれる人だと期待しておりますので,次回の登板を楽しみにしています。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日の阪神読売戦は,表題の通り関本さんの満塁ホームランで勝利しました。
関本さんの代打成績は,今年は大変すばらしく,まさに代打の切り札となっております。
これまで阪神の代打の切り札といえば桧山さんでしたが,桧山さんが引退し,阪神の代打の神様は不在な状況でした。
しかし,今年は関本さんが代打の切り札としてここまで活躍してくれております。
私のこれまでの関本さんに対する見方は,数年前までの堅実な守備と時々活躍するバッティングというくらいでしたが,そこまでバッティングに過剰な期待を抱いていないというのが失礼ながら正直なところです。
しかし,今年の関本さんは非常にバッティングがよく,相手チームは脅威となるでしょう。
このような代打の神様がいるということは,ネクストサークルにいるだけで威圧感を与えられるため,現にバッターボックスにいる打者と勝負をしなければならないと思わせることもできるでしょうし,その存在感はいるといないのとではまったく違うように思います。
今年の関本さんは非常に打撃がいいとはいえ,まさかホームランまで打つとは思っていませんでした。
また,その後にタイムリーを打つとも思っていませんでした。
占めて今日は5打点の活躍で,チーム6得点の中のほとんどを彼が稼ぎ出したということになります。
彼の打撃のいいところは,コンパクトに振り抜けるところだとは思いますが,それでもあれだけバットを短く持ってそれなりに飛ばせるのは力があるからでしょう。
彼は身長がある選手ですが,腕力もあなどれないくらいあるということでしょうし,それまで積み重ねてきたものがここで開花したということでしょうか。
いずれにせよ,その存在感が非常に嬉しく,今シーズンはこれからまだまだ戦えそうだと思わせてくれました。
関本さんばかりでなく,岩田さんも6回3失点と仕事をしてくれたと思います。
球の飛びやすい東京ドームで,得点を得た直後にホームランを受けたのは軽率だったとは思いますが,去年までに比べればその安定感は群を抜いていると思います。
今年の能見さんは,切れのいい球とそうでない球の差が激しく,安定感を欠くように思いますが,その分岩田さんが安定感があって,バランスが保てているのではと思っています。
阪神は,これで読売に2勝1敗と勝ち越し,広島さんも負けたため2位の地位を確たるものとしました。
このポジションに甘んじるわけには生きませんが,それでももうすぐ終わる前半戦をこの調子でくぐり抜けられればとりあえずは御の字だと思います。
阪神は例年8月9月に失速していまいますが,今年こそその失速を迎えずにすむよう今から調子を整えてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,中学校のトイレで発見された盗撮カメラについて,校長がパソコンに詳しいという盗撮犯人の教諭に渡してしまったという記事を見たので取り上げてみました。
男性教諭は,5月下旬に女子トイレに侵入し,個室の壁にカメラを取り付けて盗撮をしていました。
これが女性職員に気づかれ,校長に手渡されましたが,校長はその記録媒体の内容の確認を自分では読み込めなかったため,パソコンに詳しい犯人の教諭に渡してしまいました。
そして,この教諭は,別室で記録媒体を壊し,校長には謝って踏んでしまったと説明しました。
ただ,最終的には,この教諭は盗撮目的でカメラを仕掛けたことを認めて懲戒免職処分とされ,校長も監督責任を怠ったとして減給10分の1を1ヶ月という処分となりました。
また,この教諭は,建造物侵入で逮捕され,罰金10万円の処分となりました。
校長は,性善説を元に,パソコン技術について信頼できる教諭に預けたのでしょうが,中学校という閉鎖空間でなされたものである以上,まず疑われるべきは内部者の犯行でしょう。
そうだとすると,調査を依頼した教諭についてきちんと確認せずに調査を依頼してしまった対応については安易といわざるを得ず,監督責任を怠ったといわれても仕方がなかったと思います。
ただ,私の個人的な意見ですが,この教諭が記録媒体を破壊したことをもって,この方の疑いがより濃くなったのではないかと思ってしまいます。
結局稚拙な証拠隠滅を図ったことが犯人特定に影響を及ぼしたのであれば,今回の当事者はいずれも安易な判断になってしまったのではないかと思います。
うまく証拠を隠滅せよと等いうつもりはないのですが,その隠滅の仕方が中学生レベルのような気がして,そういう意味でも教師としてどうだったのだろうかと思ってしまいます。
校長がなすべき正しい対応は,まず警察への連絡だったのでしょうが,このような内部の事件を公にすることを希望しなかったからこその事態だったのではないだろうかと思います。
学校では,よく生徒を警察沙汰にしないようにするため,警察への通報を躊躇う傾向にあり,それ自体は私は悪い判断ではなかったのかも知れないと思っています。
ただ,粗暴犯的事件ではなくこのような技術的要素が求められる犯罪行為においては,根本的な解決の道筋を学校単位だけで示すことは難しいでしょうし,その意味でも警察に通報してもよい事案だったのかも知れないと思いました。
今日の阪神は,貧打で読売に負けてしまいました。
最近の阪神は異様に勝ち過ぎだっただけに,たまの敗北自体は受け入れられる心の余裕はあります。
しかし,このところ不調だった能見さんが今日はかなり頑張っていただけに,打線がこれを援護できなかったのはもったいなかったと思います。
特に,昨日は打ち過ぎだっただけに,いくら杉内さんが苦手とは言えこの結果はどうなのだろうと思いました。
よく,打ちすぎた試合の翌日は打てないといいますが,今回はそのジンクスが当てはまってしまったのでしょう。
明日はきちんと勝利してもらって,勝ち越ししてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,兵庫県議会が,公文書偽造容疑等で野々村竜太郎県議を刑事告発したという記事を見たので,取り上げてみました。
野々村県議といえば,先日の会見で一躍有名になりましたが,その後連日ニュースで取り上げられ続けました。
私としては,あの会見を見ていて,野々村議員が追及されている疑惑について実際に行っていたかどうかは別として,野々村議員自身が議員として適切なのかについては疑問に思いました。
議員は,投票した市民の民意を背負って,それを代表として代弁するのが仕事の一つだと思いますが,ということは様々ある民意を反映させるため市民の感情は理解してもそれを皆に伝えやすく表現するために冷静な対応が必要になるのだろうと思います。
その意味では,野々村議員の対応は冷静とはほど遠く,質問に対する回答という意味でも十分にできていたとはいいがたく,議員に向いているのかどうかについて疑義を持たざるを得ませんでした。
その後,野々村議員の対応を見て,そのあら探しをしようという傾向が強まり,連日マスコミが野々村議員の疑惑を追いかけ続け,果ては昔の挙動についてまで言及するようになってきました。
野々村議員は辞職する方針ということで,この騒動を収めるにはこの対応しかなかったのだろうという苦渋の決断だったと思います。
そんな中で出てきたのが今回の県議会の刑事告発という話です。
私は,オンブズマンなどがやるのならばともかく,これを県議会がやるのはどうだったのだろうかと思いました。
というのは,先日,別の県議も,野々村議員にある疑惑の一つである切手の支出に関して同様の疑惑があるという話が取り上げられていましたが,今回の件は野々村議員だけの問題を越えて飛び火しかねないと思ったからです。
これはあくまで私の想像ですが,叩いて埃の出ない人はなかなかいないと思われ,野々村議員の疑惑の程度に達するかどうかは別として,大なり小なり他の議員の方についても調べられれば疑惑というものが出てくる可能性があるのかも知れないと思います。
今回の野々村議員の一件によって,兵庫県議会は一躍注目を浴びることとなり,なすべき審議もしづらい状況にあったと思われ,その意味では野々村議員の辞職によって一時的にその騒動が収まったかも知れないと思います。
しかし,今回の告発は,その騒動を再燃させる可能性があります。
告発が受理され,捜査機関の捜査が始まるとしても,その捜査に一定の結論が出るのは少なくとも数ヶ月はかかると思います。
そして,これがマスコミ発表されれば,忘れかけていた野々村議員のことが思い出され,また兵庫県議会が注目を浴びることとなる可能性もあると思います。
しかも,その際,もしも野々村議員の捜査の過程で別の議員の疑惑にも飛び火してしまったら,その注目はさらに増加することとなり,ますます県議会の審議の妨げになるのではないかと思います。
私は,違法行為があればそれは正されるべきと思いますし,それをお目こぼししろという気はありません。
しかし,市民がこれを追及するのは理解できるものの,県議会の運営を潤滑に行うことに責務を負う県議会が告発をして騒ぎを再燃させる火種を作ることは賛同しかねると思ったのです。
最近は佐村河内さん,小保方さん,塩村さん等々,マスコミに取り上げられる騒動が多く,しかも第一報はニュースとしての価値があるかも知れないと思うものの,続報の大半は単なる好奇心による必要以上の追及がなされているように思います。
今回の野々村議員の報道も同様に思われ,こういう報道を見ているともっと報じることはないものかなと思わずにはいられません。
そういうことの再燃によって重要なことが妨げられるのは避けるべきだと思いますし,その意味では今回の刑事告発はどうだったのだろうかと思いました。
阪神は,今日は読売に大勝し,非常にご飯がおいしかったです。
最近の阪神の好調に関していえば,打線の調子がいいことが全てなのだと思いますが,その中心にいるのはマートンさんだと思います。
というか,阪神に負けが込んでいた時期のことを考えると,マートンさんが打てていなかったように思いますし,阪神の勝ち負けはマートンさんの調子にかかっているというように思えてなりません。
そして,そのマートンさんは非常に好不調の波が激しく,その意味では連勝は嬉しいものの,実は非常に危ないチーム運営なのではと心配もしています。
一方,投手についてですが,メッセンジャーさんは非常にいい仕事をしたと思いますが,その後の投手は与える必要のない点を与えたと思われ,大量得点ゆえの気のゆるみもあったのかも知れませんが,大味な展開だったと思います。
東京ドームはホームランが出やすい球場で,それ故に阪神もたくさんホームランを打たせてもらいましたが,それにしても打たれすぎだと思います。
明日は能見さんが先発ということですが,能見さんもよく一発を食らうだけに心配です。
ちなみに,今日の阿部さんの退場については,私もセーフだと思っただけに気の毒だとは思うものの,審判に触れたら退場ということはよく分かっていたはずですし,なぜあそこまで感情的になったのだろうかと思ってしまいました。
阿部さんはずっと不調続きで,今日はホームランを打ててようやく復調の兆しが見えたところでしたが,それだけにあの誤審とも思われる判定には強い不服を持ったのかも知れません。
その気持ちは理解できなくもないのですが,それでも長い野球人生の中で初の退場ということですから,このような挙動がいけないことだということはよくよく理解していたのでしょうし,それだけにあのような挙動に及んだのは残念です。
阪神は8連勝ということで,さすがにその好調ぶりは不安になりますが,いっそこのまま前半戦は全部勝ってもらいたいと思うことにします。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,中国のバスケットボール五輪代表チームが,イタリアとの親善試合で,相手選手の退場で最終的に5人対2人になりながら敗北したというものを見たので取り上げてみました。
試合開始段階で,そもそもイタリア側は1人選手を怪我で書いていたということで,交代要員含めて9人で試合に臨みました。
ところが,試合中に4人がそれぞれ5回のファウルを犯して相次いで退場しました。
さらに,同点のまま延長戦にもつれ込むと,さらに3人が相次いで退場となり,試合終了1分前には2人だけとなってしまいました。
しかし,最終的に,イタリアが107対97で勝利しました。
バスケットボールといえばアメリカが強いということは当然知っていますが,イタリアや中国がどのくらい強いのかは分かりません。
ただ,両国ともに背丈の高い選手が多そうなので,あとは技術力やチームワークの問題なのでしょうか。
記事を見る限りでは,イタリアの選手達がどのようなファウルで退場になったのかは分からないので,このファウルの審判が誤っていたのかどうかは分かりません。
しかし,合計7人もそれぞれ5ファウルを犯すのは異常事態というほかありません。
私の愛読書スラムダンクでも,4ファウルを犯すと退場を恐れて萎縮してしまうシーンがまま出てきますが,普通はそういうものだと思いますし,それを7人も4ファウル目からさらにみんながみんなファウルを恐れない勇敢なプレーに出るというのは何となくおかしな事態なのかと思ってしまいます。
とはいえ,最終的に5人対2人でも10点差をつけて勝てるというのは,残念ながら地力の差があったのでしょうか。
特に,この試合は,第4クオーターが終了した段階で同点だったということですから,純粋に延長戦のみで10点差が付いたわけですし,実力差なのかスタミナの差なのか,いずれにせよ差があったということなのでしょう。
もしもこれが審判の手心での退場だとすれば,これは親善試合なのにまったく親善にならないどころか大変な遺恨を残すことでしょう。
しかも,遺恨が残る割には勝利も手にできなかったということで,結局やらない方がよかった試合ということになってしまうのではないでしょうか。
私は実情は分からないので,ただの不思議な事件として捉えることとしますが,これで両国の仲がこじれなければなと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今朝起きてみたら,ワールドカップの準決勝で,ブラジルがドイツに7対1という圧倒的スコアで大敗したというニュースを見て驚かされました。
ブラジル,ドイツはともに強豪国なので,互角の試合になるだろうと思っていました。
ブラジルは怪我でネイマールさんを,チアゴシウバさんを累積レッドで欠いていましたが,事前情報ではドイツの選手のうちインフルエンザでダウンした方もいたというものもあり,その意味でもそこまでの戦力差が生まれるとは考えていませんでした。
しかし,結果を見ると,前半30分のうちに立て続けに点をとられ,完全に試合を決められてしまいました。
最後に1点を返して意地を見せたものの,これでは選手はもちろんのことファンも到底納得できるものではなかったでしょう。
色々な記事を見ていると,ブラジルの熱狂的なファンはやはり相当不満だったようで,サポーター同士で喧嘩をしたり,運行中のバスを止めて放火するという事件が少なくとも7件発生し,バス会社の車庫内のバスも20台程度が放火にあったり,ブラジル国旗が焼かれたり,大暴動が起こって治安部隊が催涙弾で鎮圧したりと大騒ぎだったようです。
阪神暗黒時代を見てきた私としては,序盤の圧倒的スコアでの敗北という絶望感を幾度となく経験してきただけに,その気持ちは痛いほどよく分かります。
ある阪神ファンは,8点までは許容範囲という非常に懐の深い発言をしていましたが,野球とサッカーは違うものとはいえ,今回の7失点も一応許容範囲のうちなのでしょうか。
ある意味自虐的に見る向きもあるでしょうが,結局のところ私はそこまでの実力差があるかというよりも,点差が相当開いてしまった途中から気持ちを折られてしまったのではないかというように思うのです。
試合のダイジェストはネットで見ましたが,ある点を入れられたシーンでは,ブラジルの守備側があっさりとドイツの攻撃側にボールを取られてそのまま失点するというところがありました。
おそらく本来はそのようなことはあまり起こりえないのでしょうが,途中で気持ちが切れてしまったのかも知れませんし,これだけの大会になると仕方ないとはいいづらいものの理解できなくはないという心情です。
一方,ドイツの得点シーンを見ましたが,これがパスサッカーなのかというものを見せてくれたように思います。
今大会を見ていて,カウンター速攻からストライカーが点をとるというシーンをよく見ていたように思います。
ドイツのサッカーは,ストライカーも点をとりますが,ゴール前でも冷静にパスを回し,かつパスを受け取る方も守備をうまく外してゴールまでのラインが見える位置取りをしてシュートを決めるという非常にすばらしいとしかいいようにないものでした。
今後の日本の課題としてエースストライカーの誕生の期待というものがありましたが,これを見ているとそのような可能性に賭けるよりも確実なパスサッカーの確立の方が可能性が高いのかな等と思ったりしました。
しかし,私はサッカーについてはほぼ詳しくはないので,そのようなパスサッカーの確立自体がどれだけ困難なのか,本当に可能性が高いのかなど分かっておらず,的外れなことをいっていたとすればここでお詫びします。
いずれにせよ,ドイツのサッカーはいいものを見せてくれたと思いました。
ドイツのストライカーといえば,まずはミュラーさんが上がりますが,とりあえずゴールを決めたクローゼさんにも注目しています。
クローゼさんといえば,日韓大会の時に大いに活躍され,その時もワールドカップで因縁のブラジルと対戦して敗北してしまっただけに,今回はその借りを遂に返せたということなのでしょう。
クローゼさんは,ワールドカップ得点の新記録を樹立され,しかもそれを日韓大会で負けたブラジルのロナウドさんを超える形で実現したのですから,特に喜ばしいと思っていることでしょう。
ワールドカップにこれだけ呼ばれ続けるというのは,それだけ偉大な選手なのだろうなと思います。
ワールドカップも遂に終盤に入り,何となく寂しい思いもあり,日本が敗退して以降世間で取り上げられる数が激減したことも寂しい思いがありますが,それでもここから楽しまないともったいないと思うので,もっと楽しませてもらえたらと思っています。
今日の阪神は,最後のところは極めて危ない展開でしたが勝利し,見事7連勝を飾りました。
連勝の要因は,締まってきた投手陣と打線の活況でしょう。
特に,打線については,27イニング連続安打という日本記録を達成し,一時が嘘のように非常に好調です。
打線活況の要因は,マートンさん,梅野さん,福留さんでしょうか。
福留さんに対しては,私もここで散々悪いことばかりいっていたので,掌を返すようで大変恐縮ですが,ごめんなさいと素直にいわせて頂きたいと思います。
一方,マートンさんもよく打ち始めましたが,マートンさんについては好不調の波が非常に激しいので,ここから多少先はそれなりに打つとは思うものの,8月中旬くらいにはまた不調の波が来てしまうのではないかと恐れていたりしています。
ですが,例年8・9月は非常に調子の悪い阪神ですから,今のうちにもっと勝ち星を増やしておかねばなりません。
特に,今は,2位広島さんとのゲーム差が遂に0になり,一時は4位で借金生活などとやっていたのですから,もっともっと勝っておかないと優勝などということはできないでしょう。
不安があるとすると,やはり抑えの呉さんでしょうか。
彼は,今日もあと1本出たら同点かという場面までいってから抑え込みましたが,何とも安定感を感じづらいように思います。
今日はストレート,カットボール,シュートを使用していましたが,私の見立てでは打者は変化球にあわせてこられているように見え,もしかしたら変化球はあわせやすかったりするのかなと思ったりしています。
もしもそうだとすると,今後の対策を入念に練らないと危ない展開も来てしまうのではと心配していて,よくよく分析をしてもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,JR奈良線の勝手踏切で,線路を横断しようとした80代の女性が転倒して軽症を負ったという記事を見たので取り上げてみました。
ここで勝手踏切と言われるものは非正規の踏切のことで,ここの勝手踏切はJR側は認めてはいないものの,鉄道ができる前から地元住民の生活道路として,今でも1日約200人が横断しているということでした。
今回軽症を負った女性は,横断直前に快速列車が近づいたことに気づいて避けようとしたものの,線路脇の側溝にはまり込んだ可能性があるということです。
この事故の影響で,上下線6本が運休,9本が最大30分の遅れ,約3000人に影響を及ぼしたということでした。
現場の勝手踏切では昨年2月に横断中の78歳の男性が電車にはねられて死亡しており,渡らないようにという看板もあったということでした。
奈良線の宇治市内には6カ所勝手踏切があるそうで,1日約200本の電車が通過しているそうです。
JR西日本は,5月,勝手踏切を閉鎖する方針を打ち出し,一部の勝手踏切は閉鎖しているそうです。
まずは,この女性が軽症で済んでよかったと思います。
もしも電車に接触していれば,昨年2月の事故のような結果になってもおかしくなかったでしょうし,その意味では軽症で済んでよかったと思いました。
しかし,勝手踏切が危険であることはいうまでもなく,これを利用し続ける側,徹底した対策をとらなかった側の両方に問題があるでしょう。
今回の勝手踏切のある場所はもともと生活道路があった場所ということで,先に使用していたのが住民であるという以上,対応を考えねばならない場所だったと思います。
確かに,線路が敷かれた以上,もともと他人の土地を勝手に通るということ自体不適切であるとは思いますが,一方生活道路として使用してきた実績を考えて別の通路を手配したりという考え方もあったかもしれません。
おそらく,別の通路では納得しないという地元の方の意見もあったりするのでしょうし,事態はもっと複雑なのだろうとは思います。
具体的な事情は分かりませんが,法的にいえば地元住民の方々に通行権はなかったと思われますし,おそらく保護の対象とはなりづらいのではないかと思います。一方,法的な考えを離れて,線路があったがために遠回りしなければならない不都合にも対応すべきかなとも思われますし,解決は非常に難しそうです。
勝手踏切の対応として,一部のものを正規の踏切にするという対応もあるのでしょうが,そうするとなぜこの踏切はよくてここは悪いのかと,選ばれたところとそうでないところに不平等が生じてしまうことは避けられないでしょう。その意味でも,この対応は苦労しそうです。
ですが,私が一つ言えることは,今回の事故によって,少なくとも付近の勝手踏切を使用することは非常に難しくなるということでしょう。
何でも問題があってからでは遅いのですが,そうであればこそ比較的小規模の問題があった今にこそ対応を取るべきというように考えるのがJR側の発想でしょう。
また,上記の通り,法的には地元住民側が元々保護されづらい性質の事件でしょうから,これを機に使用できなくなったとしても,それに対する不平不満は上がろうものの,法的に通行させよという請求は難しそうです。
そうなれば,JRとしてはこの機に勝手踏切をなくそうという動きになることは当然でしょうし,その意味では通行者の方々は事故によって身動きが取りづらくなったということと思います。
法的判断だけでは物事の解決が難しい例なのだとは思いますが,少なくとも危険な行為はやめてもらいたいですし,その点うまい解決方法があればなとは思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,東電が4万8000台のパソコンについて,あと5年はウインドウズXPのパソコンを使う予定であるという記事があったので取り上げてみました。
先日話題になっていたとおり,XPはサポートが終了したため,修正プログラムが配布されず,XPをOSとしているサイバー攻撃を受ける可能性があります。
そのため,政府は,東電などの重要インフラ事業者にXPの更新を求めていたということでした。
ところが,東電は約4万8000台ものパソコンについて,XPのまま2018年から19年まで使用するという計画だそうです。
この間に,これらのパソコンの中には,インターネットで外部に接続する者もあるそうです。
東電は,各種の技術的対策を講じると説明しているものの,更新しない理由や具体的な対策についてはセキュリティー確保のため説明できないとしております。
国の中央官庁のパソコンは現在XPはゼロということで,関西電力も約3万台あったXPを全て切り替えたそうです。
また,東京ガスも約3万台を更新し,切り替えなかった約500台はネットに接続していないということです。
東電は,原発関連の事業も取り扱っていることから,相当高度な機密情報を所持していることは間違いなく,これが漏洩すれば福島第一原発の事故のような国家レベルの大災害になりかねません。
そうすると,セキュリティー対策はいうまでもなく必要なわけですが,お金をかければできるレベルのこともやらないとなるとずさんとしかいいようがありません。
各種の技術的対策を講じているといいますが,そのような対策に講じる費用があればOSの切り替えに費用を投じるべきであり,私としては説明に納得のしようもないと思います。
確かに,東電は現在設備投資をできるだけの十分な費用もないでしょうし,まして4万8000台ともなれば切り替えると一口に言ってもすぐにできないことは明らかです。
ですが,5年間使うのかといわれれば,なぜそこまで切り替え予算を組めないのかは理解できません。
先日,東電社員の離職の食い止めのために社員の給料の増額をしたという記事を見ました。社員の離職の食い止めが重要であることは理解しますが,かといってセキュリティーへの予算配分を怠り社員の給料増額をしたというのであれば,それはお金の配分に大きな誤りがあるのではないでしょうか。
こういうところをみて,福島第一原発の事故が何故起こったのか鳥飼できるような気がします。
このような東電のセキュリティーへの意識の甘さが一時が万事ということだったのでしょうし,その体質は事故から変わっていないのだと改めて理解できます。
以前から,この会社に事故の後処理を任せることができるのかと疑問でしたが,その疑問は今回の件でより強くなったと思います。
国の方は,このような東電の体たらくを見て,今一度東電への対応を考え直してもらえないかなと思います。
阪神は,ヤクルトさん,横浜さんとの雨を挟んで5連戦で5連勝しました。
正直これはできすぎだと思いますが,それでもそこまで負けすぎでしたし,下位チームに取りこぼしをしようものならば優勝などと言えなくなってしまうので,ある意味これでよかったかと思います。
ただ,今日の試合はまったく楽なものではありませんでした。
私は,鶴さんの初先発マウンドのトラウマを持っているからでしょうか,今日の投球を見て改めてやはり鶴さんでは一軍のマウンドを任せられるレベルには達していないのかなと思ってしまいます。
横浜の加賀美さんもそうですが,今日は両先発がきちんとした仕事をせず,最終的には非常に荒れた試合展開となってしまいました。
今日のような試合を見てしまうと,残念ながら野球ファンは増えていかないのではと思ってしまいます。一見点がたくさん入る大味な試合は見ていて派手ではあるのですが,投手が雑であったためにお金を払ってまでみるものなのかと疑義をもたれてしまうのではないでしょうか。
鶴さんはもう少し閉まった投球ができないとなると,もう一度二軍で調整すべきかなと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日はSASUKEが放映されたと思いますが,私はこれを見ることができず,大変残念に思っております。
ネットで調べれば,おそらく各選手ごとの結果が直ちに分かると思うのですが,それは友人宅で録画を見るまで敢えて我慢してみないように思います。
果たしてSASUKEオールスターズはどこまで頑張れたのか,完全制覇者どころか第3ステージまで何人進むことができたのか,非常に楽しみにしたいと思います。
さて,今日のニュースを見ていたら,北京が3日に深刻な大気汚染に見舞われたということで,PM2.5を含む汚染指数は最悪レベルになったという者を見たので取り上げてみました。
市の中心部は終日スモッグに覆われていたそうで,数百メートル先のビルが白くかすんだそうです。
中国気象局の専門家によれば,降雨による高湿度で霧が立ちこめやすい上,風が弱いため,汚染物質が対流していると説明しているそうで,汚染状況はしばらく続くようです。
以前から中国の大気汚染は深刻化しているということはたびたび話題になっていましたが,冬の間は暖房に使う石炭が大気汚染の原因になっているというものを見たことがあります。
しかし,今の大気汚染は暖房に使う石炭ではないでしょうし,どこから排出されているのだろうかと気になります。
これを見る限り,国民一人一人のガス排出抑制の努力は大事だと思いますが,そういう問題ではないくらい工場等からは尋常ではないくらいの量のガスが排出されているということなのでしょう。
気象局の専門家の話を前提にすれば,それなりに排出される汚染ガスが天候の諸条件によって換気できないことが汚染指数上昇の原因であると思いますが,そもそも汚染ガスを抑制することはできないのだろうかと思います。
今日の汚染指数は330ということで,相当深刻な数値だと思いますし,抜本的な対策,すなわち排出側の規制に踏み切らねばならないのではないかと思います。
今週末は九州方面のPM2.5の被害が酷いようで,それは結局中国側の排出規制がないからだと思います。
日本ですらそれなりの害を被っているのですから,当の本人である中国はいかばかりの害があるのだろうかと思うところです。
これだけ騒がれているのに排出規制に踏み切らないと取り返しの付かない事態に発展しかねないと思いますし,そろそろ本気で着手してもいいのではないかと思いました。
しかし,日本では一時非常にさわがれましたが,最近はニュースでも滅多にこの話題は見ません。
確かにASKAさんの保釈も興味深いかも知れませんが,何か偏りがあるなと思わずにはいられませんでした。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日の阪神は,昨日の引き続いて勝利を手にすることができました。
勝利の要因はいうまでもなく岩田さんです。
今年の岩田さんは,去年までと比べて圧倒的に出来がよく,にもかかわらず打線の援護をうまく得られないばかりに敗戦をするということもありました。
ですが,そのような打線の援護が乏しい試合にめげることもなくきちんと仕事をしてくれていて,私は大変嬉しく思います。
そして,その延長線上のような形で,岩田さんはわずか1点のリードを守りきってくれました。
岩田さんは素材はいい投手なのですが,去年までは5回くらいまで調子よく投げるものの,6回くらいで突然乱調になって打たれまくるという展開が多く,正直いって安定感のある投手というようには思っていませんでした。
それが,今年はどういう理由でここまで調子がいいのかは分かりませんが,少なくともこれが本来の素材に対応した実力の成果ということなのでしょう。
特に,今日の岩田さんは,それなりにヒットを打たれていて,決してすばらしいという出来ではなかったように思います。
それでも,結果としてみれば7回無失点ということで,抑えるべきところを抑えた投球だったと言えると思います。
これまで数年岩田さんを見てきていて,遂にこのような成果を結実させてくれたことは純粋に大変嬉しく,そして能見さんもうまく活躍できないチーム状態を考えれば非常に頼もしく思います。
無論,昨年までなかなか調子が上がらなかった岩田さんに投手陣の軸になってほしいと願うのはややプレッシャーがかかるかも知れませんが,それでも期待せずにはいられません。
打線といえば,もう少し援護をしてもらいたいと強く思うのですが,それでもやはり流れを作るのはゴメスさんかと改めて思います。
阪神は,いいところまで塁に進められるのですが,あと1本が出ないという展開が多く,その意味ではゴメスさんの存在はやはり大きいと思います。
一方,私が先日どうなのだろうかと述べていた福留さんは最近好調で,私はその点は潔く申し訳ないと述べさせて頂きます。
今日も1安打ですし,このような成績を続けていけば2割6分程度には達するのかも知れません。
2割6分でも,過去の実績を考えれば十分な威圧感は与えられるように思いますが,それでももう少し頑張ってもらいたいというのが本音です。
とはいえ,もしも福留さんが復活してくれれば,それがチーム1番の補強なので,その点は期待しております。
昨日の勝利は色々と不安を述べましたが,今日はある意味阪神らしい,貧打を投手力でカバーするという勝利だったので,多少は安心しました。
ようやく勝率を5割に戻したところで,ここからもっと勝ち続けていかないと優勝は見えてきません。
ヤクルトさんには勝ち越しを決めましたが,是非明日も勝ってもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,靴型カメラを売ったという業者が迷惑防止条例幇助の疑いで逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。
記事によると,逮捕された容疑者らは,インターネットの販売サイトを運営し,2012年以降,カメラを仕掛けたスニーカー約2500足を販売し,数千万円を売り上げたということでした。
そして,この靴型カメラは少なくとも10前後の都道府県で盗撮事件に使われたということでした。
今回の逮捕は,この販売行為によって,これらの盗撮事件を助長することによって幇助した疑いということです。
この靴は,靴の甲に小型カメラが仕込まれ,リモコンで操作できるということです。
女性の後方からレンズを差し出すことが出来,内蔵されたカメラが発見しにくい構造になっているということでした。
靴は1足2万数千円で販売していたということでした。
おそらくこのような靴は盗撮のみが目的で作られたとしか思えず,その意味では今回の逮捕はやむを得ないものだったのだろうと思います。
販売されたものがたまたま物品が犯罪行為に使われたというだけでは当然犯罪にはならず,例えばそれが銃刀法違反の法禁物だったり,殊更違法なことに使われる以外に用途がない場合にこのようなことになるのでしょう。
今回の靴型カメラは,まさに犯罪以外に用途を考えるのが難しく,それゆえに警察も幇助での逮捕に踏み切ったということでしょう。
今回の逮捕は幇助というだけあって,この靴の売却先で犯罪に使用されるという関係が必要だと思います。
その点,今回の事件では,10前後の都道府県で使用されたということですから,これらの犯行を幇助したということなのでしょう。
ですから,もしもこの靴が犯罪に使われなかったならば幇助といわれることもなかったのでしょうが,逆に犯罪に使う以外にどこに使うのかという問題もあるのかも知れません。
この業者逮捕のきっかけは,おそらく捕まった者の犯行道具を調査し,それがインターネットで購入したものであると確認が取れたことから,芋づる式に業者に繋がったのでしょう。
この靴型カメラは随分売れたようですが,おそらくその顧客リストから芋づる式に購入者の方まで到達してしまうのではないかと思います。
以前違法B−CASカードのネット販売の際,これを違法業者から購入した人にまで捜査の手が及んだということがありましたが,今回の件も同じようにネットという形に残る方法で取引がなされ,そこから芋づる式に捜査対象者が浮かび上がるという図式だと思います。
こうなると,顧客リストが簡単に検出しうるインターネットを介した売買によって法律に触れそうなものを買うという場合は,それなりのリスクを考えなければ一斉捜査の対象になってしまうということだと思います。
そして,これを教訓に,法律に触れそうなものは買わないというような考えが広まればなと思いました。
今日の阪神は,梅野さんの2本のホームランを始め打線が奮起して,大量得点を取って勝ちました。
久々の勝利だけに気分はいいのですが,それでも2つ引っかかることがあります。
まず,大量得点ということです。
阪神は,点をとる日はすごくたくさんの点を取れるのですが,とれない時は目を覆いたくなる展開になることが多いと思います。
結局流れが向いている時は点がとれるが,そうでない時はとれないというのでは強いチームとは言えないように思います。
点はとってほしいのですが,できれば逆境の時に点をとる流れを作れる選手が出てきてほしいと思います。
それは,今日2ホーマーの梅野さんでももちろんいいのですが,できればそういうプレッシャーのかかる大役をルーキーに任せるのではなく,別の選手が担ってくれるといいなとは思います。
今日は,満塁時にゴメスさんが犠牲フライで点をとってくれ,そこから流れができたと思います。
今日だけでなく,流れを作ってくれるのはゴメスさんであることが多いと思いますが,打線は水物である以上,一人の選手に依存するのは少々怖いと思います。
ですから,もっと流れを呼び込める選手が出てきてほしいと思うばかりです。
次に,大量得点の裏で6失点もしているという点です。
いつもの阪神であれば,6失点していれば大概敗戦することが多いと思います。
それが,今日は点をたくさん取れたからこそ勝てたのだと思うのです。
序盤の大量得点に後押しされてこのように勝利を拾うことはできたものの,本来の阪神であれば初回の2点,2回の1点の合計3点のビハインドがあった時は大概それで敗戦してしまうことが多いような気がします。
今日の先発藤浪さんは,結局打線に救われた形で,決してよかったということはできないように思います。
そう考えると,今日は珍しく打線が活性化したからいいものの,果たして次の試合もこううまくいくのだろうかと心配してしまいます。
ですから,今日の勝ちは,あくまで打線にいい流れができていたから呼び込めたものであり,いつものように流れを呼び込めなかった時は負けていた試合だったと思いました。
その意味では,流れを呼び込んだゴメスさんの存在は大きく,明日以降も期待したいですが,もう少し投手陣には頑張ってもらわないといけないと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。