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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、イーロンマスクさんやAI専門家、業界幹部らがAIシステムの開発を6ヶ月停止するよう呼びかけたというものがあったので、取り上げてみました。

 イーロンマスクさんやAI専門家、業界幹部らがAIの開発停止を呼びかけたのは、安全性に関する共通規範を確立する必要があると考えたからということでした。
 これらの方々がこのように呼びかけたのは、人間と競争するAIシステムが経済的政治的混乱という形で社会と文明にリスクをもたらす可能性を指摘し、先に先端AI開発の安全性に関する共通規範を策定、実行、検証する必要があるとして、6ヶ月の開発停止が必要と考えたということでした。

 私としても、最近話題のチャットGPTについてはなかなかレベルが高いものと思っております。
 試しに法律問題を問い合わせてみたところ、ところどころ誤った見解を示したり、重複する内容を何度も回答してきたりということで、プロの弁護士にお金を支払ってこの回答を受けたとすれば不満を持つであろうとものではありました。
 しかし、ディープラーニング技術によって学習が進めばこのような問題点もそのうち改善されるのではないかというようにも思いました。
 そのほか、興味のある小説の感想を聞いたりしてみた際にはほどほどに的を射た回答をされたこともあり、いろいろな分野での活躍が期待できるのだろうとも思いました。

 よくSF作品ではAIが人間を越えて問題が生じる展開を見ますが、チャットGPTはまさにその黎明期のような雰囲気を感じましたし、無制限に開発が進めば問題も起きるのだろうと思いました。
 その問題というのは、機械の反乱というようなSF作品でよく見る展開ではなく、誰でも難易度の高いセキュリティに対してアクセスする手段等を得られる可能性が生じるということです。
 誰もが簡単にセキュリティを突破できるような力を持つことができてしまえば、ネットワークに接続しているあらゆるものに安全な場所はなくなってしまい、まさに経済や政治において混乱が生じることが懸念されると思います。

 科学技術の発展自体は歓迎すべきことと思いますが、その発展の方向性について黎明期にある程度ルールができないと、大きく発展してからでは規制もできなくなってしまいますから、今の段階で共通規範を設けようという考え自体は大いに賛同します。

 ただ、問題としては色々と想定されるところです。
 例えば、この規範を単なる業界ルールとするならば、違反した場合でも特段の問題が生じないかもしれません。
 規範がアメリカのルールとして策定された場合、それ以外の国に影響を及ぼすと考えれるのかは難しいと思います。
 もしも規範を策定するために半年開発を停止した場合、これに反して開発を継続した者が先に進むことになるところ、世界中の開発者全員に開発停止を遵守させられるルール作りは現実的ではないとも思います。
 ルールが作ることにしたとしても、基本的にルールというのは作成者が自身に有利なものを作ることが多いため、誰がルールを作るのかという作る側に誰もがいたいと思うようになり、この点で混乱を来す可能性もあります。

 少し考えるだけでもかなり多くの問題が生じると思います。
 AI分野はこれから研究開発が大きく展開する分野ですから、開拓の余地が大きく、携わった人たちはこの開発で先に進められれば業界内で重要な地位に就くこともできてしまうものではないかと思います。
 それだけに、今回の件は理念自体は賛同するものの、実際業界ルール的なものを一部の人たちが集まって策定することとし、そのために世界中の人たちに研究開発を停止せよというのはかなり難しいことと思います。
 必要なことというのは理解できるのですが、これを実現するためのステップをまずは現実的に示さないと賛同者が現れにくいでしょうし、賛同者が少なければ実現できないプランであるとも思うので、その点も重要かと思いました。


 阪神の開幕投手を務める青柳さんですが、今日は開幕戦を行う京セラドームのマウンドを確かめたということでした。
 先日のオープン戦登板はあまり出来がよくなかったのですが、そこは阪神のエースである青柳さんですからきちんと修正してきてくれるのだろうと思います。

 開幕が間近に近づき、いよいよ野球シーズンが始まるという感じがしてきました。
 今年はWBCがあったので、既に野球シーズンが始まって、何らかの形が付いてしまったような感覚もあるのですが、それでもやはり阪神の試合を見るのは格別です。
 正直言って、阪神の選手たちは、打線も投手陣も今はあまり調子がよくなく、外国人と新人頼みという点が否めないことは不安ではあります。
 ですが、中日さんのように期待の中継ぎ選手が亡命してしまうような計算外の出来事は今のところありませんから、それに比べれば調子の良し悪しなどまだ許容できるというものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
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 今日の記事を見ていたら、新型コロナウイルス感染症の第9波が始まったというものがあったので、取り上げてみました。

 最近コロナの話題が世間ではとんと聞かなくなりましたが、そんな中で医療現場において第9波が起こっているという記事を見ました。
 第8波の患者が急性期病院に長期入院をしていたり、後回しにしていた予定手術等のために救急が縮小されていたりしているようで、救急医療はひっ迫するかもしれないというようです。

 マスクについては着用緩和がなされまして、私も仕事上や駅などで出くわす人たちがマスクをしていないということもしばしば見かけるようになりました。
 当然これらの方々を責める意思はありませんが、世の中が徐々に変わってきているのではないかと思います。
 今は花粉症の季節なので、一気にマスクを外す人たちは多くないと思うのですが、夏に近づくにつれてマスクをしていると暑くてたまらないということになれば、マスクを着用しない人たちが増えるのだろうと想像します。

 マスクをしない判断はライフスタイルの問題かと思うのですが、一方で感染への留意や医療ひっ迫への対策は考えなければならないことは当然かと思います。
 マスク着用については緩和されたものの、コロナ感染症自体がなくなったわけではないので、何らかの注意はすべきなのだろうとは思います。
 ですが、いわゆる3密についてもこれから徐々に意識が薄れると思いますし、野放しになってしまうことには不安を感じています。

 個人的には、基本的にこれまでの生活を変えることなく様子を見てみようとは思っていますが、コロナ感染者数についてはもう少し関心を持たねばと思いました。


 今季の阪神の開幕オーダーですが、ショートに小幡さんを据えるようだということがわかり、概ね固まりました。
 おそらく近本さん、中野さん、ノイジーさん、大山さん、佐藤さん、森下さん、梅野さん、小幡さんという感じなのだろうと思います。

 大山さんと佐藤さんについては調子の良し悪しで成績が大きく変わりそうで、森下さんはインコース攻めにどこまで対応できるのかが問題かと思います。
 そうなると、この打線がはまるかはノイジーさんの出来にかかわると思います。

 外国人助っ人は日本野球に対応できるのかどうかやってみないとわからないという側面が大きく、ノイジーさん頼みの打線はやや不安でもあります。
 ノイジーさんについては、あまり短期的な成績で評価をするのではなく、5月中旬くらいまでは様子を見てみたいところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
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 アスレチックスの藤浪さんですが、オープン戦で6回無安打2失点という成績だったという記事があったので、取り上げてみました。

 藤浪さんは無安打だったものの2失点ということでした。
 内容を見てみるに、5四死球で3暴投だったということでした。
 4回では、3者連続四球で2暴投ということで2失点したということでした。
 5回6回は3者凡退で切り抜けたということで、結果として90球を投げ、ストライクは46球、ボールは44球、最速158キロということでした。
 オープン戦5登板の通算成績は3勝0敗、防御率3.86だったということでした。また、20三振、18四死球ということでした。

 正直言って、今の藤浪さんは、阪神で見ていたときとほとんど変わらないという印象です。
 いい投球をするときは手が付けられないものの、一旦崩れるとなかなか止めることができずに失点をするというものです。
 今日の4回の展開など、これまで阪神で何度も見てきた様をまた見たというように思いました。

 振り返れば、4回に崩れた以外は、死球はあったものの悪い投球ではなかったと思います。
 結局今までのところでは、自滅したときに失点はしたものの、普通に投げているときは大概通用しているというような印象です。
 オープン戦ですから、まだ一流打者の本気を見ていないので、どこまで通用するのか判断はできかねますが、それでも藤浪さんの実力がそれなりに評価されつつあるのは嬉しいことではあります。
 とはいえ、18回2/3で18四死球となると、1イニングあたり1四死球というくらいの頻度ですし、球数も比較的多いので、色々と苦労はしそうかとは思いました。
 阪神で見たときから変わっていないスタイルでどのくらい通用するのか、不安でもあり楽しみでもあります。


 阪神のオープン戦は今日で終わりましたが、正直言って今季の阪神は今のところパッとしません。
 打線はほどほどに塁に出られるものの、相変わらず決定力がなく、残塁量を考えると心配になります。
 また、青柳さんを初めとして何名か心配の投手もおります。
 スペックは十分な選手たちばかりなので、調子が上がってきてくれれば活躍はしてくれると思うのですが、このあたりは様子を見てみないとわかりません。

 打者の中では森下さんが好調でしたが、この9打席はノーヒットでした。
 内容は、インコースを攻められていることが原因と思われますが、このことはもともと森下さんのバッティングフォームを見たときから思っていたことでした。
 おそらくシーズン中もインコースを執拗に攻められることになるでしょうが、今の状態を見るにこの対応をうまくできるようになることが活躍の契機になることと思います。
 打力や選球眼は本物だと思うので、期待したいところです。


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2023.03.22 Wednesday
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 今日はWBCの決勝が催されまして、日本が優勝しました。

 打者のスタメンを見る限り、アメリカ側はとんでもないメンバーが揃っていて、私自身がビビっていました。
 この点について、大谷さんは、今日は憧れるのは止めよう、憧れていては越えられないと鼓舞して試合に臨んでいました。
 大谷さんはメジャーの所属してから随分経ちますが、おそらく大谷さんは幾度となく相手のネームバリューに驚き、それを精神的にはねのけて戦おうという姿勢を見せてきたのでしょう。
 私自身、時々仕事で有名な事務所の弁護士と当たることがありますが、そういう時にはネームバリューよりも相対する仕事の内容等で見ており、そうしてみてみると自身と変わらない対等な当事者だと思い直すということもあります。そういう意味では大谷さんも自分も変わらないものだと思いますし、こういう舞台を数多く経験してきたからこそ大谷さんは今のポジションにいるのだろうと思いました。

 今日の試合展開は、昨日よりはハラハラという展開ではありませんでした。
 それは、序盤の段階で勝ち越し、その後その状態を維持して終盤まで逃げ切れたからでしょう。
 昨日の試合は序盤からずっと負けていて、追いつこうとしてもうまくいかずに最終回で逆転したという展開ですから、そういう展開と比べれば今日は静かだったとは思います。
 ですが、それはあくまで昨日と比べてであり、内容自体は緊張感の漂うものだったと思います。

 そんな試合をうまく作ってくれたのは捕手の中村さんだったと思います。
 今日は数多くの投手が登板しましたが、あれだけの投手がうまくメジャーの名だたる打者を打ち取れたのは、投手自身の能力の高さはもちろんあると思うものの、中村さんだったからこそだと思います。
 中村さんの能力の高さはキャッチング力だと思います。とにかく後逸させないという安心感があり、個人的には梅野さんに感じるものと同じくらいのものを思います。
 甲斐さんは肩など素晴らしい突出した能力を持っていますが、やはりキャッチング力を比べると今回の捕手の中では中村さんが抜群によかったと思います。
 中村さんがいたからこそ戸郷さんがあのようなフォークを使えたと思いますし、読売にキャッチング力が優れた捕手がいたら戸郷さんはもっと活躍できるだろうと思いました。

 また、右手小指の骨折のあったままあれだけのプレーをした源田さんには頭が下がります。
 源田さんの守備で救われた場面も多かったですし、打撃面でも相当貢献していました。
 今大会では下位打線もかなり活躍しており、源田さんはその流れを切ることもなかったですから、かなり貢献度が高かったと思います。

 MVPは大谷さんがとりましたが、成績を見れば文句の付けようはありません。
 最初から最後まで大谷さんのための大会だったと言ってもよいようなものでしたし、この点において異論はありません。

 ただ、もしも大谷さんの次に活躍した選手を挙げるならば、間違いなく吉田さんでしょう。
 途中から急遽4番に座ることになったにもかかわらず、打撃面では十分すぎる活躍をしまして、こういった短期決戦でもっとも求められる打点を多くあげたという点、しかもほしい場面で点を取るという高い決定力を示した点を考えれば、今大会での勝利は吉田さんを抜きにして語れないと思います。
 それだけに、大谷さんばかりに注目するのではなく、吉田さんももっと注目してはくれまいかと思うのですが、大谷さんのスター性というかそういったものがあるとなかなか注目はされづらいのかもしれません。

 阪神から行った中野さんと湯浅さんもよく働いてくれました。
 個人的には、今日の8回はダルビッシュさんではなく湯浅さんが適切だったと思っています。
 ダルビッシュさんは、今大会では登板する試合で失点をしていますが、今日は接戦だっただけに失点をしたくない試合でしたし、私は湯浅さんを推していました。
 しかし、ダルビッシュさんのような功労者が志願したというのであれば登板機会があったことは仕方なかったですし、結果負けなかったので、こういうこともあるかと納得はしました。
 いずれにせよ、湯浅さんが控えていたからこそダルビッシュさんを行かせられたという面もあるのだろうと思っています。

 今回の大会に出場した選手を改めて見てみると、皆が適材適所でよく仕事をしてくれたと思われ、率直に大変よい選手たちが集まったと思いました。
 大谷さんのように目立つ人もいれば、そこまで脚光を浴びなかった選手もいたものの、それでも全員が自身の持ち場で最大限の活躍をしてくれたからこそ今回の結果があると思いますので、そういう意味では大変満足できるメンバーだったと思っています。

 アメリカが弱かったのかといえば、とてもそういうようには考えられません。
 打者がいずれも素晴らしかったのはもちろんのこと、投手もやりづらい人たちばかりでしたし、これが一流の選手達かと感心させられました。
 今永さんやダルビッシュさんの失投を見逃さずにホームランにしてしまうなど、打力はまさに脅威であり、日本の野球よりもスリリングだと思いました。
 そして、そのような一流の選手たちが全力で日本と戦ってくれたわけで、非常に贅沢な時間であったと思っています。

 結果はもっとも嬉しい形で終わり,その点も満足ではありますが、私としてはやはり昨日のメキシコ戦のような人生の中でも数本の指に入る素晴らしい試合が見られたことが財産だったと思います。
 昨日の試合のような野球を人生の中でどれだけ見られるのかわかりませんし、そういった体験を大舞台でできるというのは大変希有な経験だったと思います。

 また、今大会で対戦した国はほとんどが非常に素晴らしい相手であり、好感を持てるようにもなりました。
 こういう点が国際競技の素晴らしさだと思いますし、もっと野球が広まってくれればとも思います。

 いずれにせよ、これはこれで大変楽しませてもらいまして、ようやくこれからは阪神に集中できます。
 気づいたら開幕まであとわずかですから、そろそろ切り替えていかないと今季のシーズンを存分に楽しめませんので、もう一回今季の阪神についてよく調べ直そうと思います。


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 今日は朝からWBCの一日でしたが、おかげで午後も非常に気分よく過ごせました。
 WBCの感想は後で述べるとして、この中継を見ているところで岸田首相のキーウ電撃訪問のニュース速報が入りまして、今日はこの件について取り上げたいと思います。

 岸田首相がキーウに訪問するかどうかについてはこれまで色々と賛否両論意見があり、ここでそのことについて述べるつもりはありません。
 問題は、岸田首相がこれからキーウに訪問するということが判明したという段階で報道を行ったことの問題意識です。

 現在ウクライナとロシアが戦争をしていることは周知の事実であり、場合によってはウクライナに訪問する重要人物についても身の危険が及ぶ可能性があります。
 そのため、岸田首相のような重要人物のセキュリティ対策のために報道については考えるべきだったと思います。
 これが事前に出してよい情報であったとするならば、岸田首相が日本を発つ段階で公表していたわけですが、わざわざそうすることなくインド訪問の際に電撃訪問をすることにしたという趣旨を考えるのであれば、首相側は可能な限りセキュリティ対策に心を割いていたと考えるべきです。
 このことは、岸田首相だけでなく,周囲の人たち、迎え入れる側の人たちについても労力が発生することはいうまでもありません。
 そのため、仮に具体的に何らの問題が起きなかったとしても、これを不必要に公表すること自体が問題ではないかと思った次第です。

 この報道自体が政府側から了解を得た上で行っているのであれば、私の考えは筋違いであると思います。
 ですが、もしもそうでなく報道を行ったとするならば、報道機関の姿勢について大変強い疑問を持ちます。
 仮にこれが報道機関側の判断でなされたものであるならば、報道機関側においてこういった情報の報道をどうするべきかきちんとルールを決めておくべきでしょう。
 こういったルールを法律等で決めるとなれば報道の自由に対する規制にもなりかねませんから、可能な限り法規制の余地がないような業界ルールをきちんと決めて遵守する体制ができることを希望します。


 さて、WBCですが、非常にしびれる展開で、今日一日非常に気分よく過ごせました。

 正直言って8回の犠牲フライの段階で負けを覚悟しました。
 犠牲フライは最低限の仕事とはいえ、あと1点が必要なところ、点を取れる流れというのはそれまでの展開でもなかなか来るものではありませんでしたから、犠牲フライでせっかくできた流れが切れてしまったところで相当厳しい戦いになることが予想されました。

 厳しい戦いであったというのはレフトのアロザレーナさんの守備が堅すぎることからもはっきりと感じていました。
 守備範囲の広さもさることながら、ホームランボールをキャッチまでしてしまうわけで、この選手のためにどれだけ日本が流れをつかめなかったか、これが一流選手というものかと嫌というほど思い知らされました。

 また、佐々木さんは決して悪くはなかったですが、フォークが抜けた1球を確実に仕留められたということで、さすがに一流選手相手でこの失投は見逃してくれないかと思いました。

 そういった絶望的な展開から、9回の先頭打者である大谷さんが初球を捉えてツーベースヒットを打ちました。
 あの場面で初球から振り抜く勇気は考えられず、これができるのはまさにヒーローだと思いました。
 あれがメキシコ抑えのガイエゴスさんの調子を挫いたと思いますし、日本に流れを持ってきたと思います。

 そして、続く吉田さんは、冷静に球を見定めて四球を選択し、村上さんを指さしました。おそらく次はあなただ、ここで決めてくれという願いを込めたものだったのでしょう。

 村上さんは、この大会で随分苦しんでいましたが、前のイタリア戦ではそれなりに復調の兆しがありましたから、今日は何とか活躍してくれるのではと期待していました。
 しかし、それまでの打席でヒットは出ておらず、まだ苦しんでいるのではと思っていました。
 そんなところで、3球目を見事に捉えてサヨナラタイムリーとなりました。
 この一打については、村上さんのつらい気持ちも理解できていただけに、非常に心震えるものだったと思います。

 そして、このサヨナラタイムリーのお膳立てをしたのが、代走で出た周東さんでした。
 周東さんは余裕でホームインしましたが、普通の選手だったらああはいかないものでしょう。
 よくよく見てみると、セカンドランナーの大谷さんがセカンドベースから少し離れたところで打球を見守って減速していたところで周東さんも減速しておりました。ここで周東さんが減速しないと大谷さんに追いついてしまうからということで、そこから打球が抜けるとわかるやほぼ鬼ごっこ状態で追いかけていっていました。つまり、周東さんはあれだけ速くホームインしたにもかかわらず、一旦減速していたということであり、どれだけ足が速いのかと思いました。
 前の回で中野さんが代走で出ていましたが、もしも中野さんの代走がなければ9回の場面は中野さんが代走だったかもしれません。中野さんでもホームインできたでしょうが、それでも周東さんだからこその安心感がありましたし、中野さんの代走もこの場面の伏線の一つだったと思います。

 そうしてみていて、とにかく日本代表選手として招集された人たちは全員が何かしらの活躍をしてくれていると思います。
 これだけ有能なメンバーをそろえられたことは誇りに思いますし、本当の総力戦を見られたことは非常に贅沢に思います。
 そして、全員誰もが気持ちが切れずに諦めていなかったということも非常に嬉しいポイントです。シーズン中であれば次の試合で頑張ればいいと考える展開もあるかもしれませんが、こういった一発勝負の中で、誰も絶望せずに、野球は9回からという言葉を地で行く活躍ぶりは本当にありがたいことです。
 大谷さんが9回に出塁し、塁上でまだいけるからもっと盛り上がれというジェスチャーをしていたのを見て、流れができつつあるのを実感したときに、大谷さんほどの人でもこうして引っ張って勝ちに行こうとしているのだから他のメンバーも諦めないという気持ちになったのではと思いました。

 そして、今日の勝利で佐々木さんは本当に救われたと思います。
 仮に敗戦したとしても佐々木さんの責任というつもりはないですが、本人も抜けたフォークを打たれたことはわかっているでしょうから、自身を戦犯だと思うでしょうし、どれだけの傷を残したのかわかりません。
 それを打者が救ったというのは本当に頼もしいと思いましたし、佐々木さんのような有望な選手の未来を救ったことも大変ありがたいことと思いました。

 とにかく今日の試合は不満な点がない試合でした。
 明日の決勝で最後なのが寂しくはありますが、選手たちはこれがずっと続くと気疲れしますから、祭りの最後を見守りたいと思います。
 明日は今永さんが先発で投げますが、先日の投球を見ていて球のキレでいえば今回招集された選手の中でも抜群だったと思います。左投手であれではなかなかメジャー選手をそろえたアメリカ打線も苦戦するのではと思っています。
 ただ、明日が最後ですから、おそらく今永さんを引っ張るのではなく、複数投手をつぎ込み、各投手に任せたイニングを全力で投げさせるのだろうと思います。
 先日のアメリカ戦を見ている限り、間違いなく強いチームですが、日本はここまでドラマを見せてくれたのですから、ドラマの最後をいい思い出で締めくくってほしいと強く希望します。


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 最近WBCの話ばかり取り上げているので、今日は阪神の話題を取り上げたいと思います。

 今日の阪神は、オープン戦でヤクルトさんと対戦したものの、3−0で敗戦しました。
 オープン戦なので負けること自体はさほど問題はないのですが、今日はオープン戦で初めて得点を取れずに負けたということで、得点力の部分についてはやや気になりました。

 それでも、相変わらず森下さんは非常によかったです。
 森下さんはバッティングがよいことはもちろんですが、とにかくボール球を振らないのが成績の理由になっていると思います。
 あれだけ選球眼がよいとなると、厳しい攻めを受けるようになってもある程度成績を残せるものでしょうか。
 ルーキーに過大な期待はよくないとはいえ、これだけ出来がよいとなるとやはり期待はしてしまいます。
 この調子であれば、おそらく開幕1軍でしょうから、そこで1軍クラスの投手の厳しい攻めに対してどれだけ対応できるのかが問題かと思います。

 今日は才木さんが5回5安打3失点ということでしたが、その中で岡田監督が言及したのは坂本さんの配球でした。
 今日打たれた配球ですが、2球目に外した後に3球目と4球目をインコースの同じようなところに投げさせるというものでした。
 これについて、岡田監督は、間違ったリードだったと評価していました。

 配球については、正直言って結果論の部分もあると思いますし、打たれなければよくやったと評価されることが多いのではないかとは思います。
 とはいえ、今回の配球は結果論とは別に岡田が意見を述べることは理解できます。
 2球目の変化球をとることが難しそうに思うのですが、それでも変化球を投げさせて後逸させることを嫌ってインコースに同じ球を複数回投げさせたように思えたので、さすがに読まれてしまうと思いました。
 坂本さんの配球の問題は変化球を捕れるのかというキャッチャーとしての根本の問題があるように思われ、その点はスタメンとして起用するときに非常に大きな問題だと思います。
 坂本さんの能力を否定するわけではないのですが、梅野さんの後逸させない能力と比較するとどうしても坂本さんの問題に目を向けることになってしまいます。

 坂本さんは落ちる球を捕ることについて問題があるようですから、そうなると今後起用するにも才木さんや西純矢さんなどの落ちる球を使う投手と組ませることは悩ましいと思います。
 こういう点を克服できない限りは頼れる捕手とは扱いづらいですが、シーズンがもう始まるとなると今からその克服も難しいのでしょうし、今季の坂本さんの起用は投手によって変わると考えるべきでしょう。


 最後に、やはりWBCの話題を一つ。
 準決勝の相手がメキシコに決まりました。
 プエルトリコとの試合を見ましたが、非常に強く、かつ調子の波が来ているチームだと思いました。
 ここを超えられるかどうかが非常に大きな問題だと思いますので、先発は佐々木さんかと思いますが、どこまで通用するのか見物です。
 基本的に佐々木さんを信頼はしていますが、もしも当日の調子で長く引っ張るのがよくないと思われたときには、躊躇わずに交代させてほしいところです。
 先日の大谷さんが疲れているところで5回まで引っ張ってしまった判断を見るに、栗山監督は佐々木さんの調子が多少よくなかったとしても引っ張るのではと心配しているのですが、ここで負けたら終わりということを考えて時には厳しい采配をしてほしいと思います。


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2023.03.16 Thursday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、自作自演の強盗事件に関するものがあったので、取り上げてみました。

 事件としては、今朝早く、チェーン店のそば屋で緊急通報のボタンが押されたことで展開されました。
 このボタンが押されたことで警察が駆けつけたところ、店員が1人で手足を縛られた状態で横になっていたということでした。
 店員は、警察に対して、男が惜しいって手足を縛られた、券売機の中の現金が奪われたと説明したということでした。
 そこで、警察が周辺の防犯カメラを確認したものの、店に不審者が出入りする様子が映っていなかったということでした。
 警察が店員に改めて話を聞いたところ、強盗の話は嘘だったと認めたということでした。
 そして、現金は自分が盗んだ、借金があって金を取ったと話をしているということでした。

 この記事を見ていて、この店員は自作自演の強盗事件を思いついた時に、それがばれないものと思わなかったのかと疑問に思いました。
 警察が犯人を捜すとなれば、まずこのご時世では防犯カメラから当たるのは当然に想像できると思うのですが、その対策を行わずに自作自演をすれば発覚しそうなものだと思います。
 一応店内の防犯カメラはオフになっていたそうですが、それでも想定される逃走ルートの防犯カメラが当たられることは容易に想像が付きそうです。
 そのようなことを考えられないくらい借金の返済に切羽詰まっていたのかもしれませんが、それにしても自分の手足を縛ろうとするくらいある意味での努力はするのに、なぜ根本的なところに思いが至らなかったのかと思います。

 しかも、今回の自作自演によって、自身の窃盗まで警察に明るみになることになりました。
 もちろんいつかはばれることだと思いますし、券売機からお金を取ることができる人も限られるでしょうから、どのみちいつかは刑事事件として問題になっていたことかと思います。
 ですが、今回の件は自らすべてを打ち明けてしまっているようなもので、その点も思い至らずやってしまったのだろうかと思いました。

 警察からの事情聴取に素直に自白するところを見るに、そこまで人間性が悪いわけではないと思いますから、今後は更生してもらいたいものです。


 今日はWBCのイタリア戦が開催されましたが、日本が勝ちました。

 大谷さんの投球は悪くはなかったと思ったものの、途中からスタミナ切れなのか抜ける球が増えてきて、最終的に回を終えられずにピンチのまま降板してしまいました。
 おそらく大谷さんが今大会で投手として登場する最後の場面だったでしょうから、このマウンドの降り方は無念だったかと思いますが、それでもあれだけのプレーを見せてくれたのですから、個人的には満足です。

 目を引かれたのは今永さんの投球でしょう。
 あのストレートのキレは尋常ではなく、この投手はこの調子でいけばメジャーにいく人だと思いました。

 源田さんは、右手小指の骨折のまま出場しましたが、それでも守備は無難にこなしましたし、タイムリーヒットも打ちました。
 支障がないわけではないのでしょうが、それでも今日の動きを見ている限りでは源田さんがスタメンとして出るのがよいと思います。
 中野さんは打撃と走塁のいい選手ですが守備力に問題がありますので、現在の日本球界でナンバーワンの守備力を持つショートである源田さんが守ってくれる方が個人的には安心です。
 中野さんには中野さんにふさわしい登場場面が必ずあると思いますから、そこでの活躍を期待しています。

 次の試合は、アメリカで、プエルトリコかメキシコとの対戦になります。
 これまではホーム球場のアドバンテージも多くあったと思いますが、それがなくなって、しかも相手はいずれもメジャー選手が数多くいる強豪ですので、これまでとは全く違うと思います。
 そのような中で投げる予定の佐々木さんは非常に緊張すると思いますが、一方で世界第一線の選手たちに佐々木さんがどの程度通用するのかというのは大変興味もあります。
 また、投手力はほどほどに安定していると思っているものの、打線についてはメジャーの一流投手相手にどこまで対応できるのかということも気になっています。村上さんに長打のタイムリーが一本出たとはいえ、これまでのように大量得点をとるのは難しいでしょうから、果たしてどこまで点を取れるのかとも思っています。
 優勝のために躓くとすればこの一戦だと思いますので、遂に正念場が来たということで死力を尽くしてもらいたいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら、高速道路のSA、PAの渋滞に関する議論に関するものがあったので、取り上げてみました。

 高速道路のSAやPAの渋滞が慢性化しているところ、この対策が検討会において議論されているということです。
 その中間とりまとめが発表されましたが、その内容は、駐車マスの予約、有料化というもの、短時間の駐車の有料化などが挙げられているということです。
 東名高速の豊橋PAで社会実験として導入された予約・有料エリアでは、無料実験終了直前はほぼ満車状態だったところ、有料化されてからは利用台数が減少したということでした。
 また、予約したが利用しない空予約のユーザーは3割程度存在したということでした。
 さらに、PAから一時退出し、再流入するシステムも検討されているということです。
 一方、夜間のSAやPAの混雑の理由は深夜割引が始まるのを待つドライバーが多いことが挙げられているということで、適用時間帯の拡大等も検討されているということでした。

 この記事のうち、予約制ですが、私としては、一つの案としては理解できなくはないものの、現実的には難しいと思いました。

 そもそも、予約制となると、利用しづらくなりますから、休憩をとることを控えるドライバーが増えるように思いますが、そうなると事故が増えるのではないかと思いました。
 その休憩にはトイレ休憩もあると思いますが、予約していないがためにトイレも使えないというのは大いに問題ではないかと思います。

 また、予約をしたものの、時間に間に合わないがために取り消そうとする場合、おそらくスマホ経由で行うのでしょうが、運転中のスマホ操作を容認するのでしょうか。
 高速道路の運転はミスをしたときの被害も大きくなるところ、そのような中でのスマホ運転を前提とする制度を是とすることは難しそうに思います。

 そう考えると、予約制は一つの案としては理解できなくはないものの、現実的ではないと思います。
 一方、長時間駐車が渋滞の要因になっているのであれば、有料化は検討してもよいのかもしれません。
 有料化の場合、SAやPAの入り口にETC機械を置いて入場時間を管理し、、一定の時間を超えて出口から出ようとした際に出口のETC機械で徴収する考え方になるのでしょうか。
 もしもそうだとすると、その機械の投資が相応に多額になりそうですから、導入には時間がかかりそうに思います。

 まだ中間とりまとめの段階ですから、今後議論が進んでいくのだろうと思うのですが、その動向には注視したいと思います。


 今日の阪神は、オープン戦で勝利しましたが、正直言って打線は11安打2得点ということで、不安を感じました。
 阪神はこれまで打つべき時に打つという決定力を欠く打線が課題だったと思いますが、この課題はまだ克服されていないように思います。
 ノイジーさんについては、果たしてどこまでやれるのかはわかりませんが、ここまで来たら2ヶ月は様子を見て使い続けるのだろうと思います。
 今のところ好調の森下さんですが、果たしてシーズンが始まったときにきわどい攻めを受けてどこまで立ち回れるのかを見てみるしかありません。

 投手の方は、ひとまず大竹さんは期待できると思いました。
 セリーグ他球団は、今後大竹さんを研究して攻略しようとするのでしょうから、シーズン中盤以降も活躍できるのかはわかりません。ですが、シーズン序盤は十分通用しそうな雰囲気ですから、ひとまず先発ローテーションで様子を見るのがよいと思います。


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 今日のニュースを見ていたら、オーストリアの裁判所が、ガチャについて違法と分類したというものがあったので取り上げてみました。

 この裁判では、プレステのゲームで400ユーロを使った17歳が、PSストアが関連するとしてソニーを訴えたというものでした。
 裁判所は、原告側の主張を認め、ガチャをギャンブルと認定したということでした。
 ソニーはオーストリアではギャンブル事業のライセンスを取得していないため、購入契約は無効と判断されるということで、これによってソニーはガチャ購入者に対して返金するよう言い渡されたということでした。
 この判決が国内で指示されれば、最終的にEU全土に影響を及ぼす可能性があるということです。

 まず、ガチャについては個人的にはある程度規制を要するものとは思っています。
 これが小遣い銭を少し使う程度の遊びであればともかく、ガチャごとの費用が比較的高額ですから、ただの遊びと見なすには規模が大きすぎると思うからです。
 これで身持ちを崩す人間をこれまで仕事上何度も見てきたことがありますが、自制ができないことを責めるということはあるにしても、夢中になってしまうとあっという間に高額なお金を費消できてしまうシステムはやはり問題だと思わざるを得ないのです。

 私はスマホゲームに触れたことはあるのですが、相当努力をしても課金をしないと進められないゲームも多く、そういうものについて課金するまでの価値を見いだせずに断念しました。
 また、無償でもらえるジェムやコインといったゲーム内の通貨を用いてガチャをやるものの、希望のものが出現する確率は0.5%程度ということで、当然のように無償では望むものは出ません。
 望むものを手に入れるために有償ガチャをやろうとすればあっという間に万単位のお金がなくなりかねないシステムを見るに付け、買い切り型のソフトを買うゲームの方がよほど楽しめて面白くリーズナブルであると改めて発見したものでした。

 個人的な感情とは別にしても、人によってこれをギャンブルと解釈する可能性があることはよく理解できます。
 とはいえ、今回の判断については、影響が大きすぎて、個人的にはやや違和感があります。
 というのも、この判決一つでオーストリアの購入契約すべてが無効となってソニーから返金するというのは、事例判断以上に影響が大きすぎると思われたからです。
 こういった影響の大きな判断は、裁判所における判断というよりは立法の場で議論がなされて結果が出されるべきではと思うのですが、これは国や判断する人によっても考え方が色々と違うのかもしれません。

 今回の判断はEU全土に影響するかもしれないということですが、日本もガチャビジネスはもう少し謙抑的であるべきだろうと思います。
 今回の判断が日本にも影響して、せめて子どもの小遣い銭くらいで遊べるようなものに止めてもらえるようになってくれればと思います。


 WBCは日本代表が準々決勝に進むことになりました。
 今回の試合を見ていて、今大会で対戦した各国の態度の気持ちよさが非常に印象に残りました。
 特に、チェコは非常に態度がよく、個人的には非常に印象がよくなりました。
 野球そのものを楽しめるのもいいことですが、これをきっかけにそこまでよく知らなかった国に対して親しみを持つきっかけになったことも大変いいことです。

 阪神から行っている中野さんですが、案の定というべきか守備でエラーをしました。
 この光景は昨季によく見たような気がするもので、個人的にはほとんど意外さはなかったのですが、それでも打つ方であれだけの活躍をしてくれているのであれば、中野さんは呼ばれた意義を達しつつあるのだろうと思います。
 もともと中野さんを守備要員で連れて行くという話を見たときにはどういうことかと思ったものでしたが、こうしてスタメンで打力を示す姿を見られるのは本来の中野さんの実力を世界に見てもらう機会になりましたし、個人的には大変嬉しく思っています。
 エラーを肯定するつもりはありませんが、エラーを怖がるなら中野さんを起用するべきではないので、その辺りは監督の采配の見せ所でしょうか。

 大谷さんやヌートバーさんが注目されますが、今大会では近藤さんの活躍が極めて大きいと思います。
 打線の頭から中軸までが基本的に相当程度機能しており、なかなか隙なくいい打線だと思っています。
 村上さんについてはなかなか調子が上がりませんが、その実力の高さは誰もがわかっていると思います。とはいえ、短期決戦で調子を取り戻せない選手に固執することはよくないと思いますし、3番大谷さんが敬遠されて村上さん勝負を選択する対戦相手が出てきたときに村上さんをより追い詰めることになりますから、個人的には7番くらいで気楽に打たせてあげるのがよいと思っています。

 次はイタリアということで、ここからは決して負けられない戦いになります。
 これまでの相手は素晴らしくはあったものの、本当の強豪はこれからというようにも思うので、今まで見ていたような気楽な気持ちでの観戦は難しくなりそうです。
 ですが、その緊張感の中で選手たちがどれだけ活躍するか楽しみですし、緊張感があればこそ2009年のイチローさんのヒットのように誰もが語り継ぐ試合になるのでしょうから、その辺りを存分に楽しみたいところです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
2023.03.08 Wednesday
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、迷惑動画を投稿した者が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 この事件は、回転寿司チェーン店の醤油差しを舐めた動画を投稿したというものだったのですが、警察は威力業務妨害の疑いで逮捕したということでした。
 逮捕されたのは、合計3人のうち2人で、1人は少年で既に逮捕されており、家裁に送致されているということです。
 チェーン店側は、警察署の迅速な行動に感謝するとともに、迷惑行為が犯罪と広く世の中に認知されて模倣犯がなくなることを願うとコメントしたということでした。

 このところ爆発的に迷惑動画が投稿されていましたが、そのたびに被害者側は民事刑事両面で厳格に対処すると述べていたところは見ました。
 そのような中で、刑事手続的に皆の見える形で行動があったのは今回が初めてではないかと思います。

 チェーン店での迷惑行為が一つ出たところで大騒ぎになったにもかかわらず、それを見て止めるどころか立て続けに事件が発生し、より騒ぎが大きくなる様を見て、このような形で目立ったとして一体どのようにして今後生きていくつもりなのかと思っていました。
 私はこういったチェーン店飲食店と違う形態ではあるものの、商売をやっているという点は同様であり、確率の差はあれあまり他人事としては見ていませんでした。
 そのため、この件で刑事手続が動いたことは同じ商売をしている身としては率直になされるべきようになされたと思いましたし、逆にこのような事例が頻発しないとこの手の事件が止まることはないのだろうとも思いました。

 一方、逮捕というのは逃亡や証拠隠滅を防ぐという目的で実施される強制処分であるところ、世の中的には逮捕という事象が生じることで実質的に犯人と認定された上で身柄拘束という罰を受けたという認識が多いと思います。
 ですが、本件のような迷惑動画投稿問題について証拠隠滅のおそれ等の要件を満たすのかはわかりません。
 記事によれば、逮捕された男は住所不定ということですから、逃亡のおそれということで逮捕に至ったのかもしれず、この辺りは私にはわかりかねますが、逮捕という強力な効果が生じる手続については慎重に実施してほしいというようにも思います。

 刑事事件となったとしても、前科前歴関係が特になければ矯正施設に入る結果になる可能性は低いと思います。
 ですが、そういった罰を受けなくても、一時的にでも刑事手続等にかかわったとなればその段階で多くのものを失う可能性が高く、明らかに動画を投稿して目立つことと比較しても割に合わないものだと思います。
 この手の問題はかつてバイトテロという形で社会問題になり、当時やらかした多くの人たちがその後なかなか大変な境遇に遭ったということは知られているはずなのですが、時間が経過して風化してしまったのかもしれません。
 そのため、今回このブームが到来し、その後また風化して数年後に同じようなことが起きて、ということを繰り返すのかもしれません。
 歴史は繰り返すというのは皮肉にもこういうところからも学べるものだと思いました。

 最近は迷惑動画事件について以前ほど耳にしなくなりましたが、それでもまだ発生しているようです。
 逮捕要件を満たすかどうかによっては今後もこういった刑事手続が進行する事案が続くのではないかと思うのですが、この手の事件は行為と結果が全く釣り合わないという理解が広く浸透してもらいたいと思うばかりです。


 アスレチックスに移籍した藤浪さんですが、今日のオープン戦当番では3イニングを1安打1失点3奪三振2四球で切り抜けました。

 投球内容を見ている限り、正直言って日本とあまり変わらないと思いました。
 というのも、速球は相変わらずキレていましたが、一方で右打者の頭部の辺りに抜ける球も投げていたからです。また、暴投で三塁ランナーが帰塁する場面もありました。
 球数を見ても、制球力がよいとはいえず、制球難が直ったとはいいがたいだろうと思いました。
 その上で、球威はメジャーでも通用するということで、最終的に数字を見ればよくまとまったというべき投球だったと思いました。

 私としては、藤浪さんの問題は、崩れたときに立て直せるかどうかだと思っています。
 そして、崩れたとしても、それを気にせずに球威ある投球を続けられるのであれば、球数は多くなっても一応の結果は残せるのだろうと思っています。
 今のところはそれができているように思うのですが、もっと長いイニングを投げ、かつもっと大きなピンチを背負ったとき、周囲には彼の気心知れた人がいませんから、そういう環境でどこまでやれるのか、この点はその時になってみないとわからないというほかありません。
 そのため、私は以前から、短いイニングを投げて調子が悪ければ直ちに交代させるという起用がもっとも藤浪さんの能力を存分に生かす方法だと思っていました。
 ですが、もしも藤浪さんが投球が崩れたところで開き直って結果を出し続けられるのであればと思うと、その点にロマンを感じる部分もあります。

 個人的には藤浪さんは高校の頃からファンなので、メジャーで結果を出してくれることを心から願っています。
 日本では活躍の場面があまりありませんでしたが、その悔しさをメジャーでの活躍で見返してほしいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 23:25
 こんばんは。


 阪神は、今日は韓国代表と試合をしましたが、4−7で敗戦しました。

 今日の試合を見ていて、西さんと岩貞さんがそれなりに仕上がっていること、佐藤さんのホームラン、小幡さんにマルチ安打が出たことはよかったです。
 特に、西さんと岩貞さんという期待の投手達がそれなりに仕上がってくれているところを見られたことは、今年もそれなりに計算できそうだとわかり、先発ローテーションは相応に盤石な見込みではと期待できそうだというのがよかったです。
 佐藤さんは不調の時期もありましたが、打線は水物ですから、それなりに仕上がってきてくれているように見えましたので、あまり心配はしていません。

 一方、今日の試合では二保さんと小林さんはよくなかったです。
 残念ながら、相当に修練を積まないと一軍での登板機会はなかなか来ないだろうと思えるような投球だったと思います。
 今日だけでなくこのところの投手陣の炎上ぶりは率直に想定外の不出来であると思っております。
 投手の仕上がりは打者よりは遅いとはいえ、既に三月も初旬が終わろうとするところでこの状況では率直にまるで足りていないという印象です。
 岡田監督は一軍当落線上の投手について二軍落ちを示唆しましたが、おそらく対象は二保さん、小林さん、馬場さんでしょう。
 二保さんなどは能力がある投手だと期待していただけにこのような状態であることは残念であるとしかいいようがありませんが、今の状態を思えばこのような評価になることは致し方ないというほかありません。

 また、捕手坂本さんは、ピンチで変化球を後逸するなど、ここぞというところで問題のあるプレーをしました。
 梅野さんは藤浪さんの難関な球を何とか抑え込んでおり、そういうところが大きな評価につながっていたかと思われ、率直に今日の後逸は梅野さんであれば止めたであろうと思いました。
 今日のようなピンチで後逸してしまうところを見ると、残念ながら坂本さんに正捕手を任せるというのは現時点ではなかなか難しそうだと思いました。

 打者については、大山さんの不調の時期が長いのが気になります。
 ただ、大山さんは、もともと好不調の出来が激しい選手なので、私としては大山さんこそ長い目で見てトータルで数字を残せば十分だと思っていますから、そこまで危機感は感じていません。

 糸原さんについては、ノーアウト満塁での併殺ということで、残念に思いました。
 一応この併殺プレーの間に1点は返せたものの、ここでタイムリー、最低限犠牲フライを打てていたら流れができていただろうと思うと、こういうチャンスを生かすことが糸原さんに期待された役割なんだけれどもと思いました。
 糸原さんにとっては、代打起用というのはなかなかチャンスが少ないところで大変だというところもありますし、同情すべき部分もあるのですが、それでもこの場面でこういうプレーはきついですし、代打で使いづらいというのも起用方法の幅が狭まりますから、なかなか困ったものだと思います。
 糸原さんもスタメン起用で数字を残せる選手だとは思うものの、そのような起用をするならば守備のレベルが上がらなければ起用をしづらいというほかなく、現状はなかなか難しい位置にいると思います。

 このところの阪神を見ていると、仕事をしている人はいるものの、よくない人はまるでよくないという感じで、キャンプで何をやっていたのだろうかと心配になります。
 去年の開幕大連敗を思えば、今の時期に負けが込んでいたとしても最後に帳尻を合わせてくれるのではとは思っているものの、それでもこれはないだろうというプレーが散見されます。
 特に、一軍当落線上の選手が結果を出せない場面を見ると、危機感はあるはずなのになぜうまくいかないのだろうと残念に思います。
 今勝てたからといってどうだということはないものの、それでも負けた試合を見るのはオープン戦でも気分がよくありません。
 負けるにしてももう少しピリッとした試合を見せてもらいたいものです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13
 こんばんは。


 昨年NPB審判員が公式球をインターネットオークションサイトに出品したという問題がありましたが、今日の記事を見ていたら審判員が無断で公式球を持ち帰る事例が多数判明したというものがあったので、取り上げてみました。

 プロ野球12球団とNPBの理事会・実行委員会が本日開かれ、そこで審判員の未使用公式球の無断持ち帰りについて説明がありました。
 この審判員は不起訴となったものの、昨年をもって契約が終了されたということでした。
 また、NPBの審判員全員にヒアリングした結果、未使用公式球の無断持ち帰り事例が多数判明したということでした。
 これらの事例では換金したものはなかったということですが、事務局長は悪しき慣行ということで今後は禁止するとしたということでした。

 個人的な感想としては、未使用公式球の無断持ち帰りが相当数行われていたというのは驚きました。
 使用されて廃棄される予定のものであればともかく、未使用のものとなれば単純に損害を与えるものであり、おそらくわからないからいいというくらいの認識で昔から行われていたのでしょう。

 世の中には誰も問題にしない程度のグレー案件がたくさんあると思いますが、こういったグレー案件はひとたび問題が起きるとクロと認定されて取り締まり対象になるということが多く見受けられるように思います。
 今回の件については私たち業界人以外にとって悪だと考えられることはごく当たり前のことだと思いますが、おそらく業界内では当然のように行われていたのだろうと思われ、業界人にとっては締め付けが強くなって生きづらいと思うようになるのではないかと思われます。
 とはいえ、ネットで換金するというような大胆不敵な行為に出る者が生じた以上は当面にらみが利かされるのは仕方ないでしょう。

 ただ、気になる点としては、ネットオークションで売却した者は契約終了という罰を受け、換金しなかった者はこれまで通り仕事を続けるというのは公平なのかということです。
 それらの間の違いは換金したか、ネットで目立ったかというものでしょう。
 もしかしたら換金した人もほかにいたかもしれませんが、その人が換金したかどうかを追いかけることが事実上困難であるため、隠し通せてしまったかもしれません。
 つまり、最終的な違いは換金の裏が取れたかそうでないかということなのだろうと思うのですが、それで処分が違うというのは本当に公平なのかと疑問に思います。
 とはいえ、持ち去り事案を起こした審判員すべてと契約終了してしまったら人の手配ができなくなるかもしれず、その辺りのバランスをとったのかもしれません。


 今日の阪神と侍ジャパンの対戦でしたが、結果は阪神の大敗でした。

 ただ、大敗というほど投手陣が悪かったとは思っていません。
 内訳を見てみれば、大半が大谷さんだったということで、大谷さんの活躍を除けばそこまで点差は大きくなかったように思います。
 才木さんの投球はそこまで悪くはないどころかなかなかよかったですし、次に投げた西さんは今季期待できそうだと思いました。
 富田さんも大物打者に対して見ていて気持ちのいい投球だったと思いますので、大敗という結果の割には投手陣に対しては高評価という感じです。

 打者については、近本さんと板山さんがよかったと思います。
 大山さんと佐藤さんがよくなかったですが、打線は水物ですからそのうちよくなってくることでしょう。

 ただ、案の定というべきか、守備については残念な面が多く、特にセカンドを期待されていた渡邊さんについては少し厳しい印象を持ちました。
 阪神は今の守備では観客を呼んでいいレベルではないと思うので、もう少しどうにかしてもらえないものかと思いました。

 大谷さんについては、片膝ついてあの飛球というのは規格外だと思います。
 これまでいい打者だとは思っていましたが、私の認識は完全に能力を過小評価していたといわざるを得ず、これがメジャーでホームラン争いをしてきた打者なのだと理解させられました。
 また、あの大谷さんと対戦できるメジャーの打者の質を思うと、日本とメジャーの差を強く感じました。

 明日の試合も楽しみにしています。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:15
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 昨年NPB審判員が公式球をインターネットオークションサイトに出品したという問題がありましたが、今日の記事を見ていたら審判員が無断で公式球を持ち帰る事例が多数判明したというものがあったので、取り上げてみました。

 プロ野球12球団とNPBの理事会・実行委員会が本日開かれ、そこで審判員の未使用公式球の無断持ち帰りについて説明がありました。
 この審判員は不起訴となったものの、昨年をもって契約が終了されたということでした。
 また、NPBの審判員全員にヒアリングした結果、未使用公式球の無断持ち帰り事例が多数判明したということでした。
 これらの事例では換金したものはなかったということですが、事務局長は悪しき慣行ということで今後は禁止するとしたということでした。

 個人的な感想としては、未使用公式球の無断持ち帰りが相当数行われていたというのは驚きました。
 使用されて廃棄される予定のものであればともかく、未使用のものとなれば単純に損害を与えるものであり、おそらくわからないからいいというくらいの認識で昔から行われていたのでしょう。

 世の中には誰も問題にしない程度のグレー案件がたくさんあると思いますが、こういったグレー案件はひとたび問題が起きるとクロと認定されて取り締まり対象になるということが多く見受けられるように思います。
 今回の件については私たち業界人以外にとってはごく当たり前のことだと思いますが、おそらく業界内では当然のように行われていたのだろうと思われ、業界人にとっては締め付けが強くなって生きづらいと思うようになるのではないかと思われます。
 とはいえ、ネットで換金するというような大胆不敵な行為に出る者が生じた以上は当面にらみが利かされるのは仕方ないでしょう。

 ただ、気になる点としては、ネットオークションで売却した者は契約終了という罰を受け、換金しなかった者はこれまで通り仕事を続けるというのは公平なのかということです。
 それらの間の違いは換金したか、ネットで目立ったかというものでしょう。
 もしかしたら換金した人もほかにいたかもしれませんが、その人が換金したかどうかを追いかけることが事実上困難であるため、隠し通せてしまったかもしれません。
 つまり、最終的な違いは換金の裏が取れたかそうでないかということなのだろうと思うのですが、それで処分が違うというのは本当に公平なのかと疑問に思います。
 とはいえ、持ち去り事案を起こした審判員すべてと契約終了してしまったら人の手配ができなくなるかもしれず、その辺りのバランスをとったのかもしれません。


 今日の阪神と侍ジャパンの対戦でしたが、結果は阪神の大敗でした。

 ただ、大敗というほど投手陣が悪かったとは思っていません。
 内訳を見てみれば、大半が大谷さんだったということで、大谷さんの活躍を除けばそこまで点差は大きくなかったように思います。
 才木さんの投球はそこまで悪くはないどころかなかなかよかったですし、次に投げた西さんは今季期待できそうだと思いました。
 富田さんも大物打者に対して見ていて気持ちのいい投球だったと思いますので、大敗という結果の割には投手陣に対しては高評価という感じです。

 打者については、近本さんと板山さんがよかったと思います。
 大山さんと佐藤さんがよくなかったですが、打線は水物ですからそのうちよくなってくることでしょう。

 ただ、案の定というべきか、守備については残念な面が多く、特にセカンドを期待されていた渡邊さんについては少し厳しい印象を持ちました。
 阪神は今の守備では観客を呼んでいいレベルではないと思うので、もう少しどうにかしてもらえないものかと思いました。

 大谷さんについては、片膝ついてあの飛球というのは規格外だと思います。
 これまでいい打者だとは思っていましたが、私の認識は完全に能力を過小評価していたといわざるを得ず、これがメジャーでホームラン争いをしてきた打者なのだと理解させられました。
 また、あの大谷さんと対戦できるメジャーの打者の質を思うと、日本とメジャーの差を強く感じました。

 明日の試合も楽しみにしています。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:15
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 今日のニュースを見ていたら、アパートの玄関ポストにスマホを差入れて部屋を盗撮した疑いで男が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 警察によれば、部屋にいた被害者が玄関ポストからスマホが差し込まれていることに気づいてこれを取り上げたところ、不審な男は現場から逃走したということでした。
 このスマホを警察が解析したところ、被害者の姿が盗撮されていたということで、男が逮捕されました。
 男は,調べに対して身に覚えがないと容疑を否認しているということです。

 記事によれば、事件があったのは午前3時40分頃ということですから、夜中に玄関ポストの辺りから音がしていて、見てみたらスマホが覗いていたら相当驚くことでしょう。
 決定打になったスマホ取り上げについては、大変勇気のある行動だと思いますが、一方で危険な行動だったようにも思えます。ポストの仕組みによっては凶器を突きつけられた可能性もあるかもしれませんし、被害者の方はその辺りが大丈夫だと考えて行動に移したのでしょうか。
 今回の目的は盗撮そのものかもしれませんし、窃盗や強盗の下見の可能性もありますから、いずれにせよ早期に抑制ができたことはよいことだったとは思います。

 男の犯行かどうかは今はわかりませんが、身に覚えがないという弁解については、どういう経緯でスマホが被害者宅に残置されることになったのかという説明が必要になるでしょう。
 もっともあり得る弁解はスマホをなくしたというもののように思いますが、その弁解が通用するかはスマホ内のデータにもよるように思います。
 例えば、こういった犯行は初犯である可能性が低くはないと思われ、スマホ内に他の日の犯行の記録があればいつからスマホをなくしたのかという整合性の取れる回答ができるのかが問題になるでしょう。
 また、弁解の中でなくしたのがいつなのかという点については、今回の動画以外のアプリが最後にいつ起動した形跡があるのかということによっても変わってくると思います。特に犯行直近時点でメッセージアプリが起動していたとすれば、この弁解が通るかどうかが大きく変わってくると思います。

 ポストが付属しているタイプのドアは今でもたくさんありますが、こういった犯罪は起こりうるという前提で、何らかの対策が必要ではないかと思われます。
 ポストにカバーがあるタイプのものでも、カバー部分を強く押し出すことでカバーを外すことはできなくはなさそうですし、これがあれば大丈夫ということはあまり考えない方がよいように思いました。


 阪神のオープン戦ですが、今のところいい部分を探すことはできても全般的に見るとよろしくありません。
 オープン戦は調整ですから、負けてもいいといえばいいのですが、それにしてもチーム打率1割3分、チーム防御率7.81というのは悪すぎます。
 ノイジーさんが復帰予定とは聞いているものの、ノイジーさんが入ってどこまでこの打線が変わるのだろうかというのは不安に思うところです。
 また、打線は水物といいますから好調になれば変わってくると考えることはできなくはないとしても、投手陣については心配です。
 守備もばらつきがあり、何ともかみ合っていないという印象があります。
 これから侍ジャパンとの対戦がありますが、この状態で果たしてどれだけ練習になるものかと思ってしまうレベルです。

 オープン戦ですし、岡田監督にはプランがあるのだろうとは思うのですが、特に投手陣についてはもう少しピリッとさせないといつかの開幕のように大連敗で始まるという大惨事になりかねません。
 能力の高い選手たちが控えているとは思っていますので、オープン戦後半にはこれぞ阪神という野球を見せてくれるのではと期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
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 阪神からアスレチックスさんに移籍した藤浪さんですが、本日オープン戦に登板してメジャーデビューを果たしました。

 結果は2回を投げて無失点でした。
 1回は内野安打こそ打たれたものの、2三振をとるなどよい投球でした。
 しかし、2回は制球難が出てきて、3者連続四球を与えて1アウト満塁のピンチを迎えてしまったものの、三振と併殺で無失点で切り抜けました。

 投球を見ていて、正直言って阪神にいたときからあまり変わっていないと思いました。

 今日の速球は158キロまで出まして、相変わらず速球はメジャーでも十分に通用するクラスだと思います。
 オープン戦であることを考えると、まだ打者は本調子ではないと思うものの、それでも2イニングで3三振をとったというのは藤浪さんの球がメジャーで十分に通用することを示していると思うわけです。

 一方、本日の初球が右バッターに対してインハイのストレートということで、これが出ると困るという球から始まりました。
 また、2回の3者連続四球のように崩れてしまうのも阪神時代によく見た光景であり、これが出てしまうと試合を作るのが大変だと思いました。
 今日の満塁からアウトを3つ取って切り抜けたところを制球難から立ち直れたというように考えられるのであれば、今季の藤浪さんは違うというように考えていいのかもしれないとも思えます。
 ですが、そう評価するためには3イニング目を見てみる必要があったと思うので、それが見られなかったとなると制球難から立ち直れる能力があったというように考えることはまだできないと思います。
 また、相手がエンゼルスさんであることを考えると、他のメジャー球団の打線がこのように抑えられるのかはわからないというほかなく、こういう制球難が出たときの他球団との対戦を見てみたいところです。

 藤浪さんの先発適性については、制球が崩れた次のイニングの様子を見てから考えてほしいと思います。
 崩れてしまったイニング内で立ち直れる能力を測ることは大事ですが、それ以上に先発ということであれば安定して投げ続けることが極めて重要ですから、崩れたイニングの次のイニングをいかに投げきれるかを見ることが必要ではないかと思います。
 これをテストしてからでないと藤浪さんに先発適性があるかを見極めづらいように思うので、私としてはやはり中継ぎ起用がもっともチームの戦力構想を考える上で計算しやすいと思うわけです。
 今日の投球を見てその思いを新たにしたのですが、アスレチックスさんの選手やチーム構想等によって変わってくると思いますから、ひとまず次の登板を楽しみにしたいと思っています。


 阪神から日ハムさんに移籍した斎藤さんですが、右膝前十字靱帯を断裂し、明日に手術を行う予定という記事を見ました。
 日ハムさんに移籍したことで、新天地で活躍することを期待していたのですが、張り切りすぎたのか、残念ながらこのような怪我をすることになり、長期離脱を余儀なくされてしまいました。
 せっかく先日は新フォームに切り替えていい方向であるという記事を見たばかりだったため、私としても非常に残念に思っています。
 斎藤さん自身が一番つらい思いをしているでしょうが、こうなってしまった以上は焦らずに回復に努めてもらいたいと思います。

 斎藤さんと同時期に移籍した江越さんは好調ですが、斎藤さんの分も活躍してほしいと思います。


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