こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、ジンバブエで、年金を牛で受け取るという案が出たという記事があったので、取り上げてみました。
ジンバブエでは、通貨ジンバブエドルの価値が下がっているところ、実業家が年金基金を設立したということでした。
その年金基金では、年金の支払いを現金ではなく、牛で行う案を出しているということです。
ジンバブエでは、昔から牛は貯蓄の対象とされているということで、通貨への信用が失われていることから、実物資産への投資が適しているということが理由ということです。
この記事を見ていて、通貨の信用について色々と思い出すなりしました。
かつて、日本も、通貨の価値を基礎づけるために金本位制を採用していた時期もありましたが、今は信用が通貨の基礎となっているという状況です。
しかし、ジンバブエドルのように、信用を失ってしまい、今後も価値を基礎づける単位として考慮することが難しいのであれば、価値があるとされる現物を現金の代わりに支払うというのは一つの考え方なのかもしれません。
日本では、牛が貯蓄の対象とはされていないので違和感のある考え方似見えるのかもしれませんが、例えば年金として金などの価値のある現物が支給されるのであればそういう考えも妥当なように思えるかもしれません。
ただ、年金を公平に支給するのであれば受給者は一定の価値のものを受領できるようになるべきでしょうが、金であれば重さで公平を図ることができそうなものの、牛の場合はサイズや年齢、性別等いろいろな要素があるでしょうし、どのようにして公平の図るのかが問題になると思います。
私が受給者だったら、自分と同じくらいの掛け金を支払っている別の人が自分より大きな牛、乳を出す牛等をもらっていたら、それに対して不満を持つことでしょう。
そして、牛の場合、一頭として価値が全く同じというものはいないでしょうから、その点で今後不満が生じた場合にはどのように解決するのかが問題だと思います。
また、この年金に加入できるのは牛を飼える環境のある人だけが対象になると思いますが、ジンバブエではどのくらいの人がそのような環境にあるのかわからず、この点がどのくらいの人にとって恩恵のあることなのかがわかりません。
もちろん、受け取った後にすぐに換金するという考えもあるでしょうが、手元に置いておける環境がないならば買い取り業者から足下を見られたような価格を提示されるように思われ、そうすると飼える環境のある人が圧倒的に有利でしょう。
餌代もかかるでしょうから、直ちに換金を希望する人にとっては受け取る前に業者等を選定しておくことになるのでしょうか。そういった業者が流行するのかもしれません。
とはいえ、換金となれば、アメリカドル等での換金を希望すると思われ、買い取り業者を探すことも難渋するかもしれませんが。
色々と思う点はあるものの、一つの考え方としては面白いと思います。
今後どのようになるのか、是非とも関心がある話だと思いました。
今日の阪神ですが、先発伊藤さんが完封勝利を飾り、見事に勝利できました。
伊藤さんは、9回8安打無失点無四球という素晴らしい投球でした。
終盤はバテていたように見受けられましたが、それでもよく投げきってくれたと感謝しかありません。
コロナの陽性判定を受けるなど苦難もありましたが、復帰戦でよくその気持ちを晴らしてくれたと思います。
今回の完封がプロ初ということですが、もっとやっていてもおかしくないような実力だったので意外に感じました。
打つ方は、近本さん、大山さん、佐藤さんと固め打ちで早々に4点リードしまして、有利に試合を運べました。
今日は、近本さんが先制打を打ってくれましたが、こういうチャンスできちんと点を取って流れを作ってくれる選手は大変貴重です。そういう選手がいなかったから阪神はなかなか勝てませんでしたが、今後もこういった形で流れを作ってくれる選手が出てきてくれるとみていて楽な展開になるのですが。
そして、マスクを被った長坂さんのリードがよかったと思います。
長坂さんはこれまであまりマスクを被る機会がなかったため、もしかしたら他球団はまだ長坂さんの配球をそこまで研究できておらず、それが今回のリードの成功につながったのかもしれません。
そのため、今後も長坂さんがよいということまではまだいえないかもしれませんが、それでももしも長坂さんがまだ研究されていないのであれば逆に研究されるまでもっと出場させてもいいのではとも思います。
残念ながら今季は坂本さんがマスクを被る試合での敗戦の割合が多いため、個人的には現時点では坂本さんよりは長坂さんにやってほしいかとは思っています。それは、打撃面を考慮してもです。
阪神は、最下位ではあるものの、なぜか今季は読売に対して好相性の展開をさせております。
今回のカードも勝ち越しましたし、しかも昨日は私が見たかった僅差での勝利でしたから、阪神は調子がいいとはいえないものの、決して悪くはないと思っています。
最近の阪神ですが、負けるときは打線が活躍できないときであり、投手陣は非常によくやっていると思います。
投手陣がよくやっていると思える最大の要因は、ここにきて先発ローテーションが固まりつつあることだと思います。
今のローテーションは、西さんお二人、ガンケルさん、青柳さん、ウィルカーソンさん、伊藤さんかと思いますが、これだけ盤石な先発投手陣は他球団と比較してもあり得ないレベルではないかと思います。
にもかかわらず最下位なのは、打線が機能していない試合が多すぎるからだと思わざるを得ません。
また、キャンプ中に先発ローテーションを適切に選択できなかったのは首脳陣の問題だと思われ、首脳陣の問題でどれだけの勝ち星を落としてきたのかと思うと非常にやるせない気持ちになります。
ただ、キャンプ時に気づけたのかというならば、あくまで結果論でしょうから難しかったのだろうと思うと、このことばかりいうことにあまり意味はないのかもしれません。
5位の横浜さんと遂に勝ち星の数で並んだわけで、ここからせめてBクラス脱出くらいまでは頑張ってもらいたいものです。
これから交流戦に入りますが、例年交流戦はセリーグがパリーグに勝ち星を献上することが多いため、ここで阪神が勝ち続けられるのであればある程度はこれまでの成績を挽回できる可能性もなくはありません。
打線さえまともに機能すれば相当程度良い勝負ができると思うので、期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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