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 こんばんは。

 秋季キャンプを行っている阪神ですが,この秋季キャンプでは故障者が続出することを容認した上で断行しているそうです。
 早朝ウエートトレに始まり,1日1000スイングのノルマなど,相当な猛練習を課しているそうで,各部門とも選手に極限まで,けが人が出ることもおそれずにどんどん選手を追い込んでほしいと要望をしたそうです。
 今キャンプの練習量は質量ともに過去一番であるということで,チーム一丸で取り組んでいるそうです。

 正直言って,それで本当に故障者が出て来季に差し支えるとなると,それは大変困ると思っています。
 ただ,完全な日本シリーズの裏での出来事ですから,来年も悔しい思いをしないためには,今基礎力を徹底するしかないのは間違いないですし,そのためには体を強くするという方針で徹底してやっているこのキャンプの取り組みは間違っていないと思っています。


 また,このキャンプにおいては,基礎力強化の課題がある中で,高山さんが200本ノックを受けて守備強化を図ったという記事を見ました。
 高山さんは,内野手用グラブをつけて,外野後方の飛球を中心に90球,三塁の守備についてゴロ捕球を110球で合計200球のノックを受けたということです。
 ノック中には金本監督がノッカーを務めたそうですが,前に飛ばずに観客から励まされるシーンもあったようです。
 高山さん自身も後方の飛球の練習をやりがたっていたとのことです。

 高山さんの打力は,まだ伸び代はあるものの一軍レベルではありますが,残念ながら守備は一軍の水準には及んでいないと思います。
 今季は守備のミスにだいぶ足を引っ張られ,そこから集中を乱して打撃にも影響をしたようなところが何度も見受けられました。
 守備を劇的にうまくせずとも,少なくとも一軍の水準程度にまで達していさえすれば,打撃に専念できますから,今季のような長期の不調の時期は迎えなくて済むようになるかもしれません。

 若干気になるのは,三塁守備につかせていたことですが,これは課題の三塁手決めの中に高山さんも参加させるつもりということでしょうか。
 ゴロの対処をするために敢えてやらせたのであればいいのですが,守備がそこまでよくない選手に複数ポジションを覚えさせるのはやや冒険が過ぎるのではないかと思ってしまいました。

 高山さんといえば,肘の件が今季問題になっていましたが,肘の手術はしないのでしょうか。
 手術をすれば,リハビリ等も含めてそれなりに期間がかかると思うと,来季を考えればなるべく早めに手術を断行した方がよいとは思っています。
 とりあえず,今はキャンプに専念して,キャンプ終了後に手術を行う予定なのかもしれませんが,その辺りは若干気になります。


 北條さんは,記事によれば,金本監督の助言を生かして,フリー打撃で75スイング中9本柵越えをしたということです。
 体幹をしっかり使って,下半身リードで,体幹の強さを使って打つという金本監督の助言によって,打球の質が明らかに向上したのだとか。

 正直言って,これで向上するのであれば,シーズン中に向上していたのではと思いますし,なぜシーズン中は変われなかったのか等の突っ込みをしたくなるものですが,それは野暮というものでしょう。
 北條さんは,今季伸びてきた若手の一人ですが,甲子園では右の長距離砲が必要だと思っていましたから,彼が台頭してきたことは非常にありがたく思っています。
 藤浪さんのドラフトの時に,ドラフト2位で指名され,個人的にもこのドラフトは藤浪さんだけでなく北條さんも獲得できて大成功だと思っていましたが,ここでこのように開花したことは非常にうれしく思っています。
 ショートのレギュラーを勝ち取ってくれそうですが,同じ内野のポジションとして,今季のドラフト1位大山さんとポジションが被る可能性もありますので,大山さんには負けないように打撃を鍛えてもらいたいと思います。


 その大山さんですが,今日は関東地区大学野球選手権でホームランを打ちました。
 当たった瞬間に入ったと思える当たりで,それは長距離打者の一降りだったと思っています。
 ドラフトについては,私も含めて1位で佐々木さんを獲得していればと思う輩もおりますが,そんな考えは間違いだったと思えるような活躍を是非ともしてもらいたいと強く思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
 こんばんは。

 昨日まで日本シリーズで盛り上がっておりましたが,その話は敢えて後回しにして,阪神ファンらしく秋季キャンプの話題から入りたいと思います。

 今日の記事を見ていたら,藤浪さんのクイックが大変速いというものがありました。
 今季25盗塁も許した反省を踏まえてクイックを相当修練しているようです。
 テークバックを極限まで小さくし,タイムは球界最速の久保さんと同じ0秒97を計測したそうです。
 ただ,案の定,球威は落ちてしまっているようです。
 藤浪さんとしては,半分遊びでやったそうですが,タイムは速いほうがいいと話したそうです。

 藤浪さんは器用な投手なのだろうと思うのですが,クイックが速いだけでなく安定感がないと結局狙われてしまうでしょう。
 穴のあるままのクイックでは,走者が出た途端に打者から狙い打ちにされてしまうでしょうし,試しに速く投げられることはいいことだとは思うものの,それと球威,制球をどのようにバランスをとっていくのかが問題だと思います。
 また,今季はフォームの崩れも大きく影響して例年通りの活躍ができませんでしたが,クイックで無理に速く投げようとすることはフォームに影響を及ぼすのではないかということも心配します。
 個人的には,速く投げられるという自信をつけてもらって,その上でクイックを徐々に覚えてもらえたらいいと思っています。

 高山さんですが,1000スイングをしてへろへろになっていました。
 しかも,朝一でウエート,宿舎に帰っても素振りをしていたそうですから,かなり体には堪えたと思います。
 基礎力がなければその上に何を覚えさせようとしても難しいですし,こういう極めて基本的なことは今の時期には大いに必要だと思います。
 ただ,キャンプ初日から飛ばしすぎて怪我がないようにはしてもらいたいものです。
 金本監督としては,彼を将来のクリンアップ候補に据えているだけに相当厳しく鍛えようという意思が強く見られます。
 私も,今季の活躍を見てしまうと,否が応でも期待せざるを得ないですし,しかも久々のドラ1野手の1年目からの活躍ですからやはり夢を見てしまいます。
 それだけに,故障には重々気をつけてもらいたいものです。

 金本監督から準強化選手に指名された板山さんですが,今日は金本監督から密着指導を受けたようです。
 金本監督は,板山さんについて,体つきが変わってきていて,下半身が大きくなっていると評価し,下半身をしっかり使って打てと指導したようです。
 板山さんは,高山さんをライバル視していて,今季1軍で活躍した時期もありました。
 身体能力は高く,走攻守バランスのとれている選手ですから,今後の伸び代が大いに期待されているところです。
 外野としてもそれなりに安定した守備をしていましたが,チーム事情から来季はセカンドやサードでの出場が考えられており,その練習もしていたと聞いています。
 今季上昇している若手の一人ですから,個人的にも大いに期待しているのですが,今季の若手の台頭ぶりを考えれば,高山さんや北條さん,原口さんと比較してしまうと頭一つ出ているとは言い難いです。
 それだけに,来季の活躍を非常に期待していますから,何とかこの時期には高山さん同様基礎力を積み重ねてもらいたいものです。


 さて,昨日までで終わった日本シリーズですが,最終戦は両チームともにミスが多かった試合だと思いました。
 ただ,そのミスをうまく拾えたチームと,そうでなかったチームとで結果が変わってしまったと思います。

 緒方監督自身もおっしゃっていましたが,8回のジャクソンさんの続投は判断ミスでしょう。
 ツーアウトまではぽんぽんととれていたことから,まだいけると踏んだのでしょうが,満塁にまでしてしまったのは問題だったと思います。
 その次の中田さんの打席はあっさりとした押し出しで,これだけ緊迫した試合の勝敗がこんなあっさり決まってしまうのかと残念に思いました。
 しかも,そこでできた流れを断ち切れずに,投手のバースさんにタイムリー,挙げ句レアードさんには満塁打と,おそらく満塁にする直前くらいでもはやジャクソンさんは限界のようだったと思います。
 ただ,これは結果論で,今季何度も助けられたジャクソンさんを頼ったということ自体は致し方なかったと思いますし,ここは仕方のないことでしょう。

 私は,4回に広島さんが代打攻勢で勝負に出た時,正捕手の石原さんに代打を出してしまったことが問題だったのではないかと思っています。
 もちろん,投球は捕手がするものではなく投手の責任ではあるのですが,もしも8回のジャクソンさんの球を受けていたのが正捕手である石原さんであればと思う時もありました。
 これも結果論であり,緒方監督があの場面で代打攻勢で勝負に出たことは選択としてはあり得ることですから,そのすべてを否定するつもりはないのですが,それでも「もしもこうだったら」と思うことが多い試合だったと思います。

 日ハムさんも,エラーで広島さんに得点を与えたり,同点にされた場面でも
捕手が転んでアウトにできなかったりと,色々とミスが多かったと思います。
 ですが,広島さんは,そのミスを生かし切れず,一方日ハムさんは継投ミスを突いてジャクソンさんを打てたというところが大きな違いだったのかなと思いました。

 しかし,このシリーズでは,日ハムさんがゲームを動かす得点をしたのは主に8回ばかりであり,ゲンという意味でも8回の守りは広島さんにとって鬼門だったと思います。
 そう思えばこそ,ジャクソンさん続投は…と思うのですが,こればかりは仕方ないでしょう。

 個人的には黒田さんをもう一度見たかったという気持ちはありますが,黒田さんとしてもシリーズ前に引退発表をした以上はこうなる可能性があることは織り込み済みだったでしょうし,周囲がどうこういうのはよくないと思います。
 ただ,引退試合はしてほしかった,特に最後は地元での登板をさせたかったという気持ちは大いにあり,その点は特に広島ファンの方々は大変心残りであることでしょう。

 ともあれ,日本シリーズも終わり,これからはFAの争いが始まると思います。
 今のところ,陽さんや大島さん,平田さんはFAするか未定のようですが,阪神の注目は糸井さんでしょう。
 読売は山口さんにも狙いを絞るようですが,どのくらいの選手がFA宣言をするのか,色々と楽しみにしております。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:43
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,特殊詐欺グループが検挙されたニュースがあったので,取り上げてみました。

 この詐欺グループは,高齢者に対して息子を装って,病院で小切手の入った鞄を盗まれた等と嘘の電話をして現金100万円〜200万円をだまし取ろうとしたとして逮捕されました。
 逮捕された容疑者は2名で,今のところともに容疑を否認しているそうです。
 警察がこのグループの味アジトのきっかけを知ったのは,トイレが詰まったということからでした。
 8月上旬,マンションのトイレがシュレッダーにかけた書類が流されたことで詰まったということがあったそうです。
 そこで,管理人が水漏れの疑いで110番通報をして,警察が詰まった書類を調べたところ,特殊詐欺のメモ類だった疑いが強まったとのことでした。
 その後も詐欺グループがアジトを移転して犯行を続けていると見て,警察が捜査を進めていたとのことでした。

 このニュースを見て,未だに振り込め詐欺等は収まっていないのだと改めて思いました。
 私は職業柄振り込め詐欺をよく見るのですが,毎度似たような手口であるものの,内容が微妙に異なるため,そういったところから電話を受けた高齢者の側も油断して応答してしまったりするのでしょうか。
 被害が止まらないからこそ犯行も続くのだろうとは思いますが,今後もこの手の事件に対する警戒は継続しないといけないということでしょう。

 しかし,管理人はよく警察に連絡したものです。
 水のつまりがあったとすれば,通常は水道関連の業者に連絡をして修繕してもらうくらいまでだろうと思うのですが,警察に連絡したというのはそうしようと思うような不審な状況があったとのことでしょうか。
 また,業者を呼んでつまりをとった後,その原因を管理人側が確認して,怪しいと思った上で警察に通報したのでしょうか。
 いずれにせよ,振り込め詐欺が止まらない現状では,このような協力が犯罪の抑止につながっていくものだと思いました。

 私は仕事上振り込め詐欺の加害者側について国選弁護を行ったことが何度もありますが,犯行において演じた役割がそれほど大きくないとしても,1件当たりの被害額が大きいため,前科なしでも実刑になるケースをよく見ます。
 演じた役割が小さい人の場合,一度の犯行協力で得られる金銭は検挙された時に問われる責任に比較すると全く割に合わないというものをよく見ます。
 もちろん検挙されなければ経済的利益を受けられるということでやってしまうのかもしれないのですが,是非とも割に合わない犯行であるということを世間によく知ってもらいたいものです。


 今日の記事を見ていたら,阪神が新外国人の候補として何名かをリストアップしているというものがありました。
 阪神の需要はいうまでもなく,長距離砲であって,かつ三塁が守れる選手です。
 今回リストアップされたのは,アレックス・ゲレーロさんという昨季メジャーで11本ホームランを打ったスラッガーで,外野だけでなくサードも守れるという選手,韓国リーグで活躍している三塁手であるルイス・ヒメネスさん,3Aで高打率をマークして外野手ではあるものの三塁も守れるオコエ・ディクソンさんだそうです。
 正直言って,三塁を専門に守れる人がほしいのであって,外野がメインで三塁も守れるというのは私は危ない兆候があるのではないかと思っています。
 もしもホームランが打てて三塁も守れるというのであれば,そもそもメジャーが手放さないと思われ,そうであればこそ外野手がメインで三塁も守れるという選手は基本的に三塁の守備力が危ないのではという危険を感じてしまいます。
 ですから,挙がっている選手の中では,韓国リーグで活躍しているヒメネスさんなどが現実的なのではないかとは思うのですが,実際にどのような選手かも分からない以上何とも言い難いところです。
 大山さんは育成まで数年は見るべきですから,そうなると来季の三塁手はどうするのかというのはなかなか難しい問題だと思います。

 また,別の記事を見ていたところでは,糸井さんを獲得した場合,人的補償で阪神の期待の若手選手や中堅選手が抜けていってしまう可能性があるという記事も見ました。
 この点は私も多少覚悟はしていたのですが,あるサイトにあったプロテクトから外れる候補一覧を見ると,非常に厳しいものを感じずにはいられませんでした。
 もちろん,その一覧は誰かの予想に過ぎないのですが,かといって私が考えてもやはり何名か期待の若手や中堅選手をプロテクトしきれないといわざるを得ません。
 このような悩みは,数年前の阪神にはなかったと思います。
 それは,今季の阪神において,若手等をふんだんに起用してそれなりに育成方向にシフトしたからこそ,プロテクトしたいという選手が単純に増加したのだと思いますし,ある意味金本監督の功績でしょう。
 ですが,一方で,人的補償となれば,この人材が他球団に行ってしまうと考えると,色々と惜しいと思う選手が多くなりすぎて,非常に悩みが不快ものです。
 糸井さんは,年齢はそれなりに経過してしまっているものの,身体能力は極めて高く,特に横田さんは同系統と思われるので見習う点が非常に多いのではないかと思っています。
 それだけに,糸井さんを獲得できるのであればしたいですし,今季のふがいない成績を考えればある程度の血を流すべきとも思っています。
 ただ,それでも育ってきている若手等の放出を許してしまうのかと思うと,本当に悩ましいものです。

 日本シリーズですが,非常に実力伯仲の試合が続いていて,想像以上におもしろい展開です。
 ただ,3戦目から5戦目まで,序盤から中盤にかけて1点を取り合い,後半で点をとられて負けてしまうという展開が一緒なのは,デジャブを見ている気分になります。
 また,自分のホームゲームでは勝てているものの,アウェーでは勝てないという展開を見ていると,2003年の阪神とソフトバンクさんの日本シリーズを思い出します。
 あの時も,自身のホームゲームのみお互い勝利を挙げられ,内弁慶シリーズなどとも呼ばれましたが,あの時は阪神のホームゲームが4試合だったら等と思ったものでした。
 今回も今のところは同じような展開で,果たしてこの展開を繰り返すことになるのか,そこも見所だと思います。
 両チームとも応援に熱が入りますし,特に広島さんなどは久方ぶりの日本シリーズですから気合いの入り方も違うでしょうから,相手チームもなかなかいつも通りの力を出すのが難しいのかもしれません。
 そういったところがどのくらい影響をするのか,同じ熱狂的応援を擁する阪神の視点から楽しみに見てみたいと思っています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,北海道池田町の教育長が引責辞任したというものがあったので,取り上げてみました。

 この件は,今年4月に新設された町学校給食センターに1時間当たり1500個のおにぎりを作る災害対策用の自動おにぎり機をが導入済みと嘘の発表をしていたことが原因で教育長が辞任したというものです。
 給食センターは,機械が納入されていないのに,4月の内覧会で導入済みと説明し,町の広報誌でもこの機械を導入したと説明していたということでした。
 しかし,8月に台風が襲った際,センターの職員が手でおにぎりを握っていたことから未設置が発覚したということでした。
 町によると,実施計画を立てた町の教育委員会が設備や備品リストから漏れているのに気づかずに昨年7月に工事を発注してしまったとのことでした。
 昨年12月に発注漏れに気づいたものの,寄贈や他の調理器具との交換を持ちかけたメーカー側との交渉を続けて取り繕おうとしていたとのことでした。
 これによって,教育長が辞任したほか,教育課長ら4人も減給や戒告処分を受けたとのことでした。

 この記事を見ていて,非常に不思議に思ったのは,発注漏れが発覚した後になぜ追加発注をしなかったのかという点です。
 もし自動おにぎり機導入も予算の中に含まれていたのであれば,発注漏れがあったという段階でその分の予算が浮いているはずで,遅れて発注をすれば別に問題化することはなかったはずです。
 一方,議会の決議の段階で予算から漏れていたということであれば,自動おにぎり機を購入するためには改めて議会を通さなければならなかったでしょうし,そんなことをすれば誰かが責任を問われてしまうのをおそれたという顛末だったのでしょうか。
 ただ,もしも議会を通っていないとした場合,自動おにぎり機が議会の議事で挙がっていて,にもかかわらずみんなが見落として決議を経てしまったのだとすれば,それは議会も問題があったのではというようにも思います。
 結局この辺りは記事からだけでは分からず,何ともいえないのですが。

 いずれにせよ,発注漏れが発覚した段階で責任者が素直に情報を開示して謝っておけばここまでの問題にはならなかったのでしょう。

 町の広報誌を見ると,平時は給食に提供するおにぎりのためにこの機械を使うとなっていますが,これまでの給食でおにぎりが提供された時にはセンターの方々が一生懸命握ったということなのでしょうか。
 私の記憶をたどると,給食でおにぎりが出た記憶はないのですが,それは地方によるかもしれず,一概に否定するのはよくないのかもしれないです。
 また,台風の際にはセンターの方々が1000個のおにぎりを頑張って握ったそうですが,上部の嘘が発覚しないために職員の人達は非常によく頑張ったと思いました。
 そこまでして隠蔽しようとしていたのが,なんだか辛く思えてきました。
 にもかかわらず,ばれてしまったというのは,運がなかったのかもしれませんが,寄贈や交換に頼るにせよ誰かが損をする展開だったと思えば早めに発覚した方がよかった案件だったのだろうと思いました。


 スイッチヒッターを志して練習に励んでいた阪神大和さんですが,今日の記事を見ていたら右脇腹の筋挫傷と診断されてリハビリを行う予定とのことでした。
 筋挫傷となると,打撃練習で痛めたように思われ,やはり突然スイッチヒッターを志したのは無理があったのかなと思ったりしました。
 筋挫傷ならばそこまで長引くものではないと思うので,来季の春キャンプには問題なく間に合うでしょうが,秋季キャンプには帯同できず,その点は残念です。
 大和さんは,守備がうまく,各ポジションを人並み以上にこなせますから,便利屋扱いを受けていますが,一方で打撃が安定しないことからスタメン起用はなかなかされません。
 このところ,どのポジションも激戦ですから,打撃でも向上を目指してのスイッチヒッター挑戦だったと思いますが,怪我をしてしまっては他の選手より一歩後退となってしまいます。
 新しい挑戦なので張り切っていたところもあったかもしれないのですが,やはり適度にしてもらいたかったですし,そこは挑戦させたコーチにもよく見ていてもらいたかったものです。

 ドラフト2位の小野さんですが,背番号は28が濃厚とのことです。
 28といえば福原さんがずっとつけていた番号で,その番号を他人がとっていってしまうのは何とも思うものがありますが,それでも欠番にしておく訳にもいかないですから,こういう期待の若手がつけるのはいいことなのかもしれないと思いました。
 福原さんは過去に右のエースとして期待されましたし,そのくらいの活躍を大いに期待しております。

 背番号については,藤川さんが22に戻るのかとか,糸井さんがやってきたらどの番号になるのかなど話題があります。
 糸井さんについては,ゴメスさんがつけている5番説が有力です。
 それは,糸井さんがやってきたら,ライトの福留さんがファーストに回ると予想されるので,ファーストのゴメスさんの出場機会がなくなって退団となってしまうということです。
 ゴメスさんは,マートンさんとともに阪神打線を支えてきてくれた存在ですから,今年の数字や活躍ぶりをもって契約しないというのはどうかと思うところもありますが,支配下選手の数の問題を考えると5番説はなかなか説得力があると思っています。
 糸井さんについては,スポーツ新聞で阪神と相思相愛だという記事がよく見かけられますが,阪神についてはここから怒りの撤退までが一連の流れだと思うと,どこまでが実現するのか不安は尽きないものです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:56
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国政府が全市民に向けた評価制度の導入を検討しているという記事を見たので,取り上げてみました。

 これを報じたのはイギリスのインディペンデント紙で,政府が全市民に向けた評価システムを導入することを検討しているとのことです。
 その評価で全国民の人生と運命が決まるようになっていくようで,監視機関は職場とウェブでの行動をコントロールして,一定の数のポイントを中国人に与えることを予定しているのことです。
 この制度のポイントの考え方は,例えば消費や借金,SNSでの行動の分野で評価されるそうで,新法の素案では,人々の行動データは可能な場所ではあらゆるところで考慮されることになるそうです。
 ランキングのための重要な指標は,その人について雇用者が伝える情報と思われるとのことです。
 また,低評価の市民には,海外旅行や銀行でのローンを組む許可がでなくなったりするそうです。
 また,低い評価を得た裁判官や役人は,仕事で昇進したり巨大な政府機構では働けなくなるそうです。
 中国政府は,具体的にいつ新たな評価システムが制定されるかは今のところ発表していないそうですが,役人についてのシステムは2020年までに稼働する予定とのことでした。

 この記事,本当に中国政府が導入を検討しているのかどうか何とも分かりかねるのですが,もしも導入するとすればもっとも問題なのは評価基準と評価権者だと思います。
 というのは,ポイント制となれば当然高評価を得たいと思うわけですが,一方で高評価をを得るためには当然評価基準に沿うような行動をしようと思うわけです。
 そうすると,まずは全国的に基準が均一であるかどうかが大事になります。
 もしも基準が時や場所,人によって動くとなれば,どのように振る舞えば適切なのかという予見可能性を欠き,不意打ちとなってしまう可能性があるからです。
 また,特に人によって基準が変わるとすれば,その人と仲がよいか,好かれているかが非常に大きな問題になる可能性があると思います。
 特に,雇用主の評価が大きなウエートを占めるのであれば,雇用主に嫌われる振る舞いをしたら人生そのものが台無しになってしまうかもしれないわけで,そうならないようにするために必至で評価権者に好かれようとすることになってしまいそうです。

 一方,評価権者が適切な判断をできる能力を持っている場合,非常に理想的な社会になることも考えられますが,なんだか非常に窮屈な気もします。
 学校にいた頃,縛られた環境の中にいたわけで,その頃は縛られた環境以外を知らなかったから別に甚大な苦痛を感じていませんでしたが,今もしもあの環境に戻れといわれた時果たして私はやっていけるのだろうかと思う時があります。
 縛られた環境があるからこそ自由を満喫できるという考え方もあるだろうとは思いますが,一方でそれは評価権者による妥当,適切な評価を受けるための行動選択をあらゆる面において迫られることになりますから,果たして自分の意思で決定できない集団が人間らしいといえるのだろうかという考え方もあると思います。
 また,皆が完全な行動を心がけるようになりますが,不完全さこそが人間らしさなのかもしれないというようにも思えます。
 社会秩序の維持から考えれば,このポイント制はまさに妥当な制度だとは思いますが,一方でこのポイント制は評価基準の枠外に出ることは禁忌となりますから,基本的に発展しない社会になっていくのではないかというようにも思えるのです。

 以前サイコパスというアニメが流行りましたが,その世界観はまさに機械が評価権者となって各個人を査定するというものでした。
 今回話題に挙がったものとは,評価権者が人か機械かで異なりますし,それゆえに基準もどの程度ぶれるのかも違いますから,一概にその作品と同様の議論を当てはめるのは違うことなのだろうと思います。
 ですが,個人的には,このような制度は人間らしさを奪っていくように危惧されるので,その辺りの調和をどう考えるのか,様子を見たいと思います。


 阪神の横田さんですが,フェニックスリーグでソロホームランを含む4打数2安打1打点という好調ぶりを示したそうです。
 掛布2軍監督は,横田さんについて,金本監督に代わったなと思わせられるだろうと話をしたそうです。
 横田さんは,身体能力は非常に高いものがあるのですが,今季途中から当てに行くバッティングが目立つようになり,その身体能力の高さを生かし切れていないというように評価されていました。
 バットにボールを当てるというのはなかなか技術のいるものではありますが,そこをある程度身につけられればボールを飛ばす能力は十分あると思いますし,それが掛布さんの元で修正できているのであれば非常にうれしい限りです。

 阪神を引退した福原さんですが,阪神2軍育成コーチに就任することになりました。
 就任会見で,困った時に投げられる一芸ともいえるボールを投げられる投手を育てたいと話しました。
 福原さんの場合,もっとも力のあった球はあのストレートだったと思いますが,そのように困った時に頼れる球があるかどうかは非常に大事だと思います。
 もちろん,日本シリーズ第1戦の先発大谷さんのように,2ボールに追い込むとストレートというようなパターンが決まっているのはよくないと思いますが,ただ辛い時にこそもっとも自信を持って投げられる球種を持っていれば開き直って活躍ができそうな気がします。
 福原さんは長く阪神を支えてくれましたし,心からコーチとしての活躍を期待します。

 最後に日本シリーズですが,いい試合をしていたものの,最後は延長で大谷さんが決めました。
 あの場面は大谷さんを敬遠してもよかったと思いますが,それでもあのいわゆるクソボールといわれるような球をヒットにできてしまうのですから,やはり大谷さんのバッティングセンスはずば抜けているといわざるを得ません。
 個人的には,途中降板の黒田さんが心配で,もしかしたらもう1試合投げるのではないかと期待していたところでのあの降板ですから,続報を待ちたいと思います。
 日ハムさんも,広島さんも,終盤よく粘っていい試合をしていたと思いますし,実力は極めて近いもの同士という感じがします。
 ただ,セリーグ球団であればどこも気をつけていた,エルドレッドさん対策が日ハムさんにおいてあまりきちんとしていないことが若干気になりました。
 もちろん気にしてはいるのでしょうが,広島打線が低迷していてもエルドレッドさんに火が付くと止められなくなるというパターンが多かったですから,今日もホームランを打たれたところを見ると,もう少しエルドレッドさんに対して気を配ってもいいのではと思いました。
 明日も楽しみにしたいと思います。


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 日本シリーズがついに始まり,広島さんが調子よく連勝しておりますが,敢えて阪神ドラフト2位の小野さんの件について取り上げてたいと思います。

 小野さんは,富士大学のエースとして,明治神宮大会東北地区代表決定戦に登板し,142球1失点で完投勝利しました。
 実は,小野さんは,昨日も先発として登板し,7回106球4安打1失点という出来でした。
 昨日は9奪三振,今日は10奪三振,昨日の最速は152キロ,今日の最速は149キロと,非常に優秀な数字もあげております。
 これで富士大学は明治神宮大会に出場できることになりました。

 正直言って,阪神のドラフトとして名前が挙がり,阪神に入団する可能性が高い選手ですから,チーム事情とはいえ,それが判明した後に先発連投は勘弁してほしいという気持ちです。
 これで肘や肩でも怪我されてしまったらと思うと,恐怖感を持ちます。
 確かに,ここで勝ちに行くためにはエース2連投は大事なところだったと思うのですが,それでも監督においては選手起用をもう少し考えてくれなかったのかと思ったりもします。

 小野さんは,今季の北東北大学リーグで22試合12勝1敗,防御率0.85,125奪三振,奪三振率11.93と非常に優秀な数字をたたき出しております。
 もちろん,大学リーグの中でも強豪校とそうでないところはありますから,それを考えればこの数字だけを見て安穏とプロで直ちに通用するというわけにはいかないでしょう。
 ですが,昨日今日と中0日で連投した上で,16回2失点19奪三振というのは,投手としての資質が高いと思えるものだと思います。
 特に,先発で連投できるスタミナは,今季金本監督が中継ぎ投手を回跨ぎで連投させて酷使していましたが,そのような監督の好みに非常に合致しそうに思います。

 小野さんは,150キロを超える質のよい速球で押した上で,さらにスライダーが持ち味の投手と聞いております。
 この速球について,アベレージで高速度を誇っていることが強みであるとも思っております。
 ただ,制球についてはやや安定していないところがあり,制球がもう少し安定してくればまさにエースともなり得る人材だろうと思っています。
 小野さんについては,フォームを矯正したり鍛えればまだ速球の速度が出るといわれていて,いわゆる素材型といわれていますが,それを阪神がいかに育てていけるかが問題であろうと思っています。

 ちなみに,阪神が1位指名するといわれていてロッテさんが1位指名した佐々木さんですが,今日の東海大との試合では,9回8安打2失点で勝利投手となりました。
 初回に6球で2失点と立ち上がりが悪かったようですが,その後立ち直ったということで,こうしてみてみるとやはり佐々木さんもよい投手だと改めて思いました。
 逃した魚の話をしても仕方ないですし,こうなれば失礼ながら佐々木さんよりも小野さんの方が活躍するということを願うばかりなのですが,ただやはり気にはなるものです。


 冒頭に述べた日本シリーズですが,今日の試合は広島さんと日ハムさんの実力はほぼ拮抗していたと思います。
 ですが,その流れを変えたのが,例のビデオ判定で覆ったシーンだと思います。
 あれについては,日ハムさんにとっては気の毒だと思いましたが,それでも制度上は仕方ないだろうと思いました。
 実力伯仲であれば,少しのきっかけで試合が動いてしまいますし,この結果は致し方ないかと思いましたが,一方で流れがやってきたところをこれを生かせる広島さんの選手達も大したものだと賞賛すべきでしょう。

 とりあえず広島さんに流れが来ているところですが,スタジアムが変わって流れもまた変わるでしょうか。
 3戦目は引退を宣言している黒田さんが登板しますが,できれば黒田さんには活躍してもらいたいという気持ちがあります。
 一方で,黒田さんの登板をあと2回見られるとすれば,6戦目まで試合が続けばというようにも思えるので,その辺りは複雑な気持ちです。


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 今日はドラフト会議が行われました。
 阪神の1位指名はずっと佐々木さんであるといわれていたのですが,まさか大山さんが1位指名されるとは思っていませんでした。
 昨日は,そんな情報が漏れているのだから秘密などあるのだろうかといいましたが,私の浅はかな予想などあっさりと覆る結果だったと思います。

 今回のドラフトの私の感想ですが,まず大山さんは阪神の需要にがっちりはまる選手だと思います。
 大山さんは,守備位置が三塁で右の大砲ということですから,まさに阪神が今もっとも不足している撃てる三塁手という枠に一致する選手であると思います。
 大山さんは,守備は非常にうまく,足の速さは普通であっても走塁技術のある選手ですから,走守についてはプロの世界で磨かれれば十分通用するレベルになるだろうと思います。
 打撃については打てば飛ぶということですが,1番人気の田中さんからホームランを打ったことがありますし,日米野球で全試合4番を任されるくらいの期待値の高い選手だと思います。
 ですが,日米野球での打率は高くなく,打撃については色々と今後の課題がある選手だと思われます。
 現在の阪神の三塁は,新井良太さん,今成さん,鳥谷さん,陽川さんが争っているところですが,正直言ってまだ誰を据えてよいか見えておりません。
 大山さんは,即戦力というよりは素材型だと思うので,来季にさっそくスタメン奪取というわけにはいかないのだろうとは思いますが,それでも順調に育成できれば数年後には北條さんのようにものになる見込みのある選手だと思われます。
 金本体制になってからは,若手野手が積極的に1軍で起用されるようになりましたし,そういったところで経験を積んでいければ,きっと数年後には阪神のクリンアップを任せられる選手になってくれるのではないかと思います。

 ですから,大山さん指名自体は成功だとは思うのですが,一方で結果的には佐々木さんを初めの1位指名でどの球団も見送りましたから,佐々木さんを指名していれば確実に指名できたところをと思うと,大変もったいなく思います。
 今年のドラフトは,投手に関して非常に豊作な年ですから,どの球団もドラフト1位で投手を指名するだろうといわれていたところで,まさか阪神がこのように外してきて,しかも佐々木さんを単独指名できるチャンスをみすみす逃したというのは,正直言って戦略として正しかったのだろうかというようには思っています。
 また,投手豊作の年であることも考えれば,大山さんは2位以降でも指名できたように思われ,その意味でも大方のスポーツ紙の予想に従って佐々木さんを1位指名でよかったのではと思いました。
 ただ,実際に活躍するかどうかは今後次第ですから,今は大山さんが大変な活躍をすることを期待するばかりというほかありません。

 また,佐々木さんを1位指名しなかったことによって,2位で小野さんを指名できました。
 小野さんは,最速150キロの速球に高速フォークとスライダー,100キロ台のカーブと,軸になる速球に決め球変化球,緩急をつけられる変化球も持っている投手です。
 数字を見る上では安定感もあり,かつこれからさらに球速が伸びる見込みがあるという伸び代も期待されている投手ですから,個人的には2位で小野さんを指名できたことは非常に喜ばしいことだったと思っています。
 もしも1位で佐々木さんを指名していれば,おそらく大山さんと小野さんの2名を指名することはできなかったでしょうし,その意味では佐々木さん1位指名を見送ったことは英断だったと思うようにしたいものです。

 そして,総じて見てみると,今回のドラフトは即戦力型というよりは素材型だというように感じました。
 小野さんは即戦力としても期待されますが,むしろじっくり育てようというチーム方針から指名したのだろうとも解釈できます。
 この方針は,若手を積極的に起用して戦力の底上げをしようという今季の金本監督の方針と合致するものであり,こうなるとおそらく来季も基本的に育成を軸においた方針で戦っていくのだろうなと思いました。
 今回佐々木さんを取りに行くということであれば,即戦力を獲得して来季優勝を狙いに行くと解釈できますが,そうするよりは数年後を見据えているということですから,来季も今季と同じように悶々とする試合を見ることになるのかなと今から多少覚悟をしています。

 即戦力という部分を埋め合わせるためにFAを利用するということだと思いますが,こうなると今のところはやはり糸井さん,そして横浜さんからFA予定といわれている山口さんなどを獲得できるかどうかが来季の鍵を握りそうです。

 また,今回は育成枠の選手を一切指名しませんでした。
 これを見ていると,おそらく阪神はこれから支配下から育成枠に落とす選手をある程度見込んでいるのだろうと思われます。
 今回のドラフト指名選手が全員獲得できれば,支配下選手はかなり枠が埋まってしまいますから,ここから育成落ちや戦力外などを出さざるを得ないと思いました。
 こうなると,もっとも危ないポジションは,大山さんと被る三塁になるのでしょうか。
 また,今季あまり1軍で活躍機会のなかった捕手が育成落ちの対象になりそうにも思われます。
 これからさらに人事の発表が加速していくと思いますが,そういうところも覚悟していかないといけないでしょう。

 阪神は,ちょっと前までは育成よりも即戦力の獲得に執心する傾向があり,自前の選手を育てることが多くなかったですが,今季から阪神は変わって行っていると思いますので,今回の指名選手が阪神に来てくれた暁には阪神を背負う選手に育ってもらいたいものです。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:43
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国の中学生がエレベーターに閉じこめられた時に冷静に対応をしたというものがあったので,取り上げてみました。

 この中学生は,エレベータが停止して閉じ込められたのですが,閉じ込められた後まず行ったのはメモを書いてエレベータの扉の隙間から投げたということでした。
 そのメモは「中に人がいます。ビル管理者に連絡してください。」というものだったそうです。
 次に,行き先階のボタンを押し,緊急連絡用のインターフォンで助けを求めたとのことでした。
 これで外の人のメモが渡ったと確かめられた後,中学生は通学バックの上に腰を下ろし,教科書と宿題を取り出して足の上に広げました。
 そして,数学の宿題に取りかかり,その後物理,国語と進め,最後に暗記が必要な内容を何度も繰り返していたそうです。
 最終的にエレベーターから助け出されるまでに全科目の宿題を終えていたとのことでした。

 宿題を終えるところまではできすぎだと思うのですが,それ以前の緊急時の対応については非常に優秀だったと思います。
 もしも外部と連絡が取れねば,いつまでも救出されない可能性がありますし,逆に外部と連絡が取れれば落下しない限りはいずれ救出されるというような安心感がありますから,まずは安心感を得るべく外部との連絡をとろうとした判断は正しいと思います。
 そのための手段として,インターフォンで連絡をするばかりでなく,メモ書きを落としたのも賢い判断だったと思います。
 インターフォンのみであればいたずらと判断されてしまう可能性もあったと思いますが,メモ書きもあればインターフォンの情報と符合することでより救出が必要な事態にあると認識してもらいやすくなると思いますし,その意味でよい判断だったと思います。

 緊急事態といえば,東日本大震災を思い出しますが,私の周辺の人達を見ていてもあの時に緊急事態に強い人とそうでない人が如実に表れたと思っています。
 冷静な人は,無茶をせずにできる範囲で最良の行いをし,かつ周りの緊張感を高めるような行いもしなかったと思います。
 そういう対応力はどのように身につけるのか,経験などの問題もあろうかとは思いますが,こればかりは人によるとしかいいようがないと思います。
 ただ,あらかじめできることがあるとすれば,「このような事態にはこうしよう」というおおまかな基準を自分の中で作っておくくらいなものだろうと思いました。


 阪神の記事を見ていたら,明日のドラフト会議で桜美林大の佐々木さんを1位指名する方針が濃厚であるというものを見ました。
 ヤクルトさんも佐々木さんを1位指名予定とのことですが,去年ヤクルトさんが1位指名した高山さんは実際非常にすばらしい活躍をしましたし,阪神スカウトの目というよりもヤクルトスカウトが認めるのであれば佐々木さんは逸材なのだろうと思ったりしていました。
 去年はくじで勝てましたが,今年はどうでしょうか。

 というか,誰を指名するかという方針自体本来秘密であるべきなのに,スポーツニュースでは大概これが公然の秘密のように扱われています。
 去年の阪神の1位指名予想は外しましたが,それでも大体当たっていたことを思えば,こういう情報は秘密ではないのか,秘密とは何だったかと改めて思います。

 このようなことは,阪神が獲得を希望している糸井さんに対して,密使として今成さんを派遣する策があるという記事を見た時にも思いました。
 密使今成さんを派遣する方針というのは,そもそも密使ではないのではないか,密使って何だったっけと思ったりしました。
 まあ,球団を代表しての交渉ではなく下交渉として会いに行くというニュアンスであれば密使は密使なのかもしれないのですが,さすが阪神ほどの人気球団ともなると秘密といってもほぼガラス張りなのだとよくよく思いました。

 他の記事としては,大和さんがスイッチヒッターに挑戦というものがありました。
 大和さんは現在28歳で,スイッチヒッターに挑戦するのであれば一般的にもっと早い時期が適切なのではないかというようにぱっと思いました。
 確かに,大和さんは,守備は文句なし,足も速い,しかしなかなか打てないという選手ですから,スイッチヒッターが当たって打率が向上すれば本当に隙のない選手になるでしょう。
 しかも,対右投手と対左投手の戦績では,圧倒的に対左投手を得意としており,そのことを考えれば右投手対策としてスイッチヒッターというのはある意味理にかなっているという考え方もあるかもしれません。
 記事を見る限り,左打席のフリー打撃では70スイング中安打性が25本ということですから,まあまあ適性はあるのかもしれないという気もしました。
 とはいえ,毎年この時期になると大和さんの打撃は力強いということをネタにしているという気がして,この時期のスイングの良さをもってスイッチヒッターで行こうと判断するのは早計もいいところだろうと思いました。
 まあ,この時期であれば試行錯誤も許されるでしょうし,個人的には色々試してみていいものが見つかればよしということでいいのではと思いました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:29
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国で,盗まれたiPhoneが戻ってきて,結果一つのカップルが破局したというものがあったので,取り上げてみました。

 ある男が,自身の駐車スペースに別の車が停まっていたことに立腹して,その車をどかそうとしました。
 そこで,その車のドアを開けて乗り込もうとしたところ,助手席には当時発売されたばかりのiPhone7がおいてあったとのことでした。
 男は,甥の大学合格祝いにプレゼントをするという約束をしていたことから,そのiPhoneをプレゼントしようと思い,盗んで行ってしまいました。
 その後,男は,iPhoneを負いにプレゼントしました。
 甥は,その数日後に彼女の家を訪れました。
 甥は,彼女の気を引くため,もらったばかりのiPhoneをプレゼントしたとのことでした。
 彼女は,iPhoneをもらいましたが,これを自分のものとはせず,最近iPhoneを買ったばかりにもかかわらず紛失してふさぎ込んでいた父にプレゼントしたそうです。
 そうしたところ,彼女の父は,そのiPhoneが自分がなくしたものであると気づき,娘を問いただしたとのことでした。
 そして,最終的に,iPhoneを盗んだ男は逮捕され,甥は彼女から別れを切り出されて破局したとのことでした。

 この記事を見ていて,まず不思議に思ったのは,iPhoneがこんなに流通するものなのかということでした。
 simカードを抜いて,情報も初期化すれば他人に譲渡したりしてもよいものだろうとは思いますが,それでもあまりあまりにもiPhoneが流通していて,中国ではこんな感覚でiPhoneが扱われているのかなと思いました。

 それにしても,誰もが何だかなと思う登場人物ばかりです。
 iPhoneを盗んだ男はもちろんのこと,プレゼントでもらったiPhoneを直ちにあげてしまう甥,彼氏からもらったiPhoneを父にあげてしまう彼女,もともと他人の駐車スペースに車を停めていた彼女の父,誰もが何だかなという行いばかりしており,誰にも肩入れできない話というのもなかなかなものだと思いました。
 漫画のような話であり,何となくこの話は創作のような気もするのですが,そう思いつつもついつい取り上げてしまいました。

 なお,個人的には,iPhone7はまだ様子見かと思っています。
 確かに機能性向上は魅力的ですが,それでも別に現在の手持ちのもので不便を感じておらず,かつiPhone7でなければどうしようもないというものもないように思えるので,次回のiPhoneを楽しみにすることにしました。


 今日のプロ野球のニュースといえば,黒田さんの引退の件でしょう。
 あれだけの大投手となると,これだけ大きなニュースになりますし,引き際も自分で選べるということなのでしょう。

 黒田さんは,広島さんの低迷期を支えてきた右の本格派投手で,まさにエースとして活躍していた選手でした。
 若い頃は,制球の不安定な投手で,好不調の並みが激しかったですが,いつ頃からか安定し始めて,佐々岡さんから開幕投手の座を奪ったときには堂々としたエースだったと思います。
 一時は夢を追ってメジャーに渡りましたが,一定以上の活躍をしつつも広島さんに戻ってくるという姿勢を見せ,これがかつてからの人気にさらに拍車をかけました。
 正直言って,今の広島さんにおいては,黒田さんは3番手4番手の投手であることは否めませんが,それでも10勝8敗,防御率3.09と見事な活躍をしました。
 また,精神的支柱としてチームを支え続けた人物ですし,やはりいるといないとでは全く違うのだろうと思います。

 数字を見る上では,まだ活躍は期待できると思いますが,かつて活躍した選手がどの時期で引退を考えるかというのは常に問題になることだと思います。
 イチローさんのように徹底して自己管理に努めて,現役を維持しようと考える方,金本監督のようにボロボロになっても自分を突き詰めてできるところまでやろうという姿勢を見せる方もいれば,黒田さんのように自身が一定の目標を決めてそれに貢献できる活躍ができたところで幕を引こうという考え方をされる方もいることでしょう。
 個人的には,広島さんの中でこれだけの大きな存在となると,いなくなるにしてもソフトランディングでいてもらった方がチームとしてよいと思いますし,終盤に突然いなくなるというのは皆が困るだろうというように思います。
 ですが,おそらくその点も織り込み済みで今日の引退発表をしたのでしょうから,私ごときが何を言うこともないのでしょう。

 こうなると,広島さんのメンバーとしては,何とか黒田さんに有終の美を飾ってあげたいと思うでしょうし,私もできれば広島さんに勝ってもらいたいと思うようになりました。
 ただ,日ハムさんは,あの巨大戦力を持つソフトバンクさんを破ったチームですから,なかなか大変なことでしょう。
 CSファイナルステージを見る限り,両チームともいい流れで日本シリーズを迎えられそうで,個人的には久方ぶりにかなり拮抗したいい試合が見られるのではないかと大いに期待しております。

 そんな裏番組で,阪神はキャンプに勤しんでおりますが,来季の陣容はこれから迎えるドラフトやFAの内容次第でしょうから,今はまだ分かりません。
 今日の報道では,糸井さんがFA宣言予定,在阪球団希望というものを見ましたが,オリックスさんからFAして在阪球団となればそれはもはや阪神しかないのではないかと期待しております。
 ただ,この時期の飛ばし記事を信じて火傷したことは二度や三度ではないですから,皮算用で楽しみつつ,日本シリーズを眺めようと思います。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
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 今日の記事を見ていたら,オーストラリアの研究で,重力に関するものがあったので,取り上げてみました。

 重力が位置によって大きく変わるものということで,オーストラリアの測地学グループが重力の力に関する詳細な地図を作成したということでした。
 私は知らなかったのですが,測地学というのは,地球の形状や性質を数学的に研究する学問だそうです。
 このグループは,人工衛星と地上施設からのデータを組み合わせ,重力の高解像度マップを作成したということでした。
 これによって,地球の地下に何があるのかの手がかりにできるとのことです。

 ある記事に従って各大陸ごとに重力を詳細に見ていくと,南アメリカでは太平洋側の高地などで重力が強く,ブラジル西部の平地は重力が弱いようです。
 ヨーロッパでは,重力は均一であるものの,アルプスなどの山岳地帯では重力が強いようです。
 オーストラリア大陸は全体的に重力が弱いものの,その北のインドネシアやパプアニューギニアなどは重力が強いようです。
 北アメリカでは,全体的に重力は弱いものの,ロッキー山脈などはやや強いようです。
 アフリカ大陸は,全体的に重力が弱いものの,南部,北部,西部の一部が重力が強いようです。
 アジアでは,ヒマラヤ山脈は重力が強いようですが,他の地域は重力は弱いようです。
 そして,日本ですが,比較的全体的に重力が強く,特に茨城から岩手にかけてと北海道の東側は重力が強いようです。

 記事を見ているだけでは,重力が強いというのは具体的にどのくらい数値として違うのか,いまいち分かりません。
 これまで私が東京方面から東北地方に向かっても,重力が重くなったと認識したこともないですし,いわれるまでそうなのかというのもよく分かりません。
 事務所のある柏はそこまで重力は強そうではないですが,個人的に縁のあった仙台などは重力が強かったようで,もしかしたらドラゴンボールの重力修行のように知らない間に強くなっていたのかもしれません。
 ですが,東北太平洋側の方々が突出して身体能力が高いということではないですし,その恩恵はごく限られたものなのでしょう。

 正直言って,私程度の知識では重力の高低でどのようなことができるのかというのは及びも付かないのですが,ただ以前聞きかじった相対性理論の関係でいえば重力と時間の流れについては関係があったと思います。
 ですから,高重力地域である茨城から岩手にかけての地域は他の地域に比べて時間の流れが遅かったりするのだろうか等と思ったりもしましたが,重力の強さの程度が分からない以上それは時間に干渉するまでのものではないのでしょう。

 地図を見ていると,山岳地帯の重力が比較的高めの傾向があると思われ,日本も火山でできあがったという成り立ちを考えれば高重力地域が多いというのは頷ける話です。
 ただ,火山と重力の関係があるのだろうかと漠然と思ったとしても,それがどのような関係なのかについては及びも付きませんし,今後の研究を待つばかりです。
 この研究がどんな実学に結びつくのかは分かりませんが,単純に好奇心としてこの研究の発展に期待したいと思います。


 阪神のメッセンジャーさんですが,代理人によれば近々阪神残留を正式に発表する可能性が高いと述べました。
 メッセンジャーさんについては,阪神から出て行くことは全く考えていなかったですが,残ってくれるというのは改めて大変ありがたい話だと思っています。
 メッセンジャーさんが阪神にやってきた時は,中継ぎとして起用していましたし,私自身も機能してくれればいいくらいに考えていたのですが,まさかそこから7年も阪神のエースとして働いてくれるとは全く思っていませんでした。
 活躍ぶりもそうですが,7年という長期間を考えれば,その貢献度はウィリアムスさんと同等以上であると思いますし,間違いなく阪神の優良外国人列伝の中でも相当上位に君臨することでしょう。
 力のある速球とコントロールもさることながら,あのスタミナは驚異的で,130球投げたとしても次のローテーションの機会には投げられるというイニングを消費できる力はまさに先発投手として理想的であるといわざるを得ません。
 次世代エースとして藤浪さんが期待されておりますが,まだ開幕投手はメッセンジャーさんが譲ることはないだろうと思っています。

 藤川さんが来季に向けての自主トレを開始したという記事も見ました。
 藤川さんの今季のプレーを見ている限り,先発のスタミナはないこと,制球力に不安があること,調子の善し悪しによって極端に出来が変わることは分かりました。
 また,直球の力も全盛期に比べればだいぶ衰えたといわざるを得ませんが,一方で球の回転については驚異的で,そのキレをもってして140キロ中盤くらいの球でもいいコースに決まれば十分に活躍できる実力があることはよく分かりました。
 そうすると,今の藤川さんにとって大事なのは,第一にそれなりのキレを維持した状態でも安定できる制球力,第二にある程度連投が耐えられるスタミナというところでしょう。
 私は,先発をやるのであれば変化球は必要になるだろうと思っていたのですが,短いイニングで直球だけで抑えていくスタイルがある程度功を奏したところを見れば,もはや変化球をなまじ身につけようとするのではなく,制球を鍛えた上で速球一本で勝負を賭ける方が現実的勝つ合理的なように見えました。
 今季の中継ぎは外国人助っ人にずいぶん救われましたが,ここに藤川さんが年間通して加われれば相当厚い中継ぎ陣になりますから,私は大いに期待しております。


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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:09
2016.10.12 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースといえば,東京の大停電の件ですが,私は幸いにして何らの影響も受けませんでした。
 昼間でしたから,仕事の中断を余儀なくされたり,移動にも多大な支障が出たりしたのだろうと思いますが,一方で夜だったら大変なことになっていただろうと思うと不幸中の幸いというべきでしょうか。
 平時の管理がどうなっていたのか,原因は結局本当に自然発火だったのか,一箇所の変電所だけでここまで大きなことにならないような仕組みをこれから作っていけるのか等が問題になろうかと思いますが,その辺りは見守っていくしかないということでしょう。


 個人的には将棋の三浦九段が出場停止処分を受けたニュースが気になったので,こちらの方を取り上げてみたいと思います。

 日本将棋連盟は,三浦九段を12月31日まで公式戦の出場停止処分を下したそうです。
 このため,三浦九段は15日から始まる竜王戦に出場できないこととなったということでした。

 なぜこのようなことになったのかというと,三浦九段はこの夏以降の対局中で離籍することが目立ったことが原因でした。
 この離籍について,将棋連盟はスマホの将棋アプリを使って次の手を検討するなどの不正を働いたのではないかと疑ったということでした。
 そこで,連盟は三浦九段に対して聞き取りを実施したところ,三浦九段はスマホの使用を否定したものの,疑念を持たれたままでは対局できないから休場したいと意思を示したそうです。
 ところが,期日としていた12日までに三浦九段から休場届が出されなかったため,連盟は上記処分を下したそうです。

 最近将棋ソフトの出来は非常に向上しており,棋士の中には自分の研究のためにソフトを使用する方も多いそうです。
 一方で,対局中にソフトが使用される不正が起こることも懸念されていたそうで,連盟は今月「公式戦の対局前にスマホ等の電子機器をロッカーに預ける」「対局中は外出禁止」などの新たなルールを設け,12月から実施すると発表していたとのことでした。

 このニュースを見ていて,私は非常に違和感を感じました。
 というのは,三浦九段がスマホで不正をしていたという証拠はなく,本人も認めていないのに,処分が下されたからです。
 三浦九段は,処分に対して「不正はしていません。濡れ衣です。」と述べているそうですが,そうすると連盟の処分の過程が果たして妥当な事実認定の下でなされたのかというのが大いに疑問です。

 スマホによる不正を疑っていたのであれば,スマホを検証して履歴を確認する等の措置によってある程度解明可能だと思うのですが,そういった点は考慮されたのでしょうか。
 記事を見ているところでは,どうも処分の理由は,休場するという約束を守らなかったという不誠実さを原因とするように思われるのですが,それが出場停止処分に値するものなのだろうかと思ってしまいます。
 私は将棋に造詣が深いわけではないですが,それでも竜王戦を含めて今年いっぱいの大会に出られないようにするという処分は,果たして休場届を提出しなかったという「罪」に見合う「罰」なのでしょうか。

 この処分で刑法の発想は関係ないのでしょうが,刑法では「疑わしきは被告人の利益に」という原則があります。
 この原則に従えば,自らが不正を犯していない証を立てなければ罰を負うというのはそぐわないと思うので,疑念を払拭できなかったから処分するという構造は何となく違和感があります。
 特に,将棋界の中で地位のある方に対して処分を行うのであれば相応の理由はあるべきと思いますし,その意味でも重い処分を下すには理由が薄弱なのではないかというように思うのです。

 細かい経緯が分からないので,門外漢が余計なことをいうべきではないと思うのですが,それでも連盟にはもう少し処分の理由を説明してもらいたいものです。


 阪神は野球のシーズンが終わりましたが,それにもかかわらずポジティブな記事が絶えません。

 今日は,北條さんが平野コーチからバントの間を教わり,バントの極意をつかんだとか,中谷さんが遊撃ノックで高いセンスを見せたとか,岩崎さんの球が146キロを計測して和製ウィリアムス化に着々と進んでいるとか,こういうポジティブな記事がよくも色々と出てくるなと改めて感心します。
 私はこの手の記事は好きなので,もっとポジティブにもり立ててもらいたいのですが,それにしても野球のシーズンが終わったのにこれだけ記事が出てくるというのは阪神はやはり人気球団だと改めて実感します。

 ただ,そういった記事よりも,個人的には糸井さん獲得のために3年契約を準備しているという記事が気になりました。
 先日の記事では,オリックスさんが糸井さんに対して3年12億円以上の大型契約を準備しているということでしたが,もしもこれが本当であれば今日の阪神の記事くらいではインパクトに欠けるといわざるを得ません。
 そこに読売も絡んでくるのですから,今のままでは阪神は糸井さん獲得レースから後退しているという印象があります。
 恒例の怒りの撤退という先が見えてしまうそうなのですが,あまりにも高額な条件を提示してしまうことは他の選手との間のバランスの問題にも影響してしまうと思われ,そういう意味でもなかなか難しい条件闘争になるのだろうなと思いました。

 CSは順当に両リーグとも1位の球団が勝ちました。
 特に,広島さんは相当差をあけて優勝しましたから,横浜さんも嫌いではないですが,個人的には広島さんに勝ってもらいたいなと思っています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:55
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,飛行機が定員オーバーで出発してしまった後に引き返すというものがあったので,取り上げてみました。

 この飛行機は福岡発羽田行きのもので定員405名を1名オーバーした状態で出発したとのことでした。
 飛行機が駐機場を出た直後,客室乗務員が着席していない客を発見したそうです。
 そして,飛行機はすぐに引き返して飛行はしなかったとのことでした。
 国交省によると,別々の席を予約していた父親と息子が,誤って同じ2次元バーコードを使って搭乗手続をしてしまい,これに保安検査場の職員の確認不足などが重なってしまったそうです。
 この飛行機は引き返した後に父子を降ろし,定刻から45分遅れて再出発したそうです。
 国交省は航空会社に対して厳重注意をしたそうです。

 このニュースを見ていて,航空会社側のチェックの甘さが目に付きました。
 というのは,通常保管検査場とゲートでチェックしますし,同じバーコードを二回機械に通したのに通れてしまったなど,仕組みの面の甘さが露呈してしまったからです。
 今回は悪意のない過失が発端だと思いますが,もしも悪意ある者がこのミスを容易に突けていたらと思うと,結構重大な問題なのではないかという気がしました。

 そして,この航空会社だけが問題なのか,他の航空会社にも同じような問題はないのかと非常に気になりました。
 特に,同じバーコードが二度目に機会を通過するとき,それに反応しない仕組みなのは他の航空会社でも同じだとすれば,それは何かに利用されてしまう可能性があると思われ,この点については至急対応をすることが望まれます。

 なお,このニュースを見ていて,なぜ1名多かったのか,記事からだけではよく分かりませんでした。
 記事を見る限り,父子は別々の席を予約していたとのことですが,これが違う飛行機の別々の席であるならば理解できます。
 ですが,同じ飛行機の別々の席であるとすれば,単に座席を間違えたに過ぎず,定員オーバーにはならないと思います。
 そう思うと,記事から飛行機が一緒なのか違うのか,それはもう少し明記してもらいたかったです。

 また,父子が出発を遅らせる原因になったのはよく理解できましたが,飛行機から父子ともに降ろしたというのは,何かの規則や約款に従ったペナルティなのでしょうか。
 両者ともに正当にチケットを購入していたわけで,かつ少なくとも片方の分の座席は間違いなく父子のいずれかにおいて購入されていたのですから,どうせ羽田に用があったのは間違いないのですから,座席の予約した名義が確認された方だけでも乗せていってあげればとも思いました。
 ただ,これは規則等に従った処置かもしれず,詳細は記事からは分からなかったので何ともいえませんが。


 阪神が獲得を検討しているFA予定といわれている糸井さんですが,読売と獲得競争が勃発しているそうです。
 読売はこれまでも散々スター選手を獲得しているのだから,このくらいは譲ってくれてもとも思います。
 ですが,今季の読売は,CSの負けや,1位との17.5ゲーム差という読売らしからぬ屈辱を味わっていましたし,補強したいと考えるのも無理からぬ話かもしれません。
 読売と条件闘争をすると,阪神はなかなか勝ちづらいように思いますが,さらに記事によれば糸井さんの家族は東京にいるということで在京球団を希望するという話もあります。
 そうなると,現在いる大阪の人気球団という看板だけでは決め手には欠く気がしまして,さらにもう一手何かがほしいところです。

 高山さんですが,守備力アップの課題として三塁守備練習に取り組んだという記事を見ました。
 高山さんは打撃は相当高いレベルにあるものの,守備については残念ながら並みの外野手に劣るといわざるを得ません。
 それは純粋に球を追うところから送球まで全般的にもう一歩という感じなのです。
 久慈コーチからは球の握りからから指導されたそうで,その点はコーチの目から見ても根本的なところから直さなければという危機感もあったのでしょう。
 守備はセンスも大事だと思いますが,反復練習によって一定レベルまでは上がってくるといわれますし,秋のうちはとにかく守備を徹底して体に覚えさせてもらいたいと強く思います。

 フェニックスリーグでは,板山さんと植田さんが大当たりしております。
 板山さんの素材についてはこれまで何度か言及してきましたが,個人的には植田さんが打つ方で活躍しているというのは特にうれしいです。
 植田さんは,体格を見ればロマンの塊という感じで,守備は一級品なのですが,打つ方がいまいちで,今季たくさんの若手が一軍で活躍する中なかなか混ざれなかったという経緯があります。
 その植田さんが打つ方で活躍したとなると,私はついに来たかという思いがあります。
 あの体格であれば,打ち出したら相当とぶと思いますし,相手チームには確実に脅威になります。
 また,今年ぼろぼろであった内野守備に有能な一枚が加われば,かなり守備に安定感が出てくると思います。
 私がずっと思い描いていた植田さんの活躍が,ついに来季は一軍で見られるかもしれないと思うと,今からわくわくします。
 ただ,他の球団がまだ今季の野球をやっている中で来季の話をするというのもやや悲しいことなのですが。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:31
 こんばんは。

 一昨日からCSファーストステージが催されており,読売と横浜さんが接戦を繰り広げてきましたが,最終的に横浜さんが勝ちました。

 昨日まで五分五分の試合,そして今日も最後の最後まで分からない試合で,ひいきの球団かどうか別にしても非常におもしろい試合が続いていたと思います。
 これが短期決戦のおもしろさなのかと改めて思うくらい,展開に緊張感が漂っておりました。
 阿部さんの最終打席,大きく飛んだ球がフライになって外野手のミットに収まるまで,最後の最後まで気が抜けなかったという試合だったと思います。

 両チームともに投手陣は頑張っていましたが,一方で打線はもう少し両チームとも仕事をしてくれてもというようにも思いました。
 確かに,ここぞとばかりに投手陣が頑張っていたのはわかるのですが,横浜さんの8回表のノーアウト1塁2塁のチャンスで,結局併殺になってしまったのは非常に大きなプレーだったと思います。
 直前の打者が敬遠で,後半の回にノーアウトでランナーがたまったということですから,この打席で送りバントが決まればかなりの確率で流れが横浜さんにくるという展開だったにもかかわらず,バントミスから始まって結果は併殺でしたから,私はこれによって8回裏の読売の攻撃次第では流れが読売にいってしまうと危惧していました。
 しかし,8回裏の読売の攻撃も非常に淡泊で,流れを持ってこれるだけのものはなく,なかなか打力では決着がつけづらい試合になってしまいました。

 読売の敗戦要因はミスと打力だと思います。

 ミスについては,今日象徴的だったのはバントミス,そして9回の鈴木さんの牽制アウトでしょうか。
 特に,鈴木さんの牽制アウトについては,走りのスペシャリストである鈴木さんにとってはあってはならないミスであり,特になぜそのミスが短期決戦の今日に出てしまったのかと思わずにはいられません。
 あのプレーがどれだけ今日の試合を左右したのだろうかと,想像すると非常に大きなプレーだったと思います。

 打力については,読売打線は坂本さんが昨日一昨日と非常に大きな活躍をしていたものの,他の打者はあまりにも機能しませんでした。
 長野さんや阿部さんは,坂本さんには及ばないもののある程度活躍はしたと思いますが,それでも望まれるほどでなかったのはいうまでもないと思います。

 ある記事では,読売のセカンドを守った選手は,3試合連続でノーヒットだったそうですが,人事関係で二軍落ちさせたクルーズさんの穴は想像以上に大きかったのではないでしょうか。
 古巣であるロッテさんの関係者によれば,クルーズさんは言えば分かる,指示の仕方について工夫は必要だがそれによって従ってくれる選手だそうで,そこを読売がどう対応していたのか,非常に問題であろうと思われます。

 読売のチャンスで,代打が必要な場面で,残念ながらベンチ入りしたメンバーで代打で期待できる選手がいなかったことも問題だったと思います。
 代打で期待できる亀井さんも出場してしまっていましたし,去年までもっとも頼れる代打であった高橋さんは引退して監督をしているという非常に皮肉な状況で,残念ながら代打が必要な場面ではヒットを打つこともできませんでした。
 高橋さんは,私は勝手に,当時問題になる可能性のあった野球賭博の絡みで監督に祭り上げられた可能性もあると思っていますが,そうであろうがなかろうがまだ現役でできたはずの優秀な代打が失われたがために入るべき点が入らなかったというのは事実だと思います。

 とはいえ,それだけのマイナス要素があっても読売は横浜さんと最後の最後まで接戦を演じていたわけで,その意味ではやはり読売は強いチームであったのだろうと思います。
 それは,少なくとも今年の阪神では,比較をするのがおこがましい強さだったと思います。
 ただ,最終的には総合力の面で横浜さんが上回ってファイナルステージ進出を決めたということなのでしょう。

 去年の今頃,阪神の敗戦を東京ドームで目の当たりにして,同時に和田前監督の最後の雄姿を目に焼き付けてきたわけですが,それから一年経っても阪神は強くなっていないなと改めて皮肉のように思いました。
 ただ,今年の阪神は超変革ということで,有望な人材を例年以上に発掘して来ましたから,来年以降の巻き返しを強く期待したいところです。

 毎度毎度,CSを下位球団の方が勝ち上がるとペナントレースの価値はどうなのだといわれます。
 私も半分以上は感覚的にその意見に同感なのですが,一方で読売と横浜さんのゲーム差は2に止まっており,そうであれば2勝1敗で多く勝った方が勝ち上がるというのはまだ感覚的にも十分理解可能だと思っています。
 私の読売に対する心情も相まって,今年のCSは横浜さんが勝ち上がることについて感覚的に大いに賛同なのですが,広島さんと戦って勝ち上がるというのは多少抵抗があるかもしれません。
 というのは,広島さんと3位横浜さんのゲーム差は19.5であり,CS数試合で多く勝った方が勝ち上がるというのが合理的とは思えないくらいの差が開いているからです。
 ペナントレースの意義の問題にもなりかねませんし,私は個人的に,CSファイナルステージの勝ち星について,2位球団とのゲーム差に応じてアドバンテージを与えるべきと思っています。
 上位球団が1勝のアドバテージのみというのでは,ペナントレースを圧倒的強さで勝ち上がってきたチームに失礼ではないかという気もしてしまうのです。

 それはともかく,広島さんと横浜さんという,数年前であれば5位対6位という最下位決定戦カードが日本一進出を目指して戦うという,カタルシスいっぱいの展開を迎えることになりました。
 問題は全国放送での視聴率かもしれませんが,それよりも久方ぶりに日本一進出を目指して戦う両者を心から応援したいものです。

 最後に,今回の横浜さんの勝利,個人的には読売狩りを成功してくれて非常にうれしい限りです。
 このまま広島さんにも勝ててしまうのではとも思いますが,一方でこの喜びの状況が上向きな状態で,まだ早いかもしれませんがファイナルステージ進出を祝ってとりあえず軽いビールかけでもさせてあげればとも思いました。
 ただ,あまりはしゃぎすぎると,ファイナルステージ開始は明後日ですから,それに差し支えるかもしれませんし,ビールかけまでは現実的ではないのかなとも思いました。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,軽自動車内から男女2人の遺体が発見されたというものがあったので,取り上げてみました。

 この男女の遺体は一見すると一酸化炭素中毒の状況であったそうですが,車内には練炭など自殺の要因になるものはなかったそうです。
 警察は色々と調べる中で,この車両が去年12月に別の車両と後部を接触する事故に遭っていたことに注目したそうです。
 そこで,車両を詳しく調べたところ,車体の後部バンパーが多少へこんでおり,マフラーに傷が確認されたとのことでした。
 警察において,車両が発見された当時と同じ状況にした上で円陣を入れるテストを行ったところ,車両を走行させている間は問題がなかったものの,停車させてエンジンを吹かした状態にすると車内に一酸化炭素がたまり始めたそうです。
 そうして,この事故の死因は,整備不良による得意な事故と結論づけたとのことでした。

 まずは,なくなられたお二人のご冥福をお祈りしたいと思います。

 本件でどのようなメカニズムで停車時に一酸化炭素がたまってしまうのかはいまいち分からなかったのですが,もしかしたらマフラーの傷等の問題で車内に一酸化炭素が送られてしまう状況にあったところ,走行中には車両の構造上から換気ができても,停車中はこれができなかったということなのでしょうか。
 正常時ではアイドリングで車内に一酸化炭素がこもるという構造にはなっていませんから,おそらく後部の接触事故によって一酸化炭素の排出がうまくいかない状態になってしまったのでしょう。

 追突事故などにあったとき,高速度での追突の場合は車両のへこみが大きいですから修理をするのが一般的でしょうが,低速度の追突の場合はへこみが大きくないことから修理費用相当額のみをもらって実際に修理しないという人もままいるように思います。
 また,車両の後退を誤って車両後部にへこみ損のあるまま走行している車両もまま見かけます。
 へこみだけであれば走行に支障がないことから,そのままにするという判断があったのだろうと思いますし,私自身もこれまでそういう判断は別に問題ないように思っていました。
 しかし,このニュースを見てしまうと,もしも損傷が排気の機構部分に及んでしまったという場合,命に関わる可能性もありますし,それは素人目には判別することは難しいと思います。
 そうすると,これまでへこみがあるくらいと思っていた損傷であったとしても,今後は気をつけなければならないという教訓なのだと思いました。

 ただ,例えばスーパーの駐車場等に停めて車から離れていたところで他の車両からぶつけられてしまった場合,それが小さな損傷であれば気づかない可能性もあることから,そういう場合は非常に困ると思います。
 完全に避けるためには,一酸化炭素検出器でも車においておくことなのかもしれませんが,現実的ではないのだろうなとも思い,なかなか完全に対処する妙案が思いつかないものです。


 今日のCS第1ステージでは,読売と横浜さんが戦いましたが,横浜さんが終盤に逆転し,見事読売狩りに成功しました。

 点がなかなか入らない接戦だったと思いますが,筒香さんが主砲としての力を存分に発揮して,ここぞというところでホームランを打ってくれました。
 ずいぶん前に横浜スタジアムまで阪神戦を見に行った時,筒香さんはスタメンではなく代打でしたが,その頃からよく飛ばすなという大砲としての片鱗を見せていました。
 ですが,当時の私は,正直言ってここまでの打者になるとは想像していませんでした。
 今ではリーグを代表する主砲に成長し,阪神としてはうらやましい限りだと思います。
 そして,筒香さんを見ていると,主砲というのは自前で育ててこそ安定できると改めて思いますし,やはり外国人を場当たり的にとってくるという阪神のチーム方針は超変革しないといけないと思います。

 今日の試合では,東京ドームのホームアドバンテージとでもいうべきか,二塁塁審が二塁への送球を全く見ていなかったなど,読売は環境的にもアシストを受けていたのですが,それでも勝てなかったというのは横浜さんが強かったというべきでしょう。

 澤村さんは,シーズン中から危ないところが多かったですが,こういう試合でやらかしてしまうところを見てしまうと明日の試合では使いづらいと思ってしまいます。
 澤村さんは,基本的によい投手だと思うのですが,ここぞというところでやらかすところが散見されるので,そこが数字を残しているのに評価を落としてしまっているところでしょう。
 阪神の打者のように,数字を残していても,ここぞというところで決められなければ打てないという評価になってしまうのと同じだと思いますし,プロの舞台で戦う難しさだと思います。

 明日も横浜さんが勝てばファイナルステージ進出ということで,個人的には横浜さんに勝ってもらいたいです。
 そうしたら,ファイナルステージは広島さん対横浜さんという,数年前であれば5位対6位というカードであったはずなのに,それが頂点を決める戦いになるという何ともいえない思いを持ってしまうところです。
 ただ,どういおうと阪神は彼らより弱かったのですし,今は阪神はCSを見上げるばかりです。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:25
2016.10.05 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,小学館発行の小学二年生という雑誌が休刊するというものがあったので,取り上げてみました。

 小学二年生は,部数の低迷などから12月発売の2017年2・3月合併号で休刊するとのことです。
 小学三年生から小学六年生までは既に休刊しているそうで,最終的には小学一年生のみが残るのみとなるそうです。
 1922年に小学五年生と小学六年生を創刊し,学年別学習雑誌の先駆けとして1925年までに小学一年生から小学四年生までを相次いで刊行したとのことでした。
 1973年には小学三年生が103万部を記録したそうです。
 しかし,少子化や小学生のニーズの多様化などから,発行部数が減少し,小学五年生が2010年3月号,小学六年生が2010年2・3月号で休刊し,2012年には小学三年生と小学四年生が相次いで休刊したとのことでした。

 この記事を見ていて,残念であると思うとともに,時代なのかなとも思いました。
 昔,私が小学校に上がる時代,この雑誌を読めるのはその学年のみであると考えており,私の周りの子供達もみな親から買い与えられて読んでいました。
 当時載っていたのは,ドラえもん,あさりちゃん,のんきくんなどの逆漫画が中心だったと思われ,特にドラえもんとあさりちゃんは別の学年の雑誌にも同時に掲載されていて,あの当時から子供心にたくさん仕事をしている人もいるものだと感心したものです。
 当時,学年ごとの雑誌のほかテレビくん等の雑誌もあったもので,そういった中からどれを買ってもらうか悩んだ挙げ句に小学一年生を買ってもらったという記憶もあります。
 また,小遣いを数ヶ月分貯めて誕生日プレゼントとして購入したはいいものの,親も発売日に小学二年生を買ってきて二冊もどうするのだと喧嘩になったということも覚えています。
 そのくらいこの雑誌を買っていましたし,当時は楽しみにもしていました。
 ただ,私の記憶では,小学二年生までは買っていた記憶もあるのですが,それ以降はあまり読んだ記憶がなく,おそらくその辺りから私はねだることも止めてしまったのかもしれません。
 おそらく,それは友達と遊びに行ったり,テレビゲームがあったりして,別の楽しいことができてしまったからなのでしょう。

 最近は,少子化のほか,インターネットにより情報ソースの多様化等もありますし,さらに遊びの多様化ということで雑誌から情報を得るという遊びをそこまで重要視しない時代になったのかなとも思いました。
 そう考えると,時代が変わったのだと思いますし,やむを得ないといえばそうなのですが,あの当時に当たり前にあったものがなくなるのは何となく寂しさがあります。
 おそらく小学一年生は,入学節目の雑誌であり,幼稚園から小学校に上がるという成長の自覚の問題もあるでしょうから,少子化による部数の問題はあれ,少なくとも入学特別号に関しては残るのだろうなと思います。
 とはいえ,それを一年購読する人はもしかしたらあまり多くはないのかもしれないなとも同時に思いました。
 最近はテレビも見る人が減り,このような皆が読む共通の雑誌も減りますが,おそらく私が想像もしていない共通の話題というのはやはり何かあったりするのでしょう。


 阪神の金本監督が,今年伸びた選手として,岩貞さん,青柳さん,高山さん,北條さん,原口さんを挙げました。
 このうち,岩貞さんは,去年と打って変わって安定感がすばらしく,何度も行っているとおり能見さんの跡を継ぐ左のエースになりうる人材だと思います。
 高山さんは,天性のバットコントロールで打率を量産し,マートンさんの穴をほぼ埋めてくれました。
 原口さんは,捕手としての活躍は今後に期待ではありますが,一方で打撃についてはこれまで眠っていたものが開花して城島さんを彷彿させるだけの人材であると思わされました。

 今年はこういった若い選手の台頭に恵まれ,本来であればもっと下の順位に甘んじていたところで何とか4位で持ちこたえたと思っています。
 素材からいえば,本当は江越さんや横田さんが出てきてほしかったですし,陽川さんや板山さんなどももっとできると思っていたのですが,来年以降に期待するしかないでしょう。
 個人的には,板山さんと中谷さんがもっと基礎トレーニングを積んでくれれば来年かなり期待できる戦力になるのではと大いに期待しております。

 原口さんの処遇については,捕手からのコンバートも視野に入れているようですが,まずは捕手として修練させるべきかと思います。
 確かに坂本さんは想像以上に実働に耐えられると思いますが,一方で原口さんがマスクを被った試合の完封勝利の数を見れば,捕手としての適性はそれなりにあるだろうと思っています。
 圧倒的に経験の問題であるならば,原口さんの秋季キャンプの課題は捕手として起用し続けることができるかをテストすることではないかと思います。
 もちろん,終盤はかなり研究されて打撃に苦労していたことを考えれば,それを克服することも必要でしょうが,それよりも捕手としてのじつりょくを磨く方向でトレーニングをさせることがまずは大事なように思えます。

 これからCSを迎えるわけですが,阪神が出場しないので,若干テンションが落ちています。
 もちろん始まればそれなりに楽しめると思うのですが,それでもひいきのチームでないというのはやはり大きな要因であることは否定できません。
 来年のこの時期に同じ思いを抱えていなければいいと心から願います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:59
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国の北京に空気清浄機の塔が登場したというものがあったので取り上げてみました。

 北京といえば大気汚染問題が非常に深刻で,最近はほとんど取り上げられなくなったものの,今も解消の見込みがないと聞いております。
 特に,10月1日からは国慶節の大型連休で,北京のPM2.5の数値も跳ね上がり,重度汚染警報が続いているそうです。
 そのような北京に,世界最大をうたう空気清浄機の塔が建設されたということでした。
 これは,オランダのデザイナーと中国政府の環境保護部門が協力して建設したもので,高さは7メートル,エコエネルギーを使って1時間当たり3万立方メートルの空気を吸い込み,塔周辺の大気を浄化できるとのことです。
 今後,国内を巡回する予定とのことです。

 この塔に対しては,北京内でも焼け石に水という批判が出ているそうですが,まさかこれに実効的な効果を期待しているわけではないでしょうし,環境について気にしているというパフォーマンスの一部でしょうから,これをもって国家として対策をとる気がないと考えるのは早計でしょう。
 ただ,この空気清浄機自体,おそらく役に立つことはないと思われ,パフォーマンスしようと思った以上の効果が挙げられるのだろうかといささか疑問に思ってしまいます。

 写真を見る限り結構大きな空気清浄機なのですが,これを稼働させていた場合にどのくらいでフィルターは目が詰まってしまうのでしょうか。
 空気環境の汚れ,空気清浄機自体の大きさ,稼働時間を考えると,おそらくかなり早くフィルターの目が詰まってしまうと思うのですが,その交換もこれだけ大きいと一苦労でしょう。
 また,フィルターも専用のものが必要でしょうが,そんなに大きなフィルターを適宜交換するとすれば費用がかかりすぎて,おそらく結局はほとんど交換せずに運用して,実効的な効果も挙げられないという顛末になるように思われます。

 このような実効性の薄そうなものを作るのに,おそらく空気清浄機のもたらず清浄作用以上に環境を汚染してできあがったように思われ,その意味でも何だかなというように思っています。
 まあ,パフォーマンスとしてはおもしろい試みだと思うので,いつまで運用が続くか分からないとしても私のような者が取り上げて世界中に伝播するとすればある意味当局の思うつぼだったのだろうと思いました。


 阪神の来季首脳陣ですが,濱中さんが1軍打撃コーチから2軍打撃コーチに,平野さんが代わりに1軍打撃コーチに代わるというものを見ました。

 これを見ていて,濱中さんが今季役に立たなかったかと思いましたが,それなりに活躍はしていたように思われるものの,打撃コーチがたくさんいますから,年齢面から行っても若干影が薄かったかと思いました。
 濱中さんは,現役時代,打撃はうねり打法を指導されて将来の主砲と目される活躍をしていましたが,その矢先に怪我で苦しめられて活躍できませんでした。
 そんな苦労した彼だからこそ,苦労を知った上で若手打者育成に活躍してもらう方が適材適所に思われ,個人的には2軍打撃コーチになることは賛成です。
 阪神2軍の当面の課題は,まず江越さんを勝負できるレベルまで育成することだと思いますから,濱中さんはその任務を負ってこれから2軍で腕を振るってもらいたいと思います。

 平野さんが1軍打撃コーチになりますが,現役時代の平野さんはそれなりに安定感のある打撃があった印象はあるものの,どちらかというと内外野ともに守備をこなす人という感じでそこまで打撃が突出していたという印象はありません。
 そう思って改めて数字を見返すと,3割5分も打率を誇っていた年もあり,トータルで2割7分9厘という打率はすばらしいですが,やはり強打者というよりも巧打者というイメージです。
 平野さんのどのような部分を見込んで1軍打撃コーチに採用したのかは分かりませんが,活躍に期待したいと思います。

 ただ,今日の人事のニュースを見ていて,問題は濱中さんと平野さんの人事の問題ではなく,今季あれだけ投手起用のミスを繰り返す発端となった矢野さんと香田さんの人事を動かすべきだったとつくづく思います。
 矢野さんは,作戦兼バッテリーコーチですが,元々捕手として非凡な才覚を持っていた方であり,今年の投手起用の問題を鑑みれば,いっそバッテリーコーチに専念してもらえないだろうかと思います。
 また,香田さんについては,残念ながら別の方と交代して頂いた方がいいのではないかと思っています。
 今季は継投ミス,特に回跨ぎ,連投でどれだけの試合を落とし,選手を怪我に追い込んだのか,その責任は非常に重大です。
 もちろん,最終的に監督が責任をとるべきですが,それでも金本監督はコーチ経験もなかったのですからある程度はコーチの考えにゆだねざるを得なかったと思います。
 特に,金本監督は野手出身ですから,投手起用については投手コーチの責任が非常に重かったというべきでしょう。
 それゆえに,投手起用ミスで落とした10敗以上の責任は首脳陣の誰かがとるべきであると思います。
 たらればですが,その10敗以上がなければ今頃CS進出していたでしょうし,やはり投手コーチには責任をとってもらうべきと思います。
 そして,来季に向けて,もっと投手起用のできる人を連れてくることが人事として本来行うべきことだと思いました。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,市の発電所の電線が盗まれたというものがあったので,取り上げてみました。

 盗まれたのは市の敷地に太陽光パネル8224枚を設定して稼働させていた発電所からで,出力規模は約1.4メガワットで,東京の新電力事業者に売電して1日平均約19万円に収入を得ていたということでした。
 この施設は高さ約1.8メートルのフェンスで囲まれているものの,入り口の南京錠が切断されていたそうです。
 発電した電流を家庭用に返還する機械とソーラーパネルを繋ぐ電線が約100メートルにわたって48本,総延長3918メートル分盗まれたということでした。
 銅製の電線で,約2トン,約370万円相当とのことです。
 補修委託業者は,異常発生を通報する監視システムを導入していたものの,気づかなかったということでした。
 初めに気づいたのは市の職員で,庁舎1階のロビーのモニターで発電量がゼロになっていたからだったそうです。発電が止まっていてから1週間後に気づいたということでした。

 電線が盗まれるケースはこれまでよく見てきましたが,これだけの規模のものを盗むとなれば相当大がかりですし,人数や車等の道具も非常にたくさん必要になりますから,通常は犯行に相当時間のかかるタイプの事件だと思います。
 それだけに,犯人側としては,なるべく人目につかない時間を選んだり,人通りが少ないという立地を選んだりするのでしょうが,おそらく太陽光パネルを設置するという遊休地はあまり人通りの多いところではなかったのだろうと想像しました。
 それだけに警報装置等の問題が大きいと思いますが,犯人側としてはこれをうまくくぐり抜けたのでしょうか,それとも補修委託業者の方が怠業故に気づかなかったのでしょうか,どちらなのかはよく分かりません。
 ただ,一ついえるのは,補修委託業者が1週間も気づかなかったというのは,さすがに委託を受けた仕事に対して関心がなさすぎな気もします。
 おそらく,業者側にも発電量等の情報が行っていたりするのでしょうが,そういうものにはあまり関心を払っていなかったのでしょうし,犯行時に問題があったかは不明なもののその後の経過を見ているとこの業者が本当になすべき仕事をしていたのか,検証する必要がありそうです。

 また,市の方もおそらく太陽光発電にあまり関心がなかったのではないでしょうか。
 担当の課などはあったと思うのですが,確かに基本的には委託業者との折衝くらいなもので,あまり関心を持ってやるべきことも多くなかったでしょう。
 しかし,それにしても庁舎にはそれなりの人数勤務していながら庁舎のモニターにも関心がなかったということで,1週間経っても一人だけしか見ていなかったというのですから,さすがに関心がなさすぎな気もしました。
 私も最近いろんな役所で太陽光発電の状況のグラフなどのモニターが設置されているのを目にしますが,果たして誰がこれを見ているのだろうと毎回思っていたものの,今回の件で誰もあまり関心がないことがよく分かりました。
 今回は犯行発覚の端緒となったので,モニターに意味がないというのは難しいかもしれませんが,一般論としては最近色々なところで目撃するあのモニターは大半が要らないということがよく分かりました。
 企業が設置するのはPRなどの意味があってよいと思うのですが,役所のものは税金を使っているわけですし,ああいった無意味なものの導入は控えてもらいたいものだと思いました。


 阪神の今シーズンの野球はすべて終了しました。
 最後は7連勝で終わり,これがもっと早くできていたらどれだけいい運びができたのだろうかとしみじみ思いました。

 最後の最後は読売狩り完了ということで,岩貞さんもいい仕事をしましたし,打つべき人もよく活躍してくれました。
 また,福原さんの最終登板は感慨深く,そこから安藤さんに投手交代したシーンは去年あんなに何度も見たのにこれっきりかと思うと切ない気持ちになりました。
 福原さんの最終登板で泣いていた人が多かったですが,個人的には福留さんがそうだったのが印象的でした。
 福留さんは,途中から阪神に加わった選手で,古参ではないですが,それでも福留さんと年齢が近く,付き合いがあったのだろうなと想像しました。
 また,福留さんは,外野手がへまをすると本気で怒って指導しているというシーンをこれまで何度も見たことがありますが,そういう風にチームのために怒ったり泣いたりできる情の深い人だからこそ福原さんに対してもそうだったのだろうと思ったりしました。
 とりあえず,本当にお疲れ様という気持ちです。

 今日は戦力外の選手が発表され,とりあえず9人が告げられました。
 今後のドラフト等の状況を見てさらに追加される予定とのことです。
 今回の戦力外の中には,鶴さんや二神さんのような戦力として長く期待されながら二軍からなかなかあがれなかった選手,岩本さんのように毎年オープン戦までは主戦力になるといわれていたのに結局シーズンでは見なかった選手などが挙げられていましたが,私は一時期中継ぎの左の1枚として活躍していた筒井さんが非常に寂しい限りです。
 筒井さんは現役続行希望ということですが,左の中継ぎは貴重ですから,トライアウト等のでき次第ではまだまだあり得るかもしれません。
 また,今回のラインナップの中では,二神さんは,今季の二軍戦後半こそ点をとられていたものの,それまではなかなかよい数字を残していましたし,左の中継ぎがほしい球団などは魅力を感じる選手であるように思われます。
 できれば次のステージで活躍してもらいたいところですが,とりあえずお疲れ様でしたといわせて頂きます。

 ゴメスさんは契約打ち切りの話は出ているものの,安定して20本ホームランの打てる選手は今の阪神には貴重だと思うので,まだ様子見のために残しておいてもいいのではないかと思います。
 ただし,もしもFAの糸井さんが獲得できたならば,おそらく福留さんがファーストにコンバートすると思われ,そうなるとゴメスさんは代打となってしまいますから,出番がないかもしれません。
 打撃だけでなく守備も問題が見受けられる鳥谷さんに変わってサードを守れる強打の外国人選手がいればその人に任せたいのですが,なかなかそんな簡単に需要が埋まるとは思えません。

 外国人選手といえば,来季も当然いて頂くべきメッセンジャーさんですが,今日帰国する際に来季の開幕投手も自分であるべきと言い残していったという記事を見ました。
 私も今シーズンの活躍ぶりをトータルで見るとメッセンジャーさんしかいないと思っていますし,このように自発的にエースは自分だと述べ,実力も伴っている選手は頼もしいというほかありません。
 今シーズンは12勝11敗防御率3.01と,活躍はしたものの満足行く結果ではなかったと思いますので,来季は大活躍を期待しております。


 また思いついたら書きます。ではでは。

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