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 こんばんは。


 阪神は昨日敗戦し、読売とヤクルトさんが勝利したため、一気に3位に転落しました。

 振り返ると、後半戦になってまあまあ勝てていたとは思っていたものの、最近は先発西さんがうまくいっていなかったり、打線が機能しなかったりと問題が多く見受けられていました。
 にもかかわらず、不調の選手を出し続けて、結果は予想通りというのが多く見られ、ネット上でも采配について疑問が呈されることを多く見かけるようになりました。

 個人的に見ている限りでは、打線は水物なだけに打線がうまく機能しないことは必ずしも続くものかと思う部分はあるものの、長期的に不調に陥っている選手についてまで打線が水物という言葉で評価を濁すことは違うようにも思いました。
 また、投手については、打撃と違って悪い部分については投げているうちに改善されるというように考えるのはやや安直ではというようにも思うこともあります。
 普段であれば、悪いたびにチームの形をころころ変えることは選手への影響もありますし、首脳陣はどっしり構えて決まったチームの形で勝負してほしいと思うものの、首位転落という状況に至ったのにそれを貫くことはこの悪い状況が続くことになってしまうのではと危惧しています。
 首位陥落からまだ時間が経っていない今であればまだ首位を奪還することも可能でしょうし、ここは組み替えをしてもらえないかと希望します。

 具体的には、不調な選手を大胆に起用を諦め、好調の選手を起用することを念頭に置くべきと思います。
 その筆頭として考えるべきは、大山さんと佐藤さん、糸原さんかと思います。
 この3名、特に最近の佐藤さんは明らかに相手チームにうまく対応されてしまっています。また、新人ゆえに疲れもあるでしょうし、変な意識を持ってしまう前に一度試合から遠ざけるをとった方がよいと思います。
 大山さんについては、チームの主軸として期待する以上は使い続けることは理解できるものの、糸原さんについてはやはり調整を入れるべきと思います。

 また、投手については、西さんと藤浪さんについてよく考える必要があろうかと思います。
 藤浪さんに期待することはわかりますが、前回からさほど改善したと見受けられないのに突如1軍先発で起用したりと、正直言ってこの辺りは首脳陣に不信感を持ちます。首位陥落という極めて問題の状況なのですから、復活を信じるとかいう主観的な理由で起用を検討するのではなく、短期的視点でどうやったら勝ちを積み重ねることができるのかという視点で起用方法を考え直してもらいたいです。そうすれば、調子の良し悪しにあわせて中継ぎで起用するというのがよいように思うのですが、どうなのでしょうか。
 また、西さんはエースですから、柱としていてもらいたいものの、これだけ不振であるならば、これからのラストスパートのために一度きちんと調整させた方がよいように思うわけです。

 2軍で腐ってしまっていたマルテさんが起爆剤になり得る存在なのですから、にもかかわらず後半戦で未だ1軍に呼んでいないのは首脳陣はどのように考えていたのかと思うところです。
 ポジション的に他の外国人助っ人と両立が難しかったのでしょうが、それでもこれだけ負けが込んでいるのにそれはないだろうと思うところは大いにあります。
 アルカンタラさんを降格させましたので、マルテさんが昇格する見込みだと思うのですが、そうすると誰とマルテさんを交代させるつもりなのかは見所だろうと思います。

 一方、アルカンタラさんについては心配です。
 先発としてそこまで悪いというほどではなかったにもかかわらず、中継ぎに転向させられ、その後2軍降格ですから、アルカンタラさんは心中穏やかではないのではと思うところです。
 アルカンタラさんも重要な戦力だと思っているものの、その起用方法についてもう少し首脳陣には配慮してもらいたいものです。

 その他、後半戦に入って及川さんが打たれている場面を見かけますが、この辺りの起用方法等をどう考えているのかも気になります。
 せっかくの優秀な素材を起用方法の問題で成長に影響を与えてしまうのは不安を感じます。

 色々と書いてみたものの、個人的には他のチーム事情もそこまでよいとは思っていないので、ひとまず短期的視点での勝利にこだわって首位を奪還することがこの緊急事態における重要な点ではないかと強く思います。
 おそらく首脳陣は今頭を悩ませているところかとは思いますが、とにかく明日の青柳さんで勝てなければずるずる敗戦を引きずる可能性が高いかと思いますので、必ず勝ってもらいたいです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:32
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 今日のニュースを見ていたら、市役所職員が懲戒処分を受けたというものがあったので、取り上げてみました。

 この職員は、市民からカーブミラーの設置を要望され、その設置に向けた事務を独断で進めました。
 そして、この職員は、市民に対して設置できる旨の説明を繰り返したものの、同僚が現場を確認したら設置優先度が低い場所であったことがわかりました。
 そのため、市民に対して設置できない謝罪をすることとなったのですが、この職員は、謝罪代行業者を2万5000円で依頼して、自分の上司になりすまさせて謝罪させました。
 しかし、この謝罪を市民が不審に思ったということで、市役所に問い合わせられたところで偽上司であることが発覚したということでした。
 その結果、この職員は減給3ヶ月、10分の1の懲戒処分を受けたということでした。

 まず、この件の根源にあるのは問題のあった職員の安請け合いだったと思います。
 市民が困っているからカーブミラーを付けてあげたいと思ったことは理解できるところですが、財源には限りがありますし、この職員には決裁権限までないのでしょうから、設置できるなどと断定的な表現を使わずに決裁権限のある者らと協議してから回答すべきだったということかと思います。
 そこでの回答は、悪名高き「前向きに検討します」という官僚答弁になるのかもしれませんが、それでも思わせぶりな発言でその気にさせてしまうよりは歯切れの悪い言葉の方がよかったのだろうと思います。
 この職員がこのような対応をすることになった経緯については明らかにした上で、再発防止に努めてもらうべきことかと思います。

 その上で、謝罪代行業者ですが、私はそのような業者について聞いたことはなかったものの、何でも屋さんのような方が対応したのでしょうか。
 ただ、謝罪した際に市民にあっさり看破されてしまったわけですから、あまり上手ではなかったということだったのでしょうか。
 もしかしたら、例えば市民側が上司の名刺を徴求したかもしれず、そうしたらさすがに名刺までは偽造できずに発覚してしまったのかもしれませんが、状況は不明にしてもどうやらあまり役には立たなかったということだったのでしょう。
 その辺りの状況がもう少し知りたいところではありますが、おそらく追加の記事は出てこないのだろうと思います。
 とりあえず、世の中にはいろいろな仕事をしている人がいるものだと改めて思わされました。


 今日の阪神ですが、投打がうまくかみ合って気持ちよく試合を見ていられる勝利を挙げてくれました。

 投げる方は、久しぶりの先発ガンケルさんが6回3分の1を6安打2失点にまとめてくれました。
 ガンケルさんは、再入国後のぶっつけ本番だったということでしたが、これだけ安定感のある投球を見せてくれたのであれば今後もローテーションを守っていってもらいたいと心から思うところです。

 打つ方では。近本さんの先頭打者ホームランに始まり、その後も近本さんが打って猛打賞、サンズさんのホームラン、佐藤さんの犠牲フライなど、大変安心してみていられました。
 近本さんはスリーベースが打てなかったためにサイクルヒットこそ逃したものの、これだけ活躍してくれたのであればいうことはありません。
 また、中野さんは、21個目の盗塁を決め、盗塁ランキングでは首位を走っており、こちらも期待感を強く持てます。

 今日はそのような感じで気持ちよく見ていられるいい試合だったと思いました。
 昨日は阪神が惨敗し、読売が勝ったためにゲーム差が1に詰まってきていましたが、今日は阪神が快勝しただけでなく読売が負けましたので、差がまた2に広がりました。
 そのような事情も相まって、今日はなかなか気分のよい日になったと思います。

 ちなみに、藤浪さんが2軍戦で7回1失点12奪三振と好投を見せてくれたそうです。
 正直言って、藤浪さんは2軍ではもはややることはないとは思いますが、藤浪さんの課題は2軍で活躍できることではなく、一度崩れ始めたときにそれにいかに対処するかという点であると思います。
 そのため、藤浪さんについては、フォームを固め、制球を安定させる、もしくは崩れた際にリカバーできるような態勢をいかに整えるかが問題であり、そのめどが付けば1軍中継ぎで試行錯誤させるのがよいのではないかと思っています。
 私自身は藤浪さんに対して大いに期待しているので、ここからまた1軍マウンドで見られる日を楽しみにしています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:45
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 今日のニュースを見ていたら、コンビニ強盗が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。

 男は、自宅近くのコンビニで、レジにいた男性店長に対して火の付いたライターを向けて、火を付けるぞ、金を出せなどと脅して現金を奪おうとしたということでした。
 店長は、バックヤードに逃げ込んだため怪我はなく、店内にいた客数人も全員退避したということでした。
 その後、店側の通報を受けて警察官が駆けつけましたが、男は警察官に対しても火の付いたライターを近づけたということで、公務執行妨害で逮捕されました。
 そして、その後強盗未遂で再逮捕されたということでした。

 記事を見ていて、まず男は強盗するにしてもなぜライターだけしか凶器な行おうとしたのか、そこがよくわかりません。
 もちろん火はそれだけで脅威になり得るものですし、これが威力として弱いとまではいうつもりはありませんが、これで脅迫に従ってもらえるのか、制圧されそうなときに抵抗できるのかといえば難しいように思います。
 ライターなど、動きや向きによっては火が容易に消えてしまうこともありますし、そういうところも含めて犯行計画を練っていたのか、その辺りがよくわかりません。
 また、店長がバックヤードに逃げたにもかかわらず、警察がやってきて逮捕できるくらい逃げ足も遅かったように思われ、その点もこうなったらこうしようというシミュレーションが足りなさすぎるように思いました。
 さらに、やってきた警察に対して、火の付いたライターを示して逃げ切れると思ったのでしょうか。この点についても、非常に考えが甘かったのではないかと思いました。
 そのため、この件を総じて見るに、男は何を考えて今回の犯行に及んだのかがいまいち見えてこないように思われ、その点が大変疑問に感じるところです。

 ところで、今回の件について強盗未遂罪で再逮捕されていますが、これは強盗なのかそれとも恐喝なのかが気になります。
 強盗と恐喝は、似たようなものではありますが、法定刑が大きく異なるため、どちらに該当するかは死活問題です。
 その違いは、犯行の際に行った暴行脅迫行為が反抗を抑圧するに足りる程度なのかどうかという点です。
 本件では、ライターの火というレベルなので、これが果たして反抗を抑圧するに足りる暴行脅迫なのだろうかと思ったのです。
 男は、店に放火すると脅迫していましたから、放火となれば反抗を抑圧するに足りる行為というべきなのかもしれないと思いつつ、やはり火の付いたライターを向けるという行為単体で見るとこれが反抗を抑圧するに足りるといえるものかというのは悩ましいところです。
 この点の続報については関心を持ってみてみたいと思います。


 今日の阪神ですが、投打がかみ合って安心してみていられました。

 投げる方ですが、青柳さんが7回2失点の好投で10勝目を挙げました。
 今日の青柳さんは制球がいまいちなところもあったのですが、それでも粘りのある投球で、2失点にまとめてくれたと思います。
 こうしてあまり調子がよくない時でもそれなりにまとめてくれるのがエースの資格だと思いますので、今の阪神は青柳さんと秋山さんの2枚看板が本当に頼りになると思います。

 打つ方は、相変わらず好調のロハスさん、木浪さんに加えて、サンズさん大山さんも打ってくれまして、今日の打線については収穫が非常に多かったと思います。
 マルテさんの昇格が問題になっているところで、個人的にはマルテさんは読売に対して強いですから上がってきてほしいと思うものの、ロハスさんを落とすことは全く考えられません。本当にロハスさんがここまでできるようになるとは思っておらず、前半戦の私の見る目のなさを改めて反省するばかりです。
 木浪さんも非常に状態がいいと思いますので、現時点では糸原さんを戻す理由は見当たらないと思います。調子の問題もありますから、ずっとこのままということはいえませんが、それでもこうして調子がよい木浪さんを今使わない理由はないと思います。

 今日は読売も勝ちましたので、ゲーム差は変わらずですが、それでもこうして安心してみられる試合をしてくれるとまだまだ首位を奪われないのではと思ったりもしています。
 明日は伊藤さんですから、また勝ってくれるものと強く期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:02
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 今日のニュースを見ていたら、南アフリカで、テストを受けないようにするため高校に放火したというものがあったので、取り上げてみました。

 放火されたのは高校の講堂の舞台周辺ということで、幸運にも火災は舞台だけで鎮火されたということでした。
 しかし、プロジェクターやスクリーン等が焼損してしまい、被害総額は約290万円ということでした。
 これによって、予定されていた卒業模擬試験は中止され、翌日炎天下の校庭で実施されたということでした。
 学校の理事会は直ちに調査に乗り出し、今のところ生徒6人が関与していると突き止めているそうです。
 この放火による修繕費用は政府から出せず、学校が修繕費を出すものということですが、修繕費用がないということで、保護者らからは苦情が出ているということです。

 昔学校行事の中で自分にとって嫌なものが中止になってほしいと願った人は多かったと思いますが、そんな中によくその行事の直前の夜に学校に隕石でも落ちてくれたらなどと考えた人も少なくないように思います。
 今回の事件は、それを体現したものということで、多くの人たちが思うだけでやめておくところを随分行動力があるように見えました。
 ですが、それは多くの人たちが常識や法律等によって行動抑制すべきところを乗り越えてしまったわけで、その原因は何だったのかはよく追及しなければならないでしょう。
 今回の犯人は複数のようですが、そうすると仲間内で盛り上がって群集心理のような状態になってしまったのかもしれません。こればかりは続報がないと何ともいえませんが、いずれにせよ再発防止のために色々と考えないといけない事件であろうと思います。

 しかし、試験が嫌だとして放火したにもかかわらず、結局翌日炎天下の校庭で行うこととなったわけで、総じて見ると事態が悪化しただけで終わってしまったわけです。
 犯行を行った生徒たちは自分の行為の先の未来についてあまり考えなかったのだろうと想像しますが、それにしてもあらゆる部分で責任を追及されるだけでなくテストも回避できなかったということであり、最終的に放火は何ら意味のない行為に終わってしまったこととなります。
 世の中というものは得てしてそういうものなのかもしれず、ある意味いろいろなところでの教訓めいたものを感じます。


 今日の阪神ですが、秋山さんを含めた投手陣の好投とロハスさんらの打撃で連敗を止められました。

 秋山さんですが、7回4安打無失点と大変素晴らしい投球でした。やはり安定感が高く、低めにうまく集めていましたから、多少甘めに行くことがあってもヒットにはなりませんでした。
 今や青柳さんと並んで両看板となっている投手だと思います。
 そして、岩崎さん、スアレスさんと3者凡退の盤石の投手リレーを見せてくれまして、本当にこの辺りの選手はいずれも安定感があります。
 振り返ってみれば、ピンチは初回くらいで、それ以降は安心してみていられましたし、このところ負けた試合のうちいくつかを振り返ると投手の出来が試合を左右するものだとしみじみ感じさせられます。

 打つ方は、ロハスさんが、前半戦の不振が嘘のように活躍してくれており、最近のロハスさんはまさに優良外国人と呼ぶにふさわしい活躍だと思います。
 これでマルテさんが来てくれるならばかなり強くなりそうですが、そうなると調子的に考えて代わりに落とすべきは大山さんとなってしまいそうです。ただ、大山さんは使い続けてほしい選手でもあり、個人的には長い目で見たいところではあります。
 むしろ、サンズさんは一度休ませる必要があるように見えたので、サンズさんとマルテさんを交代するのが戦略的にはいいように思いました。
 糸原さんについては、今日スタメンから落とした英断が奏功したと思われ、一度様子を見てから復帰を考えてもらいたいところです。

 このところの出来を振り返るに、阪神は3連敗したものの、比較的よく勝てている方だと思います。
 問題は、藤浪さんと西さんの出来だと思われますが、うち藤浪さんの次の先発の機会がどうなるかはわからないものの、西さんはローテーションメンバーなので、近々また登板することです。
 西さんは非常によい投手なのですが、今季の西さんはどうにもよろしくなく、困ったものです。
 西さんをうまく立ち回らせないと、読売やヤクルトさんに逆転されてしまいかねず、この点が最近非常に気になっています。
 もちろん、西さんの出来だけでなく、守備に足を引っ張られた部分もありますから、勝ちが付かないことが西さんだけの責任ではないことはよく理解しているのですが、それでも今季の西さんはエースらしくない成績になってしまっていることは事実です。
 この点、チームも苦慮しているのだろうと思いますが、今後どのように対策を打つのか見ていきたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:38
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 今年の夏の甲子園大会は、オリンピックで開催が遅れただけでなく、雨で順延が続いております。
 明日の天気予報も雨であり、明日も数試合順延する可能性が出てきました。

 今年の甲子園大会については、コロナ関連で辞退する学校があるだけでなく、雨で思うとおりに進まず、滞在費用に窮したり、毎回朝早くから準備しているのに出番が来なくて大変な思いをしている人たちが多い状態になっています。
 これまでここまで開催に難渋した甲子園大会があったのかは私もよくわかりませんが、いずれにせよ今回の大会はこれまでの大会では想像していなかったような多くの課題に突き当たったことは明らかだと思います。

 甲子園球場は今後プロ野球で使用する予定ですから、後ろの予定は決まっているわけですが、そうすると雨天順延をするとしてもこのような天気が続くのであれば、そのうち決勝までの予定が埋まらなくなってしまうのではないかと危惧されるところです。
 今のところの予定では、決勝が29日で、準決勝がその前日ということで、一応準決勝と決勝の日が分かれているのですが、明日も順延となってしまえばその予定も叶わなくなってしまうかもしれません。
 そればかりか、まだ1試合もしていない学校があったりしていて、最悪予定を消化できない状態になったとしても、せっかく地方大会を勝ち上がっていったのに1試合もできずに終わってしまうなどあってはならない事態ではないかと思います。

 甲子園は聖地ですから、別の会場で大会を行うことは考えがたいことは重々承知しているものの、例年猛暑での野球が適切かという問題も出ていますし、今回は天候に左右されて日程消化もままならずに多くの関係者の予定を混乱させていますから、どこかで折り合いを付けるべき時期が来たのかもしれないとも思います。
 どこかのドーム球場で大会を開催できることがもっとも予定通りに進めやすいこととはなろうかと思いますが、これに賛同してくれる人は果たしてどれだけいるものでしょうか。
 甲子園がドーム化すればと思うこともあるものの、個人的には甲子園のドーム化は考えがたいようにも思います。とはいえ、こういった考え方が物事を前に進めないものなのかとも思ったりしていて、何とも難しい問題です。


 今日の阪神ですが、残念ながら昨日まで不安に思っていた藤浪さんが先発としての仕事を果たしきれませんでした。
 藤浪さんは、初回に失点したものの、その後持ち直していましたから何とか行くかと期待しました。
 ですが、最終的にはさらに2失点したところで5回持たずということで降板しました。
 藤浪さんのストレートは相変わらず相当速度は出ていましたし、決して最悪な状態ではなかったと思うものの、総じて見れば大体こんな感じなのかと妙に納得してしまい、その点が逆に非常に残念にも思いました。
 ただ、今日は悪すぎるとも思えず、今日の投球であればまだチャンスが回ってきてもいいのかとも思います。
 とはいえ、近々ガンケルさんと高橋さんがやってくる感じですし、もう出番はないかもしれません。

 今日は打線も湿りがちで、特に糸原さんと大山さんがよくなかったと思います。
 佐藤さんのホームランが見られたから、最悪ではなかったと思うものの、やはり打線の中軸が機能しないと勝てないものかと再確認できたというべきでしょう。
 打線は水物ですから、明日以降また打ってくれればいいのですが、困ったものです。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:39
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 今日のニュースを見ていたら、大盛りチャレンジに失敗した男が食い逃げをして逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 男は、制限時間30分以内に大盛りカツ丼を食べるという企画に挑戦しました。
 カツ丼は5人前の量があり、30分以内に完食すれば無料、現金1万円を獲得できるものの、失敗した場合には代金3000円を支払わねばならないというものでした。
 男は、挑戦に失敗し、会計時に車から財布をとってくると従業員に伝えたまま店を出て戻らなかったということでした。
 男は、詐欺で逮捕された後、容疑を認めたということで、逮捕時の男の所持金は0円だったということでした。

 動機を想像するに、金がないところでたくさん食事ができて、かつお金も手に入れられるならばよいと思ってチャレンジしたものの、失敗してしまったために逃げたというところでしょうか。
 お金がないにもかかわらず挑戦したということで詐欺罪が成立するように思われますが、もしも上記の想像通りの動機だったとすると悲しいというべきかそれともこうなる前に手を打たなかったことを問題だと思うべきかというところでしょうか。
 人それぞれに事情はあるでしょうし、想像だけで責めるべきではないとはいえ、犯罪は犯罪である以上は責任はとってもらわねばならないと思います。

 しかし、私も昔この手のチャレンジに挑戦し、なんとか成功したことはあったものの、食のつらさを実感してから二度と挑戦するまいと思ったものでした。
 最近入った店でこの手のチャレンジを見かけたことがありましたが、同じく30分で相当な量の食料を食べる必要があるというものでしたから、今の私には不可能だと思い、見なかったふりをしたものです。
 ただ、こういったチャレンジは今の時代に廃れていくものかと思っていたものですから、未だに実施している店を見るとなんとなく継続してほしいと思うところです。
 最近あまり見ないので、チャレンジする数が減っているのかどうかはわかりませんが、見ると懐かしい気持ちになります。


 今日の阪神ですが、伊藤さんとロハスさんのおかげで勝てました。

 伊藤さんについては、8回を98球で2失点ということで、大変優れた活躍をしてくれました。
 伊藤さんの持ち味である緩急で打ち気をそらしつつ、長いイニングを消化してくれまして、本当に頼りになる存在だとしみじみ思います。
 今季は西さんがあまりよくないので、伊藤さんがいなかったら阪神はどこまで勝てていたのかと思いますし、本当にありがたいと思います。

 また、スアレスさんは相変わらず安定感のある投球で、これぞ抑え投手と思って安心してみられました。

 打つ方は、ロハスさんが想像以上の活躍をしてくれまして勝利できました。
 ロハスさんを前半戦に見ていたときにはどうしてくれようかと思っており、マルテさんが後半戦に間に合わずにロハスさんを代役とすると言われたときには大丈夫かと心配になったものの、後半戦のロハスさんは今のところなかなかよいと思います。
 また、打線が点を取られた直後の8回に逆転し、これが今の阪神打線かと頼もしく思いました。

 昨日今日と勝利を積み重ねられたことはとてもうれしく思いますが、読売がぴったりとくっついてきているので、まったく安心ができないのが困ります。
 阪神は、後半戦が始まってから結構勝っているはずなのに、読売も勝ち続けているため、非常に緊張感があるところです。
 ここはなんとしても明日も勝たねばならないところですが、それは明日の藤浪さんの出来にかかっているというべきでしょう。
 これまで何度も藤浪さんについて言及していますから、今日は敢えてこれ以上は何も言うことはせず、黙って明日の藤浪さんの投球を楽しみにしたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:19
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 昨日甲子園とコロナ対策について若干触れましたが、今日のニュースを見ていたら、コロナ感染者が出た2校が辞退したというものがあったので、取り上げてみました。

 辞退した学校は、いずれもコロナ感染者が出てしまったために決断したということでした。
 うち、東北学院については、試合に出場することで当事者が特定される恐れがあるということで辞退を決断したということでした。

 コロナでの辞退についてはやむを得ない判断なのだろうとは思います。
 というのも、感染者が出てしまうと濃厚接触者にも広がる可能性があり、そこから相手チームにも広がってしまえばそれだけ大きな問題となってしまうからです。
 また、東北学院のように、選手1人が感染した場合、その選手が次の試合にベンチ入りすらしないとなれば、感染したという情報が公開されてしまうことになりますから、その選手を守ろうとした判断も頷けるものです。

 率直に、このような事態は予想できたものではあったものの、それでも選手たちにとっては残酷なものであり、心中察するにあまりあります。
 客観的に見れば妥当な判断だったとしても、これを目標に何年も費やしてきた子供たちにとってどれだけこの判断がつらいものであるのか、当人しかわからないものではあるものの、それでも悲しいことであると思います。

 そうであればこそ、いかにコロナ感染者を減らすべきかということにより苦心すべきであると思いますし、やはり昨日述べたような観客の関連については無観客を強く推したいと思います。
 観客の中には試合後に選手と接触する方もいるかもしれませんが、その方が観戦によって感染してしまった場合、それをきっかけに自ら応援していた学校が出場できなくなる可能性があるわけです。
 今回の辞退問題が残酷なものであると思えばこそ、やはり試合に直接関係するもの以外は厳格な対処をすべきであると思いますので、早急に無観客の判断をされるべきだと思います。


 今日の阪神ですが、佐藤さんの2本のホームランと青柳さんの6回2失点の活躍により勝利しました。

 今日は中盤まで接戦でしたから、どのように点を取れるかが重要でしたが、それだけに佐藤さんの2本のホームランが非常に大きかったと思います。
 佐藤さんの2本のホームランは、いずれも別方向に打てていて、このように広角に長打が打てるのは非常に貴重な打者だと思います。
 序盤の拙攻で悪い流れがあるのではと思っていたものの、佐藤さんが流れを変えてくれたと思いますので、やはりホームランというのは点が入る以上の効果を与えてくれるものかと改めて思います。

 青柳さんについては、正直言って今日は調子が悪かったと思われるものの、それでも悪いなりにきちんとまとめてくれたということで、阪神投手陣の中では柱になり得る存在だと思います。
 これまで柱たるべき存在は西さんでしたが、今季の西さんは全般的によくないので、ここで青柳さんが出てきてくれたことは大変うれしい限りです。
 青柳さんはこれでトップタイの9勝目ですし、この調子で最多勝を狙ってもらいたいものです。

 今日は読売も負けましたので、久々にゲーム差が広がりました。
 この調子で勝ち続けてもらいたいところですが、そうなると気になるのは明後日先発予定の藤浪さんの出来でしょうか。
 とにかくいい流れで藤浪さんにバトンタッチするためにも、明日の伊藤さんには頑張ってもらいたいものです。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:27
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 懸念されていた夏の甲子園大会ですが、何とか開催されることになりました。
 しかし、ある学校では複数人のコロナ感染者が出るなど、クラスター発生が疑われる事態が生じております。
 また、甲子園球場のある兵庫県にも緊急事態宣言が発令される見込みとなりました。
 そこで、高野連は、入場を認めている学校関係者について制限する方針を示したということなので、取り上げてみました。

 これまで入場できていた学校関係者は各学校超の判断に委ねられてきました。
 しかし、上記の事態を受けて制限することとし、具体的には吹奏楽やチアリーダーを含めた生徒や保護者、教職員、野球部の卒業生、その他学校長が名前と連絡先、健康状態を管理できる範囲とするということでした。
 既にチケットを購入したものの今回の措置で入場できなくなった人の宿泊や交通費のキャンセル料は高野連等が負担するそうです。
 また、観客席での座席の感覚をこれまで以上に広くとるように呼びかけているそうです。

 この記事を見て、率直に思ったことは、制限以前と以後でどの程度違いがあるのか見えないということでした。
 結局学校長の裁量、能力の範囲が基準となるという意味では前回と今回とで違いがないのですが、その基準が抽象的すぎて、一体どの程度何が違うのか、それがコロナ感染リスク低減にどのようにつながるのか、おそらく合理的な説明のできないものではないかと思いました。

 個人的には、高校生の将来のかかった大会であることを考えると実施自体はしていただきたいとは思っていたものの、やるならばオリンピック同様無観客以外あり得ないと思っていました。
 しかし、蓋を開けてみれば相当程度観客も入れ、吹奏楽まで許しているということで、プロ野球における観客のルールよりも緩くて、一体どういうことかと思ったものでした。
 特に、吹奏楽や大声での応援は飛沫感染の原因となりかねないものと思われ、吹奏楽と応援団は最低限リモートにするなどの措置で対応すべきだったと思います。
 また、生徒や保護者、教職員、卒業生まで入場できるとなれば相当程度人数が多くなることが予想されますし、学校長の把握についてももしも形式的に入場前に名簿を作成してそこに健康状態を記載させればクリアされる程度のものであれば従来と何も変わらないと思いますから、結局相当程度の人数が入る可能性があると思いました。
 今回の制限でどの程度の人が対象から外れるのでしょうか、大会後に高野連からキャンセル料等が支払われた実績を公開してもらわねばわかりませんが、ここで緩い措置を講じるのであれば緊急事態宣言などあまり気にしていなかったのではないかと思ってしまうところです。

 また、試合の映像から非常に疑問に感じることは、観客席の多くは空いているものの、学校の応援席は非常に密になっていると思われる点です。
 観客を少なく入れるというのは、ばらけて座ることを想定しているわけですから、それこそ使われていない観客席をフルに使用するくらい、人と人の距離を離して座らせるべきにもかかわらず、あれだけ同じ学校で密集している様を見ると、一体何のために観客を少なくしたのか意味がわかりません。

 とかく、今回の記事を見ていて、大変不安に感じました。
 私は、やると決めたのであれば、高校生の将来のためにも是非とも実行してもらいたいと思うものの、現在の措置のままであればやることは危険ではないかと思わずにはいられません。


 阪神ですが、先日藤浪さんは先発ローテーションから外れたという記事があったものの、今日の記事では19日の横浜さんとの対戦において先発予定とされていました。

 藤浪さんの能力自体に疑いはないものの、以前藤浪さんが先発から外された際の問題点が克服されたわけでもなさそうですから、果たして制球難が出たときにどうするつもりなのか、その点を決めたということでしょうか。
 藤浪さんについては、とにかく制球難が顔を出したときの対応策を決めておくことが先発起用の最低条件のように思うのですが、中継ぎと違って早い回で制球難に陥った際にすぐに交代というわけにもいかないでしょうから、この問題について首脳陣がどう考えているのかが気になります。

 阪神のエースとして頑張っていた西さんが今季はよくなく、今の西さんの状態を思えば藤浪さんを試したいという気持ちもわかります。
 ですが、藤浪さんの等級の安定感を考えると何とも言いがたく、様子を見るにしても読売が迫っている今なのかというのも疑問です。

 個人的には、中継ぎで何試合か様子を見てからにしてもらいたいと思うのですが、首脳陣が決めたのであれば見守るしかないので、楽しみに見たいとは思っています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
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 オリンピックは先日終わりました。
 いろいろなことがありましたが、最後を野球で締められたのは日本的にはよかったのかもしれません。
 今回は、スケボーやBMX、クライミングなどのいわゆるマイナースポーツを楽しめたのが何よりよかったという印象でした。
 コロナがなければもっと楽しめたのかもしれませんが、一方で人の移動が少なかったからこそお祭り騒ぎが少なかったということで見やすくなったこともあったようにも思うので、これはこれでよかったことと思います。

 オリンピックが終わり野球のシーズンが再び始まるわけですが、今日の記事を見ていたら、阪神は、藤浪さんのローテ復帰をさせない方針としたというものがあったので、取り上げてみました。

 随分前に見た記事では、後半戦の開幕は藤浪さん先発という話だったのですが、今日の記事を見ていたところではローテーションには二保さんが名を連ねることとなり、争っていた藤浪さんと及川さんは中継ぎとうことになるということでした。

 及川さんについては、今年はよく活躍してくれており、この調子であれば来季は先発として期待できると思っていたところでした。
 ただ、今季は中継ぎとして登板してきたため、オリンピック期間に先発に転向させることは不可能ではないとしても、なかなか大変そうに思いました。
 先発の及川さんは是非見てみたいとはいえ、無理をさせて怪我をされるよりは、中継ぎ起用で様子を見ながら来季こそ先発という方が及川さんのためになるのではないかと思います。
 また、今季の阪神は中継ぎが脆弱ですから、及川さんのような優秀な選手がてこ入れとして入ることは重要だと思うので、その意味でも及川さんの中継ぎは積極的に評価したいと思います。

 一方、藤浪さんですが、残念ながら制球難を克服できていないように思われるので、起用方法について極めて悩ましいところでした。
 素材としては一級品なことは異論はないと思いますが、日によって調子が不安定で、外角低めのカットボールの精度によって出来が大きく左右されるように思います。
 また、足の速い走者が出ると制球難がよく見られるように思われ、シュート回転するストレートもしばしば見られるように思いました。
 これまでの数年を振り返ると、先発として投げた試合では、調子のよい日は手が付けられなくなるも、途中の回で突然調子を崩して失点することも見られており、安定感が課題だったと思います。
 以前も述べましたが、そういう安定感が問題だというのであれば、中継ぎで起用し、安定感がないと判断された場合には直ちにスイッチするというのが現時点の起用方法として相当だと思われます。
 この逸材を使わないのはもったいないといわざるを得ませんが、不安定なときは二軍でも打ち込まれてしまう状態ですから、やはりよいときに活用し、不安定さが見られれば直ちに代えるというのが重要なのでしょう。
 だとするならば、現在の状態であれば、藤浪さんは中継ぎ起用が適していると思いますので、個人的にはこの起用方法は支持したいと思います。

 そんなところで、藤浪さんが先発起用された今日の楽天さんとの試合では、楽天さんは藤浪さんの抜け球を警戒して左打者をそろえてきて、かつ右打者に代打を出した後に特別ルールを使って再び守備に据えるということもしてきました。
 残念ながら、結局相手チームは藤浪さんをそのように評価しており、これが今のプロの世界での藤浪さんに対する見方なのでしょう。
 どこかで何かがかみ合えば藤浪さんは日本を背負って立つエースになると確信しているのですが、それがなかなかやってきません。
 藤浪さん自身ももがき苦しんでいるのだろうと思うのですが、これについて私もファンとして見守りたいと思います。

 一方で、藤浪さんが中継ぎに起用される場合、好調なときは手が付けられませんから、今の脆弱な中継ぎ陣にとっては重要な選手であることは間違いないでしょう。
 アルカンタラさんも中継ぎに回すようで、現状及川さん、藤浪さん、アルカンタラさんとある程度中継ぎ投手のメンツは揃ってきています。
 スアレスさんが後半戦の開幕に間に合わないことは、チームとしてもっときちんと管理してほしいと強く思うところではありますが、オリンピックから戻ってきた岩崎さんもいますし、思ったよりも中継ぎ投手は揃ってきているのではと期待したいところです。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:52
 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、オリンピック関連の車両が当て逃げをした可能性があるというものがあったので、取り上げてみました。

 大会組織員会の発表では、大会関係者が、首都高で複数の車両に接触した事故を起こし、中には怪我を訴えている方もいるということでした。
 これらについてお詫びした上で、対応を保険会社に任せていること、警察が捜査中であることを説明しました。
 この件について、当て逃げなのかという質問に対して、逃げている状態ではなく、警察の捜査中なので詳細は話せないということでした。
 また、大会関係車両の事故については約50件程度あるということで、中にはパンクも含まれている、重大事案が起きているわけではないが、こすっていい、ぶつけていいというわけではないと説明しました。

 実際の大会組織委員会の発表を見ておらず、記事を見ていただけなので、具体的な説明内容は不明ですが、当て逃げの有無ということについて問題になっているとすれば不思議な気がします。
 道路交通法では、事故を起こした場合の救護義務と報告義務を定めておりますが、これらをしなかった場合に道路交通法違反となるわけで、それを問題にすべきではないかと思うわけです。
 当て逃げというものの定義が多義的だというような形で大会組織委員会の説明がなされているのだとすれば、それは記者の質問の仕方が悪かったように思われ、単純に救護義務と報告義務を果たしたのかと聞けばよかっただけのことと思います。
 これらについて果たしていなかったとすれば法律違反であり、大会組織委員会のいう安全運転の徹底という話とは別次元の問題だと思います。
 というのも、事故は過失犯ですが、救護義務と報告義務は故意犯であり、大会組織委員会が故意犯を惹起しないよう周知徹底するというのは意味のないことのように思われるからです。

 また、大会組織委員会の説明として、被害者の怪我の状態をもって軽傷と表現したことについては若干違和感があります。
 というのも、大会組織委員会は使用者責任を負う加害者側なわけですが、その加害者が被害者の怪我の程度について軽傷だと強調することは、どうにも反省しているのかと疑問に感じてしまうからです。
 怪我の程度が軽いことを報道機関に伝えたかったのでしょうが、それにしても加害者の口から被害者が軽傷を負ったと言われるのは何とも思うところがあります。

 あわせて、この件で非常に疑問を感じるのは、同乗者の存在です。
 どうやら運転手は同乗者を目的地に運ぶことを優先して救護義務と報告義務を怠ったように思われるのですが、運転手が救護義務と報告義務を履行しないことについて同乗者はどのように指示をしたのでしょうか。
 救護義務と報告義務の違反事案の大半は、事故を起こしてしまったことで気が動転してやってしまったというケースが多いように思いますが、同乗者がいればその人が諫めて冷静に対応するように話をすることはできたはずです。それなのに、もしも同乗者が救護義務の履行すら頭に思い浮かばなかったとすれば、道路交通法の知識以前に常識が欠けているように思われ、その点が大変疑問です。
 この件については、オリンピックという特殊事情に囚われずに、単なる刑事犯罪事件としてより詳細な情報が公表されることを望みます。


 昨日はオリンピックの野球が催され、日本とアメリカが対戦しましたが、最終的に日本がサヨナラ勝ちをしました。
 8回までの展開を見ている限り負けたと思いましたが、そこから見事に粘り勝ちをしてくれました。

 青柳さんが打ち込まれてしまったのが大変残念ですが、かみ合わせや調子が悪いのでしょう。
 青柳さん自身は非常に優秀な投手ではありますが、こういった短期決戦では調子のよい人を起用するのが鉄則ですから、残念ながら青柳さんには今大会ではあまり出番は来ないのではないかと思います。
 昨日の起用についても、その前の試合からあまり青柳さんがよくないことはわかっていたはずですから、青柳さんではなく大野さんを起用すべきだったと思うところですが、それだけに青柳さんが打たれたシーンを見たときは采配について疑問を感じざるを得ませんでした。
 大野さんは終盤に登場してきちんと仕事をしてくれたところを見るに、やはりコーチ陣がそれらの点を見抜けなかったのだろうと思いますし、今回勝ちを拾ったことを契機にもう一度きちんと見直して次はこのようなことがないようにしてもらいたいものです。

 打線についてはまあまあ調子は悪くない印象なので、あとは投手について調子のよい人材を選択して対応してもらいたいものです。
 明日の勝利については必須のものとして期待しています。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:56
 こんばんは。


 今オリンピックが大変盛り上がっております。
 前も書きましたが、個人的には普段見ないような競技を見られることが大変楽しみで、最近ではBMXが非常に面白かったです。
 どのような採点方法なのかまるでわからないのですが、それでも点が高そうな演技は見るだけでもわかるもので、そういった世界トップレベルのプレーを何気なく見られるというのは想像以上に贅沢なことだと思ったりしました。

 そんな最中で、日本でのコロナ感染者か大変な勢いで加速しております。
 元々懸念していたことではあるのですが、それが現実になったように思われ、大変心配です。
 今日のニュースでは、そのような状況を懸念してか、全国知事会が、都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止または延期するよう求める国民向けのメッセージ案を示しました。
 また、やむを得ず移動する場合には、事前にPCR検査を受けるよう訴えたということでした。

 このようなメッセージを出す趣旨は非常によく理解できます。
 今感染爆発は首都圏において発生していますが、これが帰省や旅行等によって日本各地にばらまかれてしまうわけで、そうすると日本中に感染が拡大してしまうことが強く懸念されるからです。

 ですが、現在の感染爆発の背景にあるのが、まん延防止や緊急事態宣言の効果がほとんど失われてしまったことにあります。
 昨年の緊急事態宣言発令当初は、世の中に大変なことが起こってしまったということで、町中も人がまばらだった時期もあり、企業だけでなく官公庁も開いていないところすらありました。
 しかし、今は緊急事態宣言といっても町中に人がたくさんいる状態が続いております。
 もちろんほとんどの人がマスクをしておりますし、アルコールスプレーをするなど多くの人が気をつけていることはよくわかります。
 ですが、結局ペナルティがない要請に止まるため、その雰囲気が徐々に弛緩していって、今では街にもたくさん人を見かけるようになりました。
 私権制限に踏み切る法改正を行うべきかという問題があり、それを日本では回避することとしましたが、その点が裏目に出てしまった結果と言うべきかもしれません。
 私は私権制限を含めた法改正を行うべきだったかとはいいませんが、いずれにせよ緊急事態宣言の効果は失われつつあるといわざるを得ない状態にあると思います。
 そのようなところで全国知事会がメッセージを出したとしても、緊急事態宣言と同じくペナルティがないのですから、これにどこまで従うのか未知数ではないかと思います。

 個人的には、本当に都道府県境をまたぐ移動を止めたいのであれば、公共交通機関を止める必要があると思います。
 ただし、公共交通機関はこれによって大きな痛手を被ることとなるため、それらの機関には十分な保障がなされなければならないと思います。
 本気で移動を止めようとするのであれば、メッセージを伝えるべきは国民側ではなくインフラ側だと思うのですが、そうしないのは保障の問題が表裏一体だからではないかと思ってしまいます。
 また、公共交通機関に対する保障も含めた判断をできるのは国となるのでしょうから、知事会としては国民に訴えかけるよりは国に対して十分な保障の下で公共交通機関の停止を求めるべきというように思いました。

 ワクチンが普及した国でも感染拡大が起こっていることを考えると、ワクチンが普及したら旅行できるというように考えるのは難しいのかもしれません。
 ですが、ワクチンはこの事態を変えうる有力な方法の一つであると思われるため、早期に皆が打てるようになってもらいたいものです。


 オリンピックの裏で阪神はエキシビションマッチを順調にこなしていますが、今日は秋山さんが7回無失点と好投し、阪神は3−0で西武さんに勝利しました。
 エキシビションマッチになってからの阪神の状態は悪くはなく、特に佐藤さんがホームランを打ちまくっていて、これがシーズンだったらと思ったことも何度もありました。
 ですが、勝敗が結果に直結しない時期であればこそ、対戦相手も色々と試しているのかもしれませんし、阪神が強いから勝っているとは思わないようにしています。
 とりあえず、怪我しないように気をつけてもらって、次の阪神の活躍を楽しみにしたいと思います。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 21:55
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