こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、南アフリカで、テストを受けないようにするため高校に放火したというものがあったので、取り上げてみました。
放火されたのは高校の講堂の舞台周辺ということで、幸運にも火災は舞台だけで鎮火されたということでした。
しかし、プロジェクターやスクリーン等が焼損してしまい、被害総額は約290万円ということでした。
これによって、予定されていた卒業模擬試験は中止され、翌日炎天下の校庭で実施されたということでした。
学校の理事会は直ちに調査に乗り出し、今のところ生徒6人が関与していると突き止めているそうです。
この放火による修繕費用は政府から出せず、学校が修繕費を出すものということですが、修繕費用がないということで、保護者らからは苦情が出ているということです。
昔学校行事の中で自分にとって嫌なものが中止になってほしいと願った人は多かったと思いますが、そんな中によくその行事の直前の夜に学校に隕石でも落ちてくれたらなどと考えた人も少なくないように思います。
今回の事件は、それを体現したものということで、多くの人たちが思うだけでやめておくところを随分行動力があるように見えました。
ですが、それは多くの人たちが常識や法律等によって行動抑制すべきところを乗り越えてしまったわけで、その原因は何だったのかはよく追及しなければならないでしょう。
今回の犯人は複数のようですが、そうすると仲間内で盛り上がって群集心理のような状態になってしまったのかもしれません。こればかりは続報がないと何ともいえませんが、いずれにせよ再発防止のために色々と考えないといけない事件であろうと思います。
しかし、試験が嫌だとして放火したにもかかわらず、結局翌日炎天下の校庭で行うこととなったわけで、総じて見ると事態が悪化しただけで終わってしまったわけです。
犯行を行った生徒たちは自分の行為の先の未来についてあまり考えなかったのだろうと想像しますが、それにしてもあらゆる部分で責任を追及されるだけでなくテストも回避できなかったということであり、最終的に放火は何ら意味のない行為に終わってしまったこととなります。
世の中というものは得てしてそういうものなのかもしれず、ある意味いろいろなところでの教訓めいたものを感じます。
今日の阪神ですが、秋山さんを含めた投手陣の好投とロハスさんらの打撃で連敗を止められました。
秋山さんですが、7回4安打無失点と大変素晴らしい投球でした。やはり安定感が高く、低めにうまく集めていましたから、多少甘めに行くことがあってもヒットにはなりませんでした。
今や青柳さんと並んで両看板となっている投手だと思います。
そして、岩崎さん、スアレスさんと3者凡退の盤石の投手リレーを見せてくれまして、本当にこの辺りの選手はいずれも安定感があります。
振り返ってみれば、ピンチは初回くらいで、それ以降は安心してみていられましたし、このところ負けた試合のうちいくつかを振り返ると投手の出来が試合を左右するものだとしみじみ感じさせられます。
打つ方は、ロハスさんが、前半戦の不振が嘘のように活躍してくれており、最近のロハスさんはまさに優良外国人と呼ぶにふさわしい活躍だと思います。
これでマルテさんが来てくれるならばかなり強くなりそうですが、そうなると調子的に考えて代わりに落とすべきは大山さんとなってしまいそうです。ただ、大山さんは使い続けてほしい選手でもあり、個人的には長い目で見たいところではあります。
むしろ、サンズさんは一度休ませる必要があるように見えたので、サンズさんとマルテさんを交代するのが戦略的にはいいように思いました。
糸原さんについては、今日スタメンから落とした英断が奏功したと思われ、一度様子を見てから復帰を考えてもらいたいところです。
このところの出来を振り返るに、阪神は3連敗したものの、比較的よく勝てている方だと思います。
問題は、藤浪さんと西さんの出来だと思われますが、うち藤浪さんの次の先発の機会がどうなるかはわからないものの、西さんはローテーションメンバーなので、近々また登板することです。
西さんは非常によい投手なのですが、今季の西さんはどうにもよろしくなく、困ったものです。
西さんをうまく立ち回らせないと、読売やヤクルトさんに逆転されてしまいかねず、この点が最近非常に気になっています。
もちろん、西さんの出来だけでなく、守備に足を引っ張られた部分もありますから、勝ちが付かないことが西さんだけの責任ではないことはよく理解しているのですが、それでも今季の西さんはエースらしくない成績になってしまっていることは事実です。
この点、チームも苦慮しているのだろうと思いますが、今後どのように対策を打つのか見ていきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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