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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,警察のねずみ取りであわや大惨事というものがあったので取り上げてみました。

 これは,神奈川県の踏切で起こったことですが,警察は踏切付近においてパトカーで張込みをしていました。
 そうしたところ,踏切手前で一時停止を無視した乗用車があり,これを踏切の20メートル先で停止させました,
 しかし,この車が道をふさぐような形で停車したため,後続の自動車が線路内で立ち往生することとなり,電車が踏切から僅か100メートルほど手前で急停車することとなりました。
 この影響で,電車は一時上下線で運転を見合わせました。
 神奈川県警の発表では,本件は業務上発生したこととは無関係であり,通常の業務として問題なかったと述べているそうです。

 先日私が車を運転している時,私の前を走っている車が何らかの交通法規の違反をしたのか,私の背後からパトカーが走ってきて,私を追い抜いて,私の前の車の前を塞ぐ形で停まりました。
 その時,私は普通に走行していたものの,目の前の車が突然停車したため,追突の危険のある中で停車しました。
 車間距離を十分にとっていたので,追突は問題なかったですが,それでも普通に車が流れている中でこのように停車するというのは結構危険な運転だったと思いました。
 警察に一言文句を言ってやろうかとも思いましたが,そんな暇もなかったので,そのまま追い抜いてその場は手打ちにしました。

 時々パトカーの起こす事故などの話を聞きますが,警察の行政警察活動は常に安全なだけでは達成できないということなのだということは分かります。
 ですが,この場所でこのようなことをやれば問題が起こるかも知れないという想像力を持って対応してもらいたいとは思います。
 今回のねずみ取りについても,治安維持のためにはある程度必要なのは分かりますし,その場で声をかけないと意味がないこともその通りだと思うのですが,交通量の多い踏切でこれを行えば交通上の弊害だけでなく今回のように踏切内での閉じ込めという問題が起こることも当然予想されます。
 今回は電車が遅れるという害が生じたものの,人身に害が生じなかったのでまだよかったですが,もしもこれで電車と車の衝突という事態が生じた時,警察は同じようなコメントを出せるのでしょうか。
 記事によれば,この場所は過去に何度もねずみ取りを実施していたスポットであるということですが,もう少し考えて対応してもらいたいものです。


 阪神では,江越さんが打点を上げると勝利するという神話が囁かれ始めたということですが,個人的にはそういうことはあまり噂になって欲しくないと思います。
 というのは,それが時にはプレッシャーになってしまうこともあろうと思うからです。
 これが,過去に実績があり,年俸も多くもらっているという選手であれば,プレッシャーもついて回るものというように思いますが,江越さんはルーキーですから,こういうところで過剰なプレッシャーを与えるのはあまりよくないように思います。

 江越さんについては,昨日濱中さんを引き合いに出しましたが,阪神はこれまで濱中さんだけでなく,林さん,桜井さん,森田さんなどの和製大砲として期待された選手と彷彿させるものを持っていると思います。
 しかし,これらの選手は,残念ながら,いずれも期待までの活躍はできませんでした。
 その一つの原因は,阪神という人気球団故の過剰なプレッシャーもあったと思います。
 特に,濱中さんの全盛期はまさにチームの顔としての活躍をしていただけに,そのプレッシャーは大きなものだったと思います。

 江越さんはいい選手だと思いますが,チームを背負うように任せるというにはいろいろと早すぎると思います。
 もちろんこれだけの素材だけに期待は否が応でも膨らみますが,それでも過剰なまでに騒ぎ立てるのは控えてもらえたらと思ったり増す。
 ひとまずは,今シーズンが終わるくらいまでにどのくらいの成績を残せるのか,それを見てからと思っています。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 23:08
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国北京市で,このほど院前医療救急サービス条例が審議されたということで,取り上げてみました。

 この条例は,急病人が出て救急隊が駆けつけるまでの間,周囲の人による救護活動を法的に保護するという内容を含むものです。
 そのような条例が審議されている背景には,中国での急病人保護の実情があります。
 中国では,街中で突然倒れた急病人を助けると,病人やその家族が助けた人を加害者であると嘘をついて損害賠償請求するということがあり,周囲の人が倒れた人を無視して素通りするということが社会問題化しております。
 そこで,その損害賠償請求を行うという行為に対して法的責任を追及できるようにしたのがこの条例だということでした。

 以前から,急病人を助けると逆に負担をおわされるという話は聞いたことがありますが,これを打開する策がこの条例だとすると少々問題だと思います。
 というのは,この条例は,助けた人が虚偽の損害賠償請求を受けた場合に法的責任追及を認めるというものですが,それはあくまで事後的な解決に過ぎず,虚偽の請求を受けるところまでは防げないからです。
 この条例によって最終的に助けた人が助けられた人に対して法的責任を追及して解決することができたとしても,そのためにもしかしたら裁判所を利用する必要があるかも知れませんし,結局そんな面倒ごとになるリスクを背負ってまで人助けをしようというようにはなりづらいように思いました。

 小説などでは,第一発見者が最も疑わしいというパターンは数多くありますし,一概に助けた人に対する損害賠償請求を抑制するという制度はおかしいとは思います。
 ですが,この条例のように事後的解決を目指すという方式では抜本的な解決を図ることは難しいと思われ,結局事態は今と変わらないままなのではないかと思いました。
 そして,このようなことは一自治体が条例で定めるのではなく,法律によって解決が図られるべきと思いました。


 今日の阪神は,江越さんの活躍で勝ちを収めることができました。

 最近江越さんは打つ方で相当な活躍ぶりを発揮していますが,今日はホームランに勝ち越しタイムリーと,江越さん抜きでは勝利できないくらいの大活躍を見せてくれました。

 江越さんの打席を見ていると,かつて濱中さんが出てきた時を思い出します。
 その時と今とで感じる同じ感慨は,生え抜きの和製大砲という夢です。
 しかもそれがルーキーであれば,その夢にも拍車がかかるというものです。

 濱中さんは,もともとあまり肩が強くはなく,かつ走塁ミスで怪我を負ってしまい,それから復帰できませんでした。
 一方,江越さんは,守備と走塁にも評判を聞いており,それ故にルーキーながらセンターという要職を任されているのですから,期待は膨らみます。
 とりあえず,今は怪我に気をつけてのびのびとプレーしてもらいたいものです。
 江越さんは,もっと使ってもらって,経験値を積ませてもらいたいと思います。

 投げる方では,能見さんが7回2失点で粘れたのがよかったと思います。
 通常であれば勝てる内容の投球だったところが,今日はなかなか点がとれず,きつい思いをさせてしまったところですが,それでもよく崩れずに試合を作ってくれたものです。

 これで阪神は後半戦3カード連続勝ち越ししました。
 何度も言うように,まだ結果を求めるには早すぎて,とりあえず9月に首位ないしそれを狙える地位にいることが目標だと思います。
 ただ,江越さんのように,手の付けられない若手が出てきたという印象を他球団に与えて対策を練らせることができれば,貴重な8月9月の勝利をつかみやすくなるでしょうし,これからが楽しみです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:03
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 今日のニュースを見ていたら,中国で,演技が下手な当たり屋が逮捕されたというものがあったので取り上げてみました。

 この当たり屋の男は,バスのドアの前から離れようとせず,「バスにはねられた。500元よこせ。」と訴えたそうです。
 しかし,警察官は,監視カメラの映像から,既に男が停車していたバスに自ら近づき,バスの前で横たわってはねられたと騒いでいたことを確認していたそうです。
 さらに,男は,その前から現場をうろうろし,車が通りかかる度にその前に横たわって因縁を付けていたことも分かりました。
 しかし,多くの車は男をみて停車したものの,男と車の距離が数メートルも離れていたので,相手にする人はいなかったということです。
 男は,最終的に,因縁を付けた相手から誰にも相手にされず,警察に身柄を拘束されたということでした。

 私は仕事で数度当たり屋らしき人を見たことがありますが,その多くは判別を付けるのが難しく,その意味では質の悪い人たちでした。
 しかし,この男のように,演技が下手な場合は,相手にするこちらも楽だと思います。
 ただ,演技が下手であれば,そもそもその人は当たり屋になることを断念することが大半でしょうし,その意味では非常に珍しいケースだと思います。

 結局当たり屋というのは,動いている車に当たるという要素は通常の交通事故と同じであるものの,異なる点はわざと当たりに行ったことと,技術的にうまく当たるため見た目以上に怪我が少ないことだろうと思います。
 その意味では,当たり屋に必要なのは技術の他に度胸もあると思いますが,この男は両方ともなかったということでしょう。

 自分にそのような資質がないということをこの男は気付かなかったとすれば自分を客観的にみることができなかったのだろうと思いますし,だとすれば警察できつい罰を受けない限りは再犯をしてしまうのではないかという恐れを感じます。
 犯罪が否かにかかわらず,計画的に何かを行うという場合には自分を客観的にみるという能力が大事なのだとつくづく思いました。


 今日の阪神は,大量点のお陰で勝利を収めることができました。
 今日の岩田さんの出来は正直言ってあまりよくなく,普通であれば5回2/3で8安打4失点であれば負けていたと思います。
 それを,打線が一挙6点もとったという大量援護をして勝利できたという試合だったと思います。

 ただ,今日のヒーローにも選ばれた安藤さんが,見事にピンチを無失点で切り抜けたことが大きかったと思います。
 2アウト満塁の場面で登板し,和田さんに対して12球を投げてアウトにとりましたが,これだけの投球数を投げていた時には投球が和田さんに見きられているのではないかと冷や冷やしたものです。
 今シーズンの安藤さんは,安定感を欠くことが多かったですが,それでもこのように締めるところを締めてくれるとやはり中継ぎ投手が不安定な阪神投手陣においてはまだまだ頼りたくなる存在だと思いました。

 打線は,マートンさんの勝ち越し打をみた時,マートンさんはシーズン前半の不調から本格的に抜け出せつつあるのだと思いました。
 また,今日も江越さんが打点を入れてくれまして,本当に彼は上がってきていると思っています。
 阪神打線は,3回以外点を入れられておらず,徐々に追いつかれつつある時に欲しかっただめ押しをとれなかった以上,絶好調であるということは難しいでしょうし,あの6点は流れの中で打てたものということもできると思います。
 ですが,流れの中で点を取れるだけとるというのは非常に大事なことだと思いますし,そういう姿勢をこれからも見せてもらいたいと思います。

 とりあえず阪神はひとまず首位に並びましたが,これで特に何か思うということはありません。
 明日以降もできる限り勝ちを重ねていってもらいたいと思います。

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 以前ここで,私が過去に読んだ,岡田あーみん先生著の「ルナティック雑技団」という漫画について,新装版が発売されるという話題を取り上げたことがありました。
 今日は,それを購入した上で読破したという,非常にしょうもない話をしたいと思います。

 私は好んで漫画を読みますが,ギャグマンガも子どもの頃から大好物でした。
 小学校の頃から,のんきくんやおぼっちゃまくんのようなストレートなものから,かりあげクンのような技巧的なものまでいろいろと接してきました。
 そんな中で,力業のギャグマンガと位置づける中でも相当高位にあるのがこの岡田あーみん先生の漫画です。

 小学生の時,「お父さんは心配性」という漫画に魅了されました。
 あの小汚く,しょうもないのに,威力のある剛速球を何度も何度も投げ込まれてきたという感覚は他のギャグマンガに類をみないものでして,その後の「こいつら100%伝説」においてはその傾向がほぼ完成されたのではないかと考えております。
 その後に描かれたのが,今日買ってきた「ルナティック雑技団」なのですが,相当高度な力業ギャグを久々に見せつけられました。

 基本的に全てのキャラが万遍なく濃いのですが,その中でも飛び抜けて濃いのが,黒川とゆり子というキャラクターです。
 詳細は是非購読して頂きたいところですが,あれだけの狂った力業を目にすることはなかなかないと思います。
 今回発売された新装版は,元々単行本の中に入っていなかった話も収録されているという話だったので,単行本は既に実家にあるもののまんまと手を伸ばしてしまったという次第です。
 久々に体験するあの世界観は,言葉をもっては語りがたいものがありますので,是非ともご一読して頂きたいと思いますが,既にネタを知っていても笑ってしまうのがあの漫画のすごいところだと思います。
 個人的には,「こいつら100%伝説」が最も好きなのですが,これはこれで大変満足しました。

 私は,ピューと吹くジャガーのような技巧的なギャグマンガも相当な好物なのですが,改めてあの直球ギャグマンガを見てみると,やはり野球も右の本格派投手の魅力は素晴らしいと思うように,このすばらしさを再認識させられるものです。
 岡田先生は,表舞台から姿を消して随分と時間が経ちましたが,もしもあの質を再現して頂けるのであればいつでも再登板をお待ちしております。


 最近阪神で非常にもてはやされている江越さんですが,ある記事を見ていたところ,ヒット数がまだ10本にもかかわらずお立ち台に既に4回上がっているということでした。
 これは,記録以上に活躍を多くしているということなのでしょう。
 しかも,ヒット10本のうち3本がホームランですから,その大砲としての器も感じられるところです。

 問題は,まだ打率などが低い点と,先日守備でやらかしたようにやや守備での不安がある点でしょう。
 しかし,思い返せば,鳥谷さんもルーキー時代守備で相当エラーをしたものでしたが,辛抱強く起用された結果今の姿があります。
 前もいいましたが,江越さんの二軍での実績を見る限り,おそらく使われ続ければある程度の数字に収束されるのではないかという期待もあるのです。

 阪神の生え抜き外野手といえば大和さんが固定されつつありましたが,大和さんは打率が物足りないということで決定打に欠けました。
 また,伊藤隼太さんは,打撃はよいものの,守備でやらかす傾向が強く,かつ今はポジション奪取のチャンスにもかかわらず怪我で戦列を離れてしまっています。
 こういうものはチャンスがやってくるのも才能だと思いますから,是非とも江越さんにはここでそれなりの活躍をして頂いて,少なくとも一軍に定着するようになってもらいたいと思います。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 22:54
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 今日のニュースを見ていたら,カナダの男性が宝くじに当選したというものが会ったので取り上げてみました。

 この男性は宝くじで100万ドルが当たったということですが,過去にこの男性が雷に当たったにもかかわらず生存していたということがニュースになっていました。
 この男性は,14歳の時,川を渡っている途中に雷に当たったものの生きていたそうです。
 雷に当たって生存している確率は100万分の1ということですが,カナダで100万ドルの宝くじに当たる確率は1000万分の1といわれているそうで,落雷で生き残り,かつ100万ドルの宝くじに当たる確率は2兆6000億分の1だそうです。
 なお,この男性の娘も,数十年前にカヌーをこいでいたところで落雷したものの生存したそうです。

 このニュースを見た時,確率だけみると大変運がよいというようにも思いますが,そもそも雷に当たるという時点で非常に運が悪く,その上での生存はいわゆる不幸中の幸いというものだと思います。
 ただ,いずれにしても非常に低確率にもかかわらずそのケースに該当するというのはある意味選ばれた存在のように思います。

 一般的には,根拠はありませんが,運というのは生涯で総量が大体決まっていて,それが一方で使いすぎると他方で運が悪くなるというバランス論が信じられています。
 私も,野球の打率が,シーズンが終わる頃には大体よい打者が3割前後に集約されていくように,運も平均化されるのではと漠然と信じていたところもありますが,今回のケースを見るとそのような考えは間違っていたのかも知れないと思ったりします。
 ただ,落雷という非常に運の悪い出来事に遭遇したところから,宝くじ当選で均衡がとれたというようにも思われ,どちらの考えが当たっているのかは分かりません。
 いずれにせよ,今年もサマージャンボを買おうと思いました。


 今日の阪神は,メッセンジャーさんに始まる完封リレーと,要所での得点で勝ちを収めることができました。

 投げる方は,メッセンジャーさんが7回無失点と好投しました。
 メッセンジャーさんは,中4日にもかかわらず好投してくれまして,非常にありがたい存在です。

 そこから福原さんが引き継ぎましたが,阪神の中で最も安定している中継ぎには珍しく絶体絶命のピンチを迎えてしまいました。
 しかし,そこから呉さんが登板し,回を跨いでセーブしました。
 呉さんは,今年は不調な試合が多くありましたが,それでもこういう投球を見せられると彼を越える抑え投手になりうる存在はいないと思います。

 そして,打つ方は,昨日守備でやらかしてしまった江越さんが猛打賞ということで,かつ得点にも絡み,大活躍してくれました。
 鳥谷さんも打撃で活躍してくれましたから,筆頭にあげたいと思ったものの,昨日の件がありましたから今日は江越さんを取り上げざるを得ません。
 江越さんは,1軍で長く使われればそれなりに数字を残す可能性が高いと思いますし,昨日のようなことはあったものの,今後も是非使って欲しい選手です。
 そして,そんな私の思いが通じたのか,昨日のやらかしがあったにもかかわらず使ってくれた和田監督には非常に感謝しております。
 江越さんは,これから伸びる選手ですから,結果の求められる後半戦だけに実績のある選手を使いたい衝動はあるとは思いますが,使える時にはどんどん遣っていってもらいたいと思います。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 23:06
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 今日のニュースを見ていたら,中国で,ドアが開かずに2階から飛び降りたというものを見たので取り上げてみました。

 この男性は新入社員なのですが,朝出勤しようとした時に自宅の電子錠が作動しないというアクシデントに見舞われました。
 この電子錠は,前日に取り替えたばかりで,うまく作動しなかったようです。
 本来であれば業者を呼んで開けてもらうべきところですが,新入社員であるという立場上遅刻は絶対にできないと考えました。
 そこで,男性は,自身の住まいが2階だったことから,2階の窓からダイブしようと決意しました。
 その際,以前パルクールというフランス発祥の運動方法を学んだことがあったことから,そのように着地と同時に身体を回転させて衝撃を分散させてやわらげれば大丈夫だろうとダイブを試みました。
 しかし,うまくいかず,それどころか左足を骨折してしまって立ち上がれませんでした。
 結果,隣人の助けを借りて病院に搬送され,左足と腰の骨折で1ヶ月入院することとなりました。

 この男性は非常に真面目な方だと感心しますが,結果的に仕事に当面行けないことになってしまい,まさに急がば回れということとなってしまったということでしょう。
 職場に遅刻すると連絡してどうにかできなかったのかとは思いますが,それは職場次第というところもあるでしょうし,この男性を責めるのは難しいでしょう。

 私もパルクールはみたことがありますが,あれをぶっつけ本番で実践しようとはなかなか勇気があると思います。
 漫画などで昔みたことはあるものの,中学生くらいであれば漫画のものが現実にできると錯覚しそうですが,社会人になってからであれば,それは信じる気持ちというよりも賭けに近い心情でしょう。
 窓近辺の写真を見ると,パイプなど伝って降りられるものもありませんので,もはや飛び降りる以外の選択肢はなかったのかもしれませんが,それでも私は躊躇うのだろうと思います。
 とはいえ,それは勇気の違いかも知れませんし,結果だけ見てどうこう言うのは失礼かも知れないと思いました。


 今日の阪神は,中盤以降点を入れられなかったことと不用意に点を与えてしまったことで負けてしまいました。

 今日特筆すべきは,江越さんの守備でしょうか。
 江越さんの守備のミスは,今日の展開では大きかったと思いますし,あそこが大和さんであれば違う展開だっただろうにとは思いました。

 ただ,私はこれで江越さんを使わなくするのはよくないと思います。
 江越さんは,その前の試合まで2試合連続でホームランを打っているなど,成長の兆しを見せてくれていました。
 2軍では,打率もそれなりの数字を残していますし,私は1軍で使い続ければ割とよい数字を残せる可能性は十分にあると思っています。
 1軍での経験をさせることは成長に繋がると思われ,ある程度使い続けてもらいたいと思っています。

 もちろん,今日の守備は残念だと思いますし,守備についてはスランプというものはないとよく言われるだけに,今日のミスは1軍だからなどという理由で説明はつかず,猛省して頂かねばなりません。
 しかし,猛省して再発がなければ,私はそれでよいのだろうと思うのです。

 江越さんのミスの直後,福留さんが江越さんに指導しに行く様子がありましたが,江越さんはそのようにして1軍で育成されていくべき選手だと思います。
 今日のミスは今日のこととして,これからもっと頑張ってもらえたらと思います。

 なお,今日阪神は首位陥落しましたが,前から何度も言っているように,今年の阪神はあまり強くないので,調子の善し悪しで首位にまた行くこともあればまたすぐに落ちるでしょう。
 しかし,それでも9月まで首位戦線に食らいついていってくれれば,それでとりあえずよしと思っています。
 ですから,また明日から勝利していってくれればよいと思いました。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 00:24
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ギリシャの戦闘機の操縦士が,戦闘機でトルコまで行ってATMでお金をおろしたというものがあったので取り上げてみました。

 この操縦士は,サモス島上空をパトロール飛行している最中に飛行方向を変え,トルコの町の使われていない飛行場に着陸したということでした。
 そして,3つのATMから6000トルコリラを引き出し,ユーロに両替したということでした。
 2000ユーロ以上の現金を持って飛行場に戻り,そこからギリシャの空港に戻ったということでした。
 この事件について,トルコ政府はギリシャ政府に対して正式に抗議を申し立て,この件はトルコとギリシャで話題になっているそうです。

 ギリシャといえば,最近経済問題で非常に話題になっておりますが,今回他国のATMでわざわざお金をおろしてきたというのは,もしかしたら先日より問題になっていたギリシャ国内でのATMでの引き出し限度額の問題が背景にあるのだろうと思います。
 ギリシャの経済危機についてはひとまず深刻な事態は回避されそうな気配ですが,それにしてもその後の続報を聞いていなかったため,もしかしたら未だにATMの利用が難しい状況なのだろうと思いました。

 誰もが現金の信用に飛びつかなければならない危機的な状況なのだろうと思うのですが,それでも他国に飛行機が侵入したというのは国防の問題ですし,まったく正当化できるものではないでしょう。
 特に,その飛行機は戦闘機なのですから,これがATMの利用で済んだからよかったものの,これが攻撃を目的とするものであったとすれば一大事だったのだろうと思います。
 ですから,トルコの抗議は当然だと思いますし,ギリシャにしてみれば戦争の危機にもなってしまうであろうこのような事態を招いてしまった管理体制の問題は深刻だろうと思いました。
 それだけに,この操縦士に対しては厳正な対処をすることで,同様の件が発生しないようにしなければならないと思います。


 今日の阪神は,メッセンジャーさんとマートンさんのお陰で勝つことができました。

 メッセンジャーさんは,再三ピンチを背負いましたが,それでも粘り強い投球で,8回無失点という好投でした。
 球数は多かったですが,それでもここまでできるのが真骨頂なのでしょう。

 そんなメッセンジャーさんを援護したのがマートンさんのバットで,なかなか点が入らない展開のところで,チャンスを長打で生かせました。
 ここで1点ではなく2点入ったことが,結果的に延長戦に入ることなく勝ちに繋がったのだと思いますし,重要な一打でした。

 一方,最近よく不安定と取り上げる呉さんですが,今日も失点してしまいました。
 今日の失点は,低めの球をうまく運ばれたというところなので,ある意味同情的に思うところはありますが,呉さんが打たれたヒット2本の共通点はいずれもストレートだったということで,本格的にストレートが見切られているのではと不安に思うところもあります。
 今日に限っていえば,2点差があったから1点取られても問題なかったですが,阪神は1点差ゲームをとって勝つチームですから,このような展開は致命傷になりかねません。
 呉さんの低めのボール球のスライダーはいずれも振ってもらえておらず,利いたのはこれまでも空振りがとれたフォークでした。
 フォークばかりを投げるのは決め球にならないのでよくないとは思うのですが,それでもストレートとカットボール主体の投球はやや危ないかと思っております。
 いずれにせよ,今後後半戦を戦っていく中で,いろいろと工夫は必要でしょう。

 とりあえず,これで読売との今カードは1勝1敗となったので,何とか明日勝って勝ち越しを決めてまた首位の座に返り咲いて欲しいものです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 23:31
 こんばんは。

 今日はプロ野球で似たような珍プレーが2つありました。
 それは,いずれも選手がルールを誤ってスタンドのファンにボールを渡してしまって進塁を許してしまったというものです。

 一つ目は,日ハム楽天戦の西川さんのプレーです。
 西川さんは,外野フライを捕ったのですが,その後そのとったボールを外野のファンに投げてしまったのです。
 この時,実は2アウトだったため,1塁ランナーが3塁まで進塁することになってしまいました。
 おそらくアウトカウントを間違えてしまったのだろうと思います。

 二つ目は,横浜ヤクルト戦の山田さんと雄平さんのプレーです。
 セカンドの山田さんが落球し,雄平さんがそのボールがファウルになったと勘違いしてしまいました。
 そして,そのままエキサイティングシートの観客にボールをあげたところ,実はボールがフェアだったと判明し,ボールデッドでランナーが進塁してしまいました。

 両方のプレーとも大変珍しく,特に二つ目の方は色々なエラーが重なっている分起きる可能性が低いものだと思います。
 ただ,このようなプレーはいずれも注意力の問題だったと思いますし,猛省してもらいたいと思います。
 今日は大変暑かったでしょうし,集中力がゆるむ気持ちも非常によく分かるのですが,これで試合が動いてしまったら悔やむに悔やみきれないでしょう。

 ちなみに,この手のプレーをしたとして思い浮かぶのは,昔読売に助っ人できていた外国人のレイサムさんでしょう。
 彼は,残念ながらあまり活躍ができずに帰国してしまいましたが,野球ファンの間でレイサムビームといわれているアウトカウントを間違えたファンサービスでずっと記憶に残っている稀な選手です。
 このような不名誉な形での記憶は本人としても嫌でしょうが,その話も随分昔ですし,それがこうして今でも出てくるのはレイサムさんのプレーが鮮烈だったからか,それともほとんど皆がアウトカウントを意識して野球をしているがために起きないミスだからかなのでしょう。
 いずれにしても,このような珍しいプレーが2つもみられるとは,大変稀な日だと思いました。


 そんなわけで野球後半戦が始まりましたが,阪神は非常にしょっぱい試合をしました。

 岩田さんは7回1失点という素晴らしい投球をしてくれましたが,結局打線が見殺しにしてしまいました。
 マイコラスさんはよい投手だとは思いますが,中盤から球威が衰えてきたとも思え,そういうところで捕まえることはできなかったのだろうかと思ってしまいます。
 そういうところを見ると,和田監督もいっていましたが,技術面よりも気持ちの面で苦手意識を持ってしまったのではないかと心配します。

 これから後半戦を迎え,おそらく8月も今までと同じくらい5割勝利で行けるとすれば,9月にどれだけ勝てるかで優勝戦線に残れるかが決まるでしょう。
 他のチームもあまり強くない以上,結局調子の善し悪しなど,そのくらいの誤差レベルが勝敗を分けるところになりそうですが,そうなればこそ苦手意識のある選手というのが出てくることは困ったことです。
 それを考えると,何とか早い段階で苦手意識をなくしてしまわないと順位に直結する可能性もあるので,次回は何とか叩いておいてもらいたいと思います。

 とりあえず,読売3連戦を,最低1勝できるように,明日の勝利を期待したいと思います。

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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:05
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,京都地裁で,違法な所持品検査があったということで慰謝料請求が認容される判決が下されたというものがあったので取り上げてみました。

 これは,2009年7月,宇治市内の駐車場で,男性が警察官から職務質問を受けた際,車内のバッグから覚醒剤が見つかって現行犯逮捕され,その後覚醒剤の所持と使用で起訴されたという事件でした。
 しかし,刑事裁判において,警察官が承諾なしにバッグの中身を調べたということで,それが違法な職務質問だったということで,無罪判決を受けました。
 そして,この認定を前提として,男性が京都府に対して違法な所持品検査がなされたということで慰謝料請求を行い,判決で154万円が認容されたということです。
 府警監察官室は判決文の内容を精査し,対応を検討するというコメントを出したそうです。

 この判決をみて,違法な捜査があったとしても,最終的に覚醒剤が見つかったのだから,それを処罰せずに慰謝料まで支払うという内容の判決が下されたということについて,納得しないという方が多いのではないかと想像します。
 ただ,私に言わせると,この判決は妥当だと思います。
 というのは,所持品検査を行うに当たっては,本人の承諾があるか,裁判所発行の令状がなければできないのが原則だからです。

 今回の件というのは,結果として覚醒剤が出てきたからどうなのだろうかという問題になるのだろうと思います。
 しかし,これがもしも覚醒剤が出てこなかったとすれば,警察官が承諾や令状もなく人の所有物を確認することができてしまうということになります。
 それは国家権力による過剰な捜査を認めることになるでしょうし,そのために法律は厳格にいろいろな場合を定めました。

 警察官の経験や洞察力からすれば,この男性が何かを隠しているというように思ったのでしょうし,それが結果としては正しかったのだろうと思います。
 しかし,それだけの経験などがあるのであれば,きちんと法律を遵守することにも関心を払って欲しかったと思います。
 もちろん,法律を守ろうとすれば,その間に犯人が逃げてしまうことも考えられますし,そこは法と現実があっていないというところもあることでしょう。
 しかし,だからといって法を曲げるのはまた話が違うことだと思うので,今回の判決はその意味では一つの教訓になるものだと思いました。


 NPBが,本塁上での危険な激突を禁止するルールを定めましたが,これについては私は大いに歓迎したいと思います。

 このルールは,無用なタックルを禁止するというものですが,一方で捕手もホームベースの一部を空けるというものです。

 ホームベース上のタックルは,よくマートンさんが行うものが問題として取り上げられます。
 私も,これをみていていろいろな評価があると思いますし,これで怪我をした捕手側であれば身の危険がある,走者側としてはそうせざるを得ないという両方の見方があるでしょう。
 走者の方の落ち度がよく取り上げられますが,それは行動をする側だからだと思います。ですが,ボールが全く間に合うタイミングではないのにホームベースを塞いでしまう捕手もままおりますし,その場合は走者側にも酌むべき事情が大いにあると思います。

 そこで,タックル禁止を謳う代わりにホームベースの一部を空けるというのは双方の利益を考えた安打と思いますし,怪我を避けられるのであればよいことだろうと思います。
 マートンさんも歓迎と述べておりますが,それは立場からいえば本音だと思いますから,こういう大事なことを紳士協定ではなくルールで定めたという点は評価したいと思います。

 とりあえず,後半戦,なるべく怪我を負う人が少なく進めばいいと思いました。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:02
2015.07.15 Wednesday
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,イギリスで自撮り棒に落雷があって死者が出たというものがあったので取り上げてみました。

 この事件が発生したのは,イギリスの国立公園内ということで,猛烈な雷雨の中で雷に打たれたということでした。
 その理由としては,雷雨の中で金属の長い棒を持っていたということで,雷を引きつけてしまったのではないかといわれています。
 この金属の棒というのはスマホなどで自分を撮影する時に使ういわゆる自撮り棒で,山の天気が急激に変わったために自撮り棒を持った状態から対処しきれなかったのではないかということです。

 自撮り棒は,最近よく他人の迷惑になるとして,美術館などでは規制されているところをよく見ますが,このように自撮り棒で実害が発生したのは初めて見ました。
 自撮り棒だから落雷があったというわけではなく,長い金属棒を持っていたから不幸なことが起こったのだとは思いますが,こうしてみると山などに行く時に自撮り棒を持つのは危険なのだろうと思います。
 杖の場合,自分の体からみて下向きに向けて使うため,落雷のリスクは高くはないと思いますが,自撮り棒の場合は体からみて上向きに使うことが多いため,そのリスクがより高いということなのでしょう。

 これをみて,自撮り棒を規制するというのはどうも違うと思いますが,山の中で長い金属棒を持つというのは注意を促さなければならないのだろうと思います。
 最近物議を醸す自撮り棒ですが,やはりTPOが大事ということなのだろうと思いました。


 阪神は,前半戦最後の試合で敗戦し,5割超えで折り返せませんでした。

 今日は阪神お得意の接戦だったのですが,さすがに1点も入れられないのでは投手がどんなに頑張ってもどうしようもないでしょう。
 中4日でマウンドに立ったメッセンジャーさんは,見殺しにされてしまって,気の毒としかいいようがありません。
 メッセンジャーさんは,今シーズン初めはあまり活躍できませんでしたが,このように調子を上げてきてそれなりの成果を上げたのに負けが付いてしまうのは非常に気の毒のように思います。

 また,今日も呉さんは1失点でした。
 今日の呉さんも,打たれたのはストレートで,詰まった当たりだったとはいえ見切られてしまっているのではと大変心配しております。
 呉さんは,よい投手だと思いますし,素質も十分なのですが,それでもこれだけ打たれてしまうのは原因があると思いますし,抑え投手としては不安が残ります。
 これからオールスターで休みがありますから,その間に翌分析をしてもらいたいと思います。

 前半戦を振り返ると,思うことは阪神があまり強くなかったということです。
 それなのに,セリーグの他球団も強くないため,相対的に今の順位にいられるのだと思います。
 セリーグの選手は全体的にみな調子がよくありませんが,これだけ長く調子がよくないと調子だけの問題でよいのかというようにも思います。

 阪神の打つ方は福留さんがいなかったらおそらく相当低い順位だったろうと思いますし,福留さんのお陰で勝てた試合が数多くあったことを考えると去年あれだけいっていた私の馬鹿さ加減に反省します。

 投げる方は,藤浪さんが非常によかったです。
 藤浪さんが負ける時は自滅で,自滅しない限りは基本的に勝っておりましたから,本当にいい投手なのだと思いました。

 一方,マートンさんがもう少し調子を早く上げてくれれば勝てたのにという試合も多かったです。
 マートンさんだけでなく,鳥谷さん,上本さんもよくなく,代打も狩野さん以外は安定感があるとは言い難い成績です。

 投げる方は,先発能見さんが思ったような活躍ができませんでした。
 岩田さんもいまいち安定感を欠きましたし,メッセンジャーさん,藤浪さんらローテーションの固定投手陣に継ぐあと数枚の先発投手が足りていない状況があります。
 中継ぎ・抑え投手陣も,福原さんは非常によかったですが,安藤さんや呉さんなど安定感には乏しかったように思います。
 オープン戦で活躍の期待された若手投手もあまり活躍できず,松田さんも素材並みの数字を残せなかったというほかないですから,その辺りは非常に残念でした。

 後半戦は結果が求められますから,育成よりも勝利を重視すべきであり,江越さんなどの期待の若手を使うのは難しいのだろうと思います。
 ですが,二軍打線をみると非常にロマンを感じますし,あまり結果の残せていない代打陣に代えて出すことは検討されてもよいのではないかと思ったりしています。

 今のセリーグの状態だとどのチームが首位に立ってもおかしくないですし,おそらく決め手は9月の調子の問題なのでしょう。
 阪神としては,まず8月の死のロードであまり負けすぎないようにすることが大事になると思います。
 例年8月は負けが込むことが多いですし,9月は連敗続きという惨状を何度も目にしていますが,それでもせっかく優勝できる立場にいるのであれば期待したいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(3)  | trackbacks(0) | 22:50
 こんばんは。

 先日日本年金機構から,基礎年金番号などの個人情報が約101万人分流出したという事件がありましたが,そのgの日本年金機構の対応に不手際が続いているという記事を見たので取り上げて見ました。

 まず,日本年金機構において,個人情報が流出した101万人に対して謝罪文を送付しましたが,このうち約4万2000人分が届かずに戻ってきたそうです。
 年金機構は,登録されている住所と対象者の現住所が異なることなどが理由と考えられるということで,正確な住所を特定して再送付する方針とのことです。
 また,もしも住所が特定できない場合は戸別訪問して状況を確認するということでした。

 次に,年金機構は,6月1日に約125万件の情報流出を公表した後,翌日から流出した人の基礎年金番号を照会できるシステムの運用を開始しましたが,このコンピュータシステムへの入力ミスが約10万件(約8万6000人分)あったということでした。
 このため,個人情報流出被害にあった人たちが問い合わせたにもかかわらず,うち2449人に対して実際は流出しているのに流出がないと説明したということでした。

 これらのニュースを見ていると,この組織のもろさが露呈したように思えました。

 まず,謝罪文の送付に関していえば,この組織が住所管理をしっかりできていないことを示しているように思います。
 これは,住所変更をしたにもかかわらず届けていなかった国民側にも問題があるとは思います。
 そして,登録されている住所が異なるかどうかを調査してから謝罪文を送るのであれば,一度郵便を送ってみて返送されてくるかどうかで見極めようという発想は分からなくもありません。
 ですが,現在の受給者であれば,定期的に日本年金機構ははがきを送っているはずなので,本来であればそのはがきが届かなかったのであれば住所が異なっているはずだから確認しようということになると思います。
 しかし,そういう手間を省いてきたからこそこういう事態に謝罪文も送れないという事態になったのだと思います。
 4%程度とはいえ,その住所をいい加減に把握していたというのは,その程度の意識なのかなと思ってしまいます。
 それを,もしもとりあえず謝罪文を送ってみて,届かなかった人は住所の分からない人だろうという発想は,自分のお金を使うのではないから良いかという考えにも似ていると思いました。
 また,住所調査のための費用もかなりかかるでしょうし,そういうところもあまり気にしていないのではないかとも思ってしまいました。

 次に,入力ミスの件については,職員に反省の気持ちがなかったのだろうと思います。
 情報漏洩のミス自体許されるものではありませんが,通常そのミスをもって反省していれば,行動が慎重になるはずであり,ケアレスミスは減少するものだと思います。
 しかし,今回の入力ミスはケアレスミスでしょうし,そう考えると反省というよりも余計な仕事が増えたくらいの認識だったのではと勘ぐりたくなってしまいます。
 10%弱もケアレスミスをしていたとなると,スピードを優先させて適当に打ち込んだようにも見え,責任をとろうとする態度としては何とも思うところがあります。

 日本年金機構は,旧社会保険庁の反省の元にできた組織だと思っています。
 旧社会保険庁は,いろいろと報道されていたとおり,杜撰な実体があり,そこから生まれ変わろうとして年金機構ができたと思っていましたが,その点は買いかぶりだったのかも知れないと思ってしまいます。
 職員の多くは真面目にやっているのだろうとは思いますが,それでもこういう規模の大きなミスをみるとやはりいい加減な組織なのではと思ってしまいますし,もう少し徹底して引き締めてもらわねばならないと思いました。


 今日の阪神は,能見さんの7回1失点の出来で勝利を収められました。
 能見さんの出来は,決していつもよりずば抜けてよいとは言えませんが,ランナーを出しても失点に繋がらなかったのはよかったと思います。
 この頃の能見さんは,粘れずに失点をすることが多く,もはや能見さんの輝きはかつてのものかと思うと気もありました。
 特に,去年からはあまり思うように活躍ができませんでしたが,それでも今日のような投球ができればまだまだ先発でやってくれるだろうと期待します。

 打つ方は,マートンさん,ゴメスさん,福留さん,上本さんなどが活躍し,良いタイミングで先制,中押しと点をとってくれました。
 能見さんが失点しなかったこともあって,理想的な試合運びができていたと思います。

 今日の勝利で,阪神は5割に復帰しましたが,先日より申し上げているように,今年の阪神の実力は大体5割をキープし続けるくらいだろうと思っています。
 これ以上勝ちすぎることもなく,負けすぎることもないくらいだろうと思っていますが,それでも明日は前半戦最後の試合ですし,何とか勝ってもらいたいものです。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
 こんばんは。

 昨日,今日は暑くなるという話を聞いていたので,今日一日は読書で過ごそうと思い,某古本屋に行ったところ,からくりサーカスというタイトルを見つけてしまいました。
 もともとそんな気はなかったのですが,衝動買いで全巻買ってしまいました。

 今日一日は多少の家事をやった他はずっとこれを読んで過ごしたのですが,何年ぶりかに読んだこの名作は非常に素晴らしかったです。

 細かいところの辻褄(途中の過去編の中で突然某キャラの眉毛が太くなるなど)や,ところどころあるストーリーの間延びなどいくつか思う点はありますが,それでもそういうところを目を瞑っても差し支えないくらい勢いがあり,展開も熱く,登場人物も魅力的でした。
 この作者のお約束である,自分を省みない愚直なキャラ,初めは自分や他人に嘘をついていても何かのきっかけで自分の道に戻って進もうとするキャラ,人を一度でも殺したことのあるキャラはどんなにいい役割でも最後は亡くなってしまうという展開など,時代劇を見ている時のようなお約束は多くありますが,そういう点はむしろ安定感ととるべきなのでしょう。
 また,書き込みが多すぎてやや見づらいことや,キャラのアクが強すぎることなどは初心者を寄せ付けがたいところなのかも知れませんが,それでも知っている人だけがおもしろさを共有できれば十分だろうというようにも思いました。
 そして,いつからラストを考えていたのかと疑わしくなるような伏線回収からのどんでん返しなど,見ていて爽快感もありました。

 個人的な盛り上がりは,サハラ編からの過去編,ラスボス正体発覚のところが最高潮で,そこからはその流れをもって走り続けたという感じです。
 ただ,多くの人が思っているとおり,黒賀村編は間延び感は否定しがたく,個人的にはもう少し短くてもよかった気がします。
 そういうところはあるものの,序盤から読み手をほとんど退屈させない構成,キャラは見事であり,全巻買っても損したという感覚はありません。

 この作者の作品は,他にうしおととら,月光条例とありますが,個人的にはからくりサーカスがナンバー1で,次にうしおととらでしょうか。
 うしおととらは今テレビアニメ化したと聞きましたが,いつか機会がある時に見てみたいと思っています。

 今日はそんなひきこもりの一日でしたが,とりあえず何だか疲れたことと充実感がある,そんな一日でした。


 今日の阪神は,なんとか3タテを防ぐ勝利を収められました。

 今日は和田監督の投手交代のタイミングが絶妙だったと思います。
 先発岩田さんは,5回1失点と数字上はそれなりによい成績でしたが,にもかかわらずそこで安藤さんにスイッチしてしまいました。
 岩田さんは中4日とはいえ,阪神の中継ぎ陣はあまり調子もよくないので,そのような交代のタイミングは結構勇気のあるものだろうと思います,
 これで安藤さんが打たれていたら和田監督は大いにバッシングを受けた可能性もあり,結果的にそれが功を奏したというのは和田監督の選手を見抜く目と勇気の賜でしょう。
 また,狩野さん,新井良太さんなどの代打策も今日はよくはまりまして,今日の和田監督はまさに名将の采配というべきでしょう。

 不安は抑えの呉さんでしょうか。
 基本的にいい投手なのですが,結構一発を食らって失点をすることが多い印象です。
 そして,一発を食らう球種の多くはストレートだと思いまして,最近彼のストレートは見切られているのではと心配になっております。
 かといって,今の阪神に彼に代わって抑え投手としての役割を果たせる可能性があるのは福原さんくらいでしょう。
 その福原さんも,年齢を考えればあまり緊張の場面で酷使しすぎるのは問題ですし,今の投手配置が現状ではよいのだろうと思います。
 ですから,やはり呉さんにはもう少し一発を食らわないように投球を頑張ってもらいたいものです。

 ともあれ,今日勝てたことで,読売との差が1.5になりました。
 もしも今日負けていたら3.5となってしまい,今の時期とはいえ優勝戦線から遠ざかってしまうのではと思っていました。
 まして,このところ阪神は東京ドームで勝てていなかったため,東京ドームでは勝てないという,昔のナゴヤドームのような苦手意識を持ってしまいかねないと心配していました。
 東京ドームに苦手意識を持ってしまうと,首位を争う読売に対して大きい不利な条件を負うことになってしまうことでしょうし,その意味でもゲーム差のことよりも今後のことを考えれば何とかこのカードは1勝はしておきたいところでした。
 今日の1勝によって,これからまだまだ読売と首位を争えるチームになったのだと思います。

 ただ,阪神が勝負弱いのは否めませんし,やはり総合力では読売に劣るという印象です。
 とはいえ,今年の阪神はあまりよくない調子の中でここまでやりくりできているのですから,和田監督の今日のような采配力も含めてまた勝ってもらいたいと思います。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(1)  | trackbacks(0) | 22:22
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,ドイツ政府の倫理委員会が,血の繋がった兄妹または姉弟の結婚を合法化することに賛成の意を表したというものがあったので取り上げてみました。

 ドイツでは,数年前,子をもうけた兄妹が懲役3年の刑を受けて議論が生じたということでした。
 今回の倫理委員会の生命は,近親婚によって障害児が生まれる可能性が高くなることを認めながら,刑罰に値するものではないということでした。
 声明文の中には,近親婚を行いたいのにそれを罰する法律があることで苦しい状況に追いやられている方々の基本的人権は保障されておらず,兄妹姉妹間の愛情を否定せざるを得なくなっていると述べていたそうです。

 先日,アメリカでの同性婚を許容する判決について議論がありましたが,今回はこれまでの婚姻関係のあり方を考えるという意味では近い議論なのかも知れません。
 私は,ここで同性婚や近親婚の是非を述べるつもりは一切ありません。
 ただ,今回のニュースを見ていて,いわゆる通常形態と考えられている近親ではない異性の婚姻とは異なるケースを認めると,同じく通常のケースですくわれない人も救済しないと不平等になるという議論が生じることは当然だろうと思いました。

 アメリカでは,同性婚の判決の後,一夫多妻制を主張した男性が訴訟提起をしたというものを見ましたが,広くいえばこのような方も多くの異性と結婚する権利を奪われているといえるのでしょう。
 今回のケースを見ていて,例外を一つ認めると,他の例外についても平等的な取扱を求めて主張されることが出てくるのは当然だろうと思いました。
 ただ,ルールというのは例外を多く許容すると骨抜きになってしまうことは否定できないと思います。
 その意味では,例外を認めるということは,やはり考慮に考慮を重ねないとルール自体が崩壊するということもあるのだろうと思いますし,例外を許容する場合は許容される範囲はどこまでになるのかをきちんと考えないと行けないのだろうと改めて思いました。


 今日の阪神はどうしようもなくやられました。

 敗戦の原因は藤浪さんというほかないでしょう。
 藤浪さんは,基本的によい投手なのですが,彼が敗戦を喫する時は自滅だと思っていました。
 そして,今日は7四死球ということで,制球がよくなく,もはやこれを表現すると自滅なのだと思います。
 藤浪さんはもう少し安定感があればもっと勝てるのにと,残念でなりません。

 阪神は,東京ドーム6連敗ということで,どうも今年は東京ドームと相性がよくありません。
 ただ,相性といって済ませてしまうには,首位攻防戦での2連敗は痛すぎる気がします。
 もちろん,今年の阪神を考えれば,こんな程度なのが妥当だとは思います。
 ですが,明日もこんな感じで負けてしまえば,おそらく今シーズンはこんな感じで終わってしまうことでしょう。
 ファンとしては,何とも納得しがたいものを感じますので,せめて明日はもう少し見ていられる野球をしてもらいたいと思います。

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三枝康裕 | ニュース | comments(2)  | trackbacks(0) | 23:41
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,広島弁護士会の広報キャラクターに広島カープさんのキャラクターであるカープ坊やがカープローヤーとして,来年3月31日までの期間限定で就任したというものを見たので取り上げてみました。

 我が千葉県弁護士会にちーべんくんというキャラクターがおりますが,自分のところのキャラクターにもかかわらず最近大量増産されるゆるキャラブームにお腹いっぱいだからか,正直言ってあまり印象に残っていません。
 千葉県は,チーバくんという絶対王者がおり,さらに最近下火らしいふなっしーもおりますが,ちーべんくんはそれらの牙城を崩すことはできないのだろうと思っておりました。
 そして,個人的には,別にそこの牙城を崩す必要もないと思っていましたが,ただせっかく作ったキャラが目立たないのももったいないかとも思っていました。

 そんな中,広島弁護士会のこの話を見て,市民に馴染んでいるこういうキャラを使えばよく浸透するんだろうなと思いました。
 しかも,これまで野球をやっている姿しか知らない彼が,とってつけたようにメガネをかけて六法全書を片手に持っていますが,こういう雑な感じで強引に弁護士と結びつけたというところは,むしろ市民に印象に残りやすかろうと思います。
 その容姿を見る限り,FF3の学者よろしく,六法全書は鈍器として活用すると思わずにはいられませんが,それでもちょっと羨ましくも思いました。

 ただ,私が好きな阪神からいくとすれば,じゃあトラッキーが弁護士会のキャラかといわれれば,さすがに彼ではなと思ってしまう冷静な自分がいるのも事実です。
 広報だから,別にそこまで深く考えなくてもよいのかも知れないのですが,やはりイメージは大事な気もするのです。
 そして,広島の場合にしっくり来たものがあるとすれば,もしかしたらキャラクターが人型だったということも影響しているのではというようにも思ったりしましたが,うまく説明できません。

 とりあえず,こうやって市民に弁護士会が受け入れられたらというように思いました。


 今日の阪神は,結果は勝ったものの,何ともしょっぱい終わり方だったと思います。

 先発秋山さんは期待以上のいい仕事をしてくれたと思いますし,いつも不安視されていた中継ぎ陣も締まっていたと思います。
 一方,打線は,12安打3得点と,残塁が多く,拙攻だったという評価になってしまうのは致し方ないでしょう。

 そして,最終回となった11回裏ですが,これがしょっぱいというのは阪神が打ち勝ったというよりも中日さんが自滅したと捉えるのがだろうだろうからです。
 最終回は,四球,バント,暴投,四球,四球,暴投で終了ということで,まさに中日の福谷さんの一人相撲というしかない終わり方でした。
 阪神が強かったというよりも福谷さんに勝たせてもらった試合だったと思いますし,その意味ではお立ち台に上がった上本さんはある意味気まずかっただろうと思います。
 上本さんは,11回裏の先頭打者として四球を選びまして,最終的にサヨナラのホームを踏んだわけですが,やはり打ち勝ったというわけではないとなるとちょっとインタビューにも答えづらいと思います。
 中日さんは,早い段階で制球が酷かった福谷さんを代えなかったのが問題だと思いますし,それに勝たせてもらった試合ですから,心から喜びづらいです。

 明日からは読売と直接対決で首位争奪戦が始まりますが,残念ながらお互いそこまで強いチームでもないので,とりあえず両チームとも3タテされなければ後半また首位決戦で相まみえるのだろうなと思ったりします。
 それでも,順位とは関係なくやはり読売には勝ち越して欲しいですし,ひとまず明日のメッセンジャーさんの出来には期待しております。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:05
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,木にわら人形を打っていた男性が警察から口頭注意を受けたというものがあったので取り上げてみました。

 この行為があったのは緑地公園内の木で,小学校の児童がわら人形を発見しました。
 人形の顔部分には成人女性の顔写真が切り取られて貼られていて,顔や胴体が釘で打ち付けられていたということでした。
 警察は,写真などを手がかりに打ち付けた男性を特定し,事情聴取を行った上で厳重注意したということでした。
 男性は,女性とのトラブルがあったということで,自分の気持ちを静めるためにやったということで,迷惑をかけて申し訳ないと反省しているということでした。
 警察は,市所有の木を傷つけたものの,傷つけることが目的出はなかったとして,器物損壊罪での立件は見送ったということでした。

 わら人形は,丑の刻参りで用いられたのだろうと思いますが,そのような単語自体使うことは10年以上なかったと思います。
 よほど気に入らない気持ちだったのだろうと思いますが,それでも記事によれば1ヶ月程度木に刺さりっぱなしだったようで,せめて人目に付かないように回収してもらいたいものでした。
 丑の刻参りのわら人形を回収するというのもおかしな話ですが,それでもわら人形が木に刺さっていれば,事情を知らない人にしてみれば単純に気持ち悪いですし,やはり他人に知られないように対応すべきだったのでしょう。

 本件では違いますが,わら人形で人を殺そうとする行為が殺人罪として処罰されるかというのは刑法を勉強すると初歩の議論として出てくる問題で,いわゆる不能犯ということで処罰の対象にはなりません。
 ただ,丑の刻参りの行為によって木に傷が付けられたということでの器物損壊罪は十分に成立することでしょう。
 器物損壊罪は親告罪ですから,最終的には所有者である市の告訴状が必要になりますが,そこは市の方も色々と考慮するところもあったのかも知れません。

 今回の行為でまさか自分が警察から調べを受けるとは思わなかったでしょうが,やはり呪いなどやると最終的には自分に返ってくるということでしょうか。
 人に対して悪意を持つということはそういうことなのかも知れないかと思いました。


 阪神は,このところ負け続きで,首位から陥落し,ゲーム差も付けられてしまいました。
 いろいろと負けた要因はあるかと思いますが,先日も申し上げたとおり,今年のセリーグは何とも首位が固まらないという非常に珍しい状態だと思います。
 首位読売は決して強いわけではなく,阪神もそこそこの実力しかありませんので,こういう微妙な感じの勝負が関の山なのでしょうか。
 前も述べたとおり,今年の阪神の適正順位はせいぜい3位くらいだろうと思っていますが,それでも他球団も微妙なのでせり上がっていっているように思うのです。

 とりあえず,今日はあまり良いところなく負けましたが,おそらくそのうちまた首位に上がり,そしてそんなに長い期間維持できずにまた陥落することでしょう。
 そういうシーズンは,最終的に上位にいればよいかと思い,今は全く一喜一憂しないという珍しい心境です。

 ただ,そのようにするためには,8月の死のロード,毎年没落する9月にそこそこの成績でやり過ごす必要があります。
 今がそのための戦力を溜めている期間だとするならば,私は今日の負けも何となく受け入れてしまっています。
 そういうのは勝負の世界ではよくないのですが,そんな不思議な気持ちでおります。

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三枝康裕 | ニュース | comments(1)  | trackbacks(0) | 23:29
 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,中国の銀行員の女性が,紙幣を経由して性病に罹患したというものがあったので取り上げてみました。

 このニュースは中国の新聞紙が報道したもので,銀行員の30歳女性と20歳女性が,紙幣を数えた後に手を洗わずにトイレに行ったことが原因で性病にかかったということでした。
 この新聞によれば,紙幣1枚につき平均120種類の菌が繁殖しており,紙幣を頻繁に扱う銀行員などの手には300万個以上の菌が付着し,肝炎の感染率が一般の人より6倍ほど高いということでした。

 このニュースを見ていて,率直に紙幣を経由した病気の感染というものを想定していなかったため,驚きました。
 ただ,以前,紙幣は大変汚いとか,紙幣に麻薬が付着している率だとか,そういう類の記事を見たこともあるので,こういうこともあるのだろうとも思いました。

 日本ではこのようなことは聞いたことがないので,おそらく紙幣が比較的清潔な部類に入るのだと思いますが,それでも自分が持っている紙幣の清潔さなど考えたこともありませんでした。
 確かに,他人が触って,そのまま財布に入れ,その後そのまま財布から出して使うというメカニズムを考えた時,その流れの中では汚いものを触って手を洗わないまま札を使ったという人もいるでしょうし,今後は気をつけなければならないだろうとは思います。
 ただ,それでも,病気になったという人を聞かないということは,多少菌があったとしてもそれは身体に異常を来すレベルには達していないということなのでしょう。

 その点,中国の札はあまり清潔ではないということなのでしょう。
 新聞によれば,銀行員の肝炎発症率は6倍ということですから,おそらく性病かどうかは別としてかねてからこのような問題は指摘されていたのでしょう。
 ただ,この手の問題は,国民一人一人の考え方の問題に起因するものですし,仮にそのような話を問題提起されたからといって直ちに解決するというわけではなさそうに思います。
 また,実際に発症する可能性がどの程度なのか分かりませんが,それがそれほど高くはないとすれば,おそらく事態が改善することはないのでしょう。
 そうなると,基本的には自衛を考えることになるのでしょうが,なかなか自衛といっても札を触った後に手を洗うとか,その程度の考えしか思い当たりません。

 この問題はおそらく中国特有の問題ではなく,いわれていないだけで世界各地で問題にはなっていることなのだろうと思います。
 この記事を見て,改めて札の清潔性について考えさせられました。


 今日の阪神は,昨日とうって変わって,非常に楽な展開で勝ちを収めることができました。

 序盤のうちは,点をとったらとられてという,最近余区見る展開だったので,今日もいつものシーソーゲームかと思っていましたが,今日は藤浪さんが崩れませんでした。
 今シーズンの藤浪さんは素晴らしい投球ばかりなので,基本的に自滅しない限りは大きく崩れることなく勝ちを収めてくれるという安心感があります。
 8回4安打1失点12奪三振は非常に上出来というほかなく,このまま行けば順調に奪三振王はとってくれそうな気配があります。
 打つ方でも活躍してくれましたし,今日の勝利の要因は藤浪さんでしょう。

 また,打つ方は上本さん,福留さん,ゴメスさん,マートンさん,鳥谷さんと,打つべき人がきちんと活躍してくれた,非常に投打のかみあった試合展開だったと思います。

 このような楽な展開での勝ちゲームは非常に久しぶりだと思います。
 最近,負けが込んでいて,勝っても最後まで分からないきわどい展開ばかりでしたから,安心して野球を見ていられませんでした。
 こういう展開も久々によいものだと実感させられる試合であり,このような野球が次回以降もできればもっと阪神は安定して首位をキープできるのにとは思いました。

 そこがうまくいかないから野球なのでしょうが,それでも次回以降も大いに期待しております。

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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,空手道場経営者の男性が,消防本部に赴いて職員に暴行を働いたというものがあったので,とりあげてみました。

 男性は,家族の女性が体調不良だと119番通報をしました。
 そして,消防隊員が通報を受け手出動の準備をしていたところ,男性が通報から数分後に女性を乗せて消防本部に現れました。
 そして,なぜ早く来ないのかという趣旨の発言をして,隊員の右ほほを3回殴り,全治5日の軽傷を負わせたということでした。

 男性にとっては家族が非常に大事だったのでしょうし,自分が思っていたよりも消防の対応が遅かったことにフラストレーションをためたというのは気持ちとしては分からなくはないと思います。
 その気持ちというのは,自分が早めに家から出て消防署の前に行った時,未だ救急車が動いていなかった様子を見て,自分の家族の聞きをどの様に考えているのかと思うに至ったという心情は何となく察することができると思います。

 ただ,家族を思いやり,かつそもそも救急車より自分の方が迅速に行動できるのであれば,消防本部への文句はともかくとして,先に病院に連れて行くべきなのではないかと思います。
 特に,消防本部に行ってから隊員に暴行を働いた際,そのようなことをしている時間があるならば先にやることがあるだろうという様に思ってしまうのです。

 気が動転していたのは何となく理解できるのですが,それでもこの男性にとっての優先順位があべこべになってしまっているように思えて仕方ありません。
 急場の段階で冷静に判断して行動をとれるかというのは難しい課第だと思いますが,この事件での男性の行動は少なくとも合理的に動いたとはいいがたいものだったと思います。
 男性は,本件により公務執行妨害と傷害で逮捕されてしまいましたが,そうなると女性も悲しむことでしょう。

 私は今まで空手を生業にしている方と何人かお会いしたことがありますが,みな実直で,かつ自分の拳はどんなことがあっても他人には振るわないと考えておられる方々ばかりでした。
 おそらくこの男性も普段はそのように考えているのでしょうが,緊急事態で冷静さを失ってしまって行動に出たのだろうという記がします。
 この男性自身が大変後悔していると思われ,今後このようなことをなさることもないのだろうと思いました。


 今日の阪神は,勝ち試合であったにもかかわらず,終わってみると何とか勝てたという感じでした。

 打線は,福留さんの活躍はいうまでもなく,全般的によく売ってくれたと思います。
 私は,最近打線の核になってくれている福留さんはいうまでもなく,このところ調子を上げている鳥谷さんについて頑張ってくれていると実感します。
 鳥谷さんは,体調を崩して下位打線にいることが多いですが,それでも昨日今日とよく働いてくれていますし,あまり頑張りすぎてはほしくないものの,やはり実力がある方なのだと実感させられます。
 マートンさん,ゴメスさんも調子は悪くはなく,今の阪神打線は全体的によい状態のように思います。

 一方,問題が多いのは中継ぎ抑えです。
 特に,昨日の廃線の原因となった呉さんは,よくないと思います。
 呉さんは,去年から,非常によい球を持っているのにある程度打たれてしまうのは,結局打たれる時の多くがストレートとカットボールに頼りすぎる時だと思います。
 常にそうだということではないのですが,ストレートとカットボールを多投するときは割とよく打たれているという印象があります。
 今年の呉さんは,相手打者にとってはかなり嫌なフォークボールがありますが,もしかしたらこれを使うのは調子のよい日だけなのかも知れません。
 呉さんの投球スタイルや球質を考えると,抑えがふさわしいとは思いますが,それでも今シーズンの呉さんはいまいち全てを預けられるほど信用をすることには不安があります。
 ストレートを主体にすることに異論はないのですが,もう少し投球術をもって抑えることも考えてもらえないだろうかと思う次第です。

 とりあえず,阪神は勝率5割に復帰しましたが,私は今年の阪神はこんなくらいの勝率が実力とマッチしているというような気がします。
 今年はセリーグ全体が異様に強くないという感じなので,阪神が相対的に首位にいはしますが,本来は3・4位くらいの実力なのだろうと思っています。
 問題は,全体的に弱いとファンが離れていってしまうのではというところですが,ある意味実力が近いもの同士の試合は面白いというようにも思うので,そこは色々な見方をして楽しめればというようにも割り切るようになりました。
 明日以降も面白い試合を期待します。

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 今日のニュースを見ていたら,大分県警が実施した,振り込め詐欺への騙されたふり作戦が失敗したというものが会ったので取り上げてみました。

 80代女性に市の職員を名乗る男から医療費の還付金に関する電話があり,女性は約100万円を振り込んでしまいました。
 その後女性は警察に相談しましたが,その後銀行員を騙る男から再度電話がありました。
 そこで,警察は女性に対して騙されたふりをして欲しいと依頼をし,口座番号を特定して凍結する手続を進めることとしました。
 女性には警察官が同行したのですが,警察官は口座の凍結に飛鳥な名義人を特定するために女性の電話の会話に集中するあまりATMの画面をよく見ていなかったそうです。
 そして,その間に女性は,指定された口座に99万9313円を振り込んでしまったということでした。
 大分県警は,国家賠償法に基づき,振り込み手数料を含めて99万9691円を支払ったということでした。

 まず,基本的な問題として,振り込め詐欺などの犯罪収益金の振込先となると考えられる口座は,警察や弁護士を通じて金融機関に連絡をすることで凍結することができます。
 そして,凍結された口座内にお金が入っている場合は,そこから按分してお金を受け取ることも可能です。
 ただ,一般的には,振り込まれると同時に犯人によって引き出されてしまうため,一度振り込んでしまうとお金が返ってこないケースが大変多いです。

 今回の件も,警察官が振り込みを確認した直後に凍結処理を直ちにとったと思いますが,振り込みに関して犯人側と電話でやりとりをしていたということであれば,振り込みがされて着金が確認された直後に直ちに引き出されたのではないかと思います。
 その意味では,警察官がおとり捜査を依頼したことによって最終的に犯罪者に対して犯罪収益を与えてしまう結果となり,非常に問題と言えるでしょう。

 また,この作戦においてもっとも基本的なことは,情報を聞き出すだけで振り込み手続を一切してはいけないと言うことだろうと思います。
 そうであれば,実際にATMの画面の前に行く必要はなかったと思いますし,もしもATMに行かないと犯人側にばれてしまう状況であったとしてもATMを捜査する必要はなかったでしょう。
 ですから,警察のミスとしては,振り込みをしないことを徹底しなかったことだけでなく,ATMに近づかせたことにあろうと思います。
 特に,一度騙されて振り込みをしている人ですから,電話でそのまま振り込みをしてしまう傾向が一般の人よりも強いことが伺われ,にもかかわらずその点に注意を払わなかったのは問題でしょう。

 一方,被害女性は,一度騙されて振り込みをするという痛い目に遭っていて,さらに警察にまで通報していたわけですから,普通に考えれば再度の振り込みまでするのかと思うところでしょう。
 もちろん,80代という年齢を考えれば致し方ないところもあろうかと思いますが,それでも上記事情を考えると少々目を話したという警察官を責めるのも少々酷な気もします。

 とはいえ,犯罪者に収益が渡ってしまったこと,税金から国家賠償金が女性に支払われたことを考えると,やはり警察のミスは軽視できないと思いますし,もう少しきちんと対応してもらいたかったと思いました。


 阪神は,ちょっと目を話した隙に連敗を繰り返し,遂に首位陥落,勝率5割逆戻りとなりました。
 昨日一昨日の試合は,いつもの粘り強さがが見られず,いつも勝ってきた接戦を落としていて,このところ見られていた阪神の強みが欠けていたように思いました。
 その点,今日の試合は圧倒的敗北であり,今シーズンよく見られた現象だったと思います。

 先日阪神が首位に立った時,私は,セリーグでこれまで首位にたった九段は,ことごとく連敗を繰り返してあっさり首位から落ちたと書きましたが,阪神もそこから漏れずに連敗して落っこちてしまいました。
 他の球団は,そこからもさらに連敗して順位が著しく落ちたところもありましたが,阪神はどうなるのでしょうか。

 他の球団を見ると,一度連敗が始まって首位から落ちたところで,調子をすごく落として取り返しが付かなくなってしまいました。
 阪神も同じ道を辿るかも知れませんが,私としては今年の阪神はもともと強くもなく,最近は多少調子が上がってきたもののそれでも大して調子が良いとも言えないので,いつも通りやれば勝率5割に留まるのではないかと思っています。
 それは見方によれば少々悲しくもありますが,それでも他球団よりは深刻にならないのではと思います。
 素人的見方ですから,それが正しいか分かりませんが,その点は明日以降を見守っていきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:53
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