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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、ドイツの高速鉄道が車内の汚れを理由に運休することが常態化しているというものがあったので、取り上げてみました。

 記事によれば、走行中の高速鉄道が突然停車して乗客全員が下ろされるということがままあるということでした。
 その理由として車掌が説明したのは清掃状態が悪く、このままでは運行できないというものだったということでした。
 これについては、当惑するコメントの他、同意するコメントも見受けられたということでした。
 ドイツでは、近年緊縮財政の影響で鉄道インフラの老朽化が深刻であるということで、遅延やトラブルが常態化しているということです。
 地元メディアによれば、6月運行の長距離列車のうち約4割が6分以上遅れたということです。

 私のイメージでは、ドイツはかなりしっかりした国と思っていたのですが、財政の問題からインフラの設備更新に手が付かないというのはどの国でも同じような状況だと思うと、非常に頷けるところではあります。
 ですが、走行中の列車を突然停車させなければならない程度の清掃状態の悪さとはどのようなものなのか、私には想像ができません。
 清掃状態の悪さは走らせる前からわかっていそうなものですが、それを走行させたにもかかわらず、途中で停車させて乗客を降ろしたというのは、正直言って乗客にとってはたまったものではないと思いました。せめて出発しないのであればその後の手当を考えられそうですが、途中下車させられるとなると、下車させられた場所によっては移動や宿泊などどうしようもなくなってしまう可能性もありますし、率直に大変迷惑な判断だと思います。
 走行中に清掃が必要な状態が生じた可能性もあるものの、記事から察するにそうではなさそうですから、私としては走行の判断自体が誤りだったというように思いました。
 もしも私がドイツを旅行しているときに、突然知らない駅で降ろされてしまったらと思うと、何とも困ったものだと思いました。

 このようなインフラ老朽化の問題は日本も全く人ごとではないと思います。
 既存インフラを維持するだけでも大変なのに、新しいインフラを作ろうとしているということもありますし、こうなると将来の維持管理はどうするのかと思うこともあります。
 一方で、公共事業への投資によって経済を回そうという考え方も否定するものでもないですし、その辺りのバランスは世界各国のどこでも悩ましい問題なのだろうと思いました。


 今日の阪神は、雨天中止となりました。
 昨日まで酷い流れになっていましたから、今日は何としても勝たねば引きずりそうだと不安に思っていたのですが、中止はある意味よかったとも思いました。
 ここで試合をすれば、流れを断ちきることに執心しなければならなかったところ、雨天で水入りとなったところで流れが切れるかも知れませんから、そういう意味では決して悪いものではないと解釈しています。
 ただ、できれば中日さんへの苦手意識を抱かずに済むとよいのですが、その機会が先になったのは気になるところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:44
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