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 こんにちは。

 昨日のニュースで,東電に対する調査で,
原発なしでも,火力,揚水式による発電によってこの夏の電力の最大供給量が確保可能だった
というものがありました。
 私にいわせれば,当時から今回の報道と同じ意見が多数見受けられていたので,「やっぱりね」という程度の意見しか持ちませんでした。
 しかし,前も別の書込でもお話ししましたが東電やら政府の発表というのはつくづく鵜呑みにしてはいけないですね。
 近年TPPに関する議論が活発になされていた頃がありましたが(もうその議論の報道も随分なくなりましたね。),その頃の議論もマスコミ報道,政府の意見などをほとんど参考程度にしか聞きませんでした。
 その姿勢を全てにおいて貫くのは疲れますが,全ての他人の意見は参考に止めておいて最後に決めるのは自分であるという考えを根底に置かないとこういったことにも簡単に騙されてしまうのかなあと改めて思いました。

 では,東電の意図として,なぜこのような大々的な電力不足のおそれに関する情報を流したりしたのか,私なりに考えてみました。
 簡単に思いつくところといえば,
①原発の必要性を実感させること
②頑張って電力を供給している姿勢を見せて,東電が世の中に必要な会社であることを世間に知らしめること
③電力不足という恐怖を与えることによって,東電のありがたみを味わわせること
などでしょうか。
 こんな意見をぶつけたところで,多分表向きは「当時は必死に電力供給量について計算しており,不足するか否かは微妙だった」などと言い訳をするのでしょうし,それを覆せるだけの根拠を私のような素人が持ち合わせていない以上,今以上の想像をいうことはできないでしょう。
 また,韓国で大規模停電のニュースもありましたし,これが日本で起こらなかったという意識も節電は正義という方向に考えを進ませたのでしょう。
 ただ,私としては,この節電騒動の中で,工場のスケジュールをずらした,工場の海外移転をした,電車の本数を減らして移動・物流の停滞を招いたなどという経済活動に与えた打撃の大きさ,多くの人々に要らない危機感を与えた点などを考えれば,東電や,東電をしっかり監督しなかった政府の罪は非常に大きすぎると思います。

 ただし,この節電騒動は東電自身の首を強く絞めていると思います。
 というのは,東電の収入というのは当然電力料金な訳ですが,みんなが頑張って節電してくれたが為にその収入を減らすことになってしまうからです。
 そのため,電力料金の連続値上げや,賠償金捻出のために政府への援助要請をしたりしているものの,当然そのたびに強い批判にさらされるわけで,場合によっては大幅なリストラまでしなければその批判から逃れられないかもしれないでしょう。
 とりあえず,今後の対応をまた注視していきたいと思います。

 ちなみに,私自身といえば,大学時代に極貧生活を送ったことがある影響からか,震災前からの日常生活が既に一般家庭からみて大幅節電になっていたため,何一つ生活スタイルを変えずに生活していました。
 私にいわせれば,世間の人は電気を使いすぎるので,多少いい薬になったかなと上から目線で思いました。本当にすみませんm(_ _)m

 桧山さんがFA行使せずに残留しますね。
 桧山さんは古き良き阪神の暗黒時代を知る方ですから,雰囲気がそれに戻りつつある現在において必要な人物であると認識しております。
 また,桧山さんが出てくると,球場が盛り上がる盛り上がる。7回以降でチャンスになりそうだと,打席よりもネクストサークルの彼に歓声が起こるくらい盛り上がるのです。
 お年もお年ではありますが,少なくともまた来年はあの盛り上がりを堪能できるとなれば,今から楽しみでなりません。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 13:53

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