こんばんは。
今日の阪神ですが、読売に対して大差で勝利しました。
今日は、序盤から近本さんのタイムリーで先制、マルテさんのタイムリーや糸原さんの併殺崩れの間の加点、佐藤さんの犠牲フライ等で大量得点をしました。
その後も先発野手全員安打で19安打13得点の猛攻ということで、昨日の無得点は何だったのかと思えるほどでした。
また、先発西さんは、非常に安定した投球で、8回4安打無失点で6勝目を挙げました。
大量点の援護があったとはいえ、これがエースという頼れる投球だったと思います。
そんな中、今日特に述べておきたいのは、2番手で登場したケラーさんです。
ケラーさんといえば、開幕戦に抑え投手として登板したものの、活躍できずに、その後2軍で長らく調整することになりました。
しかし、今日のケラーさんはかつての姿ではなく、これが我々の求めていた投手であったと思いました。
今日のケラーさんは、ストレートでぐいぐい押していって空振りを取っていました。
このストレートがあればこそカーブやスプリットも生きるという感じですが、とにかくストレートが速かったと思います。
160キロまでは出ていませんでしたが、スアレスさんの160キロよりも速いように思われ、打者が球の下を空振りしていたところを見ると、打者から見て球が浮き上がっていたように見えたのではないでしょうか。
しかも、球の伸びが尋常ではなかったと思われ、球速と比較して相当速く見えたのではないかと思います。
まだ評価を下すのは早すぎるとは思いますが、他の変化球の質をもう少し見ることができるのであれば、場合によってはスアレスさんクラスの選手ではないかと思いました。
この選手を当初に調整不足で開幕戦に出したことの罪深さを改めて実感します。
首脳陣はなぜそのような選択をしてしまったのでしょうか。
当時の速球の球速は150キロ前後で、明らかに今よりも劣るものだと思いますし、あの開幕戦はそれなりに勝ち試合だと思って慢心してしまったのでしょうか。
しかし、今振り返れば、あの開幕戦での失敗が阪神を低迷させ、逆にヤクルトさんを調子づかせたのではないかと思うと、本当にあの時の失敗を強く後悔するばかりです。
とにかく、ケラーさんがここまで計算できそうな投手だとは思いませんでした。
もう少し活躍の場を見てみないと評価は下せないとしても、もしもこの調子で活躍してくれるのであれば、中盤戦から後半戦の順位争いにかなりの力になってくれるのではと大いに期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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