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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、茨城県教育委員会が、平日の部活動について上限2時間というルールを厳格化する方針を示したというものがあったので、取り上げてみました。

 現在の方針は2019年に策定されたもので、こちらによれば平日の部活動は2時間程度、休日は中学3時間、高校4時間程度というものでした。
 これらを今後、程度から上限というように改め、学校のホームページにおいて何時間活動したのかなどの実績を公表するように求め、遵守できているかどうかを確認する方針ということです。
 また、休養日については、高校は原則週2日とし、休日に練習試合や大会などで活動時間の枠を超える場合には平日ではなく休日に休養を振り返るよう求めるということです。
 さらに、朝練は原則行わないと維持したということでした。

 このような方針は、練習時間が長ければ強くなるという考え方を否定し、怪我等の抑制や、担当教員の労働時間の問題にも対応するということが背景にあると思われます。
 これらの問題はいずれもかねてから大きく問題になっていたものであり、なかなか抜本的な解決策も採られてこなかったことから、今回の件は随分思いきったものの、よくぞ決断したものだと基本的には肯定的に考えたいところではあります。

 ただ、この考え方の背景にある練習時間をかければ強くなるという考え方を否定するという点については、やり方次第でまちまちではないかとも思います。
 中学高校の部活の目的は原則として教育でしょうから、勝利至上主義に走ることは抑え込んだ方がよいということは理解しますので、部活動の時間を抑制して学生生活のバランスを重視したというのは本分に沿ったものというようにも思うところではあります。
 とはいえ、そうであれば、茨城県だけでなく全国の都道府県が一気に時間抑制策を実施しないと不平等、不均衡が生じるのではというようにも思えます。
 茨城県が先行して実施したことは評価しますし、茨城県は自身が先導することでこの策を日本中に広めようという考え方があるのかもしれませんが、個人的には早期に全国で採用してもらわないと茨城県の公立校が不遇になってしまうように思います。

 また、この件はあくまで公立校を対象にしたものですから、そうするとスポーツに勤しむことを志す人たちは私立学校への進学を考えることでしょう。
 そうすると、今後今まで以上に私立学校の強さが際立つことになると思われます。
 では、私立学校についても規制すべきかといえば、そういった教育方針に共感した人たちが入学するということや、部活の強い私立学校は専門の教員や指導員がいたりすることがありますから、公立校のような教師の負担問題も同列に語れませんので、規制はしないでいろいろな選択肢があった方が特色がでるのかと思います。
 よって、これが全国に広がれば公立と私立の差が大きく広がりそうに思うのですが、これも時代なのかもしれないとも思いました。


 プロ野球引退選手のセレモニーを兼ねた特別試合に伊藤隼太さんが出場し、ホームランを含む3安打を打ったということでした。
 去年から四国アイランドリーグの球団に選手兼コーチとして所属し、来季からはコーチに専念するそうです。
 伊藤さんは、これで現役は一区切りだと話をしたということです。

 伊藤さんが阪神に入団した当時のことは今でも覚えており、大学時代にこれだけ活躍した選手であれば外野に一角は確実に埋めてくれる選手だと思っていました。
 打力はそれなりに示してくれていたものの、残念ながら他の選手に及ばない場面がありました。
 また、なんと言っても守備力に難を抱えて、それも含めて最終的に起用がなかなか難しくなっていきました。
 個人的にはドラフト1位の選手だけにこういった終わり方は残念ではあるものの、これも野球なのかもしれません。

 今後についてはコーチとして活躍されるということですから、まだまだ野球に携わっていかれるということなので、これまで培った経験、苦労された体験等を後世に引き継いでいってもらいたいものです。
 本当にお疲れ様でした。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | -  | - | 22:29
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