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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,カメルーンの湖の湖水爆発の可能性に関するものがあったので取り上げてみました。

 湖水爆発は,何らかの原因で噴火口がふさがれた火山口に水がたまってできた湖(火山湖)に,火山活動で発生した二酸化炭素が噴出し,火山湖の水に二酸化炭素が吸収されたために,その二酸化炭素濃度の飽和,火口部の崩壊等のきっかけで濃い二酸化炭素が火口より麓に流出する現象ということです。
 なかなか難しい原理なのですが,火山湖の水の二酸化炭素濃度が高まり,限界まで達すると,何かのきっかけで濃度の高い二酸化炭素が周辺にまき散らされるということなのでしょうか。

 この現象のやっかいなところは,火山湖周辺の二酸化炭素濃度が高まることによって,二酸化炭素中毒で人や家畜が健康障害を被る恐れが生じるという点のようです。
 記事によると,30年くらい前に発生した湖水爆発では,周辺住民約1800人が窒息死してしまったというのですから,この被害規模は非常に深刻ととるべきでしょう。
 想像してみると,おそらく何の前触れもなく屋内外を問わず周辺の酸素がなくなって,息ができなくなって窒息死という状況なのでしょうか。
 しかも,目に見えるものではないので,どこまで逃げれば安全なのかもわからず,周辺住民としては湖水爆発の恐れを感じたら火山湖から遠ざかる以外にないということなのでしょう。

 そして,今,二酸化炭素の濃度の高い水が浅い領域に見受けられるようになったということで,湖水爆発が近づきつつあるということでした。
 これを避けるには,水中の二酸化炭素濃度を下げる措置を講じる必要があります。
 そのため,二酸化炭素を強制輩出するポンプの設置に乗り出したということでした。
 現在もガス抜き措置を行っているそうですが,その装置が足りないようで,対応が急がれるように思います。

 私の日常にはそのようなことは縁遠いので,何ともいいがたいものを感じますが,それでもその恐怖感はよく理解できます。
 湖水爆発というメカニズムを知らなければ,多分当事者ともなれば,突然息ができなくなり,なぜ自分や周りの人間達が死んでいくのかまったく分からないのでしょう。
 30年前には相当大きな被害が出たということですが,今回はそこから発達した人間の叡智を見せてもらいたいと思います。


 今日の阪神は,昨日一昨日の惨敗を乗り越えて勝利を収めることができました。
 今日は打線好調で,勝つべくして勝ったというように思いますが,それでも継投策には疑問があります。
 皆様も感じていると思いますが,やはり昨日今日と継投に失敗して大量点をとられており,今日も一歩間違えば負けていたところでした。
 昨日今日の大量失点の原因は,ひとえに投手の相性や調子の味方を間違えた采配ミスであると思います。
 昨日は何十年ぶりかの読売戦1イニング8失点ですし,今日など6点差から1点差ですから,継投で点をとられすぎなのは明らかです。
 また,継投ミスが分かったら,ある程度早い段階で手を打つべきで,それをしないまま傷口を広げたという印象すらあります。

 和田監督采配は,前半戦はそれなりに悪くはなかった印象です。
 今年は,去年と違ってそれなりに足を使って動くことを意識しているように思えますし,中継ぎの防御率を見る限り継投策もそれなりに当たっていると思います。
 しかし,これから後半戦を戦うに当たって,前半戦と違ってどのような形でも勝利が求められるようになりますから,昨日今日のような無意味な大量失点は防ぐような采配を強く希望します。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:26

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