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 こんばんは。

 以前から中国では食の安全の問題がよく取り上げられておりますが,今日のニュースを見ていたら,中国福建省で,病死した豚を加工して売りさばいていた者が逮捕されたというものを見たので取り上げて見ました。

 この者達が売りさばいていたのは,2010年から5年間で,合計2000トンにも及ぶそうです。
 犯行グループは12人いたということですが,誰もこれらの豚肉を食べなかったということでした。

 これが発覚したのは,豚を売った養豚業者の知人が匿名で警察に通報したことからでした。
 警察は,今年3月にこれらの加工工場に強制捜査に入り,志望した豚や加工済みの挽肉,ハムを押収して逮捕したということでした。

 この者達は,死亡した豚を1匹2000円程度で購入し,それらは全部で5万頭に及ぶそうです。
 この加工食品は中国国内に流通し,販売総額は約11億円に及ぶそうですが,どうやら日本には入ってきていないようです。

 中国では,最近マクドナルドやケンタッキーなどの件で問題になり,首相も去年の全人代で中国の食の信頼について言及していた矢先ということでした。

 このニュースを見て,率直にやはりかと思いました。
 中国産の食物は,野菜だけでなく冷凍食品やナゲット等の加工食品についても,随分前から問題を何度も起こしており,そのたびに騒ぎにはなりますが,その後改善されていないところを見ると,結局体質の問題なのだろうなと思います。

 確かに,消費者側も安い品物を求めていることは否定しませんし,この件では養豚所も病死して引取先の内部谷お金を出してくれる人がいるならば喜んで売るというのも分かります。
 そうすると,社会背景として,真実さえ知らなければ表面上はみなが得をするという構造になっているため,あとは隠蔽した者勝ちというところなのかも知れません。
 こうなると,民間の自浄作用というよりも政府がきちんと監督し,利益という見地以外のところから対処することが要求されるのでしょうが,それが難しいからこそ今の事態があるのでしょう。

 この事案で,この食物が日本に入ってきていなくて,とりあえず安堵しました。
 しかし,最近スーパーに行くと,以前の餃子問題の時に一時的に扱わなくなった中国産の冷凍食品が普通に商品棚に陳列されていて,のど元を過ぎて消費者も確認する意識が薄れたから,売る側も安い方にシフトしたのかなと思いました。
 そうなると,上記のところでは中国についていろいろと言いましたが,結局日本だってそう変わらないのだなと思ったりします。
 そして,私も注意しないと安い物に流れていきがちなので,私も変わらないのだなと思うのです。
 こういう記事を見て,定期的に自分自身に意識を喚起しないと,私も結局流されていってしまうのかも知れないなと思いました。


 今日の阪神は,ようやく勝ちました。
 昨日は,伊藤隼太さんの打撃以外に見るところのない試合だったため,今年の阪神はこんなものかと思っていたのですが,ようやく勝てて多少は安堵しています。

 今日の勝利は,もちろん能見さんのお陰です。
 打撃は後で触れますとおり,もちろんよかったのですが,それでも打撃陣がよかったのは6回だけでしたから,やはり能見さんが完封してくれたことが最大の要因であったと思います。
 能見さんは,去年低迷し,エースの地位をメッセンジャーさんに譲ることとなりましたが,今年はメッセンジャーさんが低迷していることから,能見さんが堅実に勝ってくれたことには単純に感謝ですし,やはり能見さんにはまだまだ阪神の看板を背負ってもらわねばならないと思います。
 能見さん自身去年は大変辛い思いをしたでしょうから,今年はその分活躍できるよう期待しております。

 打つ方は,久々に点差を付けられる勝ち方をできるくらいに打ってくれました。
 特に,最近非常に悪かったマートンさんが打ててくれたのは,私は非常に嬉しいです。

 マートンさんも態度がよろしくない時期が続きましたが,メッセンジャーさんと同じく成績が思うように振るわずふてくされていたのでしょう。
 マートンさんは,これまでも調子のよい時は手が付けられず,悪い時はどうしようもない,両極端な選手で,悪い時期は成績だけではなく態度も非常に悪かったです。
 そんなマートンさんだからこそ,態度がよくなるためには活躍する以外にないと思っていましたし,今日の大量得点のきっかけになるタイムリーが調子を復活させてくれればと思います。
 マートンさんの脅威は,ゴメスさんと同じく,点がほしい時に打ってくれる決定力であり,今日のように勝ちの流れを呼び込める力を持っている人ですから,今後も同じような活躍を期待するばかりです。

 ただ,上記の通り,打撃陣は6回は点をとったものの,それ以外は点を取れませんでした。
 阪神に限らずどこもそうですが,流れがある時は点がとりやすく,ない時は点がとりづらいのは分かります。
 ですが,今年の阪神はそれが極端すぎて,だからこそ今の低迷ぶりに繋がるのだと思います。
 そんな阪神に必要なのは,流れが来ていなくても点がとれる決定力のある打者,そして,点差がない中で勝ちきれる粘り強さです。
 投げる方も打つ方も,今日くらいの点差があれば余裕を持って試合運びをできたでしょうが,そんな試合は多くないのですから,接戦をものにできて始めて上位に行けるというものです。
 今日の試合は勝ちましたが,結局これからを考えれば接戦を以下に勝つか,それが一番大事だと思います。
 明日以降,そんな試合で勝ちきれる阪神をそろそろ見せてもらえないでしょうか。期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 21:28

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