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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,茨城県庁が大規模な引っ越しを業者に依頼できずに自ら行うことになったというものがあったので,取り上げてみました。

 茨城県では,去年24年ぶりに知事がかわり,新年度に大幅な組織改編を決めたということでした。
 それに伴って,庁内での大規模な引っ越し作業が必要となったということでしたが,今年1月に引っ越し業者に打診したものの,断られてしまったということでした。
 断った引っ越し業者は2社で,いずれも引っ越しのピークと重なり,規模が大きすぎるためということでした。
 そのため,庁舎内の職員が自ら行わねばならなくなり,20代30代の職員のべ288名が集められ,今年度の作業が終わる30日夜とよく31日にエレベーター12基を駆使して段ボール箱や机等を各フロアに運ぶのだそうです。
 そして,日曜日である4月1日には大半の職員が登庁し,荷ほどきなどを行うということです。
 一応引っ越し業者からは段ボール箱2万箱,台車60台を借りられたそうです。

 引っ越しが集中する時期といえば3月後半から4月前半ですが,この時期は引っ越し業者に依頼するにしても例年費用が高額化する傾向にあるといわれています。
 特に,今年は引っ越し業者の人手不足がよくいわれており,例年と比較しても引っ越し業者に支払う費用が高額化していたり,時間指定がままならなかったりするなど,その問題をよく耳にします。
 そのような状況下で,大規模な引っ越し作業を年度末に入れるというのは,合理的な判断だったのかと疑問に思わずにはいられません。

 確かに,役所は年度で区切って異動や再編を行うこととしているところが非常に多く,この時期は重要なのだということはよく分かります。
 ですが,この時期に当ててくるということがどれだけの人に迷惑をかけるのかということも留意してもらいたかったです。
 異動に伴う作業量が少ないのであればまだしも,業者の手を借りないどうしようもないくらいの量であったとすれば,時期を工夫してもよかったのではと思うものです。
 特に,おそらく新県知事にかわって組織改編のための条例が制定された段階でこのような事態になることは目に見えていたのですから,せめてそれをさけるだけの配慮は出来ただろうと思うと,やはり疑問に思うところは多いです。

 仮に引っ越し業者に依頼できたとしても,民間の中でも引っ越し業者になかなか依頼できない状況である以上,これを県庁が依頼できてしまっていれば,その分困る人も多く出たでしょうし,その意味では依頼できずに迷惑が広がらなくてよかったとも思いました。

 また,引っ越し業者の手配をするにしても,1月は遅すぎるようにも思われ,その意味でも対応がよくなかったのではと思いました。

 最終的に20代30代の職員が割を食うことになったわけですが,条例に携われるだけの地位にない職員ばかりでしょうし,自分が悪いわけでもないのに動員されるのは何とも気の毒だと思います。
 労働手当も出るのでしょうが,相当な引っ越し作業を1日半弱でこなさねばならず,その後荷ほどきも休日出勤でさせられるのですから,無計画な事業がこのような事態を招いたと評価できるかと思います。
 一事が万事というか,茨城県の運営がこのような無計画に運営されているとすれば非常に困るので,そういったことがないようにしてもらいたいものです。


 阪神ですが,前回ブログで取り上げた後もあまりよくない状態で,このままシーズン突入という流れになりそうです。
 別にシーズンでよければ何も言うことはないのですが,そのようなうまい話があるものなのか,やはり不安です。
 ソフトバンクさんや広島さんのような強豪チームもオープン戦で低迷していることから,別にシーズンとオープン戦は違うのだと言い聞かせているところではあるのですが,それでももう少し結果を見せてもらえないだろうかと思うものです。

 打撃については水物だと思いますし,打撃陣の中軸を担うロサリオさんも外の変化球に慣れてくればある程度結果を出せるように思いますから,今の打撃陣の成績をそのまま不安だというつもりはありません。
 投手陣についても,現在の数字をみれば大丈夫かと不安に思うものですが,実績のある選手達が多いので,それもそこまで心配していません。

 問題はやはり守備,特に内野守備で,今からでもセカンド鳥谷さんを上本さんにするように見直してくれないかと切望しています。
 ショートの糸原さんもやや危ういと思われ,守備を重視するのであれば植田さんや山崎さんなどが理想だと思うのですが,おそらく金本監督は今後ののびしろを考えた時に糸原さんを起用するのでしょう。
 糸原さんを起用し続けるかどうかは,糸原さんがどれだけ打てるのか,守備がどのくらいできるのかを見極めて考えるしかないでしょう。
 セカンドについては,鳥谷さんの打撃を期待してコンバートさせたわけですが,現時点ではあまり打てていません。
 選球眼がいいので,出塁率自体は高くなるのだろうと思うのですが,それでもどれだけ打てるのかというのは問題になると思います。
 守備についても,正ポジションではないだけに大いに問題があり,現状セカンドとしては打てない守れないという状態になってしまっています。
 一方,去年のサードとしての鳥谷さんは悪くはなかったですし,大山さんの打撃がそこまで調子よくないのであれば鳥谷さんをサードで起用することがよいことは自明だと思います。
 チーム構成として,鳥谷さんと大山さんを両立させたいという金本監督の希望は分からなくもないのですが,それだと守備を軽視しすぎといわざるを得ないと思います。
 守備については,もともとよろしくないものが突然シーズン中に改善するということはないでしょうし,今のままでは阪神投手陣は怖くて空振りをとる投球しか出来なくなってしまいます。

 これからのオープン戦は本番を意識したものになってくると思いますが,一度セカンド上本さん,サード鳥谷さんを試してみて,どのくらいしっくり来るのかを確認してみてもらいたいものです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:12

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