こんばんは。
先日、楽天さんのホームスタジアムで行われた西武さんとの試合で、楽天さんの観客が西武さんの捕手が構えたコースを伝える声を発していた問題に関する記事があったので、取り上げてみました。
これは、18日に西武さんの辻監督から楽天さん宛に抗議がなされたもので、捕手である森さんが構えたコースを、観客が大きな声で叫び、これが打者に伝わってしまう状況がありました。
これについて、辻監督からはサイン盗みと同じだと述べられ、楽天さんからスタジアム内の警備や場内アナウンスの強化のほか、そのようやことをした観客は退場してもらうという説明がなされたということでした。
今回の問題は、試合に直接的に影響するものなので言語道断なのですが、それだけでなくそもそもこのご時世において観客が叫んだりすること自体が許されないということが問題ではないかと思っています。
このところの阪神戦でよく話題になっていますが、一部の観客が大声でヤジを飛ばしたりしている様子が映像でも見受けられます。
個人的には今回の捕手のコース問題はこのようなヤジの発展形の問題ではないかと思うので、大前提としてヤジの取り締まり、具体的には大声で叫んだ観客に対して退場を含めた厳しい処分をきちんと履行することが重要ではないかと思います。
そのような対応は極めて厳しいことは理解はしているものの、万一球場で観戦が広がれば再び観客を入れることができなくなるわけですから、この点は厳格に対処してもいいように思います。
そして、大声を出した観客に対する退場処分ということをきちんと履行していれば、今回のような問題は起こりえなかったと思うのですが、今まで聞いている限りではどうも大声を出していても退場処分に至ったという事例は聞いたことがありません。
これからさらに観客数を増やすようですが、少人数のうちにきちんとした対処をしておかないと数が増えれば収集がつかなくなります。
そして、群集心理の中で、ある程度の大声が許容されるという雰囲気ができあがれば、もはや大声規制というもの自体が意味のないものになる可能性が高くなりますから、今のうちから早々に対応をしておかねばならないと思います
今日の阪神ですが、中日さんに圧勝しました。
途中で追いつかれる展開はあったものの、その後引き離して勝利をつかむことができました。
今日は福留さんの守備や原口さんや近本さん、サンズさんらの打撃など見所の多い試合だったとは思いますが、それよりも中日さんが心配になりました。
これまで試合を見ていた限りでは、勝ち越し点をとったりする決定力というものが打撃において重要だと常々考えているところ、今日の勝ち越し点となった阪神4点目は中日さんの押し出しですし、そこから同じ回の2点も阪神が打撃でもぎ取ったというよりは中日さんのプレーの問題ですから、打ち勝ったというのはやや違うと思います。
また、守備も中日さんには問題のプレーがあり、阪神も人のことはいえないものの、全体的に中日さんの側の問題で阪神が流れをつかんで勝ちを得たというべき試合なのかもしれません。
今日の勝利で、阪神は中日さんを3タテしましたが、甲子園での3タテは2008年8月26日以来ということでした。
その時の打線を見てみると、赤星さんが現役で、4番に金本さんがおり、最後はウィリアムスさんが締めるという非常に懐かしいメンツでした。
当時の先発は岩田さんだったので、この時のメンバーで唯一岩田さんだけがいるのだなと感慨深げに見てしまったわけですが、逆に言えばこれだけの長い期間で阪神は中日さんにやられ続けてきたんだなとしみじみ思います。
今日阪神が勝ったことで、阪神の借金がついになくなりました。
一時期は2勝10敗で借金が8あったのですが、今日は12勝12敗ということで、あの2勝10敗から10勝2敗という恐ろしいばかりの勝ちペースでここまで来ました。
むしろなぜ2勝10敗だったのか、振り返るとまるでわからないわけですが、それにしてもここまで来たのは、誰がキーマンかというよりは、ボーアさん、サンズさんという新戦力だけでなく、福留さんや大山さんといった既存戦力も日替わりで結果を出してきた成果だと思います。
今日はボーアさんと糸井さんがスタメン落ちしていますが、それでもうまく勝ちを拾えたわけですから、今後はバテないように、選手を適宜休ませながら戦っていくことも、今の雰囲気でいえば可能な気がします。
ただ、今の阪神の勝ち方は打力によるところが大きいと思いますが、打線は水物ですから、いつまでも続くと思っていてはいけないのかもしれず、またシーズン当初の散々な状態がくるかもしれないと常に警戒はしないといけないかもしれません。
また思いついたら書きます。ではでは。
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