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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、京都大学において、マウスの記憶を光で消去することに成功したというものがあったので、取り上げてみました。

 この研究は、光とイソギンチャク由来の遺伝子を用いて、マウスの短期的な記憶に関わった神経接続のみを消去したというものです。
 研究者達は、イソギンチャクの遺伝子を無害なウイルスに組み込み、マウスの脳に感染させたということでした。ウイルスが感染すると、ウイルスの遺伝子とともにイソギンチャク由来の遺伝子もニューロンに入り込み、光によって活性酸素がニューロン内部で生産されるようになるそうです。
 この活性酸素について、量を適度に調整すると、新たに作られつつある神経接続を穏便に解消させる方法になるということです。

 記事を見ていながら、高校時代にやった生物の内容を思い出していましたが、正直その内容の理解度はなんとなくという領域を出ません。
 ただ、結果としては、短期記憶にかかわった神経接続のみを消去できたということですから、そういうことかと理解しました。

 このような技術を見るとメンインブラックという映画を思い出しますが、それとは別にウイルス感染の問題や神経接続の解消の程度と光の調節について問題があるように思われ、これを実用するのは当面先になるように思いました。
 この技術のもたらす結果の重大さを思えば、人間への実験は十分な仮説の裏付けが確認でき、安全性が相当程度確保できてからということになるのだろうと思います。
 また、消去すべき記憶を狙い撃ちすることは困難のように思いますが、それを確認する手段は人体実験以外にないというのも特徴だと思われ,その意味でもこのような技術が実際に使われるようになるのは相当先になるのだろうと思いました。

 ただ、こういう技術発展は、使うかどうかは別としても歓迎すべきことだろうと思っています。
 技術自体に善悪はなく、一つの選択肢として存在するのであれば、選択肢はあるに越したことはないというようには思いますから、実際に使用されるかどうかは別としても発展はしてもらいたいと思います。

 ちなみに、自分の中で衝動的に消したくなる記憶もありますが、なんとなくそういった記憶でも消去したら困ることもあるように思えます。
 どんな記憶でも、別の事象と何らかのつながりがあるように思われ、一カ所の記憶がなくなってしまったら何らかの支障を来すようにも思えるのです。
 また、消去したい記憶の一部は失敗談でしょうが、その失敗談を消去すると同じ失敗を今後繰り返す可能性もありますから、その意味でも失敗談ですら記憶はとっておくべきなのかもしれないとも思いました。


 FA権を取得した阪神の梅野さんに対して、今のところ球団はまだ何も話をしていないそうです。

 球団としては、坂本さんの存在を念頭に置いているのかもしれませんが、梅野さんは悪球でも後逸しづらいという重要な素養を持っている存在ですから、手放す選択は基本的に悪手だと思います。
 また、打撃面で梅野さんと坂本さんを比較しても、現時点では梅野さんの方が頼れるような気がして、その意味でも梅野さんには来季以降も阪神にいてほしい選手であると思っています。
 特に、捕手は怪我しやすいポジションですから、複数人いていただけることはチーム運営においても重要ですし、ただでさえ来季のメンバー構成がどうなるのか問題の阪神において捕手は安定させておくべきではないかと思うわけです。
 加えて、セリーグ他球団に梅野さんが流出するとなれば、阪神が弱体化してその球団が強くなるわけですから、その意味でも問題だと思います。

 私としては、梅野さんには来季以降も残って欲しいと思っているだけに、球団が引き留めに消極的だとするならばその点には不満があります。
 今後の動向を見守るばかりです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:57

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