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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,消費増税にあわせて生活保護費を2.9%引き上げしたという記事を見たので取り上げてみました。

 引き上げは保護費のうち食費や光熱費など生活費に当たる生活扶助の部分ということで,この部分は物価の動きなどを踏まえて必要があれば見直しされていたということです。
 政府は,これまでも消費税3%になった1989年には4.2%,5%になった97年には2.2%に増額したということでした。

 消費増税になったら生活保護の人たちのお金が不足するために生活保護費を増額しようという話は分からんでもありません。
 しかし,これではバランスを欠くという批判も出ることでしょう。
 生活保護を受けずに暮らしている人たちは消費増税のために負担だけ増え,生活保護を受給している人たちだけが取り分が増えるというのはアンバランスだといわれればその通りだと思います。
 特に,今回は,消費増税とあわせて減税措置が講じられることもなかったわけで,単に財布から抜き取られるだけだったわけですし,その批判はより強くなることでしょう。
 また,年金も減額支給されているご時世で,生活保護費だけが上がるというのはといわれることもあるでしょう。

 過去の慣例からすれば増額も相当なのかもしれませんし,この手のことに民意を問えば増額は許されないという意見が多くなると思われるだけに,政治判断として行ったということでしょう。
 ですが,そうであれば少なくとも公平感を満たしうるだけの説明をすべきで,それをせずに過去もそうしたからというだけでは納得されづらいのではと思います。
 この点についてはあまり報じられていないようなので,それだけにきちんと説明がなされていないように思われますから,その点はしっかりして頂きたいと思います。


 阪神は今日も勝利しましたが,今日の勝利は昨日のものと違って圧勝ではなく,それなりにゲームがしっかりした中での勝利だったので昨日よりも満足度が高いです。

 能見さんは前回の試合と違ってしっかり試合を作っていたので,やはり前回の試合が例外だったと見るべきなのだと思いました。

 また,打つ方は,マートンさんはいうまでもなく好調で,シーズン前は色々と言われていたゴメスさんも極めて優秀な活躍をしております。
 こうなると,新井兄さんも調子がいいのですが,サードに戻すとなると今成さん,新井良太さんと誰がいいのかという問題になってしまいますし,嬉しい悩みが出てくるというものです。
 福留さんは,久々に一発が出まして,復調の兆しがあると思いますが,できれば今度は競った試合での決定打を打ってもらいたいと思います。

 唯一思ったのは呉さんの投球でしょうか。
 彼の球種はこれまで直球が主体で,時々カットボールとスライダーが混じるというものですが,球速差と変化量があまり大きくない関係からか,なかなか三振を取ることができないように思います。
 もちろん直球はいい球だと思うのですが,それでも空振りが多くとれていないというのは(たった2回の登板機会ではありますが),それはある程度打者に見切られてしまっているからなのだと思います。
 そのせいか,自然と球数も増える傾向にあり,球数が増えれば失投を狙われるということになるのでしょう。
 幸いにして,制球力があるだけに失投で崩れることは今のところ多くはなさそうに見えますが,それでも毎日調子がいいかといえばそういう人がいるわけもなく,この投球をしていればいつかは崩される日が来てしまうのではないかと心配しております。
 できれば空振りをとれるフォークなどの落ちる球か球速差のあるチェンジアップを使えればもう少し球数が少なく済むのではと思うのですが,それは今から希望するのは難しいでしょう。
 これまでの登板機会を見ていると,各球団ともに攻略法をそれなりに見いだしつつあるのではと思いますので,阪神としては何らかの対策を考える必要があるかもしれません。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:42
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