こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、自分の務める警察署内の女子トイレに盗撮用のカメラを仕掛けた巡査部長が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。
巡査部長は、警察署1階の女子トイレを盗撮するために侵入し、高窓にペン型カメラ一つを仕掛けたという建造物侵入罪で逮捕されました。
このカメラを、当初女性職員が発見したということですが、その騒ぎに気づいた巡査部長が「業者のものかもしれない。返しに行く。」といって持ち去ろうとしました。
そこで、署員が巡査部長を引き留めて話を聞いたところ、盗撮のためにカメラを仕掛けたと発覚したということでした。
カメラには動画が残っていたということで、巡査部長は署内でこれまでも盗撮したと話しているということです。
警察は、迷惑防止条例違反の疑いでも捜査しているということです。
これを見ていて思ったことは、警察官は普段被疑者の取調べをしていたりしていわば犯罪者心理等がある程度理解しているはずなのに、とっさのいいわけができないものだということでした。
この巡査部長がいう「業者」というのが何の業者なのかわかりませんが、仮にこれを清掃業者等とした場合、その業者がカメラを設置したのであれば、盗撮疑いがあるわけですから、まずは映像を確認しに行くはずです。
特に、盗撮用のカメラが見つかる多くの事案では、カメラの冒頭などに設置した犯人の映像が残っているケースが多く、通常はそういった犯人逮捕の手がかりとして映像を確認すると思います。
また、そもそもの問題として、これが犯罪に使われたのではなく、ただ本当に誰かが置き忘れたならば、映像を確認して容疑がないことを確認するはずだと思います。
にもかかわらず、なぜか巡査部長は、カメラを業者に返しに行くと、映像を見ることもせずに持ち去ろうとしました。
こうなると、巡査部長は、まるでしかけた業者が特定できているかのような振る舞いということになりますし、そもそも「業者」とは何かという疑問も相まって、誰が見ても最も怪しい人間になると思います。
冷静に考えればそのようなことは勘づいてもよいはずであり、特に捜査のプロである警察官であればむしろ勘づくべきであるところ、そうならなかったわけです。
こうしてみると、おそらく巡査部長は相当焦っていたのだろうと思いますが、個人的には普段攻める側だけの人はいざ守りの側になったときにあまり得意ではないということなのではないかと思いました。
ただ、そうであったとしても、せめてこうした行動に打って出る前に、もしもばれてしまったらどうするということも考えて実行するものではないかという気もしますし、この巡査部長にとってはこの盗撮を考えたときからずっと冷静ではなかったのだろうと想像しました。
そもそも犯罪を犯すわけですし、この巡査部長は56歳ということであと数年で定年ですから、それらを冷静に考えられればそもそもこんなことはしなかったのだろうと思うわけですが、それだけ冷静さを失っていたとなると盗撮を行っていた期間に遂行していた仕事は果たして大丈夫だったのかと不安になりました。
阪神は、ヤクルトさんとの3連戦を2勝1敗で乗り切りました。
13連戦の頭の戦績としてはまずまずというべきでしょうが、内容を見ると今日などは負けていてもおかしくなかったものだったと思います。
今日の試合は、序盤こそ早々に点を取れたものの、その後は貧打とエラーでなかなか厳しい評価をせざるを得ない展開だったと思います。
今日の評価すべきポイントは、岩貞さんに勝利が付いたこと、スアレスさんを休ませられたことだと思いますが、実質的な試合の貢献者は残念ながらヤクルトさんの投手であるマクガフさんということになるでしょう。
おそらく後世に語り継がれるであろう珍プレーになってしまいましたが、ファーストランナーが盗塁したことに気づいていなかった、もしくは頭から抜け落ちてしまったということなのでしょう。
映像を見ていると、マクガフさんがいたたまれない感じであり、胸が締め付けられる思いでしたが、逆にここで入った2点のおかげでまんまと逆転して1点差勝利で逃げ切った阪神にしてみれば勝たせてくれた恩人ということになるでしょう。
岩貞さんは、中継ぎ投手になってから、この数日で3勝を挙げており、ある意味先発投手時代よりも勝利数が稼げつつあるのが何とも皮肉な感じもします。
ただ、登板数が多い中でこうして報われること自体は決して悪いことではないですから、私としては喜ばしいことと思います。
とはいえ、明日から苦手の読売3連戦ですが、今日の阪神を見ているといまいちな大山さん、打撃が湿り始めたサンズさんなど不安要素が色々と見受けられると思います。
前回はほぼ無抵抗の3タテを喫しましたが、今回の阪神の調子はあまり万全ではなく、また悲劇が繰り返されるのではと不安です。
しかも、読売は、今日は大勝したため、途中から戦力温存に切り替える準備ぶりで、見かけだけは阪神と対照的ではあります。
これを崩してこそ阪神が優勝戦線に出て行けるわけですから、今回は勝ち越しをしてもらわないと困ります。
また思いついたら書きます。ではでは。
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