こんばんは。
今日の記事を見ていたら、中国の集合住宅から多くの人が去ってしまったというものがあったので、取り上げてみました。
この集合住宅は、大都会で緑に囲まれる暮らしを提案したというもので、各階のベランダに手入れされた庭があるような緑に覆われたものとなっています。
全826戸あり、そのすべてが今年の4月には埋まっていたということでした。
しかし、この集合住宅には、現在およそ10世帯しか入居していないということでした。
その理由は、緑において蚊が大量発生したことということでした。
植物を手入れする居住者がいなかったため、集合住宅計8棟は植物に覆われ、現在は建物の至る所に伸びた枝が手すりに広がるなどしているということでした。
緑に覆われた集合住宅というコンセプトは面白いと思いますが、残念ながら一般的なものとは違う個性的なものには必ずデメリットもあるという点を忘れていたように思います。
例えば、眺めのいいマンションは山の上に立っていて立地が悪いとか、高層階に住んでいるとエレベータで下に行きづらくなるとか、メリットの裏には必ずデメリットがあるものです。
日本ではよく似た形の住宅が並んでいますが、あの形を個性がないとして批判する考えがある一方で、そのような形に落ち着いたことには合理的な理由があることもしばしばあります。
量産型の場合、部材等も手に入りやすく、修繕できる技術者も豊富に至りますが、個性的なフォルムを持っている住宅はその分修繕や管理も他のものよりも手間がかかったりすることが大いに予想されます。
そのように、個性的なものを選択する場合、それに伴うデメリットも必ず見ないといけないということだと思います。
今回のケースは、まさに緑に覆われているという一見魅力的な住宅について、一般的な住宅がなぜあまり緑に覆われていないのかという根本的な問題を看過して住んでいたり管理していたりした人が多かったということなのかもしれません。
緑があることはいいこともある反面、庭の雑草問題や虫問題のように処理しなければならないことが多いことも気にしなければならなかったのでしょう。
特に、建物全体を緑が覆っているとした場合、その草刈り等の管理の問題は当然出てくるわけで、それが入居してから半年もたたずにこうしてほとんどの住民が去ったとなれば、割と早い段階で問題が露見したということなのでしょうか。
写真を見ると大きな集合住宅ですが、大量の蚊が日常的にいるという話が広がるのであれば、新たな住民が入居したり、部屋を売却した際に買い手が付くことも難しくなるのかもしれません。
これだけ大きな集合住宅にもかかわらず誰も入居者が出てこないとなると、果たしてこの建物をどうするつもりなのか、個人的には非常に関心があります。
部屋を買った人たちは単純に多額の損を出したことになりますし、そういった人たちはその責任をどこに問えばいいのか、それとも各部屋の所有者たちの管理が悪かったということで反省して終わりとなるべき案件なのか、詳細がわからないので何とも言いがたいですが、いずれにせよ放置するには大きすぎる問題だと思いました。
今日の阪神ですが、途中までは勝てるかと思ったものの、最終的に読売に3点差で負けてしまいました。
今日は、5回までは高橋さんがよく踏ん張っていたと思うのですが、6回に流れが読売側に傾きかけたところで岡本さんのタイムリーで完全に持って行かれてしまいました。
7回のバスターエンドランの失敗は結果論であるため敢えて責めるつもりはありませんが、こういうところも流れを持って行かれてしまった結果なのでしょう。
今日の敗戦で阪神の自力優勝が消滅し、読売にマジック38が点灯しました。
ゲーム差は10.5ということで、率直に戦力差を比較しても今季はこれで決まりかなと思わざるを得ない状態です。
阪神も途中までいい勝負を繰り広げていただけに、今日こそ読売をドームで叩けるかと思っていたのですが、流れを作り出せる読売の4番岡本さんは立派だと賞賛せざるを得ません。
阪神の主砲候補たる大山さんも同等以上に成長すると信じており、現在も決して悪い選手ではないと思っていますが、それでも現時点では岡本さんが一歩リードということでしょうか。
中継ぎ投手陣も読売と比較するとやはり弱いという評価をせざるを得ず、高橋さんで落としてしまったという現実を考えると、読売に対してはあと一歩か二歩戦力的に追いつけていないというように思っています。
明日は阪神が苦手の田口さんが登板するそうで、なかなか見通しが暗いところではありますが、それでもどこまで戦えるのか、私は関心を持ってみていきたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
↓よろしければ押していただけるとありがたいです。
阪神タイガースランキング