こんばんは。
最近原油価格が高騰していますが、これに関し本日松野官房長官がガソリン税減税の関連について言及したので、取り上げてみました。
松野官房長官は、記者会見で、揮発油などを減税するトリガー条項の凍結解除について否定的な考えを示しました。
その理由としては、ガソリンの買い控えや、その反動による流通の混乱、国・地方の財政への多大な影響を考慮したということでした。
一方で、原油高騰を受けて農業、漁業、運輸業など影響が大きい業界への支援策を検討し、近くとりまとめる経済対策にも盛り込む方針を示しているということでした。
松野官房長官がトリガー条項の凍結解除について否定的な理由として挙げたものは、先日消費税減税について否定的見解を示したときのものとおおよそ同じものと思われます。
消費税減税の場合、例えば来年3月から減税とするならば、大きな買い物を減税まで買い控えるということは考えられますので、買い控えという現象が生じる可能性は否定できないとは思います。
しかし、ガソリン代のみを取り上げるのであれば、ガソリン代は日常的に必要に応じて支出するものですから、買い控えるという現象は起きづらいように思います。
普段車を運転しない人が、ガソリン代が下がることを念頭に置いて運転を控える可能性は否定できませんが、運送業の方々等が買い控えることはあり得ない話だと思われ、上記の理由を一般論として挙げるにはやや乱暴なものではないかと思わずにはいられません。
特に、現在はガソリン価格が上昇している真っ最中ですが、こんな中で買い控えは起こっているでしょうか。人によっては買い控えている人はいるかもしれませんが、特定業界において買い控えはほとんど発生していないと思われます。
先ほど消費税減税においても買い控えの可能性を理由に挙げることは一応そのような現象が発生する可能性があるといいました。
ですが、消費税減税の場面も含めて考えるに、その理由を挙げるのであれば今後減税する意思がないようにしか見えないと思います。
というのも、買い控え現象が発生しない状況が想定しがたいからです。
政府の考えに則れば、買い控え現象の可能性が低い場合にのみ減税をするというようにも見えるのですが、その判断は非常に難しいと思われるため、であればこそ減税はしないというように見えてしまいます。
穿った見方ですが、もしも減税をしてある程度効果が出てしまえば、改めて元の税率に戻すことが困難になるということが背景にあるように思えます。
特に、消費税については、増税をすれば支持を失いかねないというせめぎ合いをしながら現在の増税にこぎ着けたところ、それを一端減税して経済効果が出てしまえば、元の税率に戻すことが難しくなり、それまでの苦労は水泡に帰するということになってしまうとも思えます。
ですが、コロナで弱った危機的状況のところでの減税策は一面では理にかなうとも思われ、減税策がすべてではないとしても一切その選択肢を捨ててしまうのはどうかというようにも思います。
政府が支援策を検討しているといいますが、もしかしたら他の場面でよく使われている給付金関連かもしれません。
給付金関連は一つの選択肢として有用だとは思えるものの、一方で継続的給付でなければ焼け石に水になってしまう可能性があり、そうであればこそ減税等のように消費行動を継続的に促す策の方がよいこともあるように思います。
私も知ったようなことばかりはいえませんので、どのような策が正しいのかということまではいえませんが、それでも減税という選択肢を初めから切り捨てる考え方は見直してもらえないかと思うところもあります。
阪神の大山さんについて、レフトへのコンバート案があるという記事を見ました。
矢野監督は、大山さんのについて、シートノックでレフトを守らせたということで、サードのほかに選択肢を持っておくためのようでした。
確かに、大山さんのサードの守備を見ている限りでは、佐藤さんの方が守れるように思われ、もしかしたら大山さんはレフトの守備の方が向いているかもしれないと思うところもありました。
ただ、阪神の守備力を考えると、一人の選手に多くの守備位置を守れる選択肢を作るよりは、一つのポジションに専念させて上達させるべきではというようにも思います。
また、大山さんばかりが色々とたらい回しされているようにも思われ、扱いやすいのかもしれないとはいえ気の毒にも思います。
まだ秋キャンプの段階ですから、色々と試そうという一環でそのようにしたのかもしれません。
しかし、それでも大山さんにとってはいい気分でもないでしょうし、チーム力底上げのためには守備の基本を徹底的に押さえてもらう方がより重要ではと思わずにはいられません。
また思いついたら書きます。ではでは。
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