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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら、三浦知良さんが、来季も現役を続行するということで、出場機会を求めて移籍の可能性も視野に入れているというものがあったので、取り上げてみました。

 三浦さんは、現在横浜FCに所属していますが、今季のリーグ戦では1試合出場、わずか1分に終わってしまいました。
 三浦さんは出場機会に飢えているということで、クラブでのプレーを第一に、30代から17年間も加入していた横浜FCからの移籍の可能性も探っているということでした。

 個人的には、こういった年齢を経てまで現役にこだわる姿勢については尊敬できる部分が大いにあると思っています。
 年齢を経ることで体力的、技術的に若い選手に比べて衰えが出てしまうことは本人も理解しているところでしょうし、それを日々目の当たりにしながら、それでも戦っていこうと考えているのは見習うべき点が多くあると思います。

 一方で、プロの現役選手であるためには興行として観客を楽しませられるレベルのプレーを見せることが必要であると思います。
 もちろんその選手が出てくるだけで楽しませられるという存在もいますが、そういった存在であることを重視してしまうと質が停滞してしまい、最終的に業界の停滞につながってしまうことも懸念されるところです。
 私は主に野球を見ていますが、往年の名選手と言われる人たちが、現役にこだわって苦しみながら続けるものの、最終的に自分で引退の道を選択する姿を見るのは、忍びなく悲しいと思うとともに、これがプロとしてあるべき姿の一つというようにも思います。
 その観点から三浦さんを見てみると、あの年齢でこれだけ動けることは驚嘆すべきであるとは思いつつも、残念ながら他の所属選手たちと比較するとレベルの差を感じてしまうのは事実だと思います。
 相手チームの選手についても、三浦さんに怪我をさせるわけにも行かないようなコンタクトを避けるような仕草が多少見受けられるように思われ、ご自身だけでなく相手チームについてもプロとして十分なプレーが見られるのかという懸念もあります。

 阪神を例に出すのが正しいかは何ともいえませんが、このところの阪神は能見さんや福留さん、鳥谷さんなどの往年の名選手に対して戦力外通告を出しました。
 それらの選手は、ご自身の能力等を検討しながら他球団で現役を続行し、ある選手は期待されたプレーを示したり、ある選手はそれなりに活躍しつつも最終的に引退するに至りました。
 こうした選手たちは、自身の実力とプロで求められるレベルを理解した上で、球団の判断が誤っていると思えば現役を続行し、一方で自ら引退の判断もしました。
 私としては、そういった判断はあるべき姿の一つと思っており、これが常に正しいものというべきとは思わないものの、間違っているとも思いません。

 個人的には三浦さんをいつまでも見ていたいと思うものの、見たい三浦さんはプロのレベルでやり合える実力のある三浦さんなので、今の姿は正直言って少し苦しくも感じます。
 三浦さんを今でも見られる安心感のようなものは強く感じるため、辞めると言われてしまったら喪失感を感じると思いますが、それでももしも相手に気を遣われながら続行するのだとすれば私としては何ともいえないものを感じるのです。
 今後も三浦さんについては追っていきたいと思っていますが、現役選手である以上はプレーをする姿がもっと見てみたいところです。


 昨日から始まった日本シリーズですが、今のところ両チームとも1勝1敗ずつということで、互角の展開を繰り広げております。
 昨日など劇的なサヨナラ勝利ということで、プレー一つで流れが変わって、それによって勝敗に影響するというなかなかしびれる勝負というように思います。
 オリックスさんも、宮城さんという素晴らしい投手がいながらなかなか流れをつかめず、もどかしい展開が続いていますが、それでもまだまだ勝負は始まったばかりというところでしょうか。

 阪神が後半失速しなければヤクルトさんに代わって阪神が戦っていたのだと思いますが、それでもCSの阪神を見ると今のオリックスさんに勝てるのかといえば何とも言いがたいものを感じます。
 それゆえに、ヤクルトさんの進出は順当ですし、ヤクルトさんだからこそいい試合展開ができているのではとすら思っています。
 非常に悔しい気持ちはありますが、実力差は感じざるを得ませんので、今は純粋にどちらが勝つかとかではなく野球を楽しみたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:21
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