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 こんばんは。


 阪神は、先日CSで敗退して今シーズンは終了しましたが、今日10月11月の月間MVP獲得として阪神の伊藤さんが選出されたので、取り上げてみました。

 伊藤さんは、10月は5試合で負けなしの3勝、防御率は0.98と文句なくMVPの成績を上げてくれました。
 シーズン終わってみれば二桁勝利も決め、正直言って想定していた以上の活躍をしてくれたと思います。
 前半戦は苦しむ試合もあったものの、制球力がよくなり、後半戦は変化球を低めに集めることがよくできていたように思いました。
 ルーキーがローテーションを担うとは嬉しい誤算というべきであり、来季に向けて計算を立てやすくなったことは大変ありがたいと思います。

 本来であれば、このくらいの成績を上げていれば新人王を獲得しても不思議ではないものの、今季は牧さんと栗林さんがいますし、残念ながら新人王は難しいでしょう。
 それはそれで残念ではありますが、今季のルーキーは佐藤さんや中野さんといい、高いレベルの新人がたくさん見られて、その点では贅沢な年だったと思います。

 ちなみに、5月に佐藤さんがMVPに選ばれましたが、同一シーズンで同一球団から複数の新人が選出されたのはセリーグ史上初めてだそうです。
 また、10月の野手部門のMVPは牧さんでしたが、投打ともに新人が選ばれたのもセリーグ初だということでした。
 それだけ今季の新人は素晴らしかったのだろうと思いますし、伊藤さんが素晴らしい存在であったと実感できるものです。


 阪神の抑えとして今季活躍したスアレスさんですが、本日帰国したということでした。
 スアレスさんは、1位になるために来年はやるしかないという趣旨の話をしたそうです。
 スアレスさんは、現在メジャー流出の危機にあると思いますが、この発言を見ると来季も阪神で活躍してくれるのではと思ってしまいます。
 ただ、スアレスさんにとってもメジャーでやることは目標でしょうし、この発言を殊更取り上げて来季も残留してくれるとか過剰に期待するのは気の毒であろうと思います。
 可能であれば阪神に残留してもらいたいですが、どのような結論になるとしてもスアレスさんのいいようなものとなってもらいたいものです。


 阪神の来季の補強において最も重視しなければならないのは中継ぎ投手だと思います。
 ある記事によれば、同点時の救援投手の防御率が5.02だったということで、残念ながら今季の低迷は中継ぎ投手陣がよくなかったことが相当程度のウエートを占めると考えるべきでしょう。
 在籍投手を鍛えることは当然ですが、同時に補強も検討しなければならないでしょうし、そうなると外国人投手についても検討すべきでしょう。
 ここで、以前阪神に在籍していた投手ですが、ジョンソンさんは今季は63試合で3勝4敗12ホールドと大活躍でしたから、阪神に来ることは考えがたいと思います。
 一方、ドリスさんですが、今季は怪我の影響もあって39試合で防御率5.63と振るわず、マイナーに落ちてそのままFAとなったということでした。
 ドリスさんは、阪神を離れた際には、肝心な場面で制球が定まらないことが多く、安定感に不安を感じていましたが、去年は24試合に登板して2勝2敗5セーブ、防御率1.50と素晴らしい成績を残していましたから、起用方法によってはまだ十分活躍できるのではというように思います。
 そのため、怪我の影響が今でもあるのかはわかりませんが、もしも大丈夫そうであれば、ドリスさん獲得を是非とも前向きに検討してもらえないかと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:39
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