こんばんは。
今日は高校野球の甲子園大会の決勝戦が催されましたが、慶応高校が仙台育英高校を8−2で下し、優勝しました。
私もリアルタイムですべて見たわけではないのですが、ちょこちょこと見ていた限り、両チームともエラーはあったものの、よく練習してきたのだなと思えるプレーを見せてくれていました。
また、慶応高校が一挙に大量得点をとった場面では、もちろん流れによるところも大いにあるものの、慶応高校がよく相手投手を分析していたというようにも見えました。
もちろん仙台育英高校も相手をよく研究して臨んでいたわけですが、今日のようにチャンスから一挙に大量得点をとれてしまうとなかなか試合をひっくり返すのは難しいでしょう。
一方、仙台育英高校の攻撃の場面で、明らかな誤審もありました。
ヒットであればタイムリーという場面で、明らかにフェアであったにもかかわらず、ファウルとされてしまい、同点にできませんでした。
ここで仙台育英が同点にできていれば流れが変わった可能性もあり、慶応高校の大量得点もなかったかもしれないため、率直に言ってこの誤審は大変残念だったと思います。
また、今回は慶応高校への応援が尋常ではないくらい多く、その声援のために守備間の連携がうまくいかない場面がありました。
甲子園大会は注目度の高いものであり、大勢の観客が予想されますし、特に今回は普段野球にあまり関心のない方々も多く注目していただけに、観戦マナー的なものが浸透していなかったということもあったのでしょう。
新規のファンが増えることは野球にとって重要なことであり、マナーを強要するのはそういった部分を妨げることになりますから、個人的にはこの件は致し方ないこととは思いますが、それでも高校生の子達にとっては酷な展開ではなかったかと思いました。
そういった仙台育英に明確に不利に働いた要素があり、特に誤審がなければ同点になっていた可能性もあったことを考えると、結果こそ点差は付いていましたが、ほぼ五分の勝負だったと思っています。
ここまでやってこられるチームである以上、実力差が大きいということもないでしょうから、あとは細かいミスの有無やチャンスを生かして流れを持ってこられるかという差で勝敗が決まるものだろうと思います。
個人的には、そういった流れを決める要素がこの試合ではプレー以外のものが影響したように思えることが気の毒とも思えますが、注目度の高い大会であればこそこういうこともあり得るのでしょうし、仕方がないこととも思います。
勝負である以上、勝ち負けという結果が出てしまうことは仕方のないことではありますが、私としては一つのものに対して少なくない時間と努力を費やしたことは非常に価値のあることと思いますので、両校はもちろんのこと、地方予選で終了した高校も含めて、大会に参加したすべての方にお疲れ様といいたい気持ちです。
今日の阪神ですが、中日さんと京セラドームで対戦し、見事勝利を収めました。
途中まで劣勢の展開でしたが、今季の阪神は劣勢を跳ね返す力があります。
佐藤さんのタイムリーで同点に追いつき、木浪さんの犠牲フライで勝ち越した後、大山さんの押し出し、そしてノイジーさんのダメ押しタイムリーで終わってみれば7−2と大量得点で勝利でした。
率直に今の阪神は調子がいいと思いますが、特に僅差であればきちんと逆転できるのが強いと思わせる部分だと思います。
また、負けていても中盤であれば焦りも見えないように思われ、その点でも余裕も見えるように思いました。
今日はまさに横綱相撲という印象でした。
昨日は延長戦でしたが、明日は試合がないため休めますし、日程に救われている面もあると思います。
特に、終盤は中継ぎ投手陣を酷使しますから、こういった休める日は本当に重要だと思います。
次のカードは読売ですが、前のカードでは3タテでしたから、読売も今度は是が非でも勝ちに来るでしょうし、2勝1敗を目標に勝ち越してもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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