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 こんばんは。


 今年も夏の甲子園大会が始まりました。
 熱戦が繰り広げられていますが、今日だけで何人もの選手に体調不良が出ました。

 第1試合では両校に1名ずつ足を攣った選手が出ました。
 また、第2試合では、聖光学園の先発投手の足が攣ったようで、交代することとなりました。
 これらの体調不良はいずれも5回終了時に実施されたクーリングタイムの直後の6回に発生しております。

 これだけの猛暑ですから、残念ながら体調不良が出ることはおかしなことではないですし、体が攣ったという話を聞くに熱中症が考えられるところではあります。
 一方、クーリングタイムの直後に発生したと聞くと、これが原因ではというようにも思いました。
 すなわち、クーリングタイムで冷やしすぎたために、そこで体が硬くなってしまい、その直後に最高のパフォーマンスを出そうとしたことが原因とも思えました。
 この辺りは攣った理由が判明しない限りは想像の域をでないものではありますが、それでもクーリングタイムの直後にこういった問題が頻発した経緯を考えるに、クーリングタイムに何らかの原因があるように思えてしまいます。

 毎年この時期に野球を見るのは楽しみではありますが、一方で猛暑がきつすぎて、久しく甲子園の現地で見ていないなとも思いました。
 見ている側が大変なのですから、実際にプレーしている側はどれだけ厳しいものかと思います。
 甲子園という聖地で野球をやることは夢であろうとは思いますが、昨今の猛暑を考えれば、これをこのまま実行し続けることが果たしてよいのか議論がありますし、私としてもある程度は考え直してほしいとも思っています。
 例えば、甲子園という場所にこだわるのであれば時期を若干ずらすとか、野球をやる時間帯を朝と夕方、夜のみに絞って昼間を避けるとか、いっそドーム球場を使うとか、そういったアイディアが考えられるでしょうか。
 この時期の高校野球はもはや日本の風物詩であろうとは思うものの、そういった伝統にこだわってプレーする側を身の危険にさらすことは得策ではありませんし、私としては何らかの方向に見直してもらえないかと思います。
 クーリングタイムは一つの見直し方法かとは思うのですが、今の状況を見ている限りではこれが抜本的な解決につながるものとは考えがたいですから、今大会終了後にも一度真剣に検討してもらいたいものです。


 今日の阪神ですが、横浜さんに3−2で辛勝しました。

 先発伊藤さんは6回6安打2失点と粘った投球で勝ち投手となりました。
 ただ、今日の試合の勝利は、伊藤さんもさながら、島本さんの火消しの影響がもっとも大きいと思います。
 島本さんは、7回の1アウト2塁3塁という絶体絶命の場面で登板しました。
 そこから、代打楠本さんをショートフライ、関根さんを三振で切って取り、何とか無失点で切り抜けました。
 今日はこの投球があればこそ何とか勝利できた試合でしたから、島本さんには何と言っていいかわからないくらい感謝をしています。

 正直言って、今日は浜地さんとケラーさんの投球は非常に問題だと思っています。
 1点リードという展開で登板するには怖いと思ってしまうような出来だったと思いますが、それでも切り抜けられたのは投手の能力や資質の問題というよりは横浜さんの調子の悪さが要因だったと思います。
 それゆえに、今日の試合は、振り返ってみれば、島本さんは非常によい仕事をしてくれたと思う反面、不思議と勝てた試合という印象でした。

 横浜さんの不調に助けられて勝てた試合だったと思いますが、その中でも途中で代えられてしまった佐野さんは象徴的だったと思います。
 佐野さんはチャンスで代打を出されてしまったときにはかなり悔しそうな表情を浮かべていましたが、打撃は水物ですから、今後また浮上してくることでしょう。

 今季横浜スタジアムを苦手としていた阪神ですから、私は1勝2敗で終えられれば御の字と思っていましたが、まさか3タテがいけるとは思っていませんでした。
 これは阪神打撃陣の調子がまあまあよいこともそうですが、横浜さんの調子がよくないことを大いに影響したと思っています。
 調子はまたどこかで上がってくると思いますから、これで阪神が横浜スタジアムの呪縛から解放されたと考えるのは早計に過ぎると思っています。
 しかし、これまで負けっぱなしだった横浜スタジアムで3連勝できたという経験は少なくとも苦手意識を若干は軽減する効果があったと思いますし、しかもその経験が終盤戦に突入する前段階でできたことは今後に向けて非常に大きいことと思います。

 また、今日は広島さんが読売に大敗してしまい、広島さんとのゲーム差が2.5に広がりました。
 広島さんにしてみればかなり頑張って勝っているところですから、このところ連勝を続けている阪神の方が異常なのだろうというべきでしょう。
 阪神にしてみれば、この8月でそれなりに順位の形を作ることができれば9月に入ってからの終盤戦を有利に切り抜けられると思いますので、水物の打線が好調なうちにもっと勝っておきたいところです。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:34
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