こんばんは。
先日日本橋高島屋において開催されていた大黄金展で盗難された純金製の茶碗について、本日買取店において発見されたというニュースがあったので、取り上げてみました。
この事件は、日本橋高島屋で開催されていた大黄金展において展示されていた純金製の茶碗が盗難されたというものでした。
犯人は逮捕されたのですが、その犯人は逮捕時には既に江東区の買取店に売却したという話をしておりました。
そして、警察が茶碗のありかを追っていたところで、本日台東区の買取店で見つかったということでした。
見つかった茶碗には純金石川光一作という作家名が刻印されるなど、特徴と重量も盗まれた茶碗と一致したということでした。
まずは被害品が見つかったということで何よりです。
犯人が逮捕時に被害品を持っていないところから見るに、こういった特徴的なターゲットについては流通ルートを確保してから窃盗に及ぶことが多いことから、被害品を追うことは大変難しいのではと思っていたのですが、こうして見つかったところを見るに、犯人は流通ルートを確保することなく窃盗に及んだのかも知れません。
その意味では、犯人にどの程度の計画性があるのかはわかりません。
特に、計画性があれば逃走ルートも確保していそうなものですが、逮捕までそこまで間が空かなかったことからも計画性があまりない事件だったのかも知れないと思いました。
今回の被害品確保の経緯を見るに、犯人は江東区の買取店に売却し、その江東区の買取店が台東区の買取店に売却したということのようです。
ここで大変重要な問題は、買取店が買い取ったものについて盗品であると認識していたかどうかです。というのも、盗品であることを認識した上で当品を買い取った場合、盗品等有償譲受罪という犯罪が成立するからです。
この盗品等有償譲受罪の刑罰は窃盗や詐欺と同程度の重さであり、相当程度重い部類になりますので、この犯罪が買取店に成立するのかどうかが問題だろうと思います。
犯罪成立の分水嶺は買取店に盗品の認識があったかどうかだろうと思います。
この点については記事からは不明ですし、警察も重点的に捜査を進めているのでしょうから、憶測を述べることはここでは控えたいと思います。
ただ、一般論からいえば、認識という内心の問題を立証することは大変困難であり、これを立証する方法の多くは自供が得られなければ客観的な状況、例えば買い取った商品の性質や形状、これに関する報道の有無、買い取った後の処理などを検討することになると思います。
また、法律上、200万円を超える現金買取では身分確認が必要になります。今回の買取額は200万円未満と聞いていますが、身分確認を免れるために商品の価値は200万円を超えるとしても200万円未満で売却したという経緯があるとすれば、その点は認識を推認する重要な要素になるように思いました。
阪神は現在5カードを終えて6勝8敗1分ですが、今季の特徴としてはとにかく打てないということに尽きると思います。
森下さんが一発で打開してくれたこともありましたが、結局打線全体の停滞した雰囲気を変えるまでは至らず、結局悪い雰囲気に全体が飲まれてしまっているように思います。
打線は水物といいますから、どこかで改善するとは思うのですが、それでも開幕から今まで長く続いていますし、どうやったら打開できるのかもよくわからず、困ったものです。
先日岡田監督は打線を大幅に入れ替えたものの、これが大きく影響したようにも思えません。また、2軍メンバーを見ても、大きく入れ替えたところで変わるとも思えません。
一方、これだけ打線が酷いのに借金2で済んでいるのは、まさに投手陣の奮起によるところが大きいと思います。
不安定な日もありましたが、それでも概ね良好というべきであり、水物の打線と比較して投手陣が安定していることは年間通して戦うというには心強いというようにも思います。
特に、ゲラさんと岩崎さんのダブルストッパーは今のところ非常に有用で、ゲラさんがここまでやれるというのが嬉しい誤算であるとともに、岩崎さんが今季も活躍してくれていることも非常にありがたいと思います。
阪神としては、この苦しい状況を最低限の成績で切り抜け、打線が奮起することを待つしかないのでしょう。
それまで優秀な投手陣を見殺しにすることが何度もあると思うものの、それでも打線に対して何かできることもありませんから、この姿勢で挑むしかないのでしょう。
明日からは読売との3連戦ですが、ここで勝ち越してそろそろ打線に勢いを付けてもらえないものかと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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