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2014.12.03 Wednesday
 こんばんは。

 今ニュースを見ていたら,ウクライナで原発事故があったという報道が目に付きました。

 私の今見ている記事では,ウクライナのヤツェニュク首相が国内南東部のザポリージャ原発で事故が発生したとして,エネルギー相に対して記者会見を開くよう求めたというようにあります。
 首相は,エネルギー相に対して,いつ問題が解決するのかを解明し,ウクライナ全土の電源供給の復帰のためのステップをどう取るべきかを明らかにするよう要請したそうです。
 原発事故の内容や程度については記事では言及されておらず,1000メガワット級の原子炉ブロックで発生し,ウクライナ全体で電源不足が発生しているというものです。

 エネルギー相の話では,原子炉に問題はなく,出力に支障が生じているが,発電そのものに関連したものではないと説明しており,5日には通常稼働に戻ると述べているそうです。

 事故の詳細は分からないのですが,記事では,この原発事故を受けて欧州株式市場が一時的に上げ幅を縮小したということでした。

 原発事故は,日本人にとっては大きな関心を寄せるべき事件であると思うのですが,僅かな報道しか出ていないのはそんなものなものなのかなと思います。
 このことを調べようとしていくつかのサイトを見て回りましたが,私が見た限りではあまり言及されておらず,選挙の記事が中心だったように思いました。
 選挙は選挙で大事なのですが,原発が絡むのだからもう少し関心を持ってもと思ってしまいます。
 ウクライナの原発の影響は日本には来づらいのでしょうが,それでも3年半前くらいにあれだけの経験をしていたのに対岸の火事というのも何だかなというように思います。

 ウクライナの事故の内容や程度がよく分からないので,これが抑え込める程度のものか不明ですが,これだけ報道の取扱が小さいのであれば規模は小さいのかなと思ったりします。
 このことは,記事掲載情報では事故の詳細の情報と同様に株式市場のことが載っており,そういう余裕のあることが書ける以上は小さいのかなと思わされるところからも何となくそんな気がするのです。
 いずれにせよ,情報がないのでよく分かりませんが,規模の小さいものであることを願うばかりです。

 また,規模の程度は置いておいて,日本の原発事故はいい意味でも悪い意味でも今回の事故の処理方針を立てるに当たって参考になっていたらいいなとも思っています。
 日本は,先の原発事故の際,いろいろなことを莫大な費用をかけて試行錯誤しましたが,それはおそらく事故の終息そのものに対する効果の他,今後の事故収束方法に関する実験としての意味合いもあったように思われ,そういう意味では悪しき先例が生かされる場面が来ているのではと思っているのです。

 ひとまず,この事故がきちんと終息方向で向かうものなのか,注目していきたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:13

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