こんばんは。
打力に安定感が欲しい阪神ですが、昨日新外国人ロドリゲスさんを獲得したという記事を見たので、取り上げてみました。
ロドリゲスさんは、以前オリックスさんに所属していたのですが、その時には怪我が合ったこともあり、59試合で2割1分8厘、6本塁打、25打点というあまり振るわない成績でした。
その後、昨年の3Aでは116試合で2割9分、29本塁打、94打点となかなかの成績を残し、今季は3Aですが45試合で2割7分2厘、12本塁打、46打点とまあまあの成績を残していました。
個人的には、ロドリゲスさんの獲得は大丈夫なのかと不安を感じています。
まず、3Aでは相応に活躍しているとは思われるものの、オリックスさん時代ではあまり打力が振るわなかったため、日本の野球に対応できるのか不安を感じるからです。
当時は左手首のデッドボールから怪我を負ったことが不振の原因だったと思われるものの、それでも数字が残せなかったというのは怪我だけが原因なのかどうかというように思うのです。
また、ロドリゲスさんは、守備があまりよい印象ではなく、守備力に問題のある阪神にとってその選択はよかったのかと思います。特に、ロドリゲスさんはファースト守備専門だったように思いますが、最近ファーストに定着してそれなりに活躍できている大山さんをさらに外野に移すのかという問題があります。
ロドリゲスさんが実際どの程度活躍できるのかはわかりませんが、これまでのイメージを総合するに、どうもマルテさんよりよろしくないのではというように思えます。
そうなると、この時期にマルテさんよりよろしくない人材を獲得することが果たして補強といえるのかどうか、私としては疑問を感じなくもありません。
もちろん、マルテさんより活躍する可能性もあるでしょうから、獲得した以上活躍は楽しみにしたいと思っているものの、打力の深刻な阪神がそういう感じで良いのか、もっと昨オフの段階で考えられなかったものかと今更ながら思うものです。
また、本日チェンさんが退団する見込みという記事を見ました。
確かに、チェンさんは、先発投手として期待されていたものの、今季の先発ローテーションは固まってしまったわけですから、全盛期から衰えたと評価すべきチェンさんに活躍の場面はなかったでしょう。
また、育成枠にいた島本さんと支配下契約を結んだため、支配下選手枠は上限まで埋まってしまったわけで、そこに余裕を作る必要があることもよく理解できます。
そうであればこそ、チェンさんの獲得はどの程度の見込みを持ってやったのかということは考えざるを得ません。
往年の名選手であることは間違いないものの、阪神での活躍をどれだけ考えていたのか、年俸が高額なだけに、相当気になるところではあります。
島本さんの支配下契約については喜ばしいことで、後半戦に向けて中継ぎ投手のコマが一つ増えることは大いにありがたい話です。
おそらく後半戦は中継ぎ投手陣のスクランブル登板が増えるでしょうから、そういう時に中継ぎ投手は一人でも多い方がいいでしょうし、実績ある島本さんであれば戦えるのではと期待しているところです。
今日の阪神ですが、広島さんとのAクラス攻防戦で、初戦を落としました。
今日の敗因は、先発西さんが崩れた回に立て直せなかったこと、そして打線が大山さん以外に活躍したと言いがたかったことでしょう。
西さんについては、本当にいい投手だとは思うものの、突然よろしくなくなるのは非常に困ります。エースであってほしい選手なだけに、もう少し安定感を示してもらえないものかと思うものです。
打線は、好調の大山さん頼りですが、大山さんは調子の上下が激しい選手ですから、今はまだ活躍の時期なので良いものの、調子が下がった時期に他の打者もこうなると本当に点が入らない打線になってしまうのではと非常に不安に思います。
そんな打線なだけに活を入れられる選手に来て欲しかったのですが、ロドリゲスさんは大丈夫なのかと思ってしまいます。
これで阪神は4位に転落しましたが、明日以降勝ち越せれば十分にまたAクラスに上がれますし、今の時期だということも相まって、あまり気にもなりません。
むしろ、4位から6位までゲーム差もなく、そういう意味ではAクラスと崖っぷちがどちらも近所に見えるという状況ですから、順位がどうとかではなく、今は目の前の一つの勝利にこだわるという程度の考え方でシンプルに勝つことを考えてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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