こんばんは。
6月好調の阪神ですが、遂に昨日3位まで上ってきました。
3月4月の状況を思い起こせば、せめてAクラス争いができれば楽しいシーズンになるかもしれないのにと思っていたのですが、まさかその時の思いが本当になるとは、しかもこんな早い時期に思ってもいませんでした。
その要因は、紛れもなく投手陣の活躍によるところが大きいでしょう。
シーズン序盤にはどうかと思っていた先発投手陣が途中から揃い、中継ぎ投手陣も整備されつつありますが、この投手陣を毎回打ち崩せる球団はなかなかいないのではないかと思います。
今日先発の西純矢さんは、一度制球を調整するために2軍に半月くらいいていただいた方がいいように思いますが、そういった調整等で間に合わせられるようなくらいの投手陣を擁することがどれだけ頼りがいのあることか、このところの勝ちを振り返るとしみじみ思うところです。
また、5月まで酷かった打線が最近かみ合ってきていることもよい傾向だと思います。
例年序盤はなかなか打てない近本さんが乗り始めてきたこと、佐藤さんも活躍してきていること、何より大山さんの調子が乗ってきていて、他球団にとっては威圧感すら感じるであろう打者になっていることが大きいと思います。
特に、大山さんについては、交流戦途中から覚醒しはじめ、相当高いレベルの打撃をできるようになり、他球団はいかに大山さんを抑えるかを意識しなければならなくなったことは他の打者を楽にさせていると思いますし、そうした相乗効果がいい方向に働いていると思います。
そんな投打のかみ合わせがこのところよくなっているように思われ、私から見ても随分安心して野球を楽しめるようになりました。
一方で、このところ広島さんや読売の調子が落ちているように思われ、投打のかみ合っている球団とそうでない球団の順位が交差しつつあるというのが今の時点で発生していることと思っています。
もちろん、この調子の問題は、またいずれ交差する局面になるでしょうから、おそらく読売や広島さんとか今後もシーズンを通じて争い続けるのだろうと思うものの、それでもこの時期にその争いの形に到達できたことは想像以上に朗報だったと思います。
あれだけのマイナスから始まってしまったのですから、それを取り替えるのにどれだけ苦労するかと思っていたものの、それがここまで来られたというのは、やはり交流戦というものの影響が大きかったのだろうと考えています。
ただ、6月好調なのは阪神だけではなく、ヤクルトさんは阪神よりも勝ち続けています。
今日も勝ちましたし、これを調子とみるべきか、マネージメントのうまさと考えるべきなのか色々と見方はあるのかもしれません。
この調子で勝ち続けるヤクルトさんは、このまま抜けていってしまうのではないかと思われ、おそらく首位を勝ち取る可能性は高いでしょう。
しかし、今のヤクルトさんを見ると、昨季の阪神を思い出します。昨季の阪神も、前半戦はぶっちぎりに強く、今のヤクルトさんと読売と同じくらいのゲーム差を付けていたと思いますが、それがなぜか大逆転されてしまいました。
今の広島さんや読売と同じく、ヤクルトさんもどこかの局面で投打がかみ合わなくなれば大きく落ち込んでくることはあり得るとは思うので、まだヤクルトさんの首位独走が盤石とは思いません。
ですが、これだけのゲーム差を付け、今も好調を維持しているところを見ると、原則はヤクルトさんが首位なのだろうと思いますし、阪神の狙いはあくまでAクラス維持ということだろうと思っています。
そんな今日の阪神ですが、正直あまり見るべき点がなかったと思っています。
今日の敗戦を振り返ると、捕手坂本さんについて色々と思うところがありますが、それよりもロハスさんについては当面1軍では見たくはないというように思いました。
助っ人外国人があんなに簡単に三振をとられるところはさすがに擁護しがたく、やる気を失ってしまっているのかと疑いたくなるレベルでした。
今のロハスさんを出すならば、有望な若手の育成に枠を使ってほしいものです。
西純矢さんは、上記の通り制球に問題があると思いましたので、早い段階で調整させて、後半戦から戦力になるように仕立てた方がよいと思いました。
日曜日に勝てないジンクスを持つ横浜さんが今季の日曜日初勝利を挙げたのが阪神だったということで、阪神はもっとしっかりと思いたいところではあります。
ただ、ジンクスなど何と言うこともありませんから、そんなことよりもひとまずこうして勝ち越しをできたことを喜ばしく思うべきかもしれません。
次の広島さんは、まさに順位を争う相手ですから、この直接対決をものにして3位を固めてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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