こんばんは。
高校野球の甲子園大会が始まり、今年も熱戦が繰り広げられております。
今年の甲子園大会は、コロナ問題で始まりの段階で大変でしたが、一応開催の運びとなって、その点は安堵しています。
今日まではまだ例年に比べてやや気温が低いかもしれませんが、明日からは当面酷暑の日が続くようで、コロナだけでなく暑さ対策も万全を期さないととてもではありませんがこの大会を継続することはできないでしょう。
コロナ以前より思っていたことですが、可能であれば開催する季節を後ろに1月くらいずらした方がよいのではないかと思っています。その場合、高校生の夏休みと重ならないため、学校行事に支障がでることも懸念されるものの、それでも選手や観客の身の安全を考えれば、酷暑の日中に野球を強行するのが正しいのかどうかと毎度毎度思うものです。
今日のニュースを見ていたら、その甲子園大会において観客が減少しているというものがあったので、取り上げてみました。
今年は3年ぶりに入場制限なく一般の観客を入れることとしましたが、今年の第1試合の観客は1万8000人ということで、コロナ以前の2019年の開幕戦からは1万人、2018年の開幕戦からは2万4000人も減少したということでした。
その要因として、座席料金の値上げが考えられているそうです。
中央指定席は2800円から4200円、一塁三塁指定席の大人は2000円から3700円、アルプス席は800円から1400円、外野指定席の大人は500円から1000円としたということです。
確かに試合の画像を見ると観客席の空きが見受けられますが、その原因が座席料金の問題だとするならば難しいところです。
というのも、運営側の金銭的事情は私にはわかりかねるところであり、値上げの理由、額、それによって生じる観客減少数から見ての利益見込みなどを考慮して判断した以上、それらの情報を持たない私が意見を言うことも難しいと考えたからです。
例年に比べてコロナの対応に関する費用がかかることは当然あり得るでしょうし、コロナによる観客減少も予想されるでしょうから、そうするとこの金額幅が相当かどうかはわからないものの、1人当たりの単価を上げざるを得ないと考えたことも理解できなくはありません。
率直に言って、プロの試合と比較しても料金が高いという印象を持ちはしたものの、それが運用上必要だというのであれば、私としてはそれ以上何も言えません。
観客の減少は選手たちにとって気の毒であるとは思いますが、それでも観客入りで開催されるだけ例年に比べてましだと思うべきなのかもしれません。
ただ、気になるのは、ある書き込みで見たことなのですが、指定席について、一試合だけ見て帰ったとしても、その席は誰も座れずに空席になってしまうということです。
もしもこれが真実だとすれば、席の扱いとして極めて問題ではないかと思います。
ただ、もともと時間制限なく終日観戦してもよい制度になっているのですから、明らかに戻ってこない席の存在についてきちんと管理できないとこの席を改めて売ることは難しいのではないかとも思います。
とはいえ、内野指定席の料金を見ると高いという印象を持つわけですが、その指定席を取った人が帰ってしまった場合に再度売ることができるとしたらもしかしたらもう少し料金を下げられたりするのでしょうか。
一方で、指定席を取った人が帰ったかどうかを管理するシステムを構築するための費用が多額になるならば今の制度の方が費用対効果がよいとなると、対策を考えることも難しくなります。
ここはもったいないところのように思えるので、何とか対策を講じたいところですが、難しいものでしょうか。
今日の阪神ですが、先発ガンケルさんは先発としての責任を果たせなかったものの、何とか打ち勝てました。
昨日大変嫌な負け方をしまして、先制したもののそれから点を取られて一時は3点差を付けられましたから、昨日からの嫌な流れを引きずって負けてしまうのではと懸念していました。
しかし、ロドリゲスさんとロハスさんがホームランを打って同点に至り、流れを変えてくれました。
ロドリゲスさんは、合流前はホームランを打てる力はあってもなかなかバットにボールが当てられないのではと心配されていましたが、今のところは期待以上の活躍をしてくれていて大変ありがたいと思っています。
そして、島田さんのタイムリーで勝ち越し、佐藤さんの犠牲フライでダメ押しをして、最後は新しい抑えのケラーさんに来日初セーブがついて勝てました。
ガンケルさんが4回10安打5失点と大誤算ではありましたが、基本的に阪神は先発投手が大きな仕事をする試合が大変多いため、久しぶりだという印象を持ちました。
これだけ投手陣に助けられた試合が多かったのですから、たまにはこうして打線が投手陣を助ける試合というのも悪くはないと思っています。
勝ち越し打を放った島田さんですが、このところ打力好調で、今日は苦手としていた左投手からも打てたということで、この調子が続く限りはどんどん起用していってほしいと思っています。
ケラーさんについては、開幕戦こそアレでしたが、一軍に来てからは非常に気持ちのよい投球を見せてくれていていました。
特に球威が素晴らしく、これは抑えで行けるのではと思っていたところで、昨日の岩崎さんの投球でしたから、首脳陣としてもケラーさんを抑えでいこうと判断したのでしょう。
個人的には、もともと岩崎さんは良い投手であったとしても抑えではないと思っていたため、ここでケラーさんが抑えに起用されたのはタイミングが来たということなのだろうと思いました。
板倉さんにフェンス近くまで飛ばされたのは非常にドキッとしましたが、それ以外は見ていて気持ちのよくなるのびのびとした投球だったと思いました。
今日の勝利で、阪神はヤクルトさんと8.5差、横浜さんと1.5差になりました。
横浜さんとはまだまだ逆転の可能性のある危ない差ですから、少し広がったからといってよかったと安堵するのは到底できるものではありませんが、ヤクルトさんとはじりじりと差が詰まってきていて、これは逆転をするのかもしれないと少しだけ期待を持ってしまいそうです。
というのも、最近ヤクルトさんの調子が落ちてきているように見えることと、昨季の阪神がまさに圧倒的な差を2位と付けていたにもかかわらず大逆転されただけにそういうケースは十分にあり得ると考えられるからです。
基本的にはAクラス維持に注力しつつ、首位も狙っていくということになるかと思いますが、いずれにせよ目の前の試合を丁寧に勝っていくことが重要かとは思います。
昔はこの時期は死のロードといわれてなかなか勝てなかったのですが、今年はそこまで意識するほどでもなさそうですから、開幕当時にダメだった分をきちんとここで回収できるように努めてもらいたいものです。
また思いついたら書きます。ではでは。
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