こんばんは。
今日のニュースとしては、夕方に声優の小林清志さんが亡くなったという一報があり、それを取り上げてみたいと思います。
小林さんはルパン三世の次元大介の声優を長年勤めてきた方です。
もちろん過去の名作と言われるアニメに多く携わってきましたが、私がよく知っているのは次元大介ですから、やはり次元の声優という印象が非常に強いです。
小林さんは、昨年に次元の声優を引き継ぐまで50年もの長きにわたって次元を担当されてきましたが、私はルパン一味の中で次元が最も好きなものですから、数年前に新宿で上映された次元大介の墓標という映画の小林さんがやってくる回のチケットを取って見に行ったということもありました。
その時に生で「そろそろずらかるとするか」というセリフを聞きまして、これが次元だなと思ったのは今でもよく覚えています。
そんな小林さんは、昨年のルパン三世エピソーロゼロで後任の大塚明夫さんに引き継ぐ形で次元の声優から離れることになりました。
このエピソードゼロですが、セリフの一つ一つが最後の担当だということを端々に匂わせるもので、最後のルパンのセリフも「またうまい酒を飲もうぜ」とはなむけの言葉で終わるという非常に思い入れが深かったであろう出来でした。
小林さんに対する慰労も込めた一作だったとは思いつつも、まだやれるのではとも思えるものでしたし、どこかでまた次元として登場してくれるものと信じていました。
ですが、結局あれが最後の次元としての出演作だったと思うと、非常に感慨深い出来だと改めて思います。
後任の大塚明夫さんが決して悪いということはありませんし、今後次元として認識していくことになるのだろうと思ってはいますが、次元といえば小林さんという印象が強すぎて、現時点ではまだ小林さんが次元という認識であると思っています。
それだけに、今日突然の訃報を聞いたとき、自然と「あ」という言葉が出ましたし、次元も終わってしまったような感じすら思いました。
亡くなったのは肺炎と聞いておりますが、もしかしたら大役から離れることで張っていた気が緩和されたことも影響したのかもしれません。
何か言葉をと思いましたが、「お疲れ様」という言葉よりも、「とても楽しかったです」という言葉が先に思い浮かびました。
本当に楽しませてもらったのだと心から思います。ありがとうございました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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