こんばんは。
今日は,法務大臣が死刑を執行したことが話題に挙がっております。
死刑制度の是非については,私はここで論じるつもりはありませんが,思ったことを幾つか書きたいと思います。
まず,政治的な意味合いのことからですが,今回の死刑執行は死刑賛成派に対しては支持率上昇の効果があり得ると思います。
また,現在消費税増税問題が大きく問題になっておりますが,死刑執行に国民の目が向いている間にこっそり成立方向に動くことも考えられるかもしれません。
その他,重要法案を通すに当たっても,死刑執行に目が向いていることを利用してこっそりその方向に動くことが考えられます。
そういった政治的な問題に利用することがあるのかどうかを今後見ていきたいと考えております。
ただ,死刑執行が政治的に利用できる方向にだけ行くのだろうかということですが,民主党と連立を組んでいる国民新党の亀井代表は死刑反対の立場であったと思いますので,今回の消費増税の件とあわせて連立の維持は継続できるのかという問題はあります。
むしろ,消費増税に乗り出して国民新党との連立維持が困難であると見た上で,もはや死刑を執行してもよいと考えたのかもしれませんが,その点はよく分かりません。
次に,死刑執行された方々について,なぜこの3名が選ばれたのかという話です。
死刑囚は執行前で135名おり,その中には昭和の時代から執行されないままの方々も相当数含まれております。
今回執行された方々の年齢はいずれも30〜40代で,事件はいずれも平成のものですから,どのような基準で選ばれたのだろうかと思いました。
もしかしたら,年齢の高い方はあまり死刑を執行しない方向性なのだろうかなどと思いましたが,こればかりは推測の域を出ません。
今後は死刑についてどうするのかよく分かりませんが,特に政治的な方面において見ていきたいと思います。
開幕を直前に控えておりますが,そんな中藤井さんと捕手の座を争っていた小宮山さんが体調不良になったという記事を見ました。
思わず「なにやってんだ」と言ってしまいました。
今年は城島さんや藤井さんの怪我の問題もあり,オープン戦でもそれなりに使ってもらえた小宮山さんが遂に正捕手になれるチャンスを掴めるというそういう矢先にこれでは,自分で活躍の芽を摘んでしまおうとしているというものです。
これだけのチャンスを手にできる機会は滅多にないので,是非ともしっかり治してもらって早々にチャンスを勝ち取れる位置に来てもらいたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。