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 こんばんは。

 今日のニュースを見ていたら,エボラ出血熱から回復して半年程度経った男性と性交渉をした女性がエボラ出血熱を発症したというものを見たので取り上げてみました。

 この男性はアフリカのリベリアの方で,去年9月にエボラ出血熱を発症したということでした。
 そして,この女性と性交渉をしたのが今年3月で,男性の体液を調べたところ,エボラウイルスの一部が検出されたということなので,これが原因で女性が感染したのではといわれています。
 
 これまでエボラウイルスは発症後およそ3ヶ月間は体液から検出されることが分かっていたということでした。
 しかし,今回はその倍である6ヶ月後に検出されたということで,これまで考えられていた以上に長期間ウイルスが感染力を維持している可能性があるということです。
 アメリカの疾病対策センターは,西アフリカでエボラ出血熱が落ち着いても,エボラ出血熱から回復した人との性交渉で感染するリスクがあることを認識する必要があると注意を呼びかけているということでした。

 これを見ていて,率直にエボラ出血熱の恐ろしさを再認識しました。
 発症してから命が救われたとしても,体内には半年経ってもウイルスの一部が残っているということで,いつになったらこれがなくなるのだろうかと非常に不安になります。

 このようなことが起こるのであれば,おそらくエボラ出血熱発症者に対する追跡調査は今後より拡大しなければならないでしょう。
 元感染者に対する再度の経過観察をする必要もあるでしょうし,その範囲は非常に大きくなるのではないかと思われます。

 また,それと同時に,エボラ出血熱発症者に対する偏見がより大きく拡大することも懸念されます。
 やはり体内に長く残るとなれば,基本的に近づきたがらないでしょうし,その点についてはどこまでが危険でどこから先がそうではないのかというきちんとした線引きを公表しなければならないでしょう。

 しかし,この記事を見ていて,「回復」とはどのような状態をもって定義したのだろうかと思いました。
 おそらく症状が表面上見えなくなったことなのかと思うのですが,こうなるとウイルスの一切がなくなるという真の意味での回復というのは相当先になるのだろうと思います。

 このような重大なニュースですが,最近はエボラ出血熱に関する報道をほぼ全く見なくなりました。
 日本にその疑いのある人が出てくると大騒ぎしていたのですが,やはり自国に関係しないとそこまでマスコミも関心がないのでしょう。
 もちろん,私自身も自分の身の危険に関する情報が第一なので,その点あまりマスコミを批判するのは話が違うと思います。
 ただ,少しくらいこのような情報に触れる機会がもう少しあってもよいのではと思いました。


 今日の阪神は,好投した藤浪さんを打線が見殺しにしてしまって敗戦を喫してしまいました。
 もちろん相手投手ポレダさんもよい働きをしていたのは間違いないのですが,それでも藤浪さんが頑張っていただけに応えてもらいたかったです。
 ただ,マートンさんが復調傾向にあり,打線は決して調子を落としているわけではないと思うので,明日は何とか高木さんを打ち崩してもらいたいと思います。
 また,明日は最近調子の上がっている能見さんの先発なので,巨人キラーと呼ばれたその力を発揮してもらいたいと思います。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:47
 こんばんは。

 今日から5月ですが,知らないうちに1年が3分の1終わったのだなと思いました。
 振り返ると,結構いろいろなことに頑張った密度の濃い4ヶ月だったのですが,一つ一つ何をやったのか思い出そうとしてもあまり思い出せません。
 おそらくこんな風に今年後3分の2も過ぎていくのかなと思ったりすると,やはり少々寂しくもあります。

 さて,今日取り上げる話は,漫画家岡田あーみん不朽の名作ルナティック雑技団が,全3巻で新装版で刊行されるというものです。

 皆さんは岡田あーみんという漫画家をご存じでしょうか。
 岡田あーみんは,りぼんという少女漫画で連載をしていた漫画家なのですが,少女漫画にもかかわらず,お世辞にも綺麗ではない絵柄でシャープでかつ破壊力のあるギャグマンガを描いていました。
 りぼんの他の漫画は,ちびまる子ちゃんを除いて大体がきれいめの少女漫画っぽい作品ばかりなのに,特に岡田あーみん先生の作品だけはトーンがあまり貼られていなくて,かつ筆で叩きつけられるように描かれている部分もあったり,汚い描写も多く,非常に異色だったと思います。

 連載していた漫画は,お父さんは心配性,こいつら100%伝説,ルナティック雑技団の3作ですが,いずれも濃すぎる登場人物達が,不条理きわまりないやりとりをして笑わせにかかるという点では共通点があります。
 私は,この中でも特にこいつら100%伝説が好きで,極丸と忍者の師匠のやりとりには何度も笑わせてもらいました。

 この作品が好きすぎて,コミックを買おうと思ったのですが,やはり少女漫画コーナーに置いてあって買いづらく,知り合いが周りに多くはない修学旅行先で何冊か買ったのは良い記憶です。
 そういう買いづらさを思い出すと,中身は少女漫画ではないのだから,いっそ置く場所を変えてくれればと当時は思ったものです。

 私の中で,他人に勧めたいギャグマンガはいくつかあるのですが,その中の筆頭候補がこれになります。
 これは,何度も言うとおり絵が非常にあくが強く,その点で抵抗感を感じる方が多いのではないかと思います。
 しかし,ギャグの質は,ルナティック雑技団が終わってからもう20年近く経とうとしていますが,これを超える存在はごく僅かであると言ってよいのではと思います。
 ギャグマンガは,ストーリー漫画と違い,常に人を笑わそうとしなければなりませんし,ネタを考えるにもストーリーもののような流れの中から作ることはできませんから,非常に難易度が高いと思います。
 そんなギャグマンガという難易度の高いジャンルの中で,これだけ高度なギャグを続けられたのは,私は岡田あーみん先生をおいてそう多くはないだろうと思っています。
 いくつかの長期連載ギャグマンガでは,もちろん面白い時はあるものの,それほどでもない時とのムラが大きかったりするのが通常だと思いますが,岡田あーみん先生の作品はそのムラが少ないことが挙げられると思います。
 野球にたとえると分かりづらいかも知れませんが,ギャグの一撃の威力が高いだけでなく,打率も高いことから,個人的には三冠王をとったバースのような存在だと思うのです。

 そんな岡田あーみん先生のルナティック雑技団が未収録策を含めて刊行されるのであれば,私としては買わざるを得ないのだろうと思います。
 もう一度,あの天湖森夜くんのお母さんの常軌を逸した行動や,黒川のマリンバイオ研究の講演会に行ったと見せかけて競馬に行っていたという見え透いた嘘を見直せるのかと思うと今から楽しみでなりません。
 最近,ギャグマンガで腹の底から笑った記憶がないので,今回は相当期待しています。

 また思いついたら書きます。ではでは。

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三枝康裕 | よろずごと | comments(0)  | trackbacks(0) | 00:06
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