こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,イギリスで,壊れたソファの返品要求が断られたというものを見たので,取り上げてみました。
このソファは,約21万円で購入してから1年が経たない時点でした。
壊れたというのは,ソファの形が崩れた,具体的には座った場所がへこんでしまって元に戻らなくなってしまったということでした。
そこで,購入者は,これを不良品として店側に返金要求したところ,店側から断られてしまいました。
断られた理由は,購入者夫婦2人の体重合計が200キロあったので,そのためにソファが原型を失ってしまったということでした。
購入者側は激怒しているそうです。
この記事を見ていて,そもそもソファの耐荷重は表記されていたのかと疑問に思いました。
日本の場合,ソファには耐荷重表記があることがそれなりにあると思いますが,もしも耐荷重が200キロ以下となっていたのだとすれば,購入者側の不注意と見るべきでしょう。
購入の仕方が店舗なのかネット通販なのかは記事からは分かりませんでしたが,もしもネット通販であれば耐荷重表記はあることが多いように思われ,そうなれば購入者側の問題とも思われます。
一方で,耐荷重が200キロ以下という商品であり,かつそのことを店側が把握していたにもかかわらず,店側がこれを指摘しないとなれば,それは店側の問題であろうと思います。
というか,商品自体に耐荷重表記がなかったとしても,店側はプロとして自分の取り扱う商品の耐荷重については知っているべきでしょうし,それを把握していなかったとすればそれ自体が問題ではないかという気もします。
一般的には指摘しづらいところですが,太った人がソファの購入を希望したとき,耐荷重について問題になりそうなソファであれば,耐荷重について説明をするべきと思います。
そのような指摘をすれば顧客の心証を害することは容易に予想が付くことですが,それでも後日のトラブルの可能性を考えれば念のため説明をせざるを得ない項目だろうと思います。
ですから,耐荷重表記の有無,店側の説明によって誰に問題があったのかということは変わってくるように思うのですが,これが分からない以上は何ともコメントしづらい事件だと思います。
ただ,イギリス国内で,このニュースに対する評釈として「この機会にダイエットをしてみては」というものがあり,本件の責任の所在とは別にそれはその通りなのかもしれないとは思いました。
今日の阪神ですが,藤浪さんがきっちり仕事をし,高山さんがホームランを打って勝つという,極めて理想的な勝ち方をしました。
しかも,勝てた相手は,優勝した広島さんで,強いチームに対しても働くべき人が働けばきちんと結果は出るものだと改めて思わされました。
藤浪さんについては,最終回に点をとられたものの,それ以外は相当すばらしい投球でした。
今年何度も言いましたが,藤浪さんは自滅さえしなければ勝てる投手です。
そして,ここでいう自滅とは制球難であり,それが出ない試合はこのように相手にとってなすすべのない戦いができるということだと思います。
それがなぜ今シーズンで多く出せなかったのか,そういう思いを抱かせる試合ではありましたが,それでもやはり素材がすばらしい投手であると再確認できたという意味ではよい試合だったと思っています。
藤浪さんのオフについては,キャッチボールのみで制球を徹底して鍛える方針だという記事を見ましたが,それで制球難が収まるのであれば非常によいことだと思います。
ただ,制球を重視して球威が衰えるのは困りますし,まだまだ伸びる選手だと思いますから,そことのバランスをうまく図ってもらいたいとは思います。
ですが,藤浪さんの課題は,私が言うまでもなく制球ですから,これを徹底して鍛えられれば,おそらく来年の藤浪さんは少なくとも今年から5勝は上澄みできるであろうと思っています。
高山さんですが,今シーズン中盤にはずいぶん苦しんだものの,後半から終盤にかけてすばらしいプレーがよく見られるようになりました。
シーズン中盤は,他球団が対応してきて,内角攻めなどに困らされたこともありましたが,やはり天性のバットコントロール技術のおかげか,後半にはきっちりと対応してきました。
あの才能であれば遅かれ早かれ対応はできると思ってはいましたが,それにしてもシーズン後半に合わせられるというところを見るとやはり天才であろうと思います。
これであとは守備が向上すれば隙のない選手になると思われ,とりあえずオフの課題は打撃よりも守備に重点が置かれるべきでしょうか。
高山さんや北條さん,原口さんという今年台頭してきた戦力を考えたとき,今年はあくまで育成の年であったと思い込むように努力しているところです。
阪神は,このところ毎年スタメンの高齢化が言及されており,戦力強化をFAや外国人等の他球団からの獲得に頼っていたっところが見受けられましたが,自前の戦力の底上げを図るというもっとも基本的なところを見直した年だったのだろうと思います。
それでも優勝争いをするためには外部戦力は必要だろうとは思いますが,生え抜きが育つところは見ていて非常にうれしくなります。
今年優勝した広島さんはまさにこの方式で今シーズンを勝ち取ったわけですが,ある意味どの球団もうらやんで見ていたことだったと思います。
今年はどうせここまで落ちてきたのですから,これからは上がるだけということで,今年1軍を経験した数多くの若手が花開く日を楽しみにしたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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