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 こんばんは。


 今日のニュースを見ていたら,姫路の水族館で,ペンギンが大量死したというものがあったので,取り上げてみました。

 この水族館にペンギンは11羽いたのですが,先月24日から翌日にかけて8羽にけいれんや嘔吐の症状が出て死んでしまったということでした。
 水族館は,与えた餌に問題があると見て調査したところ,死んだペンギンはいずれも塩分を過剰に摂取したことで循環器障害が出ていたことがわかりました。
 また,餌であったイワシには大量の塩がしみこんでいたということでした。
 水族館の館長は,ペンギンに栄養を付けようと塩をたくさん振りかけたイワシを与えたのが原因であり,申し訳ないと話したということでした。
 水族館では,中止していたペンギンへの餌やりを13日から再開するということです。

 私は,ペンギンに塩分がどれだけの影響を与えるものなのかは知りませんが,この記事を見る限りそれは生命に影響のある可能性もあるものなのでしょう。
 生命活動を維持する上で塩分は必要なのでしょうが,過剰な塩分摂取が直ちに生命危機に直結するという,そのくらいペンギンはデリケートな生き物なのだろうと思います。

 そのような知識を水族館であれば持っていたでしょうに,にもかかわらずなぜ塩分を過剰に与えてしまったのか,その原因を究明すべきだろうと思います。
 記事では,栄養を付けようという動機が書いてありましたが,栄養を付けようとして塩を大量に与えるというのは何となく直結しないように思われ,個人的にはこの点は不可解です。
 餌の管理をどのようにしていたのか,誰が餌への塩の量を決めていたのか,それにどのような基準があるのか,それらを確認しないわけにはいかないでしょう。
 もしかしたら,生より安価な塩漬けを食べさせていたのであれば大いに問題だとも思いますし,その点まで含めて明らかにしないと,残ったペンギンの生命にも不安がよぎります。

 おそらく,今後ペンギンを補充するのだろうと思うのですが,その前にしっかりと原因を究明して再発を防止してもらいたいものです。


 昨日の紅白戦で2つのデッドボールを出してしまった阪神の藤浪さんですが,その原因について語っていました。
 1つめの死球はスライダーが抜けたものだということで,2つめの死球はクイックモーションでのバランスを崩したものということでした。

 1つめの方の変化球が抜けてしまう件は,ある程度までは仕方ないかも知れませんが,それでも技術の問題はあるのでしょう。
 2つめのクイックモーションの件は,以前から問題だといわれていたように思われ,それも技術の問題なのかと思います。
 両方とも技術の問題だと思うのですが,ホームランを打たれた後に2連続死球というのは技術だけのものなのか,メンタルも影響しているのかというのは気になるところです。

 おそらく多少はメンタルの影響もあると思うのですが,結局その要因を振り返れば技術的なミスなのであれば,どんなメンタルの状況でもミスが少なくなるように技術向上を図ることが復活への道ということになるのでしょう。
 メンタルの件を一朝一夕でどうにかしようとしても出来ないと思いますが,技術の件はプロである以上は辞めるまで付き合っていかなければならない問題であって,その向上は日々していかねばならない課題でしょう。
 ですから,できることを積み重ねるのであれば,まずは自身が課題だと思っている技術面をより向上させて,再発を少しでも少なくするというのがよいのだろうと思いました。

 今季の勝利は藤浪さんの出来にかかっているところも非常に大きく,藤浪さんが勝利を積み重ねられた分だけ優勝争いに食い込めると思っていますから,崩れたという程度に至る前までで止められる出来る限りの技術の向上を期待したいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:06
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