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 こんばんは。


 先日施工不良物件が大量に発覚したレオパレス21さんですが,今日の記事では施工不良物件の外壁の改修工事を回避する方向で検討しているというニュースがあったので,取り上げてみました。

 レオパレス物件中925棟において,外壁の内側に金属製の部材を設置する施工方法を採らず,発泡ウレタンを使ったため,耐火や防火に関する国の認定に合わない不備が発覚しました。
 これらについて,レオパレスさんは安全性は確保されているとして,工事をせずに認定を取得する方向で考えているということでした。
 国の基準としては,耐火や防火試験の結果などを踏まえて申請内容に問題がなければ認定を出すものだということでした。

 おそらくは認定を受けられれば一応行政との関係はクリアできるというのがレオパレスさんの考えだろうと思うのですが,私は根本的な問題はその点ではないと思いました。

 先日の報道で,レオパレスさんの物件は安全性に問題があると世間で認知されてしまい,数多くの物件について世間で不安視されています。
 中には法人が行っていた契約も終了した物件もそれなりにあるそうで,この問題はかなり尾を引きそうだと思います。
 レオパレス物件のようないわゆるサブリース型の契約の場合,ひとまず不動産所有者にはレオパレスさんから賃料が入るわけですが,過去に別のサブリース型契約においてあったように,賃料収入が減少することによって賃料減額請求を行う等の対応がなされる可能性もあります。
 この点,賃料保証を謳って契約がなされたとは思いますが,時代の流れを理由に,契約責任を問われてでも賃料減額請求を行うというようにやられてしまう可能性も否定できません。
 近年地方に行くとレオパレス物件をそこら中で見かけますが,それだけ数が多い中で万一賃料減額ないし不払いという事態が生じてしまえば,世間でも大きな騒ぎになることでしょう。

 そのためには,賃借人をつなぎ止める,ないし今後の賃借人を増加させる措置をとるべきであり,信頼回復に向けた対応を行わねばならないでしょう。
 この信頼回復とは,問題物件の改修工事を行い,改めて認定を受けることだと思うのですが,仮に改修工事は行わずに認定を受けた場合,結局前と変わらずに小手先だけ変わったという印象を持たれかねず,信頼回復は難しいのではないかと思います。
 特に,数多くの物件で問題が発覚した中,ある程度の物件では改修工事を行うという話を聞いておりますが,その中に一部でも改修工事を行わない物件があれば,その区別が外部からは分からない以上,全ての物件について怪しく見えてしまうのではないでしょうか。

 結局,信頼回復という論点から見た場合,その達成方法は認定という問題のクリアでは足りず,目に見える改修工事という方法を採ることなのではないかと思われます。
 そして,一部でもそれを回避する方向性をとると,全部について回避したというイメージが付いてしまう可能性も否定できないように思います。
 一応の安全性が担保されればよいという考え方もあるかも知れませんが,やはり防火試験などを行うだけで認定が受けられない物件が受けられたという説明は安全性のイメージから見ると不安というようになってしまうのではないでしょうか。
 特に,これから少子高齢化で空き屋が多く出始めるといわれていて,賃貸物件の空き室もそれなりに増加すると予想されますが,その競争を勝ち抜くに当たってこういったマイナスイメージは非常に厳しい結果を招きかねないとも思います。
 そう考えると,仮に行政との関係での認定において十分であったとしても,信頼回復を図るためには改修工事をやり直した方がいいように思いました。


 阪神新外国人のマルテさんですが,来日してから今のところ12打席でヒット0本だということです。

 去年のロサリオさんを思い返すと,練習試合序盤で打ちまくり,オープン戦に入ってから失速して,そのままシーズンでも上向きにならなかったものですから,そう思えばマルテさんが打てていないのは別にいいのではないかという気もしています。
 ただ,まったく打てていないのはちょっと不安といえば不安です。

 以前のマルテさんの傾向としてはスライダー,フォーク系の球にはあまり強くなく,一方ストレートは良く対応できていると思います。
 また,コースでいえば,ゾーン内の外角低めはそれなりに対応できるものの,内角は苦手というように思われます。
 よって,内角攻め,スライダー,フォークはあまり得意ではないものの,外角低めのゾーン内はよく対応できるというような感じでしょうか。
 日本の投手は,制球力のある変化球が得意ですから,内角を攻められた時にどれだけ対応ができるのかというのが問題だと思われます。

 阪神もロサリオさんのことを思い出して,外角低めの変化球に対応できる選手を獲得したのだろうと思いますが,内角への対応に問題があるというのであれば,それはそれでやや心配です。
 また,阪神は,特有の球場の雰囲気がありますから,不調に陥った時にどれだけ飲まれないかということも大いに問題だろうと思います。
 ただ,中距離バッターとはいえ,あれだけの力がありますから,当たれば飛ぶでしょうし,長打力については今のところそこまで心配していません。
 とにかく,マルテさんのでき次第で打線が大きく変わってくると思いますから,その辺りをオープン戦で見てみたいと思います。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 22:02
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