こんばんは。
今日の記事を見ていたら,東京都が,通勤ラッシュ緩和の手段の一つとして考えている船について,今年の夏に実証実験を行うことにしたというものがあったので,取り上げてみました。
実証実験の期間は今月24日から来月2日までということで,土日以外の8日間実施するということです。
日本橋から晴海地区の間を運行する予定ということで,午前7時半から午前9時まで15分間隔であわせて14便が運行されるということでした。
1便当たり40人程度が乗船できるということで,片道の所要時間は約30分から40分ということです。
実証実験のため利用料金は無料ということですが,代わりにアンケートへの協力が求められたり,事前予約が必要だったりするということでした。
先日オリンピックに向けての通勤ラッシュ緩和策として打ち出された船便策ですが,その段階で通勤ラッシュ緩和など出来るのかと思ったところ,記事を見る限り緩和は出来ないだろうなと思いました。
その最大の理由が乗船可能人数で,たった40人程度であれば電車1台分にも満たないわけです。
これが14便ということで,合計560人程度を運ぶことができるということですが,しかし9時ころは既に就業開始になる企業が大半ですから,もっと早い時間の船便でなければ需要もないでしょうし,実際に考えると運べる人数はもっと少なそうです。
そう考えると,船便によって多少通勤ラッシュが緩和されるとしても,まさに焼け石に水程度の効果しかないように思われます。
また,船であれば,当然電車等と比較しても天候に左右されやすく,安定して運航することがどこまで可能かということも問題になると思います。
さらに,船の場合,運航可能な経路が大変限られますが,それだけに地下鉄等と違って柔軟に動き回ることはなかなか難しそうで,使い勝手にも問題があるかも知れません。
もっといえば,船の場合,船酔いの問題もあると思いますが,途中で止まるわけにもいきませんし,そういった体調不良等の問題はどうするのでしょうか。
一方,この船を使う策によって,どれだけの費用が生じるのでしょうか。
上記のような電車に比べると運べるのが少人数であるのに,船を動かしたり,各船同士の運航間隔や経路を調整したりするコストが生じるわけで,費用対効果はどうなのでしょうか。
先日の船便策の第一報を見た時にはどうなのかと思ったまででしたが,今日の記事を見ていてもはや導入することはパフォーマンス以上の意義を感じないと思いました。
観光客に対してはなかなか面白い発想だということは間違いないのですが,少なくともこれを通勤ラッシュ緩和策の一環として挙げるのは現実的なものとは思えませんでした。
横浜さんに負け越した絶不調の阪神でしたが,広島さんとの3連戦はまさかの3タテで勝利しました。
今日の試合は,本当に高橋さんに助けてもらったような試合で,床田さんがいい投手であったとしても打線がもっと高橋さんを助けてあげなければならないと思いました。
正直言って今の阪神の状態は非常に悪いままだと思いますが,それでも3タテできたのは広島さんの状態がもっと悪かったからに他ならないと思います。
今季の広島さんは,いい時と悪い時が両極端過ぎて,非常に心配になるのですが,それでも今の阪神が他球団のことを心配できる余裕など全くありません。
広島さんのポテンシャルは極めて高いのですから,どうせまたどこかで這い上がってくるのでしょうし,不安定な阪神は勝てる時に勝っておかないとどうしようもなくなると思いました。
そんな阪神ですが,新外国人ソラーテさんを獲得したということでした。
この時期にか獲得するならば,おとなしく前にレアードさんを獲得しておけばと強く思うところではありますが,それでも何ら補強について考えないよりはよほどいいと考えることにします。
こうなると,外国人枠を誰に割くのかが問題となりますが,おそらく現状ドリスさん,ジョンソンさん,マルテさんは確定でしょうから,ガルシアさんを2軍に落とすということになるのでしょう。
ガルシアさんを1軍で使わないのはもったいないですが,それでも調子は安定していないことを考えると,貧弱打線の強化の方を優先させるべきなのだろうと思います。
ポジションは内野全てとレフトのようですが,どのくらい守備画うまいのかはわかりません。
ただ,レフトに置くとなると,近本さんと好調高山さん,糸井さんという3人から1人を外すことになりますから,高山さんの調子がよいうち外野に置くのはもったいないと思います。
そうなると,セカンド,サード,ショートのどこかでしょうが,いきなりショートは荷が勝ちすぎますし,サードは育成目的で太山さんを置いているとなると,セカンドなのでしょうか。
セカンドには現在糸原さんがいますが,糸原さんの代わりに出してもいいくらいの選手なのかはわかりません。
その辺りの起用方法は今後見てみたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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