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  こんばんは。


 8日からCS第1ステージが始まりますが、そこでの先発はエース青柳さんが登板すると思っていました。
 しかし、今日の記事を見ていたところ、青柳さんを第2先発に据えて、才木さんを先発とするというものがありました。

 才木さんを先発とする理由としては、もちろん才木さんの能力を買ってという部分もあります。
 才木さんは、手術明けではありますが、それでも直球とフォークが素晴らしく、4勝1敗防御率1.53と堂々たる数字を出しています。
 また、横浜さんとの対戦には今季は1試合のみということですから、その点も有利のように思います。

 一方、青柳さんを先発起用しない理由としては、今季の横浜戦において他球団と比較してやや打たれる傾向にあったこと、横浜さんが左打者を並べてきて苦戦させられたことなどがあります。
 そのように、青柳さんは能力の高い選手ではあるものの、他球団と比較して横浜さんがやや苦手で、かつ対策を取られてしまいがちになるという点が問題だということです。
 その点、もしも才木さんを先発とし、青柳さんを第2先発に据えて柔軟に登板できるように準備するとなれば、まず横浜さんとしては左打者を並べる対策は取れなくなります。
 また、青柳さんが登板すれば長いイニングを投げてもらう前提になるでしょうが、第2先発という位置づけで青柳さんが構えているところでの才木さんということになれば、対戦する打者としては少なくとも2人の投手への対策を講じなければならず、その点で対策しづらくすることもありうるでしょう。

 本来は力対力という構図で行くべきなのかもしれませんが、短期決戦では流れをつかんだ方が圧倒的に有利でしょうし、そういう意味ではやれる対策はとることは重要だろうと思います。
 特に、今季はなぜか横浜スタジアムが阪神にとっての鬼門となっており、ただでさえそこでの短期決戦は阪神に逆風なのですから、いかに自分に流れを呼び込むかというのは大きな課題ではないかと思うわけです。
 そのため、こういう奇襲を行うことも念頭に置くことは戦略として極めて重要だと思うわけです。

 ただ、投げる方はこのような対策は一つ有効だと思うものの、一方で打つ方は今永さんをいかに攻略するか、今永さんの調子がどうかということに大きくかかわってくることでしょう。
 こればかりは当日にならないとわかりませんが、阪神打線としては淡泊な攻撃を繰り返すのではなく、今永さんが好調だったとしてもとにかくいろいろな方法で揺さぶりながら何とか攻略してもらいたいものです。


 話は変わりますが、昨日阪神において、守屋さん、小野さん、尾仲さん、牧さんの4名について戦力外通告をしたということでした。
 いずれも期待していた選手だったため、大変残念に思うものの、今季の成績を考えるならば阪神としての判断もやむを得ないかもしれません。
 小野さんは、素材は素晴らしいものの、制球難が大変でした。小野さんが先発の試合を見に行ったこともあり、注目していたのですが、このような結果になり残念です。
 もう少し様子を見られないものかと思う一方で、退団する選手がいなければ新しく選手を迎え入れることもできませんし、やむを得ないと受け入れるしかありません。

 気になる点は、4名はいずれも投手であり、阪神の課題は攻撃と守備ですから、主に野手について球団はどう考えているのかという点です。
 この点について私は昨季オフは温かったのではと思っているため、今季オフについてはもう少し厳しくして特に守備力を強化してくれまいかと思っていたので、今後どのように球団が対応するのか注目しています。
 おそらくドラフト後に来季の構成を考えた上で2度目の戦力外選手を発表することになると思うのですが、これがどうなるのか今から気になっています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | 阪神タイガース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:38
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