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 こんばんは。


 藤浪さんですが、プエルトリコのウインターリーグで登板したという記事を見たので、取り上げてみました。

 藤浪さんは先発として登板したものの、1回1/3を投げて2安打2自責点でマウンドを降りたということでした。
 初回、先頭打者に死球、その後も四球でノーアウト1塁2塁になりました。ただ、その後は併殺と1塁ゴロで切り抜けました。
 次の回は、再び先頭打者に死球、1アウトを取ったものの四球と安打で満塁となり、レフト前タイムリーと暴投で2点を失いました。
 さらに、次の打者に四球を与え、1アウト満塁の場面で降板しました。

 藤浪さんの投球を見ていて、正直言って日本にいたときとほとんど変わっていないと思いました。
 藤浪さんは、メジャーリーガーすら手が出せない球を投げるのですが、制球難で自滅してしまいます。
 しかも、その制球難は、顔を出すきっかけも不明であり、あるイニングで出るというよりも、ある打席、ある球で突然出てきてしまいます。この制球難は、一度顔を出すと収める方法は見当たりません。
 そのため、藤浪さんを起用するには、制球難が出た段階で直ちに交代させることが必要であり、長いイニングを投げるべき先発では非常に起用しづらいと思われます。

 そんな藤浪さんは、今季は非常に不本意なシーズンだったと思いますが、このプエルトリコのウインターリーグで活躍をできれば来季のメジャー契約ができるかということもあり、ここでの活躍は来季の所属を決するためにも死活問題であったと思います。
 これまでのウインターリーグでの登板は4回ありますが、うちまあまあ好投したのが2回、制球が崩れてしまったのが2回ということで、ウインターリーグを見た上での藤浪さんの評価はこれまでとほとんど変わらないということになるのでしょう。
 私の見た限りでは、現時点ではメジャー契約は非常に難しそうであり、マイナー契約についてはチームによってはあり得るかという感じだろうと思いました。
 藤浪さんとしては、マイナー契約だったとしてもメジャーを目指せるのであれば構わないと思うのであればアメリカに残るのだろうと思いますが、場合によっては日本に帰ってくる選択肢もあるかもしれません。
 この場合、おそらく阪神は獲得を考えないように思いますが、中継ぎ投手はどのチームでもほしいところですから、その球威に期待して獲得する球団が出てくるかも知れません。
 私としては、可能であればまた藤浪さんを見てみたいとは思うものの、藤浪さんが思う存分やるべきでしょうから、納得するまでアメリカで頑張るというのであればこれからも応援はしたいと思います。
 可能であれば、この制球難を理解してうまく起用してくれるチームに巡り会ってくれればいいのですが。


 阪神の佐藤さんですが、来季はホームランを40〜50本打つ目標を掲げた上で、メジャー挑戦の願望についても語ったという記事を見ました。

 まず、佐藤さんは今季はなかなか苦戦していたものの、どの野手も苦戦していただけに、佐藤さんだけがきついシーズンだったわけではないということを指摘したいと思います。
 その上で、佐藤さんの能力的にはホームラン30本以上は可能であろうとは思っています。
 ただ、佐藤さんについては、好不調の波が大きく、三振数が示すとおり不調時にはなかなか思うような打撃ができていないと思いました。
 この好不調の波は守備で失敗した際に特に顕著に感じるように思いましたので、まずは守備を立て直すことが急務であろうと思います。
 また、三振の多さを踏まえて、もう少し安定した打撃をできるように何らかの対策を講じるべきでしょう。しかし、これを意識しすぎると持ち味であるパワーが発揮できなくなってしまうかも知れず、両立を意識しながら対策を講じることは難しいかも知れません。
 メジャーを目指すのであれば、守備と安定感を意識して向上してもらう必要があるように思いました。
 佐藤さん自身は今季苦しんでいましたが、来季の活躍には大いに期待しています。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | スポーツ関連 | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:34
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