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 こんばんは。


 昨日秋田県のスーパーにクマが入っていて、その後店内から出ていないというニュースがありました。
 その後、今でもクマはスーパーから出て行っていないということですが、今日の記事によればクマは精肉を食べたようでもありました。

 このところクマの目撃情報は大変多かったですが、各地の住宅街にも出没していたことからスーパー内に出現してもおかしいということはないのだろうと思います。
 むしろ、こういった事態をより想定しておくべきところ、これだけ対処に時間がかかっているところを見るに、おそらく実効的な対応についてはこれまであまり検討されていなかったのかも知れません。

 まず、クマと対峙するのは猟友会の方々か、警察ということになるのでしょうか。
 猟友会の方々は市街地では猟銃を使えませんから、市街地内にクマが出没したという場合には基本的に警察の領域なのでしょう。
 しかし、警察の携帯している拳銃ではクマに効果的なダメージを与えることは難しいでしょうから、音を出す装置としての意味はあるとしても、襲いかかってくるクマに対処するには戦力としては不足するというべきでしょう。
 そうなると、警察官が前面に立たされるとしても、実際どうしてよいものか、非常に困るのではないでしょうか。

 今回のニュースを見ていると、フル装備の警察官が複数名現場に向かったというものはあったものの、向かってくるクマに対してどこまで対処できるのか未知数だと思っていました。
 実際に今でもクマが立てこもっているところを見るに、効果的な対応ができないということなのでしょう。

 クマとしても、スーパー内であれば餌を探す手間も省けますし、自身に危険が及ばないならば長居したいと思う環境なのかも知れません。
 個人的には、こうしておいしい食料がたくさんあって温度も快適な場所を覚えたクマが改めてスーパーなどにやってくるリスクもあるように思われ、今回のクマを捕らえた場合にそのまま山に返すのかどうかは一つの問題であるようにも思いました。

 ニュースを見ていたところでは、クマがスーパーのバックヤードに行ったところで閉じ込める策を考えているように見受けられました。
 クマをバックヤードに追い込む具体的な方法は不明ですが、実際に行うとすれば店内とバックヤードについて空調で異なる温度設定にした上で、クマをバックヤードに誘導するのでしょうか。
 うまく誘導できればいいのですが、誘導できない場合にはいつまでこのような戦略を採り続けるのかという問題もあるのかもしれません。

 これまでこういった事態は起こってこなかったのですが、こういったことは別の場所で起こっても何ら不思議はないと思います。
 今回のケースは別の場所で同様の案件が生じた場合のリーディングケースになるのだろうと思われますが、例えば昼間の学校などでこういった事態が起こった場合にどうしたらよいものか、非常に難しいと思います。
 先日北海道では猟銃を巡る裁判があって色々と物議を醸しているところもありますが、クマの問題は今後決して一地方の問題ではないと思いますから、そろそろ本気でどういう風に対処したらよいかをきちんと決めるべき時期が来たのではないかと思いました。

 いずれにせよ、この事態がなるべく早期に収拾されることを願ってやみません。


 FA権を行使していた大山さんですが、最終的に阪神残留を決めてくれました。
 私としては、来季の優勝を目指す上で大山さんは重要な戦力だと思っていたので、今回の件は大変ありがたく思っています。
 大山さんとしては、人生の大きな岐路として今回の件は非常に悩まれたことと想像します。今後の野球人生を阪神で過ごす覚悟があるかだけでなく、声をかけてくれた読売に断りを入れるというのも重大な心労になると思いますし、大山さんとしては本当に悩ましい期間だったと思います。
 そして、色々と悩んだ末に阪神を選択してくれたことを、ファンとしても光栄に思っています。

 大山さんが残留してくれたことで、来季の戦力構想についてはある程度見えてきましたが、それでもやはり打線の決定力を進化させるためにも新外国人としてリストアップしているヒウラさんは獲得すべきでしょう。
 そして、守備力を考えて佐藤さんを外野に転向させ、ヒウラさんと大山さんを内野で起用する布陣が好ましいように思っています。
 また、阪神にとってもっとも補強しなければならないのは中継ぎ投手陣ですから、その点をどのように対処するのか、もう少し様子を見てみたいところではあります。


 また思いついたら書きます。ではでは。


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三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:41
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