こんばんは。
13日金曜日は神宮まで阪神ヤクルト戦を見に行きました。
阪神は勝ちはしたものの,正直貧打にやきもきするシーンが非常に多かった印象です。
安打数はそれなりにあるし,四球もそれなりにもらっているはずなのに,点があまり入らなかったのは,結局チーム全体がチャンスで打てないということに尽きるのでしょう。
それが14日のプレーにも随所に見られ,2失点に抑えたルーキー藤浪さんを打線が見殺しにしました。
正直このような打線を続けているようでは,私のようなコアなファンでなければ阪神から離れていってしまうのではと心配します。
しかも,それが一人二人ではなくチーム全体であることが大変問題だと思います。
これだけみんながみんな打てないと,一人くらい起爆剤になっても打開するのかなと心配になります。
おそらくそんなチームのムードが反映してなのか,今日のマートンさんの必死の走塁にも表れたのかもしれません。
マートンさんの走塁はかねてから物議を醸しており,それで怪我をしたという人もいらっしゃったりして,それが特に捕手に対して問題意識を持たれていたということはあったと思います。
ただ,マートンさんの走塁が野球規約に反しているのかといえば,あくまで私の見たところではそれに反していると言い切ることはできないのではないかと思います。
もちろん,このような走塁を続けられれば,捕手の方々は資本である体を脅かされることになりますし,大手を振って許容ということは難しいのかもしれません。
しかし,これを禁じるとなれば,走者はきわどい場合に本塁突入ができず,圧倒的に守備側が有利ということになってしまいます。
とすると,この辺りは,野球規約をそれなりに整備するか,その解釈を審判側から示すことが大事だと思います。
そこで今日のプレーに振り返りますが,好送球の甲斐もあって本塁到達時にはアウトであったと思われます。
しかし,あそこまで走っていたところで途中で止まるわけにも行かず,最後にああなってしまうのはある意味致し方ないようにも見えます。
そして,相川さんからの行為があるわけですが,マートンさんは手を出しておらず,そのまま選手が多数出てきてもみ合い状態となりました。
最終的に,相川さんとマートンさんの両方が暴力行為で退場となりましたが,マートンさんは暴力行為をしていないと思われます。
ですから,私にはマートンさんの退場理由が分かりません。
確かに,これまで物議を醸す行為であったことは言うまでもないのですが,審判は規則に従って判断を下すのが仕事なのですから,その処分は全て規則に基づく必要があります。
にもかかわらず,今回のマートンさんに対する処分は規則に基づくものとは思えず(強いて「暴力行為」といえば,相川さんに対するタックルでしょうか。),その処分はこれまでの物議を醸した状況に対する懲罰のように見えました。
ですから,今回の処分については審判には説明義務があると思いますし,それをなさなければ規則に基づかない処分をなしたという悪しき前例ができてしまうと思います。
ついては,この点について近日中に審判より説明がなされることを強く希望します。それがなされないうちに罰金処分を科すことだけは許されないと思います。
ちなみに,今日もバレンティンさんはホームラン記録を達成できませんでした。
立派だと思うのは,阪神の投手達がきちんと勝負しているところです。
13日の試合ではスタンリッジさんが得点圏の走者がいる状態でもきちんと勝負をしていましたし,大変迫力のある見応えのある空間でした。
自分が大記録の立役者になりたくないという気持ちは誰もが持つ者と思いますが,それでも敢えて逃げないという姿勢は立派だと思います。
試合の後半は展開によっては敬遠はやむなしだと思いますが,前半戦はせめて勝負を続けてもらいたいと思います。
あと,鳥谷さんが46試合連続出塁という大記録を作っているというのが地味にすごいことだと思います。
1位のイチローさんは69試合と敗れるのは疑問ではありますが,8位の榎本さんとカブレラさんは49試合,7位の王さんは50試合なので,これらの記録を破ってくれるのではと期待してやみません。
鳥谷さんと言えば,ヒットよりも選球眼からの四球が印象的ですが,4番に位置してからは打率もかなりよく,打って出る印象に変わりつつあります。
守備も安定していますし,名実ともに阪神の柱になってくれたものだと,大学から阪神に入ってショートでエラーを量産していた時代を思い出しつつ,この偉業をたたえたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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