こんばんは。
今日のニュースを見ていたら,千葉県の私立高校で,教師の免許が失効した状態で授業を行っていたため,生徒が再履修をしなければならないというものがあったので取り上げてみました。
この教師の免許の有効期間は今年の3月31日でしたが,産休や育休の時期と重なってしまったため,更新に必要な講習を受けられませんでした。
そこで,この教師は,県教育委員会に相談したところ,教師が特別支援学校の教員免許を取得していたことから,そのまま有効期間が延期されると誤って認識してしまったそうです。
そのため,実際には必要な延期手続を行わずに本年度の授業を行ったということでした。
そして,無免許の状態で今年10月末まで46時間行った授業が無効となってしまい,このままでは進級できなくなってしまうため,1年生276人全員が再度同じ単元の授業を受けることになってしまったそうです。
この件は,10月27日に県の学事課の監査で発覚し,学校は非常勤講師3人を確保してその後の授業を実施しているそうです。
学校は,学年集会や臨時保護者会で経緯を説明しているそうです。
校長は,休日や冬休みを使わずに登校日で対応したい,同じ単元だが内容や角度を変えて行うように配慮したいと述べているそうです。
これまでの授業は無効になってしまって再度授業を受けなければならないことはよくわかるのですが,その授業というのはこれまでと同じ内容のものを再度聞かされるということで,正直言って結構苦痛だろうと思います。
家庭科ということなので,例えば調理実習などの実際に活動を要する実習も再度行わなければならないということなのかもしれませんし,それをもう一度時間をかけて行うのは相当大変だろうと思われます。
実態はわかりませんが,もしかしたらもう一度期末テストなども含めて考査をやらされるとしたら,それは相当余計な時間を使わされることになろうかと思います。
しかも,冬休みなどを利用しないと述べている以上,おそらく6時間目が終了した後や昼休みなどの時間を利用して行うこととなるでしょうし,特に放課後の時間が浸食されてしまうことは1年次から予備校等に通って勉強したいと思っている生徒にとっては非常に迷惑なことだろうと思います。
この教師は,県教育委員会に確認したということですが,自分できちんと根拠法令を確認しなかったことは手落ちだと思いますし,県教育委員会も問題があったと思います。
また,学校側も管理責任があったでしょうし,その点も問題があろうかと思います。
保護者等に説明をしているということですが,場合によっては法的責任も問題になりかねない事案であろうと思います。
その責任の所在や損害内容については精査が必要になるでしょうが,本件はそこまでの事態であろうと思います。
この件が問題となって,生徒がやりたいことをやれないという事態は回避してもらいたいものです。
プレミア12のベネズエラ戦ですが,逆転に次ぐ逆転という展開で,最後の最後まである意味おもしろい試合でした。
ただ,個人的には,あまりよくなかった西さん,前の登板の際にも危なかった松井さんを投げさせていたずらに試合を混迷させてしまったのではというように思いました。
打線は水物ですから,これまで打てていた選手が打てなかったとしても仕方ないと思いますし,みないい選手ですから一人の調子が悪くても誰かが打ってくれるこの打線の安定感は阪神もこのくらいあればと羨望のまなざしを向けるしかありません。
また,投手陣もすばらしく,もはや調子の善し悪しだけが問題なのだろうというように思います。
しかし,だからこそ調子のよい選手を優先して出すべきであり,短期決戦で調子のあがらない選手を無理に使ってしまえば危うくしてしまうことは明らかです。
日本でのシーズンであれば,調子が悪くてもネームバリューの選手を使うことは,相手への威圧になりますから意味があると思いますが,相手が外国となればネームバリューはそこまで意味をなさないと思うので,やはり調子の善し悪しの見極めがもっとも大事だろうと思います。
特に,松井さんは,前の登板の時も冷や汗ものの展開でしたから,正直言って今日の様子を見ていれば途中で変えた方がよかったように思います。
小久保監督としては,采配上でもっとも問題となるのは投手起用だと思いますが,その点についてこれから迎える準々決勝以降において再考してもらえないだろうかと思いました。
ちなみに,ベネズエラが最後の方は内野5人体制にしていて,本気を感じたのが非常に印象的でした。
また思いついたら書きます。ではでは。
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