こんばんは。
阪神は、今日は昨日に続いて読売との対戦カードでしたが、結果は昨日に続いて安定した試合運びをして、不安なく1-7という大差で勝利できました。
今日は、先発才木さんの5回4安打無失点という素晴らしい結果が勝利を支えました。
3回には打球が左腕を直撃しましたが、それでも5回まで投げきって先発としての大きな仕事を果たしてくれたものですから、私としてはこうした責任感のある投球ができてこそ次世代のエースとなり得る存在であると思いました。
打撃面では、森下さんの先制タイムリー、3戦連発となるツーランホームランなど、相変わらず森下さんはよく仕事をしてくれました。
このところ佐藤さんが注目されがちですが、森下さんの打率があってこそ後ろを打つ佐藤さんの活躍につながっていると思うと、森下さんの打撃は明らかにチームを支えているものだと思いました。
また、近本さんが2点タイムリースリーベースを含む猛打賞、中川さんがプロ初安打の上に好守備ということで、終始見ていて野手もいい働きをしてくれた試合だったと思います。
今季の阪神は、読売に対して非常に優位に試合運びをしています。
今季のセリーグ球団の勝敗を見ていると、得意先と苦手先のチームが両極端になっている傾向があると思いますが、阪神と読売の関係はその顕著な例の一つであると思っています。
これがシーズン中ずっと続くのかはわかりませんが、仮にこの傾向が終盤まで続くのであれば、終盤の優勝争いで競るときに阪神が優位に立てる可能性がありますから、この点は注目したい点ではあります。
ここまで阪神のことを取り上げましたが、今日は阪神の対戦相手である読売の岡本さんの怪我について取り上げたいと思います。
岡本さんは、今日の試合の1回の守備で、走者中野さんと接触して倒れ込んでしまいました。
具体的には、岡本さんは、今日はファーストの守備についていたところ、サードからの送球が本塁側にそれ、腕を伸ばしてミットに収めました。しかし、そこで走者中野さんと接触してしまい、左肘辺りに大きな力が加わった感じでした。
中野さんは全力でファーストを駆け抜けるべき場面ですし、接触場面を見る限り避けようともしているので、中野さんに落ち度はないプレーだと思っています。
岡本さんの怪我ですが、どうやら左肘の筋損傷ということです。ひとまず、断裂や脱臼ではなくて安堵しました。
筋損傷は一般的には2ヶ月前後の治療期間が多いようですが、実際にはどのくらいの期間になるのかわからないものの、早期の回復を望むばかりです。
岡本さんといえば、読売の中軸打者であり、阪神にとっては手強い打者の離脱は有利なのかも知れないものの、我々野球ファンは高度なプレーの応酬を見るために観戦しているという側面もありますから、強い読売を倒してこそ優勝したときの感慨も湧くというものだと思っています。
それゆえに、岡本さんの離脱は、野球ファンとしては残念というほかなく、面白い試合を見るためには早々に復帰してもらいたいと思うのです。
この怪我で最も悔しい思いをしているのは岡本さん本人でしょう。
岡本さんはメジャー志向もあるようですが、この怪我はそのアピールに大きく影響を及ぼしかねないことと思われ、なぜこの時期にという思いが強いのではないでしょうか。
また、上記の通り、打線の問題を考えても、読売の順位争いにも直結しそうに思われますが、もしもかなり戦いに苦戦するとなればチケット売上にも影響しかねないとも懸念されます。
岡本さんはもはや読売においてそれだけの存在だと思われ、多くの人達に影響することだろうと思いました。
この根源にある問題は、岡本さんの守備を采配の都合で任意に変更してしまうことにあるようにも思いました。
ファースト守備は、割といろいろな選手を割り当てがちではありますが、そんな簡単なものでないことはいうまでもないですし、不慣れな守備位置に就かされたことがこの問題の発端ではと思いました。
この問題は、かつての大山さんにも共通するのですが、優秀な選手であればこそ便利屋のように使われてしまう傾向にあることは残念です。
大山さんもそうですが、中核打者であればあるほど守備を固定して安定した打撃に集中できるようにするなど配慮が必要だと思うのですが、首脳陣においてはこういった面をもう少し考えてもらいたいと思いました。
また思いついたら書きます。ではでは。
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