こんばんは。
今日のニュースを見ていたら、生徒の検定受験料を着服した教員が逮捕されたというものがあったので、取り上げてみました。
逮捕容疑は、一昨年、講師をしていた公立高校の生徒から集めた受験料10万円を横領したというものでした。
この教員は検定試験の徴収業務を行っており、のべ196人分、総額約16万円の受験料を集めたということでした。
ところが、試験を実施する協会に受験者が74人と過少申告しました。
試験と採点は学校が実施し、のべ107人が合格していたものの、教員は合格者数を46人と過少申告し、残りの生徒は不合格となったということでした。
この教員が異動した後、後任者が前年の試験結果を調べたところで発覚したということでした。
学校の担当者は、本来合格していた生徒に申し訳ない、追加合格を協会に申し入れて認められた、再発防止策を講じたいと離しているということでした。
この記事を見ていて、この教員は、生徒の試験に対する努力を何も見ていなかったのだろうなと思いました。
試験を受ける側は、大なり小なりその試験に対して何らかの取り組みをしていたと思われますが、結果107人が合格したということだったので、半数以上がそれなりの努力をしていたと思います。
また、不合格になった人も、合格ラインに及ばなかっただけで努力はしていたと思われます。
そういった生徒の向き合う姿勢について、この教員の行為は裏切りで合ったというほかなく、一般人としてはもちろんのこと教員としても失格であったと思いました。
記事を見る限り、犯行当時は講師、逮捕時は教諭とありますので、犯行前後で正式採用になったのかも知れないと思いますが、教員として持つべきものがないまま正式採用されたというのであれば大変残念なことと思いました。
また、この犯行は後任者が現れれば容易に発覚する類のものだと思いますが、それにもかかわらず誰にもいわずに異動して正式採用に相成ったように思われます。
そういった犯行の稚拙さという意味でも、この教員は色々と教員としての前提を欠くようにも思いました。
そして、得た金額は10万円程度ということですが、これが少額だとはいわないまでも、生徒の資格や自身の立場を蔑ろにしてまで得るには安すぎる額だと思わざるを得ません。
発覚した犯行のみがこの教員のやらかしたものの全てかは疑わしいものの、いずれにせよ一度に達成できる金額はそこまで多額ではないようですから、明らかにやった行為と結果が釣り合わない愚かな行為であったと思います。
その愚かさゆえに、おそらく刑罰を受けるにしても量刑は大きなものにはならなさそうに思うものの、この点からも教員としてふさわしくないと思いました。
ひとまず生徒の追加合格が認められたようでその点は安堵しましたが、こういったことがないよう、二重のチェック体制をとるべきだろうと思いました。
その意味では、他の教員に対して面倒な業務を課したという意味でも、この教員の行為の罪が非常に重いと思いました。
阪神の石井さんがキックボクシングジムで自主トレをしたという記事を見ました。
石井さんがこのトレーニングを取り入れた理由としては、投げる感覚がパンチする感じや肩甲骨を出していく感じに似ていたので、野球に役立つし、ストレス発散になるということでした。
正直言って、私にはこの感覚はわかりかねるところはありますが、別分野からヒントを拾って本業に生かせるということは往々にしてあることですから、そういう意味なのだろうと理解しています。
ただ、ミットめがけて1時間パンチを打ち続けたということで、怪我でもされたら困るというようには思いました。
これまで投手が降板後にベンチなどを殴って怪我をしたという例を何度も見たことがありますが、基本的に殴る行為は手首等に負担がかかると思いますから、それが怪我につながってしまったらという心配はあります。
トレーナーが付いてやったことのようですし、そう何度もやるトレーニングではないのでしょうから、別に過剰な心配をすべきではないのでしょうが、ちょっとその点について思いました。
いずれにせよ、石井さんの今季の活躍には大いに期待しています。
また思いついたら書きます。ではでは。
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