こんばんは。
先日,大学受験の大手予備校の一つである代々木ゼミナールの大半を閉鎖する方針であるというニュースを見たので,それについて思うことを以下書きたいと思います。
私は代ゼミに通っていたわけではないですし,アルバイトをしていたこともないのですが,模試を受けたり参考書を買ったりした記憶はあるので,その点はお世話になったことのある者であると思っています。
今回のような事態になった原因としては,昨今の少子化に伴う受験人口の減少,現役志向の強まりということが挙げられているようです。
かといって,27校中20校を閉鎖するという大規模なリストラ策ということですから,ここまでの大規模なリストラ策を講じる前に徐々に対策を進めていくことはできなかったものだったのだろうかと思わずにはいられません。
生徒数の減少というのが結局の原因だとしても,それを考慮して規模を縮小するというのは難しかったのでしょうか。
しかし,代ゼミの校舎はどこを見ても一棟まるまる入っているところが多いように見えますが,そうするとその床面積を一部縮小するというやり方も難しかったのかもしれませんし,無責任に早期に対策すべきだったのにというのはいけないのだろうと思います。
今回のリストラ策の結果として,全国模試を廃止したりセンター試験の自己採点集計も中止するという方針のようです。
代ゼミ規模のこのような催しがなくなることは受験界には大打撃のように思えますが,このようなノウハウを持つ代ゼミがそのまま廃止してしまうのは何とももったいないようにも思います。
また,これまで模試などによって集計していた情報もなくなってしまうのですから,これまでと同様の規模のこともできないようになってしまうでしょうし,これまでの規模に復帰をしようとしても時間がかかってしまうのではないかと思います。
とはいえ,これを実行するためにはノウハウのほかにマンパワーも必要になると思われますが,そのマンパワーのために必要な人件費をどこから捻出するのかということは当然問題になるでしょう。
その人件費と情報を得ることによって受けられる収入と比較しても計算上なかなか運営が難しかったということなのかもしれません。
この件は大学大手予備校の問題に止まるものではないと思います。
というのは,予備校は大学入学の間口なので,ここの人口が減るということはそのまま大学入学者の人口も減少するということなのではないかと思われます。
とすると,予備校がこのような事態になったということは,次はあまり有名ではない私立大学についてこのような危機を迎える可能性があるということなのだと思います。
少子化のために縮小する規模の市場ということなのでしょうし,急激な危機を迎えないために対策や段階的な縮小などの措置が必要なのかも知れないのかと思いました。
今日の阪神は,ようやく広島さんから勝利を収めました。
今日負けていれば阪神は3位転落の危機を迎えるところだったので,本当に危なかったと思います。
もちろん一度3位に落ちたくらいでという考えもあるでしょうが,先日まで首位を伺うポジションにいたのに3位転落の危機というのは悲しすぎます。
しかし,今日の決勝打を打った関本さんは本当に代打の神様の照合を引き継ぐにふさわしい方になったと思いました。
関本さんは恵まれた体格にもかかわらずなかなか打撃面での活躍がこれまでピックアップされておりませんでしたが,ようやくベテランの域に達して開眼したのかも知れません。
かつて,私は濱中さんと桜井さん,関本さんの3人でクリーンアップを築く構想を練っていたのですが,今となっては関本さんしか残っておりません。
ですが,その残った関本さんがこのように場面を変えて活躍する様は,入団当時から注目していた私としては本当に嬉しい限りです。
また,マートンさんも3ランホームランを打って活躍してくれました。
先日の退場騒動を起こした精神的なムラについては色々と思うところはありますが,それでもやはり能力は極めて高いのだと再認識させてくれます。
本当にマートンさんは安定感さえ出てくれればと思ってしまいます。
そして,今日の勝利は岩貞さんのお陰と言ってもいいものだと思います。
岩貞さんは前回の登板の際にもいい投球をしてくれましたが,今回の活躍を見るとこれは終盤戦の活躍を信じてもいいのかもと思っております。
岩崎さんは序盤戦に活躍してくれましたが,ここからはその分岩貞さんが活躍を引き継いでくれるものと信じております。
また思いついたら書きます。ではでは。