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 こんばんは。

 先日より西アフリカからエボラ出血熱が大流行しているというニュースを見ますが,今日はこれに加えてガーナでコレラが大流行しているというものを見たので取り上げてみました。

 保健当局者の話によると,感染は驚異的な規模に達していると述べているそうで,劣悪な衛生状況や医療施設の混雑によって感染拡大が加速しているということでした。
 首都アクラでは,6月以降,約3100人が感染し,うち40人以上が死亡しているということです。
 アクラ市のコレラ患者は毎日増加しているということで,対応に苦慮しているそうです。
 コレラの感染源は,感染者の排泄物に汚染された水や食料が考えられているそうです。
 アクラ市内の低所得層が住む地区の劣悪な衛生状況が感染拡大の原因とする見解があるそうです。

 先日よりエボラ出血熱が大流行していますが,それとあわせてコレラまで流行しているということですから,非常にタイミングが悪いと思います。
 一つだけであればタイミングがいいというつもりはないのですが,2つも大きなものとなるとその対応にも当然苦慮しますし,きちんとした対処ができるのか相当難しいと思います。

 このような病気の大流行が重なると,何となく地球が人類を淘汰しようとしているのではないかというように勝手に思ってしまうのですが,それは安全なところにいる人間の勝手なエゴであるとも思え,そのような考えは持つべきではないのかも知れません。

 エボラ出血熱の治療では,医師団が現地民に受け入れられなかったり,誤った治療法が広まったりと色々な問題が発生しています。
 後発の病気についても同様の問題が起こる可能性が危惧されるので,治療とあわせてその点の対応も十分検討しなければならないと思います。

 ただ,コレラは,エボラ出血熱と違って歴史のある病気なので,治療方法や予防方法も確立しておりますから,市民に対する情報提供等についてもエボラ出血熱よりはやりようはあるのではないかと思います。
 ですから,コレラの早期鎮圧を切に希望しております。

 また思いついたら書きます。ではでは。
三枝康裕 | ニュース | comments(0)  | trackbacks(0) | 23:28
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