こんばんは。
今オリンピックが大変盛り上がっております。
前も書きましたが、個人的には普段見ないような競技を見られることが大変楽しみで、最近ではBMXが非常に面白かったです。
どのような採点方法なのかまるでわからないのですが、それでも点が高そうな演技は見るだけでもわかるもので、そういった世界トップレベルのプレーを何気なく見られるというのは想像以上に贅沢なことだと思ったりしました。
そんな最中で、日本でのコロナ感染者か大変な勢いで加速しております。
元々懸念していたことではあるのですが、それが現実になったように思われ、大変心配です。
今日のニュースでは、そのような状況を懸念してか、全国知事会が、都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則中止または延期するよう求める国民向けのメッセージ案を示しました。
また、やむを得ず移動する場合には、事前にPCR検査を受けるよう訴えたということでした。
このようなメッセージを出す趣旨は非常によく理解できます。
今感染爆発は首都圏において発生していますが、これが帰省や旅行等によって日本各地にばらまかれてしまうわけで、そうすると日本中に感染が拡大してしまうことが強く懸念されるからです。
ですが、現在の感染爆発の背景にあるのが、まん延防止や緊急事態宣言の効果がほとんど失われてしまったことにあります。
昨年の緊急事態宣言発令当初は、世の中に大変なことが起こってしまったということで、町中も人がまばらだった時期もあり、企業だけでなく官公庁も開いていないところすらありました。
しかし、今は緊急事態宣言といっても町中に人がたくさんいる状態が続いております。
もちろんほとんどの人がマスクをしておりますし、アルコールスプレーをするなど多くの人が気をつけていることはよくわかります。
ですが、結局ペナルティがない要請に止まるため、その雰囲気が徐々に弛緩していって、今では街にもたくさん人を見かけるようになりました。
私権制限に踏み切る法改正を行うべきかという問題があり、それを日本では回避することとしましたが、その点が裏目に出てしまった結果と言うべきかもしれません。
私は私権制限を含めた法改正を行うべきだったかとはいいませんが、いずれにせよ緊急事態宣言の効果は失われつつあるといわざるを得ない状態にあると思います。
そのようなところで全国知事会がメッセージを出したとしても、緊急事態宣言と同じくペナルティがないのですから、これにどこまで従うのか未知数ではないかと思います。
個人的には、本当に都道府県境をまたぐ移動を止めたいのであれば、公共交通機関を止める必要があると思います。
ただし、公共交通機関はこれによって大きな痛手を被ることとなるため、それらの機関には十分な保障がなされなければならないと思います。
本気で移動を止めようとするのであれば、メッセージを伝えるべきは国民側ではなくインフラ側だと思うのですが、そうしないのは保障の問題が表裏一体だからではないかと思ってしまいます。
また、公共交通機関に対する保障も含めた判断をできるのは国となるのでしょうから、知事会としては国民に訴えかけるよりは国に対して十分な保障の下で公共交通機関の停止を求めるべきというように思いました。
ワクチンが普及した国でも感染拡大が起こっていることを考えると、ワクチンが普及したら旅行できるというように考えるのは難しいのかもしれません。
ですが、ワクチンはこの事態を変えうる有力な方法の一つであると思われるため、早期に皆が打てるようになってもらいたいものです。
オリンピックの裏で阪神はエキシビションマッチを順調にこなしていますが、今日は秋山さんが7回無失点と好投し、阪神は3−0で西武さんに勝利しました。
エキシビションマッチになってからの阪神の状態は悪くはなく、特に佐藤さんがホームランを打ちまくっていて、これがシーズンだったらと思ったことも何度もありました。
ですが、勝敗が結果に直結しない時期であればこそ、対戦相手も色々と試しているのかもしれませんし、阪神が強いから勝っているとは思わないようにしています。
とりあえず、怪我しないように気をつけてもらって、次の阪神の活躍を楽しみにしたいと思います。
また思いついたら書きます。ではでは。
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